現金・預金を活かす

3か月だけ年2%。100万円で2万円もらえる?

2つの目減りが掛け算で重なって、約5分の1になります。

このページの要点

年2%なら1年で20,000円ですが、効くのは3か月だけなので4分の1の5,000円。税を引くと3,985円で、最初に思った額の19.9%です。0.25 × 0.79685 = 0.1992。足し算ではなく掛け算で重なります。

最終更新 2026年9月30日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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会員登録なしで解けます。このページには答えと解説を載せています。

目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 年利表示
  2. 年利表示
  3. 適用期間

わかる 2 問

  1. 適用期間
  2. 税引前利息

見抜く 3 問

  1. 税引後利息
  2. 税引後利息
  3. 期間按分

ケースで考える 5 問

  1. 期間按分
  2. 税引後利息
  3. 期間按分
  4. 適用期間
  5. 年利表示

判断する 2 問

  1. 年利表示
  2. 税引後利息

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

国立科学博物館の標本資料センターは、主な達成目標を掲げています。

5年間で増やす標本資料数の目標は、何点とされていますか。

  • A 20万点 正解

    正解です。5年間で20万点です。

  • B 15万点

    15万は情報公開件数のほうです。

  • C 4万点

    4万点は1年あたりに直した数です。

  • D 目標は示されていない

    主な達成目標に書かれています。

「5年間で20万点」と書かれています。

知る現金・預金を活かす★★★★
どの期間で言うか標本資料数の増加
5年間20万点
1年あたり4万点
3か月あたり1万点
1日あたり約110点

国立科学博物館「標本資料センター」の「5年間で20万点」を割り直したもの。

資料は「5年間で20万点の標本資料数の増加」としています。15万は情報公開件数のほうの目標(15万件)で、単位も点ではなく件です。4万点は20万点を1年あたりに直した数。同じ目標でも、何年で言うかによって数字の見え方が変わります。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

「借りたいと言えば、その種類の標本は一度に全部貸してもらえる」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 一度に全部貸し出す

    一度に全部は貸し出しません。

  • B 貸し出しは行っていない

    研究機関などに貸し出しています。

  • C 貸し出しの方法は資料に書かれていない

    借用の手続きに書かれています。

  • D 原則として半分を貸し出す 正解

    正解です。原則として半分を貸し出します。

資料は「原則として、半分を貸し出し」です。

知る現金・預金を活かす★★★★

年利に月数をかけて12で割り、そのあとに79.685%をかける

表示された年利の額がそのまま受け取れると考える

期間と税は掛け算で重なる。順番を変えても答えは同じ。

資料は「一つの種類の標本を一度に全部貸し出すことはしません。原則として、半分を貸し出し、それが返却されたら残りの半分 を貸し出します」としています。あるものすべてが一度に手に入るわけではありません。利息も同じで、期間と税で絞られたあとの分だけが手元に来ます。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 国立科学博物館は1973年に創立されたとされる

    創立は1877年とされています。

  • B 標本資料センターの設立は2006年である 正解

    通ります。2006年7月の設立です。

  • C 5年間で15万点の標本資料数の増加が目標である

    15万は情報公開件数(件)のほうです。

  • D 筑波地区には施設が置かれていない

    筑波地区にも施設があります。

資料は「2006年7月に設立されました」です。

知る現金・預金を活かす★★★★

20,000円が3,985円になるまで(元金1,000,000円・年2.0%・3か月)

  • 年利をそのまま1年ぶんと思うと 20,000円
  • 期間で4分の1にする(× 0.25)→ 5,000円
  • 税を引く(× 0.79685)→ 3,985円
  • 最初に思った額との比 約19.9%
  • 満期後の同じ3か月は年0.02%で50円

期間と税は掛け算で重なる。

資料は標本資料センターの設立を2006年7月としています。博物館の創立は1877年(明治10年)。標本資料数の目標は15万点ではなく20万点で、15万は情報公開件数(件)のほう。筑波地区には実験植物園や研究棟、標本棟があります。単位と年を必ず突き合わせます。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料の項目と、その値を組み合わせてください。

答え 標本資料センターの設立 … 2006年7月/標本資料数の増加目標 … 5年間で20万点/情報公開件数の増加目標 … 5年間で15万件/国立科学博物館の創立 … 1877年

「点」と「件」で単位が違います。

わかる現金・預金を活かす★★★★

資料で確かめたこと

  • 標本資料センターは2006年7月に設立された
  • 5年間で20万点の標本資料数の増加を目標にしている
  • 5年間で15万件の情報公開件数の増加も目標にしている
  • 標本は一度に全部貸し出さず、原則として半分
  • 国立科学博物館は1877年に創立された

同じ目標でも、5年で言うか1年で言うかで数字が変わる。

資料は標本資料センターの設立を2006年7月、標本資料数の目標を5年間で20万点、情報公開件数の目標を5年間で15万件、博物館の創立を1877年としています。20万と15万は似ていますが、単位が点と件で違います。150,000 ÷ 200,000 = 75%の関係です。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 5年間で20万点の増加を目標にしているとされている/標本は原則として半分を貸し出すとされている/国立科学博物館は1877年に創立されたとされている

資料は博物館の標本資料についてのものです。

わかる現金・預金を活かす★★★★

資料が示していること

  • 標本資料センターの設立年月
  • 5年間の増加目標(点と件)
  • 標本の貸し出しの決まり
  • 博物館の創立年と三地区の構成

資料が示していないこと

  • 定期預金のキャンペーン金利
  • 利息にかかる税率
  • 預けたほうがよいか

借りているのは「長い期間の数字を短く直す」「一度に来るのは一部」という形だけ。

資料が示しているのは、5年間で20万点の増加を目標にしていること、標本は原則として半分を貸し出すこと、1877年に創立されたことです。キャンペーン金利も税率も、博物館の資料には出てきません。年2.0%はこちらで置いた例、20.315%は国税庁の資料による制度の数字です。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

最初に思った20,000円に対して、手元に来る3,985円は_です。

  • A 約4分の1

    約4分の1は期間だけの割合です。

  • B 約8割

    約8割は税だけの割合です。

  • C 約5分の1 正解

    正解です。3,985 ÷ 20,000 = 約5分の1です。

  • D 同じ額

    20,000円と3,985円では違います。

3,985 ÷ 20,000 = 0.199 です。

見抜く現金・預金を活かす★★★★
期間で 3 ÷ 12 = 0.25(4分の1)→税で 1 − 0.20315 = 0.79685(約8割)→2つをかけて 0.25 × 0.79685 = 0.1992→20,000円 × 0.1992 = 約3,984円→実際の手取り 3,985円(税を切り捨てるため1円多い)

足し算ではなく掛け算で重なる。

3,985 ÷ 20,000 = 約19.9%で、およそ5分の1です。約4分の1は期間だけで見た割合(3 ÷ 12)、約8割は税だけで見た割合(0.79685)。2つが掛け算で重なるので 0.25 × 0.79685 = 0.1992 になります。足し算ではありません。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

元金を1,000,000円から3,000,000円に変えたとします。金利(年2.0%)も期間(3か月)も同じです。

手元に来るのは、いくらになりますか。

  • A 3,985円

    3,985円は元金1,000,000円のときです。

  • B 15,000円

    15,000円は税を引く前の額です。

  • C 11,953円 正解

    正解です。15,000 − 3,047 = 11,953円です。

  • D 元金では変わらない

    元金に比例して増えます。

15,000円から税3,047円を引きます。

見抜く現金・預金を活かす★★★★

元金を変えたとき(年2.0%・3か月・4分の1で計算)

500,000円
税引前2,500円 → 手取り1,993円
1,000,000円
税引前5,000円 → 手取り3,985円
3,000,000円
税引前15,000円 → 手取り11,953円
効いているもの
元金・年利・期間・税の4つ
変わらないもの
期間と税の割合(0.25 × 0.79685)

3,000,000 × 0.02 × 0.25 = 15,000円が税引前。税は 15,000 × 0.20315 = 3,047.25 で3,047円、手取りは11,953円です。3,985円は元金1,000,000円のとき、15,000円は税引前。元金が3倍なら手取りもほぼ3倍になります。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

四つの額を、大きい順に並べてください(元金1,000,000円・年2.0%・3か月)。

答え 20,000円(年利をそのまま1年ぶんと思った額) → 5,041円(92日で日割りした・税引前) → 5,000円(4分の1で計算した・税引前) → 3,985円(税を引いた手取り)

一番上と一番下で約5倍違います。

見抜く現金・預金を活かす★★★★
  1. 1877年国立科学博物館が創立
  2. 2006年7月標本資料センターが設立
  3. 平成28年3月25日コレクションに関する基本方針を館長裁定
  4. 令和7年4月1日同方針を最終改正

国立科学博物館「標本資料センター」「国立科学博物館の概要」の本文から。

20,000円、5,041円、5,000円、3,985円の順です。最初の一段で4分の1に落ち、最後の一段で約0.8倍になります。真ん中の2つの差は41円だけで、日数の数え方の違いです。大きく動くのは期間と税のほうで、日数の数え方はその中の小さな違いです。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんは1,000,000円を「3か月だけ年2%」の定期預金に入れます。3か月を4分の1年として計算します。

3か月でつく利息は、税を引く前でいくらですか。

答え 5000円

20,000 × 3 ÷ 12 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  • 1,000,000円元金
  • 20,000円年利をそのまま1年ぶんと思うと
  • 5,000円3か月ぶんに直すと
  • 1,015円引かれる税
  • 3,985円手元に来る額

金利も期間も、こちらで置いた例。資料には出てこない。

1,000,000 × 0.02 = 20,000円が1年ぶん。効くのは3か月なので 20,000 × 3 ÷ 12 = 5,000円です。3か月に直した率は 0.02 × 0.25 = 0.5%。年利は「1年つくとしたら」の数字なので、まず期間で割ります。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

3か月でつく利息は5,000円でした。利息からは20.315%が引かれます(円未満切り捨て)。

手元に来るのは、いくらですか。

  • A 5,000円

    5,000円は税を引く前の額です。

  • B 3,985円 正解

    正解です。5,000 − 1,015 = 3,985円です。

  • C 1,015円

    1,015円は引かれる税のほうです。

  • D 20,000円

    20,000円は1年ぶんと思った額です。

5,000 − 1,015 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
3,985÷20,000×100=約19.9%

5,000 × 0.20315 = 1,015.75 で税は1,015円。手取りは 5,000 − 1,015 = 3,985円です。5,000円は税引前、1,015円は引かれる税、20,000円は年利をそのまま1年ぶんと思った額。最初に思った20,000円と比べると19.9%になります。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

資料の目標は「5年間で20万点の標本資料数の増加」です。

1年あたりに直すと、何点になりますか。

答え 40000点

200,000 ÷ 5 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  • 5年間の目標(点)
  • 1年あたりに直すと(点)

200,000 ÷ 5 = 40,000。1日あたりなら約110点。

200,000 ÷ 5 = 40,000点です。1日あたりなら 200,000 ÷ 1,825 = 約110点、3か月なら10,000点。同じ目標でも、5年で言うと20万、1日で言うと110になります。年利も同じで、「年2%」を3か月に直せば0.5%です。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

3か月を「4分の1年」ではなく「92日 ÷ 365日」として計算したとします(92日は31日+30日+31日と置いた例です)。

税を引く前の利息は、いくらになりますか。

  • A 5,041円 正解

    正解です。20,000 × 92 ÷ 365 = 5,041円です。

  • B 5,000円

    5,000円は4分の1で計算した場合です。

  • C 4,931円

    4,931円は90日で計算した場合です。

  • D 日数では変わらない

    日数が変わると額も変わります。

20,000 × 92 ÷ 365 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  • 年利をそのまま1年ぶんと思った額(円)
  • 92日で計算・税引前(円)
  • 4分の1で計算・税引前(円)
  • 税を引いた手取り(円)

期間で4分の1、さらに税で約0.8倍。

20,000 × 92 ÷ 365 = 5,041.09… で5,041円です。4分の1で計算した5,000円より41円多くなります。90日なら4,931円で、92日との差は110円。どちらの数え方をするかは商品によって違うので、確かめる項目になります。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

3か月の満期後は年0.02%に戻ります。同じ元金1,000,000円で、満期後の3か月につく利息は50円です(税引前)。

キャンペーン中の3か月は、その何倍ですか。

答え 100倍

5,000 ÷ 50 の分です。

ケース現金・預金を活かす★★★★
  1. 元金に年利をかけて1年ぶんを出す
  2. 月数をかけて12で割る(または日数 ÷ 365)
  3. これが税引前の利息になる
  4. 20.315%を引く(円未満切り捨て)
  5. 満期後の金利でも同じ計算をして並べる

期間で割るのと税を引くのは、順番を変えても答えは同じ。

5,000 ÷ 50 = 100倍です。年2.0%と年0.02%の比(0.02 ÷ 0.0002 = 100)と同じで、期間が同じなら率の比がそのまま出ます。高いのは3か月だけで、そのあとは100分の1に戻る、という形です。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

「年2%と書いてあるから、100万円なら2万円もらえるでしょう」と聞きました。

一緒に確かめておくのは、どれでしょう。

  • A 適用される期間 正解

    正解です。何か月効くのかを確かめます。

  • B 書いてある年利だけを見る

    年利はもう見えています。

  • C 去年の利息

    去年の利息とは別の話になります。

  • D 銀行の数

    銀行の数からは出てきません。

3か月なら4分の1になります。

判断現金・預金を活かす★★★★
「3か月だけ年2%」の定期預金(元金1,000,000円)
  • 年利をそのまま1年ぶんと思うと 20,000円
  • 3か月ぶんに直すと 5,000円(税引前)
  • 税を引くと 3,985円(最初の19.9%)
  • 満期後の同じ3か月は 50円(100分の1)

金利も期間もこちらで置いた例。預けるかどうかは決めない。

効くのが3か月なら 20,000 × 3 ÷ 12 = 5,000円。税を引くと3,985円で、2万円の19.9%です。年利はもう見えていますし、去年の利息や銀行の数からは出てきません。預けるかどうかは、ここでは決めません。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

「3か月なので4分の1にしました。これで受取額が出ました」と聞きました。

一緒に確かめるのは、どれでしょう。

  • A 表示の年利

    年利はもう使っています。

  • B 預ける額

    預ける額はもう決まっています。

  • C 去年の利息

    去年の利息とは別の話になります。

  • D 期間と税の両方 正解

    正解です。期間と税の両方をかけます。

期間で割ったあとに税が引かれます。

判断現金・預金を活かす★★★

メリット

  • 年利に月数をかけて12で割れば、期間ぶんの利息が出る
  • そのあとに79.685%をかければ手取りが出る

デメリット

  • 期間と税は掛け算で重なるので、約5分の1まで落ちる
  • 3か月を4分の1と数えるか92日と数えるかで41円変わる

預けるかどうかは、この回では決めない。満期後の9か月ぶんは別の回で扱う。

4分の1にして5,000円まで出せていますが、そこから20.315%が引かれて3,985円になります。期間だけなら4分の1、税だけなら約8割ですが、2つが掛け算で重なって約5分の1です。国立科学博物館の「5年間で20万点」も1日あたりなら約110点で、言い方で見え方が変わりました。どうするかは、ここでは決めません。

出典 国立科学博物館「標本資料センター」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

会員登録をすると、経験値と連続学習日数が記録され、間違えた問題だけをあとで解き直せます。

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