収入を管理する

ボーナス80万円。80万円全部を旅行に使って大丈夫?

引き算は一回では終わりません。

このページの要点

賞与の額面800,000円から控除160,000円を引くと、手取りは640,000円。総務省の資料には、自家用乗用車(1,000cc〜1,500cc、2019年10月以降の新車)の自動車税種別割額が年30,500円と例示されています。これが同じ時期に出るなら、使える額は609,500円。額面との差は190,500円で、その内訳は控除160,000円と年払い30,500円です。

最終更新 2026年9月11日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 自動車税
  2. 自動車税
  3. 自動車税

わかる 2 問

  1. 賞与額面
  2. 控除

見抜く 3 問

  1. 年払い
  2. 使える金額
  3. 手取り賞与

ケースで考える 5 問

  1. 手取り賞与
  2. 臨時収入
  3. 使える金額
  4. 使える金額
  5. 賞与額面

判断する 2 問

  1. 臨時収入
  2. 使える金額

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 自動車税は4月1日時点の所有者に課される 正解

    通ります。資料に「4月1日時点」と書かれています。

  • B 自動車税は月ごとに分けて課される

    年に1回、まとめて課されます。

  • C 電気自動車などの軽減は翌年度に5%である

    75%軽減と書かれています。

  • D 揮発油税は1リットル44円である

    24.3円/リットルと書かれています。

資料に「4月1日時点」と書かれています。

知る収入を管理する★★★★

総務省の資料で確かめたこと

  • 自動車税・軽自動車税は、4月1日時点の所有者に毎年課される
  • 1,000cc〜1,500ccの自家用乗用車(2019年10月以降の新車)の例で、年30,500円
  • 電気自動車や燃料電池車などは、翌年度の税額が75%軽減
  • 登録から一定期間が過ぎた車は、毎年の税額が15〜20%加重
  • 揮発油税は24.3円/リットル、地方揮発油税は4.4円/リットル

ページ末に「税率などは、2026年4月1日時点」と書かれている。

資料では、自動車税・軽自動車税は「4月1日時点の自動車などの所有者に対して、毎年課されます」。コラムでも「年に1回、自動車(軽自動車)の種別に応じた税額」とされています。電気自動車や燃料電池車などは「翌年度の税額が75%軽減」。揮発油税は24.3円/リットル、地方揮発油税は4.4円/リットルです。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

総務省の資料では、自動車税・軽自動車税は、_時点の自動車などの所有者に対して、毎年課されます。

  • A 4月1日 正解

    正解です。資料にこの日付が書かれています。

  • B 1月1日

    1月1日は個人住民税のほうです。

  • C 12月31日

    12月31日とは書かれていません。

  • D 誕生日

    誕生日とは書かれていません。

資料にこの日付が書かれています。

知る収入を管理する★★★
課され方
自動車税・軽自動車税4月1日時点の所有者に、年に1回
自動車重量税車検時に、車両の重量に応じた税額
揮発油税・地方揮発油税ガソリン1リットルにつき24.3円と4.4円
軽油引取税軽油1リットルにつき15.0円

資料は保有と利用の段階に分けて並べている。

資料は「自動車税と軽自動車(それぞれ都道府県税・市町村税)は、4月1日時点の自動車などの所有者に対して、毎年課されます」としています。ある一日の状態で1年分が決まる形です。ちなみに個人住民税は1月1日時点の住所で決まりますが、これは別の税の話になります。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

資料のコラムは、自動車に関する税を保有と利用に分けて並べています。

それぞれ、どう課されますか。

答え 自動車税・軽自動車税 … 4月1日時点の所有者に、毎年課される/自動車重量税 … 車検時に、車両の重量に応じた税額/揮発油税 … 1リットルにつき24.3円/軽油引取税 … 1リットルにつき15.0円

出るタイミングが、税ごとに違います。

知る収入を管理する★★★★
自動車税・軽自動車税 → 保有(毎年)。年に1回、種別に応じた税額自動車重量税 → 車検時に、車両の重量に応じた税額揮発油税・地方揮発油税 → 利用。24.3円/リットルと4.4円/リットル軽油引取税 → 利用。15.0円/リットル

資料のコラム「自動車関連税」の並びをそのまま置いたもの。

自動車税・軽自動車税は年に1回、自動車重量税は車検時、揮発油税や軽油引取税は燃料を買うたびにかかります。年に1回のものと、そのつどのものが混ざっています。家計の中で見つけにくいのは、出る回数が少ないほうです。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

Aさんは、支給予定額の800,000円をそのまま旅行の予算にしようとしていました。

どう考えますか。

  • A 額面の80万円で組んでよい

    額面は、引かれる前の数字です。

  • B 手取りから組むことになる 正解

    正解です。口座に入るのは640,000円です。

  • C 賞与は予算に使えない

    手取りの範囲でなら予算に使えます。

  • D 手取りは額面と同じ

    控除の分だけ違います。

口座に入るのは640,000円です。

わかる収入を管理する★★★

手元に入る額から組み、出ていくものを先に取り置く

支給予定の額面をそのまま予算の上限にする

額面800,000円に対し、手取りは640,000円。

予算は、手元に入る額から組むことになります。額面800,000円は引かれる前の数字で、実際に入るのは640,000円。しかも、この640,000円がまるごと自由に使えるとはかぎりません。同じ時期に出ていくものがあれば、その分は先に取り置くことになります。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

額面800,000円と、旅行に回せる609,500円の差は190,500円でした。

この190,500円は、何を表していますか。

  • A 賞与の額面が減った分

    額面は800,000円のままです。

  • B 自動車税の額である

    自動車税は30,500円です。

  • C 額面と使える額の差 正解

    正解です。控除と年払いを、合わせた分です。

  • D 控除の合計額である

    控除の合計は160,000円です。

控除と年払いを、合わせた分です。

わかる収入を管理する★★★★

賞与の額面 800,000円

  • 控除の合計 160,000円(明細に出る)
  • 自動車税 30,500円(明細に出ない。自分で納める)
  • 旅行に回せる額 609,500円
  • 額面との差 190,500円

自動車税は4月1日時点の所有者に、年に1回課される。

内訳は控除160,000円と自動車税30,500円。控除だけでも、自動車税だけでもありません。賞与の額面そのものは800,000円のままで、減ってはいません。減ったのは、そこから自由に使える部分のほうです。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

「年に1回の支出だから、月々の家計には関係ない」と考えました。

どうですか。

  • A そのとおり関係しない

    出る月には家計に効いてきます。

  • B 出る月にまとめて出る 正解

    正解です。出る月には、全額が出ます。

  • C 年に1回なら額も小さい

    回数が少ないことと、額の大小は別です。

  • D 賞与とは無関係である

    出る時期が重なれば、関わってきます。

出る月には、全額が出ます。

見抜く収入を管理する★★★★
年に1回、30,500円の支出
  • 11か月 → 0円。家計簿には出てこない
  • 1か月 → 30,500円がまとめて出る
  • 賞与と時期が重なれば → 賞与の使い道と重なる

回数が少ないことは、額が小さいことを意味しない。

年に1回ということは、11か月は出ないかわりに、1か月にまとめて出るということです。資料の例では30,500円。毎月の家計簿には11回ぶん「なし」と並ぶので、あることを忘れやすい支出でもあります。賞与と同じ時期に来れば、賞与の使い道と重なります。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

この資料とこの回の計算から言えるのは、どれでしょう。

答え 自動車税・軽自動車税は、4月1日時点の所有者に毎年課される/賞与の額面と、実際に使える額は違う/年に1回の支出も、出る月には全額が出る

引き算は二段ありました。

見抜く収入を管理する★★★★
  • 800,000円額面
  • 640,000円手取り
  • 609,500円年払いを引いた残り
  • 約76.2%額面に占める割合

引き算は二段。明細に出るものと、出ないもの。

4月1日時点というのも、年に1回というのも資料のとおりです。この回では額面800,000円から控除160,000円を引いて640,000円、そこから自動車税30,500円を取り置いて609,500円。使えるのは額面の約76.2%でした。毎月に分けて課されるものではありません。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

この回では、年に1回の支出を額面ではなく手取りから引きました。

それは、なぜですか。

  • A 額面は手元に入らないから 正解

    正解です。払えるのは、手元にあるお金だけです。

  • B 額面の桁が大きすぎるから

    桁の大きさの話ではありません。

  • C 明細の行が多いから

    行の数は、計算に入ってきません。

  • D 賞与の名前が違うから

    名前は、計算に入ってきません。

払えるのは、手元にあるお金だけです。

見抜く収入を管理する★★★★
609,500円(旅行に回せる額)÷800,000円(賞与の額面)×100約76.2%

自動車税を納めるのは、口座に入った640,000円のほうからです。額面800,000円は一度も手元に来ません。手元にある額から出ていくものを引くと609,500円。額面に対する割合でいえば約76.2%になります。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんの賞与の明細です。額面は800,000円、控除の合計は160,000円と書かれていました(この160,000円は、明細に書かれていた合計としてこちらで置いた仮の数字です)。

手取りは、いくらですか。(単位:円)

答え 640000円

800,000 − 160,000 で、640,000円です。

ケース収入を管理する★★★
  1. 賞与の額面 800,000円
  2. 控除の合計 −160,000円
  3. 手取り 640,000円
  4. この640,000円が口座に入る

控除の合計は、明細に書かれていた額としてこちらで置いた仮の数字。

額面と口座に入る額は違います。Aさんは800,000円を旅行の予算にするつもりでしたが、その時点でもう640,000円です。ここまでは賞与の明細を見れば分かる話で、引き算は一回で終わります。この回では、そのあとにもう一段あります。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

Aさんは1,000cc〜1,500ccの自家用乗用車を持っていて、資料の例と同じ年30,500円の自動車税種別割を納めます。今年はその納付が、賞与を受け取る時期と重なりました。

手取り640,000円は、どう扱うことになりますか。

  • A 640,000円のまま使える

    出ていく分が決まっています。

  • B 自動車税は賞与から引かれる

    賞与から天引きされるものではありません。

  • C 30,500円を先に取り置く 正解

    正解です。出ていくものが決まっているからです。

  • D 旅行費用は増えることになる

    旅行の費用が増える話ではありません。

出ていくものが決まっているからです。

ケース収入を管理する★★★★

賞与を受け取ったAさん

賞与の額面
800,000円
控除の合計
160,000円
手取り
640,000円
年に1回の自動車税
30,500円(自分で納める)
残り
609,500円

自動車税種別割額は、資料に例示された額をそのまま使っている。

自動車税は賞与から天引きされるものではなく、自分で納めるものです。だから明細には出てきません。それでも払う日は来るので、手取りの中から先に取り置くことになります。残りが609,500円。手取りに占める割合でいえば、30,500円は約4.8%です。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

手取り640,000円から、年に1回の自動車税30,500円を先に取り置きます。

残りは、いくらですか。(単位:円)

答え 609500円

640,000 − 30,500 で、609,500円です。

ケース収入を管理する★★★
  • 800,000円賞与の額面
  • 160,000円控除の合計
  • 640,000円手取り
  • 30,500円年に1回の自動車税
  • 609,500円残り

自動車税は明細に出てこない。自分で納めるもの。

これが旅行に回せる上限になります。額面800,000円との差は190,500円。引き算は二段でした。一段目は賞与から引かれる160,000円、二段目は自分で納める30,500円です。同じ「引かれる」でも、明細に出るものと出ないものがあります。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

Aさんは旅行の予算を決めようとしています。

どの数字から組みますか。

  • A 賞与の額面 800,000円

    引かれる前の数字です。

  • B 手取りの 640,000円

    年に1回の支出を取り置く前の数字です。

  • C 去年の旅行の費用

    去年の額は、今年使える額を決めません。

  • D 手取りから年払いを引いた額 正解

    正解です。出ていくものを引いた残りです。

出ていくものを引いた残りです。

ケース収入を管理する★★★★

引かれる前

  • 賞与の額面 800,000円

引いたあと

  • 控除 −160,000円 → 手取り 640,000円
  • 自動車税 −30,500円 → 残り 609,500円
  • 額面との差 190,500円

一段目は明細に出る。二段目は明細に出ない。

額面800,000円は引かれる前、手取り640,000円は年払いを取り置く前の数字です。実際に旅行へ回せるのは609,500円。去年いくら使ったかは、今年いくら使えるかとは別の話になります。額面との差190,500円は、控除160,000円と自動車税30,500円の合計です。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

賞与の額面は800,000円、実際に旅行へ回せるのは609,500円でした。

その差は、いくらですか。(単位:円)

答え 190500円

800,000 − 609,500 で、190,500円です。

ケース収入を管理する★★★
  • 控除の合計(円)
  • 年に1回の自動車税(円)
  • 合わせた差(円)

160,000 + 30,500 = 190,500 で、引き算の結果と合う。

内訳は、控除160,000円と自動車税30,500円。足すと160,000 + 30,500 で190,500円になり、引き算の結果と合います。同じ「額面から減る分」でも、賞与の明細に出てくるのは160,000円のほうだけです。30,500円は自分で納めるので、明細には出てきません。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

賞与の使い道を決めようとしています。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 手取りと年払いの支出 正解

    正解です。引き算は二段ありました。

  • B 同僚の賞与の額を聞く

    他人の額は、自分の支出を教えてくれません。

  • C 賞与の振込日の曜日

    曜日は、計算に入ってきません。

  • D 額面だけを見ておく

    額面は、引かれる前の数字です。

引き算は二段ありました。

判断収入を管理する★★★
  • 賞与の額面(円)
  • 旅行に回せる額(円)

差の190,500円は、控除160,000円と自動車税30,500円。

この回では、額面800,000円から控除160,000円を引き、さらに年に1回の自動車税30,500円を取り置いて609,500円になりました。手取りと年払いの両方が分かって初めて、使える額が出ます。同僚の額も、振込日の曜日も、自分の年払いがいくらあるかを教えてくれません。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

この回では、賞与の額面・控除・年に1回の支出を並べました。

使える額を出すとき、役に立たないのはどれですか。

  • A 賞与明細の控除の合計

    控除は、一段目で引いた額です。

  • B 年に1回出る支出の額

    年に1回の支出は、二段目で引いた額です。

  • C 明細に押された印の色 正解

    正解です。印の色は、計算に入ってきません。

  • D 賞与の額面の金額

    額面は、引き算の出発点です。

印の色は、計算に入ってきません。

判断収入を管理する★★★
賞与の額面 → 800,000円控除の合計 → 160,000円(明細に出る)自動車税 → 30,500円(年に1回、自分で納める)旅行に回せる額 → 609,500円

総務省の資料では、自動車税・軽自動車税は4月1日時点の所有者に毎年課される。

この回の計算に入ってきたのは、額面800,000円、控除160,000円、自動車税30,500円の三つでした。どれか一つが変われば、使える額も変わります。明細に押された印が何色かは、そのどこにも入ってきません。額が大きいか小さいかより先に、出ていくものが何回あるかを見る形になります。

出典 総務省「やさしい地方税 自動車税・軽自動車税」 / 2026年9月時点の情報

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