家計を整える

目標300万円まであと100万円。借りるか、購入時期を延ばすか?

円・月・%は、積立の月数にそろえると並べられます。

このページの要点

不足1,000,000円。借りると年3%で利息90,000円、5%なら150,000円(66.7%増)。延ばすなら月50,000円で20か月。予算を2,000,000円に下げれば33.3%減。単位が違うので、利息を積立の月数に直すと150,000÷50,000=3か月分。20か月早く買うために3か月分を出す形になります。

最終更新 2026年9月25日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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会員登録なしで解けます。このページには答えと解説を載せています。

目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 支出額調整
  2. 支出額調整
  3. 支出額調整

わかる 2 問

  1. 支出額調整
  2. 資金不足

見抜く 3 問

  1. 延期
  2. 利息負担
  3. 利息負担

ケースで考える 5 問

  1. 資金不足
  2. 利息負担
  3. 利息負担
  4. 利息負担
  5. 支出額調整

判断する 2 問

  1. 借入
  2. 延期

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

会計検査院の資料は「3E検査」と呼ばれる検査について述べています。

どの三つの総称とされていますか。

  • A 経済性・効率性・有効性 正解

    正解です。経済性・効率性・有効性の三つです。

  • B 正確性・合規性・経済性

    正確性と合規性は3Eに入りません。

  • C 正確性・効率性・有効性

    正確性は3Eに入りません。

  • D 合規性・経済性・有効性

    合規性は3Eに入りません。

英語の頭文字が「E」の三つです。

知る家計を整える★★★

会計検査院の検査の観点(5つ)

  • 正確性 決算の表示が財務の状況を正確に表現しているか
  • 合規性 会計経理が予算・法律・政令等に従って適正に処理されているか
  • 経済性(3E)より少ない費用で実施できないか
  • 効率性(3E)同じ費用でより大きな成果が得られないか
  • 有効性(3E)所期の目的を達成しているか、効果を上げているか

会計検査院「検査の観点」から。3Eは5つのうち3つで60%。

資料は「経済性、効率性、有効性の検査は、それぞれの英語の頭文字が「E」であることから、総称して「3E検査」と呼ばれています」としています。検査の観点は全部で5つあり、3Eに入らないのは正確性と合規性の2つです。5つのうち3つなので60%、残り2つが40%にあたります。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

「会計検査院は内閣に属している」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 内閣に属している

    内閣からも独立しているとされています。

  • B 国会に属していると資料にある

    国会にも裁判所にも属していません。

  • C 所属については資料に書かれていない

    独立性については本文に書かれています。

  • D 内閣からも独立しているとされている 正解

    正解です。内閣からも独立しています。

資料は内閣からも独立としています。

知る家計を整える★★★★

借入の利息を積立の月数に直して、延期の月数と並べる

足りない額だけを見て、借りるしかないと決めてしまう

円・月・%は単位が違う。そろえてからでないと並べられない。

資料は「国会や裁判所に属さず、内閣からも独立しています」としています。憲法上の独立した機関で、外部から制約を受けることなく検査を行うため、人事や予算、規則の制定権などの面から独立性が保障されているとされています。検査される側から独立していることが、観点を分けて見ることの前提になっています。

出典 会計検査院「よくある質問」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 3E検査には正確性も含まれるとされている

    3Eは経済性・効率性・有効性の三つです。

  • B 検査報告は毎年11月上旬頃に内閣に送付される 正解

    通ります。毎年11月上旬頃に送付されます。

  • C 検査の方法は実地検査の1つだけである

    在庁検査と実地検査の2つに区分されます。

  • D 都道府県の単独事業も必ず検査の対象になるとされている

    国の収入支出と関係のないものは対象外です。

資料は毎年11月上旬頃としています。

知る家計を整える★★★★
項目資料の内容
検査の観点5つ(正確性・合規性・経済性・効率性・有効性)
3E検査経済性・効率性・有効性の総称
検査の方法在庁検査と実地検査の2つ
検査対象の区分必要的検査対象と選択的検査対象
対象外の例都道府県の単独事業など国の収入支出と関係のないもの
検査報告の送付毎年11月上旬頃に内閣へ

会計検査院「検査の観点」「よくある質問」から。

資料は検査報告を「毎年11月上旬頃に、検査を経た決算とともに内閣に送付し」としています。3Eは経済性・効率性・有効性で、正確性は入りません。検査の方法は在庁検査と実地検査の2つです。都道府県の単独事業など国の収入支出と関係のないものは、検査の対象とはならないとされています。

出典 会計検査院「よくある質問」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料の項目と、その内容を組み合わせてください。

答え 検査の観点の数 … 5つ/3E検査に含まれる観点 … 経済性・効率性・有効性/検査の方法の区分 … 在庁検査と実地検査/検査報告を内閣に送付する時期 … 毎年11月上旬頃

数が入るものと、時期が入るものがあります。

わかる家計を整える★★★

資料で確かめたこと

  • 検査の観点は正確性・合規性・経済性・効率性・有効性の5つ
  • 経済性・効率性・有効性の3つを総称して3E検査と呼ぶ
  • 広い視野に立って多角的な観点から検査しているとされている
  • 検査の方法は在庁検査と実地検査の2つに区分される
  • 検査報告は毎年11月上旬頃に内閣に送付される

費用を下げることと、目的に合っているかは別の観点になっている。

資料では検査の観点が5つ、3E検査は経済性・効率性・有効性の総称、検査の方法は在庁検査と実地検査の2つ、検査報告は毎年11月上旬頃に内閣に送付されるとされています。観点5つと方法2区分を掛けると 5 × 2 = 10通りの見かたになります。見る角度を分けておくのが枠組みです。

出典 会計検査院「よくある質問」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 検査は正確性・合規性・経済性・効率性・有効性などの観点から行われるとされている/経済性・効率性・有効性は総称して3E検査と呼ばれるとされている/検査は在庁検査と実地検査の2つに区分されるとされている

資料は国の決算の検査についてのものです。

わかる家計を整える★★★★

資料が示していること

  • 5つの検査の観点とそれぞれの中身
  • 3E検査という呼び方の由来
  • 検査の方法の2区分
  • 検査報告を内閣に送付する時期

資料が示していないこと

  • 家計の借入の金利水準
  • 購入を延期すべき期間
  • 予算をいくらに下げるべきか

借りているのは「観点を分けて見る」という枠組みだけ。

資料が示しているのは、検査が5つの観点から行われること、そのうち3つが3E検査と呼ばれること、検査の方法が在庁検査と実地検査の2つに区分されることです。家計の借入の金利水準や、延期すべき期間は出てきません。この回の年3%・年5%は計算のためにこちらで置いた数字です。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

不足1,000,000円を月50,000円で貯めると、_かかります。

  • A 10か月

    10か月は予算を下げた場合です。

  • B 36か月

    36か月は借入の期間のほうです。

  • C 20か月 正解

    正解です。20か月、1年8か月かかります。

  • D 金利によって変わる

    借りないので金利では変わりません。

1,000,000 ÷ 50,000 の分です。

見抜く家計を整える★★★★
  • 不足1,000,000円を貯める(月)
  • 予算を2,500,000円に下げた場合(月)
  • 予算を2,000,000円に下げた場合(月)

毎月50,000円で計算。金利が上がってもこの月数は変わらない。

1,000,000 ÷ 50,000 = 20か月、つまり1年8か月です。10か月になるのは予算を2,500,000円に下げて不足を500,000円にした場合、36か月は借入の期間です。延期の月数は借りていないので、金利が3%から5%に上がっても20か月のまま変わりません。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

年5%で借りた場合の利息は150,000円です。毎月の積立余力は50,000円です。

利息は、積立の何か月分にあたりますか。

  • A 1.8か月分

    1.8か月分は年3%のときの額です。

  • B 20か月分

    20か月分は延ばした場合の月数です。

  • C 3か月分 正解

    正解です。150,000 ÷ 50,000 = 3か月分です。

  • D 金利では変わらない

    金利が上がれば月数も増えます。

150,000 ÷ 50,000 の分です。

見抜く家計を整える★★★★

目標3,000,000円に1,000,000円足りないAさん

案A 年3%で借りる
利息90,000円=積立1.8か月分
案A 年5%で借りる
利息150,000円=積立3か月分
案B 延ばす
20か月(金利では変わらない)
案C 予算を2,000,000円に
1,000,000円減(33.3%減)
案C 予算を2,500,000円に
500,000円減・延期10か月

150,000 ÷ 50,000 = 3か月分です。年3%の90,000円なら 90,000 ÷ 50,000 = 1.8か月分。20か月分は延ばした場合の月数です。延期の20か月と利息の3か月分を並べると 20 ÷ 3 = 約6.7倍で、20か月早く買うために3か月分を出す形だと読めます。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

四つの利息を、大きい順に並べてください。

答え 150,000円(1,000,000円を年5%で3年) → 90,000円(1,000,000円を年3%で3年) → 75,000円(500,000円を年5%で3年) → 45,000円(500,000円を年3%で3年)

借入額と率の両方で変わります。

見抜く家計を整える★★★★
  1. 毎年11月上旬頃検査報告を決算とともに内閣に送付
  2. その後内閣から国会へ提出
  3. 国会決算審査の重要な資料になる
  4. 処理が終わるまで指摘事項のフォローアップを毎年報告

会計検査院「よくある質問」から。家計の借入とは関係がない。

1,000,000円なら年5%で150,000円、年3%で90,000円。500,000円なら年5%で75,000円、年3%で45,000円です。借入額を半分にすると利息も半分、率を5 ÷ 3 = 1.667倍にすると利息も1.667倍になります。いちばん大きい150,000円といちばん小さい45,000円の比は 150,000 ÷ 45,000 = 約3.3倍です。

出典 会計検査院「よくある質問」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんは目標3,000,000円に向けて数年準備してきましたが、予定の時期になって手元にあるのは2,000,000円です。

足りない額は、いくらですか。

答え 1000000円

3,000,000 − 2,000,000 の分です。

ケース家計を整える★★★
  • 3,000,000円目標
  • 2,000,000円手元の準備額
  • 1,000,000円(約33.3%)不足
  • 50,000円毎月の積立余力

金額はこちらで置いた例。300万円はミッションの指定額。

3,000,000 − 2,000,000 = 1,000,000円です。目標の 1,000,000 ÷ 3,000,000 = 約33.3%にあたります。ここから先の選び方は一つではありません。借りる、時期を延ばす、予算そのものを下げる、という三つが並びます。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

不足の1,000,000円を年3%で3年借りるとします。毎年の利息だけを払い、3年後に元金をまとめて返す形で考えます。

3年間の利息は、いくらですか。

  • A 30,000円

    30,000円は1年ぶんだけの額です。

  • B 90,000円 正解

    正解です。30,000 × 3 = 90,000円です。

  • C 150,000円

    150,000円は年5%のときの額です。

  • D 利息はかからない

    借りれば利息はかかります。

30,000 × 3 の分です。

ケース家計を整える★★★
1,000,000÷100×3=30,000円

1,000,000 × 0.03 = 30,000円が1年ぶんで、3年なら 30,000 × 3 = 90,000円です。返す総額は1,090,000円になります。30,000円は1年ぶんだけ、150,000円は年5%のときの3年ぶんです。この返し方は検算をはっきりさせるために置いた形で、元利均等など別の返し方では額が変わります。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

借りる話を進めているうちに金利が上がり、年3%から年5%になりました。借入額1,000,000円と期間3年は変わりません。

3年間の利息は、いくらになりますか。

答え 150000円

50,000 × 3 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 年3%のときの3年間の利息(円)
  • 年5%のときの3年間の利息(円)

差は60,000円で66.7%増。率の比 5 ÷ 3 = 1.667倍とそろう。

1,000,000 × 0.05 = 50,000円が1年ぶんで、3年なら150,000円です。年3%の90,000円から60,000円増え、66.7%増になります。率の比 5 ÷ 3 = 1.667倍と、利息の比 150,000 ÷ 90,000 = 1.667倍はそろいます。返す総額は1,150,000円です。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

借入額1,000,000円、期間3年は変わらないまま、金利が年3%から年5%になりました。

3年間の利息は、どうなりますか。

  • A 90,000円から150,000円になる 正解

    正解です。90,000円から150,000円になります。

  • B 90,000円のままである

    金利が上がれば利息も増えます。

  • C 60,000円から90,000円になる

    60,000円は増えた額のほうです。

  • D 150,000円から90,000円に下がる

    金利が上がると利息は下がりません。

30,000×3 が 50,000×3 になります。

ケース家計を整える★★★★
年3% 1,000,000 × 0.03 × 3 = 90,000円→年5% 1,000,000 × 0.05 × 3 = 150,000円→増えた額 150,000 − 90,000 = 60,000円(66.7%増)→延期の20か月と予算を下げる1,000,000円は金利で動かない

年3%・年5%は計算のために置いた数字で、見通しではない。

年3%では 30,000 × 3 = 90,000円、年5%では 50,000 × 3 = 150,000円です。60,000円増えて66.7%増になります。金利が上がると増えるのは借りた場合の負担だけで、延期の20か月や予算を下げる1,000,000円は金利では動きません。動く場所と動かない場所があります。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

予算を3,000,000円から2,500,000円に下げると、不足は500,000円になります。この500,000円だけを年3%で3年借りるとします。

3年間の利息は、いくらになりますか。

答え 45000円

500,000 × 0.03 × 3 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  1. 予算を下げる(3,000,000 → 2,500,000円。16.7%減)
  2. 不足を出し直す(2,500,000 − 2,000,000 = 500,000円)
  3. 延ばすなら(500,000 ÷ 50,000 = 10か月)
  4. 借りるなら年3%(500,000 × 0.03 × 3 = 45,000円)
  5. 借りるなら年5%(500,000 × 0.05 × 3 = 75,000円)

借りる額が半分なら利息も半分になる。

500,000 × 0.03 = 15,000円が1年ぶんで、3年なら45,000円です。1,000,000円を借りた場合の90,000円の半分になります。借りる額が半分なら利息も半分です。年5%なら 500,000 × 0.05 × 3 = 75,000円で、こちらも150,000円の半分になります。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

「あと100万円足りないのだから、借りるしかないでしょう」と聞きました。

一緒に出しておくのは、どれでしょう。

  • A 延ばした場合の月数 正解

    正解です。延ばした場合の月数を出します。

  • B 不足している金額の合計

    不足額はすでに分かっています。

  • C 去年の支出額

    去年の支出額とは別の話になります。

  • D 手元の残高

    手元の残高も分かっています。

延期の月数を出さないと並べられません。

判断家計を整える★★★★
目標3,000,000円に1,000,000円足りない
  • 借りる(年3%)→ 利息90,000円=積立1.8か月分
  • 借りる(年5%)→ 利息150,000円=積立3か月分
  • 延ばす → 月50,000円で20か月
  • 予算を下げる → 2,000,000円なら1,000,000円減(33.3%減)

どれを選ぶかは、この回では決めない。

不足1,000,000円は月50,000円なら20か月で貯まります。この20か月を出しておかないと、借りる場合の利息90,000円や150,000円と並べられません。不足額や去年の支出、手元の残高はもう分かっていて、そこからは選び方が出てきません。どれを選ぶかは、ここでは決めません。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

「足りない額が同じなら、借りても延ばしても同じでしょう」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 不足の金額

    不足の金額はもう分かっています。

  • B 目標の金額

    目標の金額も分かっています。

  • C 去年の実績

    去年の実績とは別の話になります。

  • D 比べている単位 正解

    正解です。単位をそろえてから並べます。

円と月と%は、そのままでは並びません。

判断家計を整える★★★

メリット

  • 利息を積立で割ると月数になり、延期の月数と並べられる
  • 借りる額を半分にすれば利息も半分になる

デメリット

  • 金利が上がると、借りた場合の負担だけが増える(66.7%増)
  • 延期の月数と利息の月数は、意味が同じではない

どれを選ぶかは、この回では決めない。金利の見通しも示さない。

借りる場合の答えは円(利息90,000円か150,000円)、延ばす場合は月(20か月)、予算を下げる場合は%(33.3%減)で出てきます。単位が違うので、そのままでは並べられません。利息を積立で割ると月数になり、150,000 ÷ 50,000 = 3か月分と20か月を並べられます。どれを選ぶかは、ここでは決めません。

出典 会計検査院「検査の観点」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

会員登録をすると、経験値と連続学習日数が記録され、間違えた問題だけをあとで解き直せます。

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