家計を整える

子ども2人の教育費。1つの貯金でまとめて管理していい?

先に終わる分の月額が空きます。

このページの要点

子Aは5年後に1,200,000円で月20,000円、子Bは10年後に1,800,000円で月15,000円、合計35,000円。5年後の残高2,100,000円から子Aに1,200,000円出すと900,000円残りますが、それは子Bの5年分と同じ額です。子Bが私立で3,000,000円に増えても、子Aが終わって空く20,000円を残り60か月に回せばちょうど足ります。

最終更新 2026年9月25日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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会員登録なしで解けます。このページには答えと解説を載せています。

目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 必要時期
  2. 必要時期
  3. 必要時期

わかる 2 問

  1. 複数目標
  2. 複数目標

見抜く 3 問

  1. 積立進捗
  2. 資金不足
  3. 複数目標

ケースで考える 5 問

  1. 必要時期
  2. 必要額
  3. 積立進捗
  4. 資金不足
  5. 必要額

判断する 2 問

  1. 資金不足
  2. 複数目標

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

大学入試センターの資料は、令和9年度の大学入学共通テストの実施期日を示しています。

本試験の期日は、どれとされていますか。

  • A 1月23日・24日

    1月23日・24日は追・再試験です。

  • B 1月17日・18日

    1月17日・18日ではありません。

  • C 1月16日・17日 正解

    正解です。資料は1月16日・17日としています。

  • D 1月16日から24日まで

    間の日は試験日ではありません。

資料は1月16日(土)、17日(日)としています。

知る家計を整える★★★
項目日程
本試験令和9年1月16日(土)、17日(日)
追・再試験令和9年1月23日(土)、24日(日)
受験上の配慮 第1期令和8年7月1日〜8月28日(必着)
受験上の配慮 第2期令和8年8月31日〜10月2日(必着)
過年度成績の利用令和6年度から令和8年度

大学入試センター「令和9年度試験」から。

資料は本試験を「令和9年1月16日(土)、17日(日)」としています。1月23日・24日は追・再試験のほう。初日を比べると 23 − 16 = 7日で、ちょうど1週間後です。同じ共通テストでありながら、日程が二つに分かれていて、本試験2日と追・再試験2日で合わせて4日あります。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

「共通テストの本試験は1日だけで行われる」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 1日だけである

    土曜と日曜の2日間です。

  • B 3日間である

    3日間ではありません。

  • C 資料には期日が書かれていない

    期日は本文に書かれています。

  • D 2日間である 正解

    正解です。1月16日と17日の2日間です。

1月16日(土)と17日(日)の2日間です。

知る家計を整える★★★★

子ごとに時期と額を分けて、先に終わる分の月額を次に回す

合計の残高だけを見て、足りているか判断する

5年後の残高2,100,000円のうち900,000円は子Bの分で、行き先が決まっている。

資料は本試験を「令和9年1月16日(土)、17日(日)」としているので2日間です。追・再試験も1月23日・24日の2日間で、合わせて4日。同じ試験でも日程が分かれ、しかもそれぞれが2日にわたっています。ひとまとめに見えるものを、実際には期と日で分けて数えることになります。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 追・再試験は令和9年1月30日・31日である

    1月23日・24日とされています。

  • B 受験上の配慮の申請期間は2期ある 正解

    通ります。第1期と第2期の2期です。

  • C 返信用封筒に貼る切手は670円分である

    760円分とされています。

  • D 過年度成績を利用できるのは令和7年度から令和8年度である

    令和6年度からとされています。

資料は第1期と第2期を挙げています。

知る家計を整える★★★★

同じものが期に分かれている例

  • 本試験(1月16日・17日)と追・再試験(1月23日・24日)
  • 受験上の配慮の申請 第1期(59日)と第2期(33日)
  • 必着と消印有効(どちらの期も2日の差)
  • 過年度成績は令和6年度から令和8年度の3年度分

期ごとに長さが違うので、まとめて数えられない。

資料は受験上の配慮の申請期間を第1期(令和8年7月1日〜8月28日)と第2期(8月31日〜10月2日)の2期としています。追・再試験は1月23日・24日で30日・31日ではありません。返信用封筒の切手は760円分。過年度成績を利用できるのは「令和6年度から令和8年度」の3年度分で、令和7年度からではありません。日付と金額を一つずつ資料に戻して確かめます。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料の項目と、その日程を組み合わせてください。

答え 本試験 … 令和9年1月16日・17日/追・再試験 … 令和9年1月23日・24日/受験上の配慮の申請 第1期 … 令和8年7月1日〜8月28日/受験上の配慮の申請 第2期 … 令和8年8月31日〜10月2日

同じ種類でも、期が二つに分かれています。

わかる家計を整える★★★

資料で確かめたこと

  • 本試験と追・再試験で日程が二つに分かれている
  • 初日の差は7日(1週間後)
  • 受験上の配慮の申請は第1期と第2期に分かれている
  • 第1期は59日、第2期は33日で26日の差がある
  • 必着と消印有効の差は、どちらの期も2日

同じ種類でも、期ごとに長さが違う。

資料では本試験が1月16日・17日、追・再試験が1月23日・24日、受験上の配慮の申請が第1期(7月1日〜8月28日)と第2期(8月31日〜10月2日)です。第1期は59日、第2期は33日で、26日の差があります。同じ手続でも期が分かれていて、期ごとに長さが違います。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 本試験は令和9年1月16日・17日とされている/追・再試験は本試験の1週間後とされている/受験上の配慮の申請期間は第1期と第2期に分かれているとされている

資料は試験の期日と手続についてのものです。

わかる家計を整える★★★★

資料が示していること

  • 本試験と追・再試験の期日
  • 受験上の配慮の申請期間(第1期・第2期)
  • 過年度成績を利用できる年度
  • 返信用封筒に貼る切手は760円分

資料が示していないこと

  • 教育費の必要額
  • 子どもごとの積立の分け方
  • 公立と私立の違い

この回の金額と時期は、すべてこちらで置いた例。

資料が示しているのは、本試験が令和9年1月16日・17日であること、追・再試験が1月23日・24日で1週間後であること、受験上の配慮の申請が第1期と第2期に分かれていることです。教育費の必要額や子どもごとの積立の分け方は、試験の資料には出てきません。この回の金額はすべてこちらで置いた例です。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

子Aの分が終わると、毎月_が空きます。

  • A 15,000円

    15,000円は子Bの月額です。

  • B 35,000円

    35,000円は合計の月額です。

  • C 20,000円 正解

    正解です。子Aの月額20,000円が空きます。

  • D 25,000円まで

    25,000円は私立の場合の子Bの月額です。

子Aの月額がそのまま空きます。

見抜く家計を整える★★★★
子Aの分が終わる(5年後)→空く月額 20,000円→子Bに回せる額 15,000 + 20,000 = 35,000円→残り60か月で 35,000 × 60 = 2,100,000円

すでに貯めた900,000円と合わせて3,000,000円になる。

子Aの月額20,000円が空きます。子Bに 15,000 + 20,000 = 35,000円を回せるので、残り60か月で 35,000 × 60 = 2,100,000円。すでに貯めた900,000円と合わせて3,000,000円になり、私立の必要額にちょうど届きます。15,000円は子Bの月額、35,000円は合計、25,000円は私立にした場合の子Bの月額です。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

二人分の積立を一つの口座でまとめています。5年後の残高は2,100,000円です。

この残高では分からないのは、どれですか。

  • A 合計の残高

    合計の残高は記録にあります。

  • B 子Bの分の不足 正解

    正解です。内訳がないと区別できません。

  • C 毎月の積立額

    積立額も記録にあります。

  • D 積立を始めた月の日付

    始めた月も記録にあります。

内訳がないと、どちらの分か区別できません。

見抜く家計を整える★★★★

子ども2人の教育費を積む家庭

子A(5年後)
1,200,000円 → 月20,000円
子B(10年後)
1,800,000円 → 月15,000円
5年後の残高
2,100,000円
子Aに出したあと
900,000円(子Bの5年分と同額)
子Bが私立に
1,200,000円足りない

合計の残高2,100,000円も、毎月の35,000円も、始めた月も記録から分かります。分からないのは子Bの分が足りているかです。子Aに1,200,000円出して900,000円残っても、それは子Bの5年分と同じ額。私立で3,000,000円必要になれば1,200,000円足りませんが、合計だけ見ていれば気づきません。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

資料から出せる日数を、長い順に並べてください。

答え 59日(受験上の配慮の申請 第1期の日数) → 33日(受験上の配慮の申請 第2期の日数) → 7日(本試験から追・再試験までの間隔) → 2日(必着と消印有効の差)

申請期間のほうが長くなります。

見抜く家計を整える★★★★
  1. 配慮申請 第1期59日
  2. 配慮申請 第2期33日
  3. 本試験→追・再試験7日
  4. 必着と消印有効の差2日

第1期は第2期の約1.79倍。差は26日。

第1期の59日(7月31日 + 8月28日)、第2期の33日(8月31日の1日 + 9月30日 + 10月2日)、本試験から追・再試験までの7日、必着と消印有効の差の2日の順です。同じ申請でも第1期は第2期の約1.79倍の長さがあります。同じ種類のものでも、期ごとに長さが違うので、まとめて数えることができません。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

子Aは5年後に1,200,000円必要です。5年は60か月とします。

毎月いくら積めばよいですか。

答え 20000円

1,200,000 ÷ 60 の分です。

ケース家計を整える★★★
  • 1,200,000円 → 月20,000円子A(5年後)
  • 1,800,000円 → 月15,000円子B(10年後)
  • 月35,000円合計
  • 3,000,000円 → 月25,000円子Bが私立のとき

金額と時期はこちらで置いた例。

1,200,000 ÷ 60 = 20,000円です。子Bは10年後に1,800,000円なので 1,800,000 ÷ 120 = 15,000円。合計は35,000円になります。必要額は子Bのほうが大きいのに、月額は子Aのほうが大きい。使う時期が近いからです。同じ教育費でも、時期が違えば月額が違います。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

合計の積立が月35,000円から45,000円になりました。

増えた割合は、どれですか。

  • A 約28.6% 正解

    正解です。10,000 ÷ 35,000 ≒ 0.286です。

  • B 約22.2%

    増えたあとの額を分母にしています。

  • C 約66.7%

    約66.7%は子Bの月額で見た場合です。

  • D 約350%になる

    割る向きが逆になっています。

10,000 ÷ 35,000 の分です。

ケース家計を整える★★★
10,000÷35,000×100=約28.6%

10,000 ÷ 35,000 = 0.28571…なので約28.6%です。約22.2%は増えたあとの45,000円を分母にした場合で、増える前を分母にするのが約束です。約66.7%は子Bの月額15,000円を分母にした場合(10,000 ÷ 15,000)。同じ10,000円でも、合計で見るか子B単体で見るかで割合が変わります。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

子Aと子Bの分を合わせて、毎月35,000円を一つの口座に積んでいます。5年(60か月)が経ちました。

残高は、いくらになっていますか。

答え 2100000円

35,000 × 60 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  1. 合計の月額(35,000円)
  2. 5年は60か月
  3. 残高 35,000 × 60 = 2,100,000円
  4. 子Aに1,200,000円出すと残り900,000円
  5. 子Bの5年分 15,000 × 60 = 900,000円(同じ額)

残った900,000円は子Bの分で、行き先が決まっている。

35,000 × 60 = 2,100,000円です。子Aに1,200,000円出しても 2,100,000 − 1,200,000 = 900,000円残るので、まだ余裕があるように見えます。ただしその900,000円は子Bの5年分(15,000 × 60 = 900,000円)とちょうど同じ額。残っていても、行き先はすでに決まっています。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

合計の積立を35,000円のままにすると、子Bに回せるのは15,000円です。10年(120か月)で必要なのは3,000,000円です。

足りない額は、いくらですか。

  • A 1,200,000円 正解

    正解です。3,000,000 − 1,800,000 = 1,200,000円です。

  • B 600,000円

    600,000円では足りません。

  • C 1,800,000円

    1,800,000円は貯まる額です。

  • D 3,000,000円のまま

    全額が足りないわけではありません。

3,000,000 − 1,800,000 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 10年で貯まる額(円)
  • 私立で必要な額(円)

差は1,200,000円。残り60か月で割ると月20,000円になる。

15,000 × 120 = 1,800,000円しか貯まらないので、3,000,000 − 1,800,000 = 1,200,000円足りません。これは増えた必要額とちょうど同じ額です。1,800,000円は貯まる額のほう。残り60か月で埋めるなら 1,200,000 ÷ 60 = 20,000円で、子Aの月額と同じになります。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

子Bが私立進学を希望し、10年後に必要な額が3,000,000円になりました。10年は120か月とします。

子Bの月額は、いくらになりますか。

答え 25000円

3,000,000 ÷ 120 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 子Bの月額(公立・円)
  • 子Bの月額(私立・円)

期間が同じなので、必要額と月額の増え方はどちらも約66.7%。

3,000,000 ÷ 120 = 25,000円です。15,000円から10,000円増えました。必要額は 1,800,000 → 3,000,000 で 1,200,000 ÷ 1,800,000 ≒ 66.7%増えましたが、月額も 10,000 ÷ 15,000 ≒ 66.7%増です。期間が変わらないときは、必要額の増え方と月額の増え方が同じ割合になります。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

子Bが私立進学を希望し、必要額が1,800,000円から3,000,000円に増えました。

次に確かめるのは、どれでしょう。

  • A 子Aの分が終わる時期 正解

    正解です。空く月額を次に回せるか決まります。

  • B 去年の積立額との差

    去年との差では分かりません。

  • C 同年代の平均教育費

    平均でも分かりません。

  • D いちばん多く積めた月の金額

    過去の最高額でも分かりません。

空く月額を次に回せるかが決まります。

判断家計を整える★★★★
子Bの必要額が1,200,000円増える
  • 子Aが終わる時期を確かめる → 空く20,000円で埋まる
  • 合計を45,000円に増やす → 5年間は負担が重い
  • 合計を35,000円のまま → 1,200,000円足りない
  • 合計の残高だけ見る → 不足に気づかない

金額はこちらで置いた例。

子Aの分は5年で終わり、毎月20,000円が空きます。残り60か月に回せば 20,000 × 60 = 1,200,000円で、増えた額とちょうど同じ。合計を増やさずに済むかどうかは、子Aが終わる時期を知っているかで決まります。去年の積立額との差や平均教育費、過去にいちばん積めた月の額からは、この一致は見えません。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

「二人分まとめて月35,000円積んでいるから、どちらも大丈夫でしょう」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 合計の残高

    合計の残高では分かりません。

  • B 去年との差

    去年との差でも分かりません。

  • C 必要額の合計

    必要額の合計でも分かりません。

  • D 子ごとの時期と額 正解

    正解です。子ごとに時期と額を分けます。

時期が違うので、分けないと分かりません。

判断家計を整える★★★

メリット

  • 子ごとに分ければ、どちらが足りないか分かる
  • 先に終わる分の月額を、次に回せる

デメリット

  • 合計の残高では、行き先が決まっている額が見えない
  • 時期が違うので、まとめた数字では判断できない

どちらを優先すべきかは、この回では決めない。

5年後の残高2,100,000円から子Aに1,200,000円出せても、残る900,000円は子Bの5年分です。子Bが私立で3,000,000円必要になれば1,200,000円足りません。合計の残高や必要額の合計を見ても、この不足は出てきません。子Aが終わって空く20,000円を残り60か月に回せば埋まりますが、それも分けて数えないと見えません。どちらを優先すべきかは、ここでは決めません。

出典 大学入試センター「令和9年度試験」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

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