現金・預金を活かす

500万円全部を定期預金にする?普通預金と分けた方がいい?

用途ごとに書き出して、足して元金に戻るか確かめます。

このページの要点

すぐ使う50万円・1年後100万円・2年後150万円・当面使わない200万円で合計500万円。それぞれ合う期間に入れると3年で46,500円。全額普通預金の3.1倍、1年後に全額解約した場合の31倍になります。

最終更新 2026年9月30日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 使用予定
  2. 使用予定
  3. 使用予定

わかる 2 問

  1. 流動性
  2. 預金目的

見抜く 3 問

  1. 利息
  2. 利息
  3. 流動性

ケースで考える 5 問

  1. 資金分割
  2. 利息
  3. 資金分割
  4. 流動性
  5. 資金分割

判断する 2 問

  1. 資金分割
  2. 預金目的

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

産業技術総合研究所の概要は、人員を区分ごとに示しています。

人員の合計は、何名とされていますか。

  • A 12,322名 正解

    正解です。12,322名とされています。

  • B 2,287名

    2,287名は研究職員の数です。

  • C 5,869名

    5,869名は来所者などの数です。

  • D 合計は示されていない

    「人員・予算」の欄に書かれています。

資料は「人員 12,322名」です。

知る現金・預金を活かす★★★★
区分人数合計に対する割合
研究職員2,287約18.6%
事務職員691約5.6%
技術職45約0.4%
契約職員(ポスドク等)3,217約26.1%
役員10約0.1%
顧問および参与17約0.1%
産学官・国際制度来所者など5,869約47.6%
AIST Solutions社員186約1.5%
合計12,322100%

産業技術総合研究所「産総研の概要」(2025年3月現在)から。割合はこちらで割ったもの。

資料は人員を12,322名とし、その下に8つの区分を並べています。2,287名は研究職員、5,869名は産学官・国際制度来所者など。8つの区分を足すとちょうど12,322名になります。合計と内訳が両方書かれているので、足して確かめられます。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

「研究機関なのだから、研究職員がいちばん多いだろう」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 研究職員が一番多い

    研究職員は2,287名で最多ではありません。

  • B 役員が一番多い

    役員は10名で最少です。

  • C 区分ごとの人数は資料に書かれていない

    8つの区分が並んで書かれています。

  • D 来所者などが5,869名で最多である 正解

    正解です。5,869名で最多です。

研究職員は2,287名、来所者などは5,869名です。

知る現金・預金を活かす★★★★

使う時期と金額を書き出して、合計が元金に戻るか確かめる

全部定期か全部普通預金かの二者択一で考える

3つ以上に分けるときは、足して全体に戻るかを確かめる。

資料の8つの区分でいちばん多いのは「産学官・国際制度来所者など」の5,869名で、合計の約48%にあたります。研究職員は2,287名で約18.6%。区分を並べてみないと、どこが大きいかは分かりません。予想と実際がずれることがあります。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 産総研の創立は2025年である

    2025年3月は人員の時点です。

  • B 産総研の創立は2001年である 正解

    通ります。2001年4月1日の創立です。

  • C 研究職員は3,217名である

    3,217名は契約職員の数です。

  • D 役員は691名である

    691名は事務職員の数です。

資料は「2001年(平成13年)4月1日」です。

知る現金・預金を活かす★★★★

用途ごとに置き場を決める(手元の現金5,000,000円)

  • すぐ使う分 500,000円 → 普通預金(年0.10%)
  • 1年後の住宅修繕 1,000,000円 → 1年もの(年0.30%)
  • 2年後の車の購入 1,500,000円 → 2年もの(年0.40%)
  • 当面使わない分 2,000,000円 → 3年もの(年0.50%)
  • 足すと 5,000,000円(元金と一致)

用途も金額も金利も、こちらで置いた例。

資料は創立を2001年4月1日としています。2025年3月は人員の数字の時点です。研究職員は2,287名で、3,217名は契約職員(ポスドク・テクニカルスタッフ等)。役員は10名で、691名は事務職員です。区分と数字を1つずつ突き合わせます。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料の区分と、その人数を組み合わせてください。

答え 研究職員 … 2,287名/事務職員 … 691名/役員 … 10名/産学官・国際制度来所者など … 5,869名

区分の大きさはまるで違います。

わかる現金・預金を活かす★★★★

資料で確かめたこと

  • 人員は12,322名とされている
  • 内訳は8つの区分に分かれている
  • 8つを足すとちょうど12,322名になる
  • いちばん大きい区分は5,869名、いちばん小さいのは10名
  • 創立は2001年4月1日、全国12拠点

区分の大きさは違っても、足して全体に戻ることは確かめられる。

資料は研究職員を2,287名、事務職員を691名、役員を10名、産学官・国際制度来所者などを5,869名としています。いちばん大きい区分といちばん小さい区分では 5,869 ÷ 10 = 約587倍の開き。分けるとは同じ大きさに割ることではありません。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 人員は12,322名とされている/研究職員は2,287名とされている/創立は2001年4月1日とされている

資料は研究機関の概要です。

わかる現金・預金を活かす★★★★

資料が示していること

  • 人員の合計と8つの区分の人数
  • 創立の年月日
  • 全国12拠点で研究していること
  • 主な事業内容

資料が示していないこと

  • 普通預金や定期預金の金利
  • 利息にかかる税率
  • どう分けるとよいか

借りているのは「区分に分けて、足して全体に戻る」という形だけ。

資料が示しているのは、人員が12,322名であること、研究職員が2,287名であること、創立が2001年4月1日であることです。預金金利も税率も、研究機関の概要には出てきません。年0.10%〜年0.50%はこちらで置いた例、20.315%は国税庁の資料による制度の数字です。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

用途別に分けた46,500円は、全額を普通預金に3年置いた場合の_です。

  • A 約1.5倍

    約1.5倍より大きくなります。

  • B 約0.6倍

    約0.6倍は3年ものと比べた場合です。

  • C 約3.1倍 正解

    正解です。46,500 ÷ 15,000 = 3.1倍です。

  • D 倍では出せない

    2つの利息を割れば出せます。

46,500 ÷ 15,000 の分です。

見抜く現金・預金を活かす★★★★
全額を3年もの・満期まで 75,000円→用途別に4つに分ける 46,500円→全額を普通預金に3年 15,000円→全額3年ものを1年後に解約 1,500円

税引前。用途別は普通預金の3.1倍、解約した場合の31倍。

46,500 ÷ 15,000 = 3.1倍です。約0.6倍は全額を3年ものにして満期まで置けた75,000円との比(62%)。全部を定期にしなくても、用途に合う期間に入れるだけで3倍以上になります。しかも1年後に必要になっても解約せずに済みます。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

全額を3年もの定期にして満期まで置ければ75,000円です。用途別に分けた場合は46,500円でした(どちらも税引前)。

用途別に分けた場合は、どうなっていますか。

  • A 同じ額になる

    46,500円と75,000円では違います。

  • B 用途別のほうが多い

    満期まで置ければ3年ものが多くなります。

  • C 約62%にとどまる 正解

    正解です。46,500 ÷ 75,000 = 約62%です。

  • D 比べられない

    どちらも円なので比べられます。

46,500 ÷ 75,000 = 0.62 です。

見抜く現金・預金を活かす★★★★

4つの置き方(手元の現金5,000,000円・3年・税引前)

全額を3年もの・満期まで
75,000円
用途別に4つに分ける
46,500円(75,000円の62%)
全額を普通預金に3年
15,000円
全額3年ものを1年後に解約
1,500円
2つの向き
少ない分28,500円/多い分45,000円(約1.6倍)

46,500 ÷ 75,000 = 62%です。使わなかった場合は28,500円少なくなります。ただし1年後に必要になれば全額解約で1,500円なので、そのときは45,000円多くなります。45,000 ÷ 28,500 = 約1.6倍で、守れる側のほうが大きいという形です。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

四つの額を、大きい順に並べてください(手元の現金5,000,000円・3年・税引前)。

答え 75,000円(全額を3年もので満期まで) → 46,500円(用途別に4つに分ける) → 15,000円(全額を普通預金に3年) → 1,500円(全額3年ものを1年後に解約)

一番上と一番下は同じ「全額を3年もの」です。

見抜く現金・預金を活かす★★★★
  1. いま500,000円は普通預金に置く
  2. 1年後1年ものが満期。1,000,000円を住宅修繕に
  3. 2年後2年ものが満期。1,500,000円を車の購入に
  4. 3年後3年ものが満期。2,000,000円(合計46,500円)

用途も時期も金額も、こちらで置いた例。

75,000円、46,500円、15,000円、1,500円の順です。一番上と一番下はどちらも「全額を3年ものにした場合」で、満期まで置けたかどうかだけが違います。50倍の開きです。2番目の用途別なら、どちらに転んでもこの近くに着地します。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんは用途を4つに書き出しました。すぐ使う分500,000円、1年後の住宅修繕1,000,000円、2年後の車の購入1,500,000円、当面使わない分2,000,000円です。

4つを足すと、いくらになりますか。

答え 5000000円

500,000 + 1,000,000 + 1,500,000 + 2,000,000 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  • 500,000円(普通預金)すぐ使う分
  • 1,000,000円(1年もの)1年後の住宅修繕
  • 1,500,000円(2年もの)2年後の車の購入
  • 2,000,000円(3年もの)当面使わない分
  • 5,000,000円(元金と一致)合計

用途も金額も金利も、こちらで置いた例。資料には出てこない。

500,000 + 1,000,000 + 1,500,000 + 2,000,000 = 5,000,000円で、手元の現金とぴったり合います。分けたあとに足して元金に戻るかを確かめると、書き忘れや二重計上に気づけます。3つ以上に分けるときは、この確かめが効きます。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

普通預金は年0.10%、1年ものは年0.30%、2年ものは年0.40%、3年ものは年0.50%です。それぞれの用途を合う期間に入れました。

3年の利息の合計は、税を引く前でいくらですか。

  • A 75,000円

    75,000円は全額を3年ものにした場合です。

  • B 46,500円 正解

    正解です。合わせて46,500円です。

  • C 15,000円

    15,000円は全額を普通預金にした場合です。

  • D 1,500円

    1,500円は全額を1年後に解約した場合です。

1,500 + 3,000 + 12,000 + 30,000 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
46,500÷15,000×1=3.1倍

すぐ使う分は 500,000 × 0.001 × 3 = 1,500円、1年後の分は 1,000,000 × 0.003 = 3,000円、2年後の分は 1,500,000 × 0.004 × 2 = 12,000円、当面使わない分は 2,000,000 × 0.005 × 3 = 30,000円。合計46,500円です。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

資料の8つの区分は、研究職員2,287、事務職員691、技術職45、契約職員3,217、役員10、顧問および参与17、産学官・国際制度来所者など5,869、AIST Solutions社員186です。

8つを足すと何名になりますか。

答え 12322名

順に足していきます。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  • 8つの区分を足した数(名)
  • 資料が示す人員の合計(名)

どちらも12,322名。分けたあとに足して全体に戻る。

2,287 + 691 = 2,978、+45 = 3,023、+3,217 = 6,240、+10 = 6,250、+17 = 6,267、+5,869 = 12,136、+186 = 12,322。資料の「人員 12,322名」とぴったり一致します。区分が8つあっても、足せば全体に戻ることが確かめられます。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

全額5,000,000円を3年もの定期にしたところ、1年後に住宅修繕で1,000,000円必要になり、全額を中途解約しました。中途解約利率は年0.03%です。

1年ぶんの利息は、税を引く前でいくらですか。

  • A 1,500円 正解

    正解です。1年ぶんで1,500円です。

  • B 15,000円

    15,000円は全額を普通預金にした場合です。

  • C 46,500円

    46,500円は用途別に分けた場合です。

  • D 75,000円

    75,000円は満期まで置けた場合です。

5,000,000 × 0.0003 × 1 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  • 全額3年もの・満期まで(円)
  • 用途別に4つに分ける(円)
  • 全額を普通預金に3年(円)
  • 全額3年ものを1年後に解約(円)

税引前。満期が1つだと、一部が必要でも全額を解約することになる。

5,000,000 × 0.0003 = 1,500円です。満期まで置けた75,000円の50分の1。必要だったのは1,000,000円だけでしたが、満期が1つしかないので全額を解約することになります。用途別に分けていれば46,500円で、31倍の差になります。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

資料の人員は12,322名で、いちばん多い区分は「産学官・国際制度来所者など」の5,869名です。

この区分は合計の約何%ですか(整数で)。

答え 48%

5,869 ÷ 12,322 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  1. 使う時期と金額を用途ごとに書き出す
  2. 足して元金に戻るか確かめる
  3. それぞれの時期に合う置き場を決める
  4. 置き場ごとに利息を出して足す
  5. 全部を1つにした場合と並べる

3つ以上に分けるときは、合計の確かめが効く。

5,869 ÷ 12,322 = 0.4763 で約48%です。1つの区分で半分近くを占めています。研究職員は約18.6%、役員は約0.1%。区分の大きさはまるで違いますが、足せばちょうど100%(12,322名)になります。分けるとは同じ大きさに割ることではありません。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

「定期のほうが金利が高いのだから、500万円を全部定期にすればいいでしょう」と聞きました。

一緒に作っておくのは、どれでしょう。

  • A 使う時期と金額の表 正解

    正解です。時期と金額の表を作ります。

  • B 定期の金利だけを見る

    金利はもう見えています。

  • C 去年の利息

    去年の利息とは別の話になります。

  • D 銀行の数

    銀行の数からは出てきません。

書き出して足すと元金に戻ります。

判断現金・預金を活かす★★★★
手元の現金5,000,000円(普通0.10%/1年0.30%/2年0.40%/3年0.50%)
  • 全額を3年もの・満期まで → 75,000円
  • ただし1年後に全額解約 → 1,500円
  • 用途別に4つに分ける → 46,500円
  • 全額を普通預金に3年 → 15,000円

用途も金利もこちらで置いた例。どう分けるかは決めない。

すぐ使う分500,000円、1年後1,000,000円、2年後1,500,000円、当面使わない分2,000,000円で合計5,000,000円。それぞれ合う期間に入れれば46,500円です。全額を3年ものにして1年後に解約すれば1,500円になります。金利はもう見えていますし、去年の利息や銀行の数からは出てきません。どう分けるかは、ここでは決めません。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

「普通預金か定期預金か、どちらかに決めればいいでしょう」と聞きました。

一緒に確かめるのは、どれでしょう。

  • A 定期の金利

    定期の金利はもう見えています。

  • B 預金の総額

    総額だけでは分け方が出ません。

  • C 去年の利息

    去年の利息とは別の話になります。

  • D 用途ごとの時期と金額 正解

    正解です。用途ごとの時期と金額を見ます。

二者択一にしなくても分けられます。

判断現金・預金を活かす★★★

メリット

  • 用途ごとに書き出せば、合う期間に置き分けられる
  • 足して元金に戻るか確かめれば、抜けや二重計上に気づける

デメリット

  • 全額を長い期間にした場合より、使わなければ28,500円少ない
  • 分け方が多くなるほど、管理する口座や満期も増える

どう分けるかは、この回では決めない。用途も金額も置いた例である。

用途を4つに書き出して合う期間に入れれば46,500円で、全額を普通預金にした15,000円の3.1倍、1年後に全額解約した1,500円の31倍です。書き出して足せば5,000,000円に戻るので、抜けがないことも確かめられます。産総研の人員も8つの区分を足すとちょうど12,322名になっていました。どう分けるかは、ここでは決めません。

出典 産業技術総合研究所「産総研の概要」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

会員登録をすると、経験値と連続学習日数が記録され、間違えた問題だけをあとで解き直せます。

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