家計を整える

ポイント5倍の日なら、予定外の買い物も得になる?

比べる相手を、買わない場合にします。

このページの要点

予定していなかった10,000円を5%還元の日に買えば、還元500円で実質負担は9,500円。買わなければ0円です。還元が支出を上回るには還元率が100%を超える必要があります。もともと買う予定だったものを5倍の日に回すなら、100円が500円になって400円の得。9,500 ÷ 400 = 23.75で、約24倍の開きです。

最終更新 2026年9月25日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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会員登録なしで解けます。このページには答えと解説を載せています。

目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 割引率
  2. 割引率
  3. 割引率

わかる 2 問

  1. 割引率
  2. 割引率

見抜く 3 問

  1. 不要な購入
  2. ポイント還元
  3. 割引率

ケースで考える 5 問

  1. ポイント還元
  2. 実質負担
  3. ポイント還元
  4. 支出増加
  5. 割引率

判断する 2 問

  1. 実質負担
  2. 不要な購入

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

資料は総付景品の限度額を示しています。

取引価額が1,000円以上のとき、景品類の最高額はどれですか。

  • A 200円

    200円は取引価額1,000円未満の場合です。

  • B 取引価額の20倍

    20倍は一般懸賞の最高額です。

  • C 取引価額の10分の2 正解

    正解です。取引価額の10分の2です。

  • D 取引価額にかかわらず30万円

    30万円は共同懸賞の最高額です。

資料は取引価額の10分の2としています。

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資料で確かめたこと

  • 景品類は取引に付随して提供される経済上の利益
  • 総付景品は取引価額1,000円未満なら200円まで
  • 1,000円以上なら取引価額の10分の2まで
  • 一般懸賞は5,000円未満なら取引価額の20倍、5,000円以上なら10万円
  • 共同懸賞の最高額は取引価額にかかわらず30万円

消費者庁「景品規制の概要」から。

資料の総付景品の表では、取引価額1,000円未満は200円、1,000円以上は取引価額の10分の2です。1,000 × 2 ÷ 10 = 200なので、境目でちょうどつながります。取引価額の20倍は一般懸賞(取引価額5,000円未満)の最高額、30万円は共同懸賞の最高額です。10分の2は20%にあたります。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

「オープン懸賞で提供できる金品等の上限は1,000万円」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 1,000万円である

    従来の額で、現在は撤廃されています。

  • B 30万円である

    30万円は共同懸賞の最高額です。

  • C 10万円である

    10万円は一般懸賞の最高額です。

  • D 上限の定めはない 正解

    正解です。現在は上限額の定めがありません。

平成18年4月に規制が撤廃されました。

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買わない場合の0円と並べて比べる

還元率が高い日だから得だと考える

取引に付随して提供される景品類には上限の考え方がある。

資料は「オープン懸賞で提供できる金品等の最高額は、従来、1000万円とされていましたが、平成18年4月に規制が撤廃され、現在では、提供できる金品等に具体的な上限額の定めはありません。」としています。30万円は共同懸賞、10万円は一般懸賞(取引価額5,000円以上)の最高額です。オープン懸賞は商品・サービスの購入や来店を条件としないため、景品規制の適用対象外とされています。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 総付景品の限度は10分の1

    資料は10分の2としています。

  • B 総付景品の限度は10分の2 正解

    通ります。取引価額の10分の2です。

  • C 共同懸賞の総額は売上予定総額の2%

    共同懸賞は3%、一般懸賞が2%です。

  • D オープン懸賞には1,000万円の上限がある

    従来の額で、現在は撤廃されています。

資料は10分の2としています。

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景品類の限度額

  • 一般懸賞 5,000円未満は取引価額の20倍/5,000円以上は10万円
  • 一般懸賞の総額 売上予定総額の2%
  • 共同懸賞 30万円/総額は売上予定総額の3%
  • 総付景品 1,000円未満は200円/1,000円以上は10分の2

オープン懸賞は景品規制の対象外。

資料の総付景品の表では、取引価額1,000円以上のときの最高額は「取引価額の10分の2」です。10分の1ではありません。総額の割合は、一般懸賞が売上予定総額の2%、共同懸賞が3%で、共同懸賞は2%ではありません。オープン懸賞の1,000万円は従来の額で、平成18年4月に規制が撤廃されています。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

四つを、資料が示す限度額と組み合わせてください。

答え 一般懸賞(取引価額5,000円未満) … 取引価額の20倍/一般懸賞(取引価額5,000円以上) … 10万円/共同懸賞 … 取引価額にかかわらず30万円/総付景品(取引価額1,000円以上) … 取引価額の10分の2

境目でつながる数字があります。

わかる家計を整える★★★
区分最高額総額
一般懸賞(5,000円未満)取引価額の20倍売上予定総額の2%
一般懸賞(5,000円以上)10万円同
共同懸賞30万円売上予定総額の3%
総付景品(1,000円未満)200円-
総付景品(1,000円以上)取引価額の10分の2-

消費者庁「景品規制の概要」の表のまま。

一般懸賞は取引価額5,000円未満なら取引価額の20倍、5,000円以上なら10万円。5,000 × 20 = 100,000なので、境目でちょうど10万円につながります。共同懸賞は取引価額にかかわらず30万円で、一般懸賞の3倍。総付景品は1,000円以上なら取引価額の10分の2で、1,000 × 2 ÷ 10 = 200なので、こちらも境目で200円につながります。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 総付景品は取引価額1,000円未満なら200円まで/一般懸賞の総額は売上予定総額の2%まで/共同懸賞の最高額は30万円

ポイントについての定めはありません。

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資料に書かれている

  • 景品類の定義と三つの区分
  • それぞれの限度額
  • オープン懸賞は景品規制の対象外

資料に書かれていない

  • ポイント還元率の上限
  • ポイントが景品類か値引きか
  • 1ポイントが何円にあたるか

この回の率と金額はこちらで置いた例。

資料が示しているのは、総付景品が取引価額1,000円未満なら200円までであること、一般懸賞の総額が売上予定総額の2%までであること、共同懸賞の最高額が30万円であることです。ポイント還元率の上限は定められていません。またオープン懸賞については「景品規制は適用されません」とされています。この回の1%・5%はこちらで置いた例です。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

買わなくてもよかった買い物が得になるには、還元率が_を超える必要があります。

  • A 20%

    20%では2,000円で、支出に届きません。

  • B 50%

    50%でも5,000円で、支出に届きません。

  • C 100% 正解

    正解です。還元が支出を上回る必要があります。

  • D 5%で足りる

    5%では500円しかありません。

還元が支出を上回らないと得になりません。

見抜く家計を整える★★★★
買わない → 支出0円・還元0円→買う(5%)→ 支出10,000円・還元500円→実質負担 9,500円→得になるには 還元率 > 100%

買ったものの使い道や価値は、この計算には入っていない。

買わない場合の支出は0円です。買った場合に手元に残る額が増えるには、還元が支出を上回る必要があります。10,000円の支出に対して還元が10,000円を超えるということで、還元率は100%を超えなければなりません。20%でも50%でも足りません。資料が示す総付景品の上限は取引価額の10分の2、つまり20%までです。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

「ポイント5倍の日」と書かれています。

5倍になっているのは、何ですか。

  • A 買える商品の数

    商品の数は変わりません。

  • B 還元される率 正解

    正解です。1%が5%になります。

  • C 支払う額

    支払う額は10,000円のままです。

  • D 実質の負担が5分の1になる

    負担は9,500円で5分の1にはなりません。

1%が5%になり、100円が500円になります。

見抜く家計を整える★★★★

同じ10,000円を、二つの場合で

予定内の買い物
還元 100 → 500円(400円の得)
予定外の買い物
支出10,000円・還元500円(9,500円の負担)
買わない
支出0円・還元0円
開き
9,500 ÷ 400 = 23.75

5倍になっているのは還元率で、1%が5%になります。額でいえば100円が500円。支払う額は10,000円のままで、買える商品の数も変わりません。実質の負担は9,500円で、5分の1にはなりません。率の倍数と、負担の減り方は別のものです。「5倍」という言葉が何にかかっているかを確かめます。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

四つの限度額を、大きい順に並べてください。

答え 共同懸賞の最高額 30万円 → 一般懸賞の最高額 10万円 → 総付景品(取引価額10,000円)2,000円 → 総付景品(取引価額1,000円未満)200円

総付景品は取引価額から計算します。

見抜く家計を整える★★★★
  1. 共同懸賞30万円
  2. 一般懸賞10万円
  3. 総付景品(10,000円の取引)2,000円
  4. 総付景品(1,000円未満)200円

総付景品はもれなく提供されるため、限度額が小さい。

共同懸賞の30万円、一般懸賞の10万円、取引価額10,000円のときの総付景品2,000円(10,000 × 2 ÷ 10)、取引価額1,000円未満のときの200円の順です。懸賞は当たった人にだけ渡すので限度額が大きく、総付景品は全員に渡すので取引価額の10分の2までと小さく抑えられています。渡す人数と限度額が逆の向きになっています。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

ポイント5倍の日は還元率が5%になります。10,000円の商品を買ったとします。1ポイントは1円として計算します。

還元されるのは、いくらぶんですか。

答え 500円

10,000 × 5 ÷ 100 の分です。

ケース家計を整える★★★
10,000÷100×5=500円

10,000 × 5 ÷ 100 = 500円ぶんです。通常が1%なら100円なので、400円ぶん多くなります。ただしこの500円は、10,000円を払ったからもらえた額です。還元は支出に比例するので、買わなければ0円。還元額だけを見ていると、そのことが見えなくなります。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

予定していなかった10,000円の商品を、ポイント5%還元の日に買いました。

実質の負担はいくらですか。

  • A 9,500円 正解

    正解です。10,000 − 500 = 9,500円です。

  • B 500円

    500円は還元された額です。

  • C 10,000円

    10,000円は還元を引く前の額です。

  • D 10,500円になる

    還元は足すのではなく引きます。

10,000 − 500 の分です。

ケース家計を整える★★★
  • 支出(円)
  • 還元(円)
  • 実質負担(円)

買わなければ、どれも0円。

10,000 − 500 = 9,500円です。買わなければ支出も還元も0円ですから、買わないほうが9,500円多く手元に残ります。500円は還元された額、10,000円は還元を引く前の支出。10,500円は還元を足してしまった額です。還元があっても、支出のほうが大きいままです。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

もともと買う予定だった10,000円の商品を、5倍の日まで待って買いました。通常の還元率は1%です。

通常の日に買った場合と比べて、いくら得ですか。

答え 400円

500 − 100 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 5倍の日の還元(円)
  • 通常の日の還元(円)

支出は同じ10,000円。差の400円が得になる。

5%なら500円、通常1%なら100円なので、500 − 100 = 400円の得です。支出の10,000円はどちらの日でも同じなので、差は還元の分だけ。買う予定があるものを5倍の日に回すというのは、この400円を取る動きです。予定外の買い物で9,500円の負担を負うのとは、まったく別の話になります。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

予定外の買い物では9,500円の負担、予定していた買い物を5倍の日に回した場合は400円の得でした。

負担は得の何倍ほどですか。

  • A 約24倍 正解

    正解です。9,500 ÷ 400 = 23.75です。

  • B 約5倍

    約5倍は還元率の倍数のほうです。

  • C 約12倍

    約12倍になる割り算はありません。

  • D 約240倍にもなる

    けたが一つ多くなっています。

9,500 ÷ 400 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  1. 予定外の負担を出す(10,000 − 500 = 9,500円)
  2. 予定内の得を出す(500 − 100 = 400円)
  3. 割る(9,500 ÷ 400 = 23.75)

金額と率はこちらで置いた例。

9,500 ÷ 400 = 23.75なので、約24倍です。5倍の日に予定内の買い物を回して400円得るのと、予定外に10,000円買って9,500円負担するのでは、桁がひとつ違います。約5倍は還元率の倍数、約240倍は計算のけたを間違えた場合です。同じ「5倍の日」という言葉でも、予定内か予定外かで意味がまったく変わります。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

一般懸賞では、取引価額5,000円未満のとき最高額は取引価額の20倍とされています。

取引価額が5,000円のとき、20倍はいくらですか。

答え 100000円

5,000 × 20 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 5,000円取引価額
  • 100,000円20倍
  • 10万円5,000円以上の最高額
  • ちょうどつながる境目

資料の数字から確かめたもの。

5,000 × 20 = 100,000円です。資料では取引価額5,000円以上のときの最高額が10万円とされているので、境目でちょうどつながります。総付景品でも1,000 × 2 ÷ 10 = 200で、1,000円未満のときの200円につながります。限度額の表は、境目で段差ができないように作られている、ということです。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

もらったポイントに有効期限があることが分かりました。

次に確かめるのは、どれでしょう。

  • A 期限内に使える額 正解

    正解です。引ける額がここで決まります。

  • B 去年もらったポイント

    去年のぶんでは今回の額が出ません。

  • C 友人のポイント残高

    他人の残高でも出ません。

  • D いちばん多くもらった日

    過去の最高額でも出ません。

使えなければ、還元として数えられません。

判断家計を整える★★★★
500ポイントに期限がある
  • 500ポイント使えれば → 負担9,500円/得400円
  • 300ポイントなら → 負担9,700円/得200円
  • 0ポイントなら → 負担10,000円/得0円
  • 使える額が、引ける額になる

1ポイント1円として計算。金額はこちらで置いた例。

500ポイントもらっても、期限内に使えたのが300ポイントなら、引ける額は300円です。予定外の買い物の負担は10,000 − 300 = 9,700円に増え、予定内の得は300 − 100 = 200円に減ります。去年のポイントや友人の残高、いちばん多くもらった日からは、この額は出てきません。使える額を確かめる、ということです。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

「ポイント5倍の日だから、いま買っておいたほうが得だよ」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 還元率の順位

    順位では比べられません。

  • B 去年との差

    去年との差でも比べられません。

  • C いちばん多い店

    いちばん多い店でも比べられません。

  • D 買わない場合と比べたか 正解

    正解です。ここで向きが分かります。

買わなければ支出も還元も0円です。

判断家計を整える★★★

メリット

  • 買わない場合と並べると、向きがはっきりする
  • 予定内の買い物を回すだけなら、差は還元の分だけ

デメリット

  • 還元額だけを見ると、支出が見えなくなる
  • ポイントに期限があると、引ける額はさらに減る

買うかどうかは、この回では決めない。

もともと買う予定だったなら、5倍の日に回して400円の得です。予定外なら、支出10,000円に対して還元500円で、負担は9,500円。買わなければ0円ですから、買わないほうが手元に残ります。順位や去年との差、いちばん多い店を見ても、この比較はできません。買うかどうかは人によって違うので、ここでは決めません。

出典 消費者庁「景品規制の概要」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

会員登録をすると、経験値と連続学習日数が記録され、間違えた問題だけをあとで解き直せます。

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