現金・預金を活かす

給与口座の金利は低い。でも便利ならそのままでいい?

決済に要る額は変わらず、使わない部分だけが増えます。

このページの要点

給与口座に1,200,000円。毎月の決済は300,000円で、使わずに残るのは900,000円(75%)。毎月50,000円ずつ残ると3年後は3,000,000円になり、決済額は300,000円のままなので、使わない部分は2,700,000円(90%)。残高は2.5倍、使わない部分は3倍になります。

最終更新 2026年9月30日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

このレッスンを解く

会員登録なしで解けます。このページには答えと解説を載せています。

目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 決済口座
  2. 普通預金
  3. 決済口座

わかる 2 問

  1. 決済口座
  2. 利便性

見抜く 3 問

  1. 口座分離
  2. 口座分離
  3. 普通預金

ケースで考える 5 問

  1. 給与口座
  2. 普通預金
  3. 口座分離
  4. 決済口座
  5. 貯蓄口座

判断する 2 問

  1. 利便性
  2. 貯蓄口座

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

林野庁の資料は、令和4年3月31日現在の森林面積について述べています。

どれくらいとされていますか。

  • A 2,502万ha 正解

    正解です。2,502万haとされています。

  • B 5,502万ha

    5,502万haという数字は出てきません。

  • C 1,000万ha

    1,000万haという数字は出てきません。

  • D 国土の3分の1にあたる面積

    資料に国土に占める割合は書かれていません。

資料は2,502万haとしています。

知る現金・預金を活かす★★★
項目令和4年3月31日現在前回(平成29年3月31日現在)
森林面積2,502万ha本文に記載なし(ほぼ横ばい)
森林蓄積55億6千万m352億4千万m3
調査の周期おおむね5年ごと—

林野庁「森林資源の現況」から。面積は横ばい、蓄積は5年で3億2千万m3増。

資料は「令和4年3月31日現在における我が国の森林面積は2,502万haで、ほぼ横ばいで推移しています」としています。面積は動いていません。一方で森林蓄積は52億4千万m3から55億6千万m3へ増えています。入れ物は変わらず、中身だけが積み上がっているという形です。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

「森林蓄積が増えたのは、森林面積が広がったからだ」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 面積が広がったからである

    面積はほぼ横ばいとされています。

  • B 面積は減っているとされている

    減っているとは書かれていません。

  • C 我が国の森林面積については資料に書かれていない

    面積は2,502万haと書かれています。

  • D 面積はほぼ横ばいで、増えたのは蓄積である 正解

    正解です。面積は横ばい、蓄積が増えました。

資料は面積をほぼ横ばいとしています。

知る現金・預金を活かす★★★★

残高から1か月分の決済額を引いて、使っていない額を先に出す

残高が増えたぶん、必要な額も増えていると考える

決済に要る額は300,000円のまま。増えたのは使わない部分だけ。

資料は面積について「2,502万haで、ほぼ横ばいで推移しています」、蓄積について「人工林を中心に年々増加してきており、55億6千万m3となりました」としています。広がったのは面積ではありません。同じ入れ物の中で、中身だけが5年で3億2千万m3(約6.1%)増えた形です。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 森林面積は5年で6.1%増えた

    増えたのは面積ではなく蓄積のほうです。

  • B 調査はおおむね5年ごとに行われる 正解

    通ります。おおむね5年ごとの調査です。

  • C 森林蓄積は52億4千万m3になった

    52億4千万m3は前回の値です。

  • D 前回の調査は平成19年3月31日現在である

    前回は平成29年3月31日現在です。

資料はおおむね5年ごととしています。

知る現金・預金を活かす★★★★
  1. 平成29年3月31日現在森林蓄積 52億4千万m3(前回調査)
  2. 令和4年3月31日現在森林蓄積 55億6千万m3・森林面積 2,502万ha
  3. 令和5年10月13日「森林資源の現況」として公表

5年で3億2千万m3(約6.1%)増えた。面積はほぼ横ばい。

資料は「おおむね5年ごとに、森林資源の現況について調査を行い」としています。6.1%増えたのは面積ではなく蓄積のほうで、面積はほぼ横ばいです。52億4千万m3は前回の値で、令和4年は55億6千万m3。前回は平成19年ではなく平成29年3月31日現在です。増えた対象・時点・年号を一つずつ確かめます。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料の項目と、その内容を組み合わせてください。

答え 令和4年3月31日現在の森林面積 … 2,502万ha/令和4年3月31日現在の森林蓄積 … 55億6千万m3/前回調査時の森林蓄積 … 52億4千万m3/調査の周期 … おおむね5年ごと

蓄積は2つの時点の数字が出てきます。

わかる現金・預金を活かす★★★

資料で確かめたこと

  • 令和4年3月31日現在の森林面積は2,502万ha
  • 面積はほぼ横ばいで推移している
  • 同時点の森林蓄積は55億6千万m3
  • 前回(平成29年3月31日現在)は52億4千万m3
  • 調査はおおむね5年ごとに行われる

入れ物(面積)は動かず、中身(蓄積)だけが積み上がる。

資料では令和4年3月31日現在の森林面積が2,502万ha、同時点の森林蓄積が55億6千万m3、前回調査時(平成29年3月31日現在)が52億4千万m3、調査はおおむね5年ごととされています。蓄積は5年で3億2千万m3、約6.1%増えました。面積のほうは「ほぼ横ばい」とされています。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 令和4年3月31日現在の森林面積は2,502万haとされている/森林蓄積は55億6千万m3で、前回は52億4千万m3とされている/調査はおおむね5年ごとに行われるとされている

資料は森林資源の調査結果です。

わかる現金・預金を活かす★★★★

資料が示していること

  • 令和4年3月31日現在の森林面積
  • 同時点と前回の森林蓄積
  • 調査の目的と周期
  • 面積はほぼ横ばいであること

資料が示していないこと

  • 預金金利の水準
  • 口座をいくつ持つとよいか
  • 前回時点の森林面積の数字

借りているのは「入れ物は横ばい、中身は積み上がる」という枠組みだけ。

資料が示しているのは、令和4年3月31日現在の森林面積が2,502万haであること、森林蓄積が55億6千万m3で前回が52億4千万m3であること、調査がおおむね5年ごとであることです。預金金利や口座の持ち方は、森林の資料には出てきません。この回の年0.02%・年0.3%は、計算のためにこちらで置いた数字です。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

使わずに残る割合は、いまの75%から3年後には_になります。

  • A 75%

    75%はいまの割合です。

  • B 83.3%

    83.3%は1年後の割合です。

  • C 90% 正解

    正解です。3年後は90%になります。

  • D 割合は変わらない

    決済額が動かないので割合は上がります。

2,700,000 ÷ 3,000,000 の分です。

見抜く現金・預金を活かす★★★★
いま 900,000 ÷ 1,200,000 = 75%→1年後 1,500,000 ÷ 1,800,000 = 約83.3%→2年後 2,100,000 ÷ 2,400,000 = 87.5%→3年後 2,700,000 ÷ 3,000,000 = 90%

引く額はどの時点でも300,000円。分母だけが増えていく。

2,700,000 ÷ 3,000,000 = 90%です。83.3%は1年後(1,500,000 ÷ 1,800,000)、75%はいまの割合。2年後は87.5%です。残高が増えても決済に要る額は300,000円のままなので、割合は何もしなくても上がっていきます。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

3年で残高は1,200,000円から3,000,000円へ、2.5倍になりました。

使わずに残る部分は、何倍になりますか。

  • A 残高と同じ2.5倍

    残高は2.5倍ですが、こちらは違います。

  • B 2倍になる

    2倍では900,000円が1,800,000円になります。

  • C 3倍になる 正解

    正解です。2,700,000 ÷ 900,000 = 3倍です。

  • D 倍率は変わらない

    引く額が同じなので倍率はずれます。

2,700,000 ÷ 900,000 の分です。

見抜く現金・預金を活かす★★★★

給与・カード・公共料金を1つの銀行にまとめているAさん

いまの残高
1,200,000円(使わない部分900,000円・75%)
3年後の残高
3,000,000円(使わない部分2,700,000円・90%)
毎月の決済額
300,000円(どちらの時点でも同じ)
残高の倍率
2.5倍
使わない部分の倍率
3倍

2,700,000 ÷ 900,000 = 3倍です。残高の2.5倍より大きくなります。引く額(300,000円)がどちらの時点でも同じなので、増えたぶんがまるごと使わない部分に乗るからです。分子のほうが速く増えるので、割合も75%から90%へ上がります。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

四つの額を、大きい順に並べてください。

答え 3,000,000円(3年後の残高) → 2,700,000円(3年後に使わない額) → 1,200,000円(いまの残高) → 900,000円(いま使わない額)

3年後のほうが、どちらも大きくなります。

見抜く現金・預金を活かす★★★★

給与口座の中で起きていること

  • 決済に要る額 月300,000円(どの時点でも同じ)
  • いまの残高 1,200,000円 → 使わない900,000円(75%)
  • 毎月50,000円ずつ積み上がる
  • 3年後の残高 3,000,000円 → 使わない2,700,000円(90%)
  • 残高2.5倍に対して、使わない部分は3倍

引く額が動かないので、割合は放っておいても上がる。

3年後の残高3,000,000円がいちばん大きく、そこから300,000円を引いた2,700,000円が続きます。いまの残高は1,200,000円で、引いた残りが900,000円。引く額はどちらも同じ300,000円ですが、残高が大きくなるほど、引いたあとの割合は上がります。75%から90%へ、15ポイント上がりました。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんは給与振込・カード引落し・公共料金を1つの銀行にまとめています。いまの残高は1,200,000円で、毎月の決済は300,000円です。

残高のうち、1か月の決済に使わない額はいくらですか。

答え 900000円

1,200,000 − 300,000 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★
  • 1,200,000円いまの残高
  • 300,000円毎月の決済額
  • 900,000円使わずに残っている額
  • 75%残高に占める割合
  • 50,000円毎月残る額

金額はこちらで置いた例。資料には出てこない。

1,200,000 − 300,000 = 900,000円です。残高の 900,000 ÷ 1,200,000 = 75%にあたります。決済に要るのは300,000円で、残りは動いていません。口座を1つにまとめていると、この2つが同じ残高の中に混ざったまま見えなくなります。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

毎月50,000円ずつ残っていきます。いまの残高は1,200,000円です。

3年後の残高は、いくらになりますか。

  • A 1,800,000円

    1,800,000円は1年後の残高です。

  • B 3,000,000円 正解

    正解です。3年で1,800,000円積み上がります。

  • C 2,400,000円

    2,400,000円は2年後の残高です。

  • D 1,200,000円のまま

    毎月50,000円ずつ増えていきます。

1,200,000 + 50,000 × 36 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★
  • いまの残高(円)
  • 1年後(円)
  • 2年後(円)
  • 3年後(円)

毎月50,000円ずつ。決済に要る300,000円はどの時点でも同じ。

50,000 × 36 = 1,800,000円が積み上がり、1,200,000 + 1,800,000 = 3,000,000円になります。1,800,000円は1年後、2,400,000円は2年後の残高です。残高は 3,000,000 ÷ 1,200,000 = 2.5倍になりますが、毎月の決済額は300,000円のままで変わりません。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

3年後の残高は3,000,000円です。毎月の決済額は300,000円のまま変わりません。

使わずに残っている額は、いくらになりますか。

答え 2700000円

3,000,000 − 300,000 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
2,700,000÷3,000,000×100=90%

3,000,000 − 300,000 = 2,700,000円です。いまの900,000円から 2,700,000 ÷ 900,000 = 3倍になりました。残高そのものは2.5倍なので、使わない部分のほうが速く増えています。決済に要る額が動かないぶんが、まるごと使わない部分に乗るからです。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

3年たって残高は1,200,000円から3,000,000円へ、2.5倍になりました。家賃・カード引落し・公共料金の内容は変わっていません。

毎月の決済に要る額は、どうなりますか。

  • A 月300,000円のまま 正解

    正解です。決済の中身が同じなら額も同じです。

  • B 残高と同じ割合で増えていく

    残高が増えても支払う額は増えません。

  • C 月150,000円に減っていく

    減る理由はどこにもありません。

  • D 残高の1割に増えていく

    決済額は残高から決まるものではありません。

決済の中身が変わっていません。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  • 3年での残高の倍率(倍)
  • 3年での使わない部分の倍率(倍)

決済に要る額は1倍のまま。動かない分が、そのまま使わない部分に乗る。

家賃もカードの引落しも公共料金も変わっていないので、毎月出ていく300,000円は同じです。残高は2.5倍になりましたが、要る額は1倍のまま。増えたぶんはすべて使わない部分に乗ります。だから使わない部分は 2,700,000 ÷ 900,000 = 3倍と、残高より速く増えています。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

3年後、使わずに残っている2,700,000円を年0.3%のところに置くと手取りは6,455円、給与口座(年0.02%)のままなら431円です。

1年あたりの差は、いくらですか。

答え 6024円

6,455 − 431 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  1. 使わない額を出す(3,000,000 − 300,000 = 2,700,000円)
  2. 年0.3%なら(8,100円 − 税1,645円 = 6,455円)
  3. 年0.02%なら(540円 − 税109円 = 431円)
  4. 差を出す(6,455 − 431 = 6,024円)
  5. いま(900,000円)の差は2,008円。3年で3倍になる

金利はこちらで置いた例。税率20.315%は国税庁 No.1310 による。

6,455 − 431 = 6,024円です。いま(900,000円)で同じことをすると差は2,008円で、6,024 ÷ 2,008 = 3倍。使わずに残る部分の倍率(3倍)とそろいます。置き場所を変えなくても、使わない部分が増えるほど、差のほうは自動的に大きくなっていきます。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

「引落しも振込も1つで済んで便利なのだから、金利が低くてもそのままでいいでしょう」と聞きました。

一緒に出しておくのは、どれでしょう。

  • A 使わずに残っている額 正解

    正解です。使っていない額を先に出します。

  • B 給与口座の金利の高さ

    金利の低さはもう分かっています。

  • C 去年の決済の合計

    去年の合計とは別の話になります。

  • D 口座の開設年

    開設年からは出てきません。

便利さが効くのは、動かす部分だけです。

判断現金・預金を活かす★★★★
給与・カード・公共料金を1つの銀行にまとめている
  • そのまま → 3年後、使わない2,700,000円が年0.02%のまま(431円)
  • 使わない分を分ける → 年0.3%なら6,455円。差は6,024円
  • 1か月分だけ残す → 決済の便利さはそのまま残る
  • 額を出さない → 何を置いたままにしているか分からない

金利はこちらで置いた例。分けるかどうかは決めない。

1つにまとまっている便利さは、毎月動かす300,000円に効いています。使わずに残っている2,700,000円には効きません。その額を出さないと、便利さと引き換えに何を置いたままにしているかが言えません。金利の高さはもう分かっていますし、去年の合計や開設年からは出てきません。分けるかどうかは、ここでは決めません。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

「残高が増えてきたけれど、口座は1つのままで困っていません」と聞きました。

一緒に確かめるのは、どれでしょう。

  • A 口座の使いやすさ

    使いやすさは動く部分に効いています。

  • B 給与の額

    給与の額とは別の話になります。

  • C 去年の利息

    去年の利息からは割合が出ません。

  • D 毎月動く額と動かない額 正解

    正解です。動く額と動かない額を分けます。

同じ残高の中に2つが混ざっています。

判断現金・預金を活かす★★★

メリット

  • 1か月分の決済額を引くだけで、動かない額が出る
  • 動かない額が分かれば、置き場所を変えたときの差も出せる

デメリット

  • 決済に要る額は変わらないので、割合は放っておいても上がる
  • 1つの残高として見ているかぎり、2つは分かれて見えない

分けるかどうかは、この回では決めない。金利の見通しも示さない。

困っていないのは、毎月動く300,000円がちゃんと回っているからです。その裏で、動かない部分は900,000円から2,700,000円へ3倍になり、割合は75%から90%に上がっています。1つの残高として見ているかぎり、この2つは分かれて見えません。どうするかは、ここでは決めません。

出典 林野庁「森林資源の現況」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

会員登録をすると、経験値と連続学習日数が記録され、間違えた問題だけをあとで解き直せます。

このレッスンを解く