現金・預金を活かす

高金利キャンペーン終了後、そのまま預け続けてもいい?

高い分は増えないのに、年数だけ伸びるので平均が下がります。

このページの要点

半年の年1.2%で18,000円。終了後は年0.02%で半年300円です。平均金利は半年1.200%、1年0.610%、3年約0.217%、5年0.138%。条件なし年0.25%の他行には約2年7か月で追い抜かれます。

最終更新 2026年9月30日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 通常金利
  2. 通常金利
  3. 満期後金利

わかる 2 問

  1. 自動継続
  2. 自動継続

見抜く 3 問

  1. 満期後金利
  2. 見直し時期
  3. 自動継続

ケースで考える 5 問

  1. キャンペーン終了日
  2. 満期後金利
  3. 見直し時期
  4. 見直し時期
  5. キャンペーン終了日

判断する 2 問

  1. キャンペーン終了日
  2. 見直し時期

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

国立国会図書館の資料は、令和7年度の蔵書数と年間受入点数を示しています。

蔵書数の総計は、どれくらいとされていますか。

  • A 4869万7924点 正解

    正解です。4,869万7,924点です。

  • B 59万5823点

    59万5,823点は年間受入点数です。

  • C 1263万1196点

    1,263万1,196点は図書の蔵書数です。

  • D 約1200万冊

    約1,200万冊は書庫の収蔵能力です。

資料は「蔵書数 総計 4869万7924点」です。

知る現金・預金を活かす★★★★
資料の種類蔵書数年間受入点数受入の割合
総計4869万7924点59万5823点約1.2%
図書1263万1196点16万5561点約1.3%
雑誌1419万8381点23万4057点約1.6%
博士論文60万3551点541点約0.09%

国立国会図書館「統計」(令和7年度)から。割合はこちらで割ったもの。

資料は蔵書数の総計を4,869万7,924点としています。59万5,823点は年間受入点数の総計、1,263万1,196点は図書の蔵書数、約1,200万冊は東京本館の書庫収蔵能力(単位は冊)です。似た桁の数字が並ぶので、項目と単位を突き合わせます。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

「年間受入点数が59万点あるのだから、蔵書の1割ほどが毎年入れ替わっている」と考えました。

資料の数字で割ると、どうですか。

  • A 蔵書の1割ほどである

    1割ではなく約1.2%です。

  • B 蔵書の半分ほどである

    半分ではありません。

  • C 年間受入については資料に書かれていない

    蔵書数の表に並んで書かれています。

  • D 蔵書の約1.2%にとどまる 正解

    正解です。約1.2%にとどまります。

595,823 ÷ 48,697,924 = 0.0122 です。

知る現金・預金を活かす★★★★

置くつもりの年数で割って、平均の金利にしてみる

キャンペーン中の金利で、ずっと同じだけつくと考える

高い分は増えないのに、割る年数だけが伸びていく。

年間受入59万5,823点を蔵書4,869万7,924点で割ると約1.2%です。1割には届きません。59万点は少ない数ではありませんが、積み上がった分母が大きいので割合は小さくなります。博士論文なら 541 ÷ 603,551 = 約0.09%です。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 蔵書数の総計は59万点あまりであるとされる

    蔵書数の総計は4869万点あまりです。

  • B 年間受入点数は約59万点である 正解

    通ります。約59万点です。

  • C 東京本館の1日平均来館者は263人である

    263人は関西館のほうです。

  • D 関西館の書庫収蔵能力は約105万冊である

    約105万冊は国際子ども図書館です。

資料は年間受入を59万5823点としています。

知る現金・預金を活かす★★★★

累計の利息の組み立て(元金3,000,000円)

  • 最初の半年 年1.2% → 18,000円(ここで止まる)
  • そのあとは半年ごとに 年0.02% → 300円
  • 1年の累計 18,300円
  • 3年の累計 19,500円
  • 5年の累計 20,700円

大きい18,000円は増えない。伸びるのは割る年数だけ。

59万点あまりは年間受入点数のほうで、蔵書数の総計は4,869万7,924点です。東京本館の1日平均は1,707人で、263人は関西館。関西館の書庫収蔵能力は約1,100万冊で、約105万冊は国際子ども図書館です。似た数字が館ごとに並ぶので、必ず項目と突き合わせます。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料の項目と、その値を組み合わせてください。

答え 蔵書数の総計 … 4869万7924点/年間受入点数の総計 … 59万5823点/3館の来館者の合計 … 71万5311人/東京本館の1日平均来館者 … 1707人

蔵書と年間受入では桁が2つ違います。

わかる現金・預金を活かす★★★★

資料で確かめたこと

  • 蔵書数の総計は4869万7924点
  • 年間受入点数の総計は59万5823点
  • 割ると約1.2%になる
  • 博士論文は541点/60万3551点で約0.09%
  • 3館の来館者を足すと資料の合計71万5311人と一致する

同じ「1年ぶん」でも、積み上がった分母の大きさで重みが変わる。

資料は蔵書数の総計を4,869万7,924点、年間受入点数を59万5,823点、来館者を71万5,311人、東京本館の1日平均を1,707人としています。来館者は3館を足すと 472,921 + 72,200 + 170,190 = 715,311人で合計と一致します。年間受入は蔵書の約1.2%です。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 蔵書数の総計は4869万7924点とされている/年間受入点数の総計は59万5823点とされている/東京本館の1日平均来館者は1707人とされている

資料は図書館の統計です。

わかる現金・預金を活かす★★★★

資料が示していること

  • 蔵書数と年間受入点数(種類ごと)
  • 3館の敷地・建物・書庫の面積
  • 書庫の収蔵能力(冊)
  • 来館者数と1日平均

資料が示していないこと

  • 定期預金のキャンペーン金利
  • 利息にかかる税率
  • 預け続けたほうがよいか

借りているのは「分母が大きいと1年ぶんの重みが小さい」という形だけ。

資料が示しているのは、蔵書数の総計が4,869万7,924点、年間受入点数が59万5,823点、東京本館の1日平均来館者が1,707人であることです。キャンペーン金利も税率も、図書館の統計には出てきません。年1.2%はこちらで置いた例、20.315%は国税庁の資料による制度の数字です。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

5年置いたときの平均金利は、年_になります。

  • A 約1.20%

    約1.20%は半年で見た場合です。

  • B 約0.61%

    約0.61%は1年の場合です。

  • C 約0.138% 正解

    正解です。年0.138%になります。

  • D 平均は変わらない

    割る年数が変わると平均も変わります。

20,700 ÷ 3,000,000 ÷ 5 の分です。

見抜く現金・預金を活かす★★★★
半年 累計18,000円 平均1.200%→1年 累計18,300円 平均0.610%→2年 累計18,900円 平均0.315%→3年 累計19,500円 平均0.217%→5年 累計20,700円 平均0.138%

増えているのは半年ごとの300円だけ。大きい18,000円は止まっている。

5年の累計は 18,000 + 300 × 9 = 20,700円。20,700 ÷ 3,000,000 ÷ 5 = 0.00138 で年0.138%です。約1.20%は半年で見た場合、約0.61%は1年の場合。18,000円は最初の半年で止まっているので、年数が伸びるほど平均は0.02%へ近づいていきます。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

3年置いたときの累計は、キャンペーン行が19,500円、条件なし年0.25%の他行が22,500円です(どちらも税引前)。

キャンペーン行は、他行と比べてどうなっていますか。

  • A 10,800円多い

    10,800円多いのは1年のときです。

  • B 3,900円多い

    3,900円多いのは2年のときです。

  • C 3,000円少ない 正解

    正解です。3,000円少なくなっています。

  • D 年数では変わらない

    年数で勝ち負けが入れ替わります。

19,500 − 22,500 = −3,000円です。

見抜く現金・預金を活かす★★★★

年数ごとの累計(元金3,000,000円・税引前)

1年
18,300円 vs 7,500円(+10,800円)
2年
18,900円 vs 15,000円(+3,900円)
約2年7か月
どちらも約19,239円で並ぶ
3年
19,500円 vs 22,500円(−3,000円)
5年
20,700円 vs 37,500円(−16,800円)

3年では3,000円少なくなっています。1年なら10,800円多く、2年なら3,900円多いのですが、約2年7か月で並んで、そこから先は逆転します。5年では16,800円の差。高い期間が半年だけなので、置く年数が長いほど不利になります。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

四つの平均金利を、大きい順に並べてください(元金3,000,000円・税引前)。

答え 1.200%(半年で見た平均) → 0.610%(1年置いた場合) → 0.315%(2年置いた場合) → 0.138%(5年置いた場合)

置く年数が短いほうが大きくなります。

見抜く現金・預金を活かす★★★★
  1. 預け入れ時年1.2%のキャンペーンが始まる
  2. 6か月後満期。18,000円がつき、自動継続で年0.02%へ
  3. 1年後累計18,300円。平均0.610%
  4. 約2年7か月後条件なし年0.25%の他行と並ぶ
  5. 5年後累計20,700円。平均0.138%

金利も期間もこちらで置いた例。資料には出てこない。

1.200%、0.610%、0.315%、0.138%の順で、置く年数が長いほど下がります。累計は18,000円から20,700円へわずかに増えているのに、平均は9分の1近くまで落ちます。増えない分子を、伸びる分母で割っているからです。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんは3,000,000円を「半年間 年1.2%」の定期預金に入れました。満期後は自動継続で、通常の年0.02%になります。

キャンペーン期間(半年)の利息は、税を引く前でいくらですか。

答え 18000円

3,000,000 × 0.012 × 6 ÷ 12 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  • 3,000,000円元金
  • 18,000円キャンペーン(半年・年1.2%)
  • 300円終了後(半年・年0.02%)
  • 18,300円1年の累計
  • 年0.610%1年の平均金利

金利も期間も、こちらで置いた例。資料には出てこない。

3,000,000 × 0.012 = 36,000円が1年ぶん。半年なので18,000円です。ここまでは高い金利が効いています。ただしこの18,000円は、キャンペーンが終わればもう増えません。あとは年0.02%で半年300円だけです。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

キャンペーン期間(半年)で18,000円、そのあとの半年は年0.02%で300円でした。

1年間の累計は、税を引く前でいくらですか。

  • A 18,000円

    18,000円はキャンペーン分だけです。

  • B 18,300円 正解

    正解です。18,000 + 300 = 18,300円です。

  • C 300円

    300円は終了後の半年ぶんです。

  • D 7,500円

    7,500円は他行に1年置いた場合です。

18,000円と300円を足します。

ケース現金・預金を活かす★★★★
18,300÷3,000,000×100=0.610%

18,000 + 300 = 18,300円です。1年の平均金利は 18,300 ÷ 3,000,000 = 0.610%。半年で見た1.200%の半分近くまで下がっています。18,000円は増えないのに、割る期間が2倍になったからです。7,500円は条件なし年0.25%の他行に1年置いた場合です。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

資料によると、来館者は東京本館47万2,921人、関西館7万2,200人、国際子ども図書館17万190人です。

3館を足すと何人になりますか。

答え 715311人

472,921 + 72,200 + 170,190 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  • 3館の来館者の合計(人)
  • 東京本館だけ(人)

472,921 ÷ 715,311 = 約66%。東京本館で3分の2を占める。

472,921 + 72,200 + 170,190 = 715,311人で、資料の「71万5311人」と一致します。足し算で確かめられる数字は確かめておくと、他の数字の読み方も信頼できます。東京本館の1日平均1,707人は、472,921 ÷ 1,707 = 約277日ぶんにあたります。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

条件のない他行が年0.25%だとします。Aさんが最初からそこに置いていたら、1年で7,500円、3年で22,500円つきます。

キャンペーン行の累計が追い抜かれるのは、いつごろですか。

  • A 約2年7か月 正解

    正解です。約2年7か月で並びます。

  • B 約5年

    約5年では16,800円の差がついています。

  • C 約1年

    約1年ではまだ10,800円勝っています。

  • D 追い抜かれない

    年0.02%では追い抜かれます。

17,700 ÷ 6,900 = 2.57年です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  • キャンペーン行 1年の累計(円)
  • 他行 1年の累計(円)
  • キャンペーン行 3年の累計(円)
  • 他行 3年の累計(円)

税引前。1年では勝っているが、3年では負けている。

キャンペーン行の累計は 17,700 + 600t、他行は 7,500t。等しくなるのは t = 17,700 ÷ 6,900 = 約2.57年、つまり2年7か月ごろです。1年では10,800円勝っていますが、3年では3,000円負けます。約5年では16,800円の差になります。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

資料によると、東京本館の来館者は47万2,921人で、1日平均は1,707人です。

1日平均が来館者を開館日数で割った数なら、開館日数はおよそ何日ですか。

答え 277日

472,921 ÷ 1,707 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  1. キャンペーン期間の利息を出す
  2. 終了後の金利で、そのあとの利息を出す
  3. 置くつもりの年数までの累計を足す
  4. 元金と年数で割って平均金利にする
  5. 条件のない預金の金利と並べる

年数を変えると平均も変わるので、何年置くかを先に決める。

472,921 ÷ 1,707 = 277.0… で約277日です。平均は「合計 ÷ 数」なので、合計と平均が分かれば割った数も出せます。預金の平均金利も同じで、累計の利息と平均が分かれば、どの年数で割ったかが分かります。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

「半年は年1.2%もついたから、このままにしておけばいいでしょう」と聞きました。

一緒に確かめておくのは、どれでしょう。

  • A 終了後の金利 正解

    正解です。終了後の金利を確かめます。

  • B 期間中の金利だけを見る

    期間中の金利はもう見えています。

  • C 去年の利息

    去年の利息とは別の話になります。

  • D 銀行の数

    銀行の数からは出てきません。

終了後が年0.02%なら半年300円です。

判断現金・預金を活かす★★★★
半年 年1.2%のあと自動継続で年0.02%(元金3,000,000円)
  • 半年で解約すれば → 平均1.200%
  • 1年置けば → 平均0.610%
  • 3年置けば → 平均0.217%(他行に3,000円負け)
  • 5年置けば → 平均0.138%(他行に16,800円負け)

金利も期間もこちらで置いた例。どうするかは決めない。

終了後の金利が年0.02%なら、半年で300円しかつきません。1年の平均は0.610%、3年なら約0.217%まで下がり、条件なし年0.25%の他行には約2年7か月で追い抜かれます。期間中の金利はもう見えていますし、去年の利息や銀行の数からは出てきません。どうするかは、ここでは決めません。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

「高金利だったのだから、長く置けば置くほど得でしょう」と聞きました。

一緒に確かめるのは、どれでしょう。

  • A キャンペーン中の金利

    キャンペーン中の金利はもう見えています。

  • B 預ける額

    預ける額はもう決まっています。

  • C 去年の利息

    去年の利息とは別の話になります。

  • D 終了後の金利と置く年数 正解

    正解です。終了後の金利と年数を見ます。

高い分は半年で止まっています。

判断現金・預金を活かす★★★

メリット

  • 累計を元金と年数で割れば、その期間の平均金利が出せる
  • 条件のない預金と並べれば、いつ追い抜かれるか出せる

デメリット

  • 高い分は期間中で止まるので、年数を伸ばすと平均が下がる
  • 自動継続だと、気づかないまま通常金利で置き続けることがある

どうするかは、この回では決めない。移す手数料や手間は入れていない。

18,000円は最初の半年で止まり、そのあとは半年300円しか増えません。だから年数を伸ばすと平均は1.200%→0.610%→0.138%と下がり、約2年7か月で条件なしの他行に追い抜かれます。国立国会図書館の年間受入59万点も、蔵書4,869万点で割ると約1.2%でした。分母が伸びれば重みは小さくなります。どうするかは、ここでは決めません。

出典 国立国会図書館「統計」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

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