収入を管理する

副業収入は貯金・投資・消費のどこに回す?

割合より先に、使う時期を見ます。

このページの要点

副業30,000円を半年貯めると180,000円。半年後の引っ越し費用240,000円には60,000円足りません。6か月でそろえるには月40,000円が必要です。貯金・投資・消費に一律3等分すると引っ越しに回るのは60,000円で、全額を回した場合との差は120,000円。資料では、すぐ必要になる可能性のある資金は預貯金、当面使う予定がない資金は投資も検討、と使う時期で分けられています。

最終更新 2026年9月11日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 目的別管理
  2. 投資資金
  3. 生活防衛資金

わかる 2 問

  1. 投資資金
  2. 目的別管理

見抜く 3 問

  1. 近い将来の支出
  2. 余剰収入
  3. 目的別管理

ケースで考える 5 問

  1. 余剰収入
  2. 近い将来の支出
  3. 目的別管理
  4. 生活防衛資金
  5. 近い将来の支出

判断する 2 問

  1. 余剰収入
  2. 余剰収入

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

資料では、最低限身に付けるべき金融リテラシーはいくつの分野に分けられていますか。

  • A 1分野だけ

    1分野ではありません。

  • B 2分野に分かれる

    2分野でもありません。

  • C 4分野 正解

    正解です。4分野・15項目とされています。

  • D 分野には分けていない

    分野に分けて挙げられています。

4分野・15項目とされています。

知る収入を管理する★★★

資料が挙げる4分野

  • 分野1 家計管理(適切な収支管理を習慣にすること)
  • 分野2 生活設計(ライフプランを明確にすること)
  • 分野3 金融と経済の基礎知識と、金融商品を選ぶスキル
  • 分野4 外部の知見の適切な活用

金融庁の金融経済教育研究会が4分野・15項目として挙げたもの。

資料は「金融経済教育の在り方について検討を行っている金融庁の『金融経済教育研究会』では、4分野・15項目の『最低限身に付けるべき金融リテラシー』を次のように挙げています」としています。分野は「家計管理」「生活設計」「金融と経済の基礎知識と、金融商品を選ぶスキル」「外部の知見の適切な活用」の4つです。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

資料に出てくる言葉と、その内容です。

正しく組み合わせてください。

答え 生活費やすぐに必要になる可能性のある資金 … 預貯金の形で持っておくことが重要/当面使う予定がない資金 … 投資の形で持つことも検討/金融商品の3つの特性 … 安全性、収益性、流動性/人生の三大費用 … 教育費、住宅の購入費、老後の生活費

3つすべて優れたものはありません。

知る収入を管理する★★★★
生活費やすぐに必要になる可能性のある資金 → 預貯金の形で持っておくことが重要当面使う予定がない資金 → 投資の形で持つことも検討金融商品の3つの特性 → 安全性、収益性、流動性人生の三大費用 → 教育費、住宅の購入費、老後の生活費

3つの特性すべてが優れている金融商品はないとされている。

資料は「生活費やすぐに必要になる可能性のある資金を『預貯金』の形で持っておくことは、とても重要です」「当面使う予定がない資金は、少額からでも…『投資』の形で持つことも検討しましょう」としています。また「金融商品には安全性、収益性、流動性といった3つの特性があります。この3つの特性全てが優れている金融商品はないため」とし、「一般的に『教育費』『住宅の購入費』『老後の生活費』は人生の三大費用と言われています」としています。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 特性は安全性、収益性、流動性 正解

    通ります。3つすべて優れたものはありません。

  • B 3つの特性すべてが優れた商品もある

    3つすべてが優れた商品はないとされています。

  • C 人生の三大費用は医療費を含む3つ

    三大費用は教育費、住宅の購入費、老後の生活費です。

  • D リテラシーの分野は全部で15ある

    15は項目の数で、分野は4つです。

3つすべて優れたものはありません。

知る収入を管理する★★★★

副業 毎月30,000円

  • 使う時期が決まっている支出を確かめる
  • 半年後に引っ越し費用240,000円
  • 6か月でそろえるには月40,000円
  • 30,000円では月10,000円足りない

一律3等分だと半年で60,000円にしかならない。

資料は「金融商品には安全性、収益性、流動性といった3つの特性があります。この3つの特性全てが優れている金融商品はないため、それぞれの特性をよく理解し、自分の資産やライフプラン、目的にあった金融商品を選ぶことが重要です」としています。人生の三大費用は「教育費」「住宅の購入費」「老後の生活費」で、医療費は別に挙げられています。リテラシーは4分野・15項目で、分野は4つです。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料では、生活費やすぐに必要になる可能性のある資金は_の形で持っておくことが重要とされています。

  • A 預貯金 正解

    正解です。当面使う予定がない資金とは別です。

  • B 株式

    株式は当面使う予定がない資金の側です。

  • C 投資信託

    投資信託も当面使う予定がない資金の側です。

  • D 債券

    債券も当面使う予定がない資金の側です。

当面使う予定がない資金とは別です。

わかる収入を管理する★★★★

使う時期が決まっている支出を先に取り分ける

貯金・投資・消費に一律の割合で分ける

資料は、すぐに必要になる可能性のある資金は預貯金の形で持つことが重要としている。

資料は「もちろん、生活費やすぐに必要になる可能性のある資金を『預貯金』の形で持っておくことは、とても重要です。一方で、当面使う予定がない資金は、少額からでも株式、債券、投資信託といった金融商品に代表される『投資』の形で持つことも検討しましょう」としています。すぐ必要になる資金と、当面使う予定がない資金を分けて考える形になっています。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

副業収入の使い道を決めるとき、確かめることを選びます。

あてはまるものを、すべて選んでください。

答え 使う時期が決まっている支出があるか/その支出はいくらで、いつまでに必要か/毎月いくらずつなら間に合うか

割合より先に時期と額です。

わかる収入を管理する★★★★
  • 毎月30,000円副業
  • 240,000円引っ越し費用
  • 40,000円必要な月あたり
  • 180,000円(費用の75%)全額を回して半年
  • 60,000円一律3等分で半年

金額はこちらで置いた例。

確かめるのは、使う時期が決まっている支出があるか、それがいくらでいつまでか、毎月いくらずつなら間に合うかです。この回では240,000円を6か月で用意するには月40,000円が必要で、副業30,000円では届きませんでした。一律の割合を先に決めると、この計算が出てきません。同僚の分け方も、自分の予定とは関係ありません。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

全額を引っ越しに回すと180,000円、一律3等分だと60,000円です。

差は、いくらですか。

  • A 60,000円になる

    60,000円は一律のときに貯まる額です。

  • B 120,000円 正解

    正解です。180,000 − 60,000 の分です。

  • C 240,000円になるはずだ

    240,000円は引っ越し費用です。

  • D 差は出ない

    分け方で差が出ます。

180,000 − 60,000 の分です。

見抜く収入を管理する★★★★
  • 全額を回したとき(円)
  • 一律3等分のとき(円)

差は120,000円。1か月あたり20,000円の差が6か月分。

180,000 − 60,000 = 120,000円です。1か月あたりでは30,000 − 10,000 = 20,000円の差で、20,000 × 6 = 120,000円。同じ副業30,000円でも、分け方によって半年後に手元にある額が120,000円変わります。使う時期が決まっている支出があるときは、割合より先に時期を見ることになります。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

同じ副業30,000円を、割合で先に分けるか、時期で先に分けるかを比べます。

半年後に違いが出るのは、どこですか。

  • A 引っ越しに回った額 正解

    正解です。180,000円と60,000円です。

  • B 副業の月々の額

    月々の副業の額は同じです。

  • C 引っ越し費用の額

    引っ越し費用も同じです。

  • D 半年という期間の長さ

    期間も同じ半年です。

180,000円と60,000円です。

見抜く収入を管理する★★★★

割合で先に分けると

  • 貯金・投資・消費に各10,000円
  • 半年で引っ越しに回るのは60,000円
  • 240,000円に180,000円足りない

時期で先に分けると

  • 半年後の240,000円を先に見る
  • 全額を回すと180,000円
  • 不足は60,000円まで縮む

金額はこちらで置いた例。

副業の額30,000円、引っ越し費用240,000円、半年という期間は、どちらの分け方でも同じです。変わるのは引っ越しに回った額で、全額なら180,000円、一律3等分なら60,000円。差は120,000円です。資料も、すぐ必要になる可能性のある資金と当面使う予定がない資金を分けており、割合ではなく使う時期で分ける形になっています。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

副業収入の使い道を決めていく順序です。

正しい順に、並べてください。

答え 使う時期が決まっている支出を書き出す → その額と、いつまでに必要かを確かめる → 毎月いくらずつなら間に合うかを出す → 残った分の置き方を考える

残った分を考えるのは最後です。

見抜く収入を管理する★★★★
  1. 使う時期が決まっている支出を書き出す
  2. その額と、いつまでに必要かを確かめる
  3. 毎月いくらずつなら間に合うかを出す
  4. 残った分の置き方を考える

割合を先に決めると、時期の計算が出てこない。

まず使う時期が決まっている支出を書き出します。この回では半年後の引っ越し費用240,000円。次にその額と時期を確かめ、毎月いくらずつなら間に合うかを出します。240,000 ÷ 6 = 40,000円です。残った分の置き方を考えるのは最後になります。資料も、すぐ必要になる可能性のある資金と当面使う予定がない資金を分けていて、時期が先に来る形です。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんは本業だけで生活費を賄えています。毎月30,000円の副業収入が入るようになりました。

全額を貯めると、半年でいくらになりますか。

答え 180000円

30,000 × 6 の分です。

ケース収入を管理する★★★
180,000円(半年分)÷30,000円(毎月の副業)6か月

30,000 × 6 = 180,000円です。本業で生活費が足りているので、この30,000円は使い道を選べるお金になります。政府広報オンラインの資料では、金融リテラシーの分野の1つ目が「家計管理」で「適切な収支管理(赤字解消・黒字確保)を習慣にすること」、2つ目が「生活設計」で「ライフプラン(人生設計)を明確にすること」とされています。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

半年後に引っ越しがあり、費用は240,000円かかる見込みです。副業は毎月30,000円です。

副業を全額回しても、どうなりますか。

  • A ちょうど足りる

    60,000円足りません。

  • B 180,000円あまる

    180,000円は貯まる額です。

  • C 足りるうえに余りも出る

    余りどころか60,000円足りません。

  • D 60,000円足りない 正解

    正解です。240,000 − 180,000 の分です。

240,000 − 180,000 の分です。

ケース収入を管理する★★★

半年後に引っ越しがあるAさん

副業
毎月30,000円
半年で貯まる額
180,000円
引っ越し費用
240,000円
足りない額
60,000円
必要な月あたり
40,000円

金額はこちらで置いた例。

30,000 × 6 = 180,000円。240,000 − 180,000 = 60,000円足りません。半年で240,000円をそろえるには240,000 ÷ 6 = 40,000円ずつ必要で、副業30,000円では月10,000円足りない計算です。10,000 × 6 = 60,000円で、同じ額になります。180,000円は240,000円の75%です。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

副業30,000円を、貯金・投資・消費に一律で3等分し、引っ越し費用には貯金の分だけを回すとします。

半年で引っ越しに回る額は、いくらですか。

答え 60000円

10,000 × 6 の分です。

ケース収入を管理する★★★★
60,000円(半年で引っ越しに回る額)÷240,000円(引っ越し費用)×10025%

30,000 ÷ 3 = 10,000円。10,000 × 6 = 60,000円です。引っ越し費用240,000円には180,000円足りません。全額を回した場合の180,000円と比べると60,000円しか貯まらないので、差は120,000円。一律の割合で分けると、半年後の予定に届かなくなります。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

「半年後に使う予定のお金も、増えるほうに回したい」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 増えるほうに回してよい

    すぐ必要になる資金は預貯金とされています。

  • B 半分だけ回せばよい

    半分という分け方は書かれていません。

  • C 資料には何も書かれていない

    使う時期で分ける記述があります。

  • D すぐ必要になる資金は預貯金 正解

    正解です。使う時期で分けて考えます。

使う時期で分けて考えます。

ケース収入を管理する★★★★
  1. いま副業30,000円が入り始める
  2. 6か月後引っ越し費用240,000円が必要
  3. それより先当面使う予定がない資金

資料は、すぐ必要になる可能性のある資金と、当面使う予定がない資金を分けている。

資料は「生活費やすぐに必要になる可能性のある資金を『預貯金』の形で持っておくことは、とても重要です。一方で、当面使う予定がない資金は…『投資』の形で持つことも検討しましょう」としています。半年後に使う予定が決まっているお金は、当面使う予定がない資金には当たりません。また「金融商品には安全性、収益性、流動性といった3つの特性があります。この3つの特性全てが優れている金融商品はない」とされています。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

引っ越し費用240,000円を6か月でそろえます。

毎月いくら必要ですか。

答え 40000円

240,000 ÷ 6 の分です。

ケース収入を管理する★★★★
  • 毎月必要な額(円)
  • 副業で入る額(円)

差の10,000円が6か月で60,000円になる。

240,000 ÷ 6 = 40,000円です。副業は30,000円なので、月10,000円足りません。6か月で10,000 × 6 = 60,000円。足りない分は本業の側から回すか、費用を見直すか、時期を動かすかのどれかになります。この回では、どれを選ぶべきかは決めません。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

副業で毎月30,000円入るようになりました。使い道を決めます。

確かめておくのは、どれでしょう。

  • A 同僚の分け方の割合

    他人の割合は、自分の予定とは別です。

  • B 使う時期が決まった支出 正解

    正解です。時期と額が決まれば月々が出ます。

  • C 去年の貯金の額の推移

    去年の推移では予定が出ません。

  • D いちばん多かった月の副業の額

    多かった月の額でも出ません。

時期と額が決まれば月々が出ます。

判断収入を管理する★★★★
見るものこの回の数字月々の額が出るか
同僚の分け方の割合出ない
去年の貯金の推移出ない
使う時期6か月後出る
その額240,000円出る(月40,000円)

時期と額の二つがそろって、はじめて月々の額が出る。

この回では、半年後に引っ越し費用240,000円という予定があり、6か月でそろえるには月40,000円必要でした。時期と額が決まれば、月々いくら要るかが出ます。同僚の分け方、去年の貯金の推移、いちばん多かった月の額は、どれも自分の予定に間に合うかを教えてくれません。資料も、すぐ必要になる可能性のある資金と当面使う予定がない資金を、使う時期で分けています。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

「副業の3万円は貯金・投資・消費に均等に分けている」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 同僚の割合

    他人の割合は自分の予定と別です。

  • B 去年の残高

    去年の残高では出ません。

  • C 近い予定の額 正解

    正解です。時期が決まっていると割合では届きません。

  • D いちばん多い月

    多い月の額でも出ません。

時期が決まっていると割合では届きません。

判断収入を管理する★★★
  • 毎月30,000円副業
  • 240,000円半年後の引っ越し費用
  • 180,000円全額を回して半年
  • 60,000円一律3等分で半年
  • 120,000円

金額はこちらで置いた例。

この回では、半年後の引っ越し費用240,000円に対して、副業を全額回しても180,000円で60,000円足りませんでした。一律3等分だと60,000円しか貯まらず、180,000円足りません。差は120,000円です。同僚の割合も、去年の残高も、いちばん多い月も、半年後の予定に間に合うかを教えてくれません。

出典 政府広報オンライン「「金融リテラシー」って何?」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

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