家計を整える

車・旅行・家電。3つの大型支出が重なったらどれから準備する?

総額の順位と月額の順位は、別に並びます。

このページの要点

車1,440,000円÷36か月=月40,000円、旅行300,000円÷24か月=月12,500円、家電240,000円÷30か月=月8,000円で合計60,500円。余剰50,000円に10,500円足りません。家電が12か月に前倒しになると月20,000円で合計72,500円、不足は22,500円。総額は変わらないのに月額の2位と3位が入れかわります。

最終更新 2026年9月25日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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会員登録なしで解けます。このページには答えと解説を載せています。

目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 期限
  2. 期限
  3. 期限

わかる 2 問

  1. 期限
  2. 必須支出と任意支出

見抜く 3 問

  1. 必要額
  2. 複数目標
  3. 優先順位

ケースで考える 5 問

  1. 複数目標
  2. 必要額
  3. 優先順位
  4. 優先順位
  5. 延期可能性

判断する 2 問

  1. 優先順位
  2. 延期可能性

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

特許庁の資料は、特許権の権利期間について述べています。

いつから何年とされていますか。

  • A 出願から20年 正解

    正解です。出願から20年とされています。

  • B 登録から20年

    登録からではなく出願から数えます。

  • C 出願から10年

    10年ではなく20年とされています。

  • D 審査請求から20年

    審査請求からではなく出願からです。

資料は「出願から20年」としています。

知る家計を整える★★★
  1. 出願ここから権利期間20年を数える
  2. 出願日から1年6ヶ月出願内容が一般に公開される
  3. 出願から3年以内出願審査請求の期限
  4. 審査請求から平均10.1か月審査官から何らかの通知(2020年)

特許庁「初めてだったらここを読む」から。家計の期限とは関係がない。

資料は「権利期間は、出願から20年。」としています。登録の日からではなく、出願の日から数えます。20年は240か月です。出願の日が決まれば終わりの日も決まるので、あとから動かすものではありません。期限が先に決まっているという点が、この回で借りている枠組みです。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

「特許は出願すれば、審査は自動的に始まる」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 出願すれば審査は自動的に始まる

    出願だけでは順番待ちに入りません。

  • B 審査請求の期限は出願から5年以内とされている

    5年ではなく3年以内とされています。

  • C 審査請求については資料に書かれていない

    審査請求については本文に書かれています。

  • D 出願から3年以内に審査請求が必要である 正解

    正解です。出願から3年以内の審査請求です。

資料は3年以内の審査請求としています。

知る家計を整える★★★★

三つの支出をそれぞれ「総額 ÷ 残り期間」にして並べる

総額がいちばん大きいものから順に準備すると決めてしまう

総額の順位は変わらないのに、月額の順位は期限で入れかわる。

資料は「出願してから3年以内に「出願審査請求書」を特許庁に送付して審査請求を行うと、出願は審査の順番待ちに入ります」としています。出願しただけでは順番待ちにも入りません。この期限は3年で、5年ではありません。自分でする手続きの期限は動かない一方、そのあとの順番待ちの時間は選べません。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 出願公開は出願日から3年経過後とされている

    3年ではなく1年6ヶ月経過後です。

  • B 審査請求から通知までの平均期間は10.1か月 正解

    通ります。10.1か月(2020年)です。

  • C 特許権の権利期間は登録の日から20年である

    登録の日ではなく出願から数えます。

  • D 書面提出の電子化手数料は一律2,400円である

    ページ数に応じた額が加わります。

資料は10.1か月(2020年)としています。

知る家計を整える★★★★

特許出願の期限と時間

  • 動かない期限 権利期間は出願から20年
  • 動かない期限 出願審査請求は出願から3年以内
  • 先に決まる時期 出願日から1年6ヶ月経過後に公開
  • 選べない時間 審査請求から通知まで平均10.1か月
  • ページ数で変わる額 電子化手数料2,400円+800円×ページ数

一つの手続きの中に、動かないものと動くものが混ざっている。

資料は審査請求から通知までの平均期間を10.1か月(2020年)としています。出願公開は3年ではなく出願日から1年6ヶ月経過後、権利期間は登録の日ではなく出願から20年です。電子化手数料は2,400円+(800円×書面のページ数)で、一律ではありません。10ページなら 2,400 + 8,000 = 10,400円です。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料の項目と、その内容を組み合わせてください。

答え 特許権の権利期間 … 出願から20年/出願審査請求の期限 … 出願から3年以内/出願内容が公開される時期 … 出願日から1年6ヶ月経過後/審査請求から通知までの平均期間 … 10.1か月(2020年)

「から」と「以内」と「経過後」が分かれています。

わかる家計を整える★★★

資料で確かめたこと

  • 特許権の権利期間は出願から20年
  • 出願審査請求は出願から3年以内
  • 出願日から1年6ヶ月経過後に出願内容が公開される
  • 審査請求から通知までの平均期間は10.1か月(2020年)
  • 書面提出の電子化手数料は2,400円+(800円×ページ数)

動かない期限と、順番待ちで決まる時間が混ざっている。

資料では権利期間が出願から20年、出願審査請求は出願から3年以内、出願公開は出願日から1年6ヶ月経過後、審査請求から通知までの平均期間は10.1か月(2020年)とされています。3年は36か月、1年6ヶ月は18か月なので、公開されてから審査請求の期限までは18か月、ちょうど半分です。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 特許権の権利期間は出願から20年とされている/出願審査請求は出願から3年以内とされている/出願日から1年6ヶ月経過後に出願内容が公開されるとされている

資料は特許出願の手続きの案内です。

わかる家計を整える★★★★

資料が示していること

  • 特許権の権利期間(出願から20年)
  • 出願審査請求の期限(出願から3年以内)
  • 出願公開の時期(1年6ヶ月経過後)
  • 審査請求から通知までの平均期間

資料が示していないこと

  • 家計の大型支出の優先順位
  • 家電の買い替え時期の目安
  • 車や旅行にかける金額

借りているのは「動かない期限がある」という枠組みだけ。

資料が示しているのは、特許権の権利期間が出願から20年、出願審査請求が出願から3年以内、出願公開が出願日から1年6ヶ月経過後であることです。家計の大型支出の優先順位や、家電の買い替え時期の目安は、特許の資料には出てきません。この回の12か月への前倒しは、条件変化としてこちらで置いた例です。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

家電が12か月に前倒しになると、三つの月額の合計は月_になります。

  • A 60,500円

    60,500円は前倒しになる前の合計です。

  • B 50,000円

    50,000円は毎月の余剰そのものです。

  • C 72,500円 正解

    正解です。合計は月72,500円になります。

  • D 22,500円

    22,500円は前倒し後に足りない額です。

40,000 + 12,500 + 20,000 の分です。

見抜く家計を整える★★★★
前 40,000 + 12,500 + 8,000 = 60,500円(10,500円足りない)→後 40,000 + 12,500 + 20,000 = 72,500円(22,500円足りない)→増えた額 20,000 − 8,000 = 12,000円→確かめ 10,500 + 12,000 = 22,500円

総額1,980,000円は前も後も変わっていない。

40,000 + 12,500 + 20,000 = 72,500円です。60,500円は前倒し前の合計、50,000円は毎月の余剰、22,500円は前倒し後に足りない額(72,500 − 50,000)です。前は10,500円足りませんでしたから、12,000円増えた分がそのまま不足に乗ります。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

三つの総額は車1,440,000円、旅行300,000円、家電240,000円です。

総額だけでは分からないのは、どれですか。

  • A 必要な総額

    総額はそれぞれ分かっています。

  • B 三つを合わせた総額

    合計1,980,000円も分かります。

  • C 毎月いくら必要か 正解

    正解です。残り期間で割らないと出ません。

  • D いちばん高い支出

    いちばん高いのは車だと分かります。

残り期間で割らないと出ません。

見抜く家計を整える★★★★

3年以内に三つの大型支出を予定するAさんの世帯

毎月の余剰
50,000円
車
1,440,000円・36か月・月40,000円
旅行
300,000円・24か月・月12,500円
家電(前倒し前)
240,000円・30か月・月8,000円
家電(12か月に前倒し)
240,000円・12か月・月20,000円

それぞれの総額も、合計1,980,000円も、いちばん高いのが車だということも分かります。分からないのは毎月いくら必要かです。車は36か月で月40,000円、旅行は24か月で月12,500円、家電は30か月で月8,000円。家電が12か月に前倒しになると月20,000円で旅行を追い越します。総額は一つも動いていません。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

家電が前倒しになったあとの月額を、大きい順に並べてください(前倒し前の家電も含む)。

答え 40,000円(車・36か月) → 20,000円(家電・12か月に前倒し後) → 12,500円(旅行・24か月) → 8,000円(家電・30か月のとき)

前倒し後の家電は、旅行より上がります。

見抜く家計を整える★★★★
  1. 総額を書き出す(車1,440,000・旅行300,000・家電240,000円)
  2. 残り期間で割る(36か月・24か月・30か月)
  3. 月額が出る(40,000・12,500・8,000円)
  4. 家電の期限が12か月に前倒しになる(240,000 ÷ 12 = 20,000円)
  5. 月額の順位が入れかわる(車 > 家電 > 旅行)

総額の順位は 車 > 旅行 > 家電 のまま動いていない。

前倒し後は 車40,000円 > 家電20,000円 > 旅行12,500円 で、前倒し前の家電8,000円がいちばん下です。前は 車40,000 > 旅行12,500 > 家電8,000 でした。2位と3位が入れかわっています。総額の順位は 車1,440,000 > 旅行300,000 > 家電240,000 のままで、何も変わっていません。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんの世帯は毎月50,000円を大型支出にまわせます。36か月後に車を1,440,000円で買う予定です。

車のために毎月とっておく額は、いくらですか。

答え 40000円

1,440,000 ÷ 36 の分です。

ケース家計を整える★★★
  • 50,000円毎月の余剰資金
  • 1,440,000円(36か月後)車
  • 300,000円(24か月後)旅行
  • 240,000円(30か月後)家電
  • 1,980,000円三つの総額

金額はこちらで置いた例。資料には出てこない。

1,440,000 ÷ 36 = 40,000円です。余剰の50,000円のうち80%を車が占めます。残るのは10,000円だけで、ここに旅行と家電も入れることになります。総額を残り期間で割ると、毎月いくら押さえられるかが出ます。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

車は月40,000円、旅行300,000円は24か月で月12,500円、家電240,000円は30か月で月8,000円です。余剰は50,000円です。

足りない額は、いくらですか。

  • A 5,500円

    5,500円では合計が55,500円になります。

  • B 10,500円 正解

    正解です。60,500 − 50,000 = 10,500円です。

  • C 22,500円

    22,500円は家電が前倒しになったあとの額です。

  • D 足りない分はない

    合計60,500円は余剰50,000円を超えています。

60,500 − 50,000 の分です。

ケース家計を整える★★★
支出総額残り期間月額
車1,440,000円36か月40,000円
旅行300,000円24か月12,500円
家電240,000円30か月8,000円
合計1,980,000円—60,500円
毎月の余剰——50,000円
足りない額——10,500円

金額はこちらで置いた例。

40,000 + 12,500 + 8,000 = 60,500円です。余剰は50,000円なので 60,500 − 50,000 = 10,500円足りません。三つの総額は1,980,000円ですが、月額で見ると期間が違うので、総額を足しただけでは足りるかどうかは分かりません。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

家電の買い替えが早まり、30か月後の予定が12か月後になりました。金額は240,000円のままです。

家電のために毎月とっておく額は、いくらになりますか。

答え 20000円

240,000 ÷ 12 の分です。

ケース家計を整える★★★★
240,000÷12×1=20,000円

240,000 ÷ 12 = 20,000円です。30か月のときは 240,000 ÷ 30 = 8,000円だったので、12,000円増えます。金額は240,000円のままで、変わったのは期限だけです。期間が30か月から12か月になると、割る数が2.5分の1になるので月額は2.5倍になります。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

家電240,000円は、車1,440,000円の6分の1(約16.7%)です。前倒し後の月額は家電20,000円、車40,000円です。

月額で見ると、家電は車のどれくらいですか。

  • A 月額では半分になる 正解

    正解です。20,000 ÷ 40,000 = 半分です。

  • B 月額でも6分の1のままである

    6分の1のままなら月額は約6,667円です。

  • C 月額では4分の1になる

    4分の1なら月額は10,000円になります。

  • D 月額では車より大きくなる

    車の月額40,000円のほうが大きいままです。

20,000 ÷ 40,000 = 0.5 です。

ケース家計を整える★★★★
  • 総額での家電の割合(%)
  • 月額での家電の割合(%)

車に対する割合。開きは3倍で、期間の比 36 ÷ 12 と同じ。

20,000 ÷ 40,000 = 0.5で半分です。総額では16.7%なのに、月額では50%になります。開きは 0.5 ÷ 0.1667 = 3倍で、これは期間の比 36 ÷ 12 = 3と同じです。月額は総額を残り期間で割った数なので、期間が短いほど比が大きくなります。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

足りない22,500円を収めます。旅行300,000円を見送り、車1,440,000円は36か月から48か月に延ばします。家電は月20,000円のままです。

合計は月いくらになりますか。

答え 50000円

1,440,000 ÷ 48 = 30,000 に20,000を足します。

ケース家計を整える★★★★
  • 前倒し後そのまま(円)
  • 旅行を見送る(円)
  • 車を48か月に延ばす(円)
  • 両方(円)

毎月の余剰は50,000円。どちらか一方では収まらない。

車は 1,440,000 ÷ 48 = 30,000円になり、30,000 + 20,000 = 50,000円です。余剰の50,000円にちょうど収まります。旅行を見送るだけでは 40,000 + 20,000 = 60,000円で10,000円足りず、車を延ばすだけでは 30,000 + 12,500 + 20,000 = 62,500円で12,500円足りません。両方いります。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

「金額がいちばん大きい車から準備するのが順番でしょう」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 期限までの残り期間 正解

    正解です。残り期間で割ってみます。

  • B 三つを合わせた支出の総額

    合計の総額では順位は出ません。

  • C 去年の支出額

    去年の支出額とは関係がありません。

  • D 手取りの額

    手取りの額だけでは分かりません。

残り期間で割ると、順位が変わります。

判断家計を整える★★★★
家電の買い替えが30か月後から12か月後に前倒しになる
  • 総額で並べる → 車 > 旅行 > 家電(前と同じ)
  • 残り期間で割る → 車40,000 > 家電20,000 > 旅行12,500円
  • 合計だけ見る → 72,500円で22,500円足りないと分かるだけ
  • 何もしない → 毎月22,500円ずつ足りないまま進む

どれを先にすべきかは、この回では決めない。

総額の順位は 車 > 旅行 > 家電 で動きません。ところが残り期間で割ると、家電が12か月に前倒しになった時点で月20,000円になり、旅行の12,500円を追い越します。合計の総額や去年の支出、手取りの額を見ても、この入れかわりは出てきません。どれを先にすべきかは、ここでは決めません。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

「予算に収まらないなら、いちばん安い支出をやめればいいでしょう」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 支出の金額

    金額の小ささだけでは分かりません。

  • B 毎月の余剰

    余剰の額だけでも分かりません。

  • C 過去の支出

    過去の支出とは関係がありません。

  • D 期限と延期できるかどうか 正解

    正解です。期限と延ばせるかを見ます。

金額の小ささは、削る効き目とは別です。

判断家計を整える★★★

メリット

  • 総額を残り期間で割ると、月額の順位が数で出る
  • 期限を延ばせるものが分かれば、削る順番が選べる

デメリット

  • 総額の順位と月額の順位は同じにならない
  • 金額がいちばん小さい支出でも、期限が近ければ月額は大きい

どれを先にするか、どれを削るかは、この回では決めない。

いちばん安い家電240,000円をやめても月20,000円しか減らず、72,500 − 20,000 = 52,500円でまだ収まりません。旅行300,000円を見送ると60,000円、さらに車を48か月に延ばすと50,000円でちょうど収まります。金額の小ささではなく、月額と、延ばせるかどうかで効き目が変わります。どれを削るかは、ここでは決めません。

出典 特許庁「初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

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