家計を整える

保険料が月2万円。保障を減らせば節約になる?

総額は、月額と期間のかけ算でできています。

このページの要点

月20,000円(主契約12,000円+特約8,000円)を30年払えば7,200,000円。特約を外せば2,880,000円減り、死亡の保障は30年残ります。期間を10年にすれば4,800,000円減りますが、11年目からは何も残りません。両方やると1,440,000円で、はじめの20%です。

最終更新 2026年9月14日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 保障内容
  2. 保障内容
  3. 保障内容

わかる 2 問

  1. 保障内容
  2. 保障内容

見抜く 3 問

  1. 保障内容
  2. 解約リスク
  3. 保険料

ケースで考える 5 問

  1. 保険料
  2. 保険料
  3. 保険料
  4. 保険料
  5. 保険料

判断する 2 問

  1. 保障内容
  2. 解約リスク

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

資料は生命保険の構成について書いています。

ベースとなる部分を、何といいますか。

  • A 特約

    特約はオプションのほうです。

  • B 基本型

    基本型は3タイプの分け方の話です。

  • C 主契約 正解

    正解です。ベースとなる部分が主契約です。

  • D オプション部分

    オプションは特約のほうを指します。

資料は主契約としています。

知る家計を整える★★★

資料で確かめたこと

  • どんな保険も死亡保険・生存保険・生死混合保険の組み合わせでできている
  • 定期保険は契約から一定期間の死亡を保障する
  • 終身保険は生涯にわたり死亡の保障を行う
  • 生存保険は一定期間生存していた場合に保険金が支払われる
  • 主契約がベースで、特約はオプション

生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」から。

資料は「生命保険のベースとなる部分を「主契約」といい、そこにオプションとして「特約」をつけることが可能です。特約は各種あるので、お客さまの様々なニーズにこたえることができます。」としています。特約はオプションのほうで、ベースではありません。基本型は死亡保険・生存保険・生死混合保険という3タイプの分け方を指す言葉です。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

「終身保険は、契約から一定期間だけ死亡を保障する」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 一定期間だけ

    一定期間なのは定期保険です。

  • B 生存を保障する

    生存を保障するのは生存保険です。

  • C 満期保険金が出る

    満期保険金は生死混合保険の説明です。

  • D 生涯にわたり保障 正解

    正解です。生涯にわたり保障します。

一定期間なのは定期保険のほうです。

知る家計を整える★★★★

いつまで必要かを決めてから、期間と月額を見る

月額の安さだけで、残る期間を確かめない

定期保険は一定期間、終身保険は生涯。

資料は死亡保険について「契約から一定期間の死亡を保障する「定期保険」と、被保険者の生涯にわたり死亡の保障を行う「終身保険」があります。」としています。一定期間なのは定期保険で、終身保険は生涯です。生存していた場合に保険金が出るのは生存保険、満期保険金が出るのは生死混合保険の説明にあたります。期間の違いは、見直しの向きを考えるときにそのまま効いてきます。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 主契約は特約のオプション

    ベースが主契約のほうです。

  • B 特約は主契約のオプション 正解

    通ります。特約はオプションです。

  • C 死亡保険は生存を保障する

    生存を保障するのは生存保険です。

  • D 生死混合保険の代表は定期保険

    代表は養老保険です。

資料はベースとオプションで分けています。

知る家計を整える★★★★

生命保険の構成

  • 主契約(ベース)
  • 特約(オプション・各種)
  • 基本型は死亡保険・生存保険・生死混合保険の3タイプ
  • 死亡保険は定期保険と終身保険に分かれる

生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」から。

資料は「生命保険のベースとなる部分を「主契約」といい、そこにオプションとして「特約」をつけることが可能です。」としています。ベースが主契約、オプションが特約で、逆ではありません。死亡保険は死亡した場合に保険金が支払われるもので、生存を保障するのは生存保険。生死混合保険の代表は養老保険で、定期保険は死亡保険の一つです。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

四つを、資料の説明と組み合わせてください。

答え 死亡保険 … 死亡した場合に保険金が支払われる/生存保険 … 一定期間生存していた場合に保険金が支払われる/生死混合保険 … 代表的なものに養老保険がある/特約 … 主契約につけるオプション

二つを組み合わせたものが一つあります。

わかる家計を整える★★★
基本型内容
死亡保険死亡した場合に保険金定期保険(一定期間)・終身保険(生涯)
生存保険一定期間生存していた場合に保険金
生死混合保険死亡保険と生存保険の組み合わせ養老保険

資料の記述のまま。ベースが主契約、オプションが特約。

資料は、死亡保険を「被保険者が病気や事故などで死亡した場合に保険金が支払われる生命保険」、生存保険を「被保険者がある一定期間生存していた場合に保険金が支払われる生命保険」とし、生死混合保険をその二つを組み合わせたもので「代表的なものに「養老保険」があります」としています。特約は主契約につけるオプションです。どんな保険も、この3タイプの組み合わせでできているとされています。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え どんな保険も3つの基本型の組み合わせでできている/定期保険は契約から一定期間の死亡を保障する/終身保険は生涯にわたり死亡の保障を行う

金額は、この資料には出てきません。

わかる家計を整える★★★★

資料に書かれている

  • 3つの基本型と組み合わせ
  • 定期保険と終身保険の期間の違い
  • 主契約と特約の関係

資料に書かれていない

  • 保険料の目安
  • 必要な保障額
  • どこを減らすべきか

この回の金額と期間はこちらで置いた例。

資料が示しているのは、どんな保険も死亡保険・生存保険・生死混合保険の3タイプの組み合わせでできていること、定期保険は契約から一定期間、終身保険は生涯にわたり死亡の保障を行うことです。特約は「主契約」に「オプションとして」つけるものなので、特約だけで契約するという説明はありません。保険料の目安も書かれておらず、この回の金額はすべてこちらで置いた例です。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

月額を下げるのと期間を短くするのとでは、_が違います。

  • A 払う総額だけ

    総額だけでなく残るものも違います。

  • B 保険料の計算

    計算のしかたは同じかけ算です。

  • C 残る保障 正解

    正解です。残る保障が違います。

  • D どちらも同じになる

    同じにはなりません。

消えるものが違います。

見抜く家計を整える★★★★
特約を外す → 2,880,000円減/死亡の保障は30年残る期間を10年に → 4,800,000円減/11年目からは何も残らない両方 → 5,760,000円減/残るのは1,440,000円ぶん

減る額と、消えるものは別に見る。

特約を外しても、主契約による死亡の保障は30年のあいだ残ります。期間を10年にすると、11年目からは主契約も特約もありません。減る額は前者が2,880,000円、後者が4,800,000円で後者のほうが大きいのですが、残るものは前者のほうが多い。払う総額だけを並べても、この違いは出てきません。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

特約を外すと2,880,000円、期間を10年にすると4,800,000円減ります。

減る額が大きいほうを選べばよいですか。

  • A そのとおり

    減る額だけでは決められません。

  • B 消えるものも見る 正解

    正解です。残るものが違います。

  • C 同じ額だから選べない

    額は違います。4,800,000円と2,880,000円です。

  • D 減る額はどちらも同じ

    同じではありません。

大きく減るほうは、消えるものも大きいです。

見抜く家計を整える★★★★

同じ保険を、二つの減らし方で

特約を外す
2,880,000円減/死亡の保障は30年残る
期間を10年に
4,800,000円減/11年目からは何もない
減る額の差
1,920,000円
両方やると
残るのは1,440,000円ぶん(20%)

減る額だけを見れば期間を短くするほうが1,920,000円多く減ります。ただし特約を外した場合は主契約の死亡保障が30年残るのに対し、期間を10年にすると11年目からは何も残りません。同じ「減らす」でも、あとに何が残るかが違います。二つの額は同じではなく、4,800,000円と2,880,000円です。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

四つの場合を、払う総額の大きい順に並べてください。

答え そのまま 7,200,000円 → 特約を外す 4,320,000円 → 期間を10年に 2,400,000円 → 両方 1,440,000円

減らす向きが増えるほど、総額は下がります。

見抜く家計を整える★★★★
  1. そのまま7,200,000円(100%)
  2. 特約を外す4,320,000円(60%)
  3. 期間を10年に2,400,000円(約33%)
  4. 両方1,440,000円(20%)

0.6 × 10 ÷ 30 = 0.2。金額はこちらで置いた例。

そのまま7,200,000円、特約を外して4,320,000円、期間を10年にして2,400,000円、両方やって1,440,000円の順です。月額の向きだけを動かすと60%に、期間の向きだけを動かすと約33%に、両方動かすと20%になります。0.6 × 10 ÷ 30 = 0.2で、二つの割合のかけ算になっています。並べると、どこまで下げるとどこまで残るかが見えます。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんの保険料は月20,000円で、保障の期間は30年です。

30年で払う総額は、いくらですか。

答え 7200000円

20,000 × 12 × 30 の分です。

ケース家計を整える★★★
  • 20,000円(主契約12,000円+特約8,000円)月額
  • 30年期間
  • 7,200,000円総額
  • 40%特約の割合

金額と期間はこちらで置いた例。

20,000 × 12 × 30 = 7,200,000円です。保険料の総額は、月額と期間のかけ算でできています。月額20,000円は主契約12,000円と特約8,000円に分かれるので、その内訳ごとに30年をかけることもできます。減らし方を考えるときは、月額の側を動かすのか、期間の側を動かすのかで話が変わります。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

月20,000円のうち特約は8,000円です。保障の期間は30年で、月額は変わらないものとします。

特約を外すと、30年で払う額はいくら減りますか。

  • A 2,880,000円 正解

    正解です。8,000 × 12 × 30 = 2,880,000円です。

  • B 4,320,000円

    4,320,000円は残るほうの額です。

  • C 7,200,000円

    7,200,000円は減らす前の総額です。

  • D 96,000円だけ

    96,000円は1年ぶんです。

8,000 × 12 × 30 の分です。

ケース家計を整える★★★
2,880,000÷7,200,000×10040%

8,000 × 12 × 30 = 2,880,000円減ります。残るのは主契約の12,000 × 12 × 30 = 4,320,000円で、足すと7,200,000円に戻ります。96,000円は1年ぶんの額です。減る割合は2,880,000 ÷ 7,200,000 = 0.4で、月額に占める特約の割合40%と同じになります。かける数が同じなら、割合は変わりません。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

子どもが独立し、必要な保障の期間が30年から10年に変わりました。月額20,000円は変わらないものとします。

10年で払う総額は、いくらですか。

答え 2400000円

20,000 × 12 × 10 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 30年の総額(円)
  • 10年の総額(円)

差は4,800,000円。期間が3分の1なので総額も3分の1。

20,000 × 12 × 10 = 2,400,000円です。30年の7,200,000円と比べると4,800,000円減ります。期間が3分の1になったので、総額も3分の1。特約を外したときの減り2,880,000円より大きい額です。ただし11年目からは保障そのものがありません。減る額が大きいのは、消えるものも大きいからです。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

特約を外して主契約の12,000円だけにし、さらに期間を30年から10年にしました。

払う総額はいくらになりますか。

  • A 1,440,000円 正解

    正解です。12,000 × 12 × 10 = 1,440,000円です。

  • B 2,400,000円

    2,400,000円は期間だけ短くした場合です。

  • C 4,320,000円

    4,320,000円は特約だけ外した場合です。

  • D 7,200,000円のまま

    7,200,000円は何もしない場合です。

12,000 × 12 × 10 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • そのまま(円)
  • 特約を外す(円)
  • 期間を10年に(円)
  • 両方(円)

両方やると、はじめの20%になる。

12,000 × 12 × 10 = 1,440,000円です。はじめの7,200,000円に対して1,440,000 ÷ 7,200,000 = 0.2で20%。主契約の割合0.6と、期間の割合10 ÷ 30 = 0.333…をかけると0.2になり、同じ答えです。2,400,000円は期間だけ短くした場合、4,320,000円は特約だけ外した場合。二つの向きを両方動かすと、割合はかけ算になります。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

保険料は月20,000円で、うち特約が8,000円です。

特約が保険料に占める割合は、何%ですか。

答え 40%

8,000 ÷ 20,000 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  1. 月額で割る(8,000 ÷ 20,000 = 0.4)
  2. 総額で割る(2,880,000 ÷ 7,200,000 = 0.4)
  3. 同じ答えになることを確かめる

かける数が同じなら、割合は変わらない。

8,000 ÷ 20,000 = 0.4なので40%です。30年ぶんで見ても2,880,000 ÷ 7,200,000 = 0.4で同じ。月で見ても総額で見ても、割合は変わりません。かける数(12か月 × 30年)が両方に同じだけかかるからです。割合が変わらないということは、特約を外して減らせる幅は、期間を延ばしても縮めても40%のままだ、ということでもあります。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

子どもが独立し、必要な保障の期間が変わりそうです。

次に確かめるのは、どれでしょう。

  • A いつまで必要か 正解

    正解です。かける年数がここで決まります。

  • B 去年の保険料との差

    去年との差では年数が分かりません。

  • C 友人の保険料の額

    他人の額でも年数は分かりません。

  • D いちばん高かった年の保険料

    過去の額でも年数は分かりません。

期間が決まらないと、総額が出せません。

判断家計を整える★★★★
必要な期間が変わりそう
  • 30年のままなら → 総額7,200,000円
  • 10年でよいなら → 総額2,400,000円
  • 特約も外すなら → 1,440,000円
  • 期間が決まってから、月額を見る

月額を同じままとして計算した場合。

月額20,000円は分かっていますが、かける年数が決まらなければ総額は出ません。30年なら7,200,000円、10年なら2,400,000円で、3倍の開きがあります。去年との差や友人の額、過去の最高額からは、この年数は出てきません。いくら必要かではなく、いつまで必要かを先に決めるということです。資料も、定期保険と終身保険を期間で分けています。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

「保険料が高いんだから、保障を減らせばいいでしょう」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 保険料の順位

    順位では残るものが分かりません。

  • B 去年との差

    去年との差でも分かりません。

  • C いちばん高い契約

    いちばん高い契約でも分かりません。

  • D 何が消えるか 正解

    正解です。ここで残るものが分かります。

減らし方によって、残るものが違います。

判断家計を整える★★★

メリット

  • 月額と期間に分けると、減らし方の向きが二つ見える
  • 割合はかけ算になるので、組み合わせた効果も出せる

デメリット

  • 減る額が大きいほうは、消えるものも大きい
  • 総額だけを並べると、あとに何が残るかが見えない

どこを減らすかは、この回では決めない。

特約を外せば2,880,000円減り、死亡の保障は30年残ります。期間を10年にすれば4,800,000円減りますが、11年目からは何もありません。減る額が大きいほうを選ぶと、消えるものも大きくなります。順位や去年との差、いちばん高い契約を見ても、この違いは出てきません。どこを減らすかは世帯によって違うので、ここでは決めません。

出典 生命保険協会「生命保険の基礎知識 STEP.5」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

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