家計を整える

3年後に300万円の車を買う。今から毎月いくら準備する?

先に預金を引くと、上昇の効き方が増幅されます。

このページの要点

目標3,000,000円から車用の預金840,000円を引くと2,160,000円。36か月で割れば月60,000円です。積立は総額の72%しかないので、予算が3,500,000円(16.7%増)になると月額は約73,889円で約23.1%増。月60,000円のままなら45か月かかり、期間は25%延びます。同じ上昇から三つの率が出ます。

最終更新 2026年9月25日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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会員登録なしで解けます。このページには答えと解説を載せています。

目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 準備期間
  2. 準備期間
  3. 準備期間

わかる 2 問

  1. 準備期間
  2. 残額管理

見抜く 3 問

  1. 目標金額
  2. 月額積立
  3. 準備期間

ケースで考える 5 問

  1. 目標金額
  2. 残額管理
  3. 月額積立
  4. 月額積立
  5. 目標金額

判断する 2 問

  1. 頭金
  2. 残額管理

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

自動車検査登録情報協会の資料は、令和6年3月末現在の乗用車の平均車齢を示しています。

何年とされていますか。

  • A 13.32年

    13.32年は平均使用年数です。

  • B 9.22年

    9.22年は前年の平均車齢です。

  • C 9.34年 正解

    正解です。資料は9.34年としています。

  • D 13.42年より長い

    13.42年は平均使用年数の前年の値です。

資料は9.34年としています。

知る家計を整える★★★
資料の項目数値
乗用車の平均車齢(令和6年3月末)9.34年
前年からの延び0.12年
高齢化の連続年数32年連続
過去最高齢の連続年数30年連続
乗用車の平均使用年数13.32年(前年比0.10年短期化)

自動車検査登録情報協会(2024年10月17日発表)から。平均車齢と平均使用年数は算出のもとが違う。

資料は「乗用車の平均車齢は9.34年で、前年に比べ0.12年延び」としています。9.22年は前年の平均車齢(9.34 − 0.12)。13.32年は平均使用年数で、別の統計です。13.42年はその前年の値(13.32 + 0.10)。同じ資料に二つの統計が並んでいるので、どちらの話かを合わせて読みます。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

「乗用車の平均使用年数は、前年より延びた」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 前年より延びた

    延びたのは平均車齢のほうです。

  • B 前年と同じである

    同じではありません。

  • C 平均使用年数は資料に書かれていない

    平均使用年数は本文に書かれています。

  • D 0.10年短期化した 正解

    正解です。0.10年短期化したとされています。

資料は0.10年短期化したとしています。

知る家計を整える★★★★

目標額から手元の預金を引いてから、月数で割る

目標額をそのまま月数で割って月額を決める

3,000,000 ÷ 36 なら83,333円。預金を引けば60,000円になる。

資料は「乗用車の平均使用年数は13.32年となり、前年に比べ0.10年短期化し、3年連続で減少した」としています。延びたのは平均車齢のほうで、0.12年延びています。同じ資料の中で、片方は延び、片方は短くなっています。二つの統計は算出のもとが違うので、動く向きも別になります。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 平均車齢は20年連続で過去最高齢である

    30年連続とされています。

  • B 平均車齢は前年に比べ0.12年延びた 正解

    通ります。資料のとおりです。

  • C 平均使用年数は3年連続で長期化した

    3年連続で減少したとされています。

  • D 令和6年3月末の乗用車の平均車齢は13.34年である

    9.34年です。13.32年は平均使用年数です。

資料は0.12年延びたとしています。

知る家計を整える★★★★

資料の二つの統計

  • 平均車齢 9.34年(保有台数から算出)
  • 前年比0.12年延び/32年連続で高齢化/30年連続で過去最高齢
  • 平均使用年数 13.32年(1年間での減少台数から算出)
  • 前年比0.10年短期化/3年連続で減少

算出のもとが違うので、動く向きも別になる。

資料は「乗用車の平均車齢は9.34年で、前年に比べ0.12年延び」としています。過去最高齢は30年連続で20年連続ではありません(高齢化は32年連続)。平均使用年数は3年連続で「減少」で長期化ではありません。平均車齢は9.34年で13.34年ではなく、13.32年は平均使用年数のほうです。数字と向きを一つずつ確かめます。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料の項目と、その年数を組み合わせてください。

答え 令和6年3月末の乗用車の平均車齢 … 9.34年/前年からの延び … 0.12年/令和6年3月末の乗用車の平均使用年数 … 13.32年/前年からの短期化 … 0.10年

延びたものと短くなったものがあります。

わかる家計を整える★★★

資料で確かめたこと

  • 乗用車の平均車齢は9.34年(前年比0.12年延び)
  • 32年連続で高齢化、30年連続で過去最高齢
  • 乗用車の平均使用年数は13.32年(前年比0.10年短期化)
  • 平均使用年数は3年連続で減少
  • 二つの統計は算出のもとが違う

13.32 − 9.34 = 3.98年という引き算はこちらが行ったもので、残りの使用年数ではない。

資料では平均車齢が9.34年で前年に比べ0.12年延び、平均使用年数が13.32年で前年に比べ0.10年短期化したとされています。二つの統計は算出のもとが違います。平均車齢は保有台数から、平均使用年数は初度登録年度ごとの保有台数の1年間での減少台数から算出されています。片方は延び、片方は短くなっています。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 乗用車の平均車齢は9.34年とされている/平均車齢は32年連続で高齢化しているとされている/平均使用年数は13.32年とされている

資料は保有動向の統計です。

わかる家計を整える★★★★

資料が示していること

  • 令和6年3月末の乗用車の平均車齢と前年からの延び
  • 高齢化・過去最高齢の連続年数
  • 平均使用年数と前年からの短期化
  • 二つの統計の算出のもと

資料が示していないこと

  • 車の買い替え時期の目安
  • 積立額の決め方
  • 車両価格や値上がりの見通し

この回の家計の金額はすべてこちらで置いた例。

資料が示しているのは、乗用車の平均車齢が9.34年であること、32年連続で高齢化していること、平均使用年数が13.32年であることです。買い替え時期の目安や積立額の決め方は、保有動向の統計には出てきません。数字は全国の平均で、個々の車が何年使えるかを示すものでもありません。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

予算が16.7%上がると、月額は_上がります。

  • A 16.7%

    16.7%は予算の上昇率です。

  • B 25%

    25%は期間の延び方です。

  • C 約23.1% 正解

    正解です。500,000 ÷ 2,160,000 ≒ 0.231です。

  • D 約50%をこえる

    50%をこえることはありません。

500,000 ÷ 2,160,000 の分です。

見抜く家計を整える★★★★
予算 3,000,000円 → 3,500,000円(約16.7%増)→積立 2,160,000円 → 2,660,000円→月額 60,000円 → 約73,889円(約23.1%増)→期間を延ばすなら 36か月 → 45か月(25%増)

同じ上昇から三つの違う率が出る。

500,000 ÷ 2,160,000 = 0.23148…なので約23.1%です。積立が総額の72%しかないので、1 ÷ 0.72 = 1.3889倍に増幅されます。16.7 × 1.3889 ≒ 23.15で合います。16.7%は予算そのものの上昇率、25%は期間を延ばした場合の延び方(9 ÷ 36)。どこで受けるかで率が変わります。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

3年後に3,000,000円の車を買うと決めました。

目標額と期限だけでは分からないのは、どれですか。

  • A 目標の金額

    目標の金額は決まっています。

  • B 毎月の積立額 正解

    正解です。預金を引かないと出ません。

  • C 期限までの月数

    3年は36か月です。

  • D 決めた時期の日付

    決めた時期も分かっています。

手元の預金を引かないと出ません。

見抜く家計を整える★★★★

3年後に3,000,000円の車を買うAさん

車に充てられる預金
840,000円(総額の28%)
積立で用意する額
2,160,000円(72%)
月額
60,000円
予算が3,500,000円に
積立2,660,000円・月約73,889円
月60,000円のままなら
45か月(9か月延びる)

目標の3,000,000円も、36か月という月数も、決めた時期も分かっています。分からないのは毎月の積立額です。手元の預金840,000円を引けば60,000円、引かなければ83,333円で、23,333円違います。同じ目標と期限から二つの答えが出るので、引くかどうかを先に決めることになります。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

資料から出せる年数を、長い順に並べてください。

答え 13.32年(乗用車の平均使用年数) → 9.34年(乗用車の平均車齢) → 3.98年(平均使用年数と平均車齢の差) → 0.12年(平均車齢の前年からの延び)

差と前年からの変化が小さいほうに来ます。

見抜く家計を整える★★★★
  1. 前年からの延び0.12年
  2. 二つの統計の差3.98年
  3. 平均車齢9.34年
  4. 平均使用年数13.32年

3.98年はこちらの引き算。残りの使用年数を意味しない。

平均使用年数13.32年、平均車齢9.34年、二つの差3.98年、平均車齢の前年からの延び0.12年の順です。3.98年はこちらが引いたもので、残りの使用年数を示すものではありません。3年という準備期間は、平均車齢9.34年の約32.1%、平均使用年数13.32年の約22.5%にあたります。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんは3年後に3,000,000円の車を買う予定です。いま車に充てられる預金が840,000円あります。

積立で用意するのは、いくらですか。

答え 2160000円

3,000,000 − 840,000 の分です。

ケース家計を整える★★★
  • 3,000,000円目標金額
  • 840,000円車に充てられる預金
  • 2,160,000円(総額の72%)積立で用意する額
  • 3年(36か月)準備期間

金額はこちらで置いた例。300万円はミッションの指定額。

3,000,000 − 840,000 = 2,160,000円です。総額3,000,000円のうち72%を積立で用意することになります。目標額をそのまま月数で割ると 3,000,000 ÷ 36 = 83,333円になりますが、手元の預金を先に引けば月60,000円で足ります。引く順番で答えが変わります。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

目標3,000,000円のうち、積立で用意するのは2,160,000円です。

積立が総額に占める割合は、どれですか。

  • A 72% 正解

    正解です。2,160,000 ÷ 3,000,000 = 0.72です。

  • B 28%

    28%は預金840,000円の割合です。

  • C 60%

    60%になる割り算はありません。

  • D 138%になる

    割る向きが逆になっています。

2,160,000 ÷ 3,000,000 の分です。

ケース家計を整える★★★
2,160,000÷3,000,000×100=72%

2,160,000 ÷ 3,000,000 = 0.72なので72%です。28%は手元の預金840,000円のほうの割合で、足すと100%になります。60%になる割り算はここにありません。138%は割る向きを逆にした場合(1 ÷ 0.72 = 1.3889)に近い数字で、これは増幅の倍率のほうです。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

積立で用意する額は2,160,000円で、準備期間は3年(36か月)です。

毎月いくら積み立てますか。

答え 60000円

2,160,000 ÷ 36 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  1. 目標金額(3,000,000円)
  2. 車に充てられる預金(840,000円)
  3. 積立で用意する額(2,160,000円)
  4. 期限までの月数(36か月)
  5. 月額 2,160,000 ÷ 36 = 60,000円

60,000 × 36 + 840,000 = 3,000,000 で確かめられる。

2,160,000 ÷ 36 = 60,000円です。確かめると 60,000 × 36 + 840,000 = 3,000,000円で目標に届きます。もし預金を引かずに 3,000,000 ÷ 36 とすれば83,333円になり、23,333円多く見えます。手元にあるものを先に引くかどうかで、毎月の負担が変わります。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

月60,000円のまま積み立てて、2,660,000円をためるとします。

何か月かかりますか。

  • A 45か月 正解

    正解です。44.33か月なので45か月必要です。

  • B 36か月

    36か月は予算が上がる前の期間です。

  • C 44か月

    44か月では20,000円足りません。

  • D 60か月をこえる

    60か月にはなりません。

2,660,000 ÷ 60,000 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 予算が上がる前(か月)
  • 月60,000円のまま(か月)

9か月延びて25%増。月額を上げるなら約23.1%増。

2,660,000 ÷ 60,000 = 44.33…なので45か月必要です。44か月では 60,000 × 44 = 2,640,000円で20,000円足りません。36か月は予算が上がる前の期間。45 − 36 = 9か月延びて、率では 9 ÷ 36 = 25%です。月額を上げるか期間を延ばすかの二択になります。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

車の予算が3,500,000円に上がりました。車に充てられる預金は840,000円のままです。

積立で用意する額は、いくらになりますか。

答え 2660000円

3,500,000 − 840,000 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 予算が上がる前の積立額(円)
  • 予算が上がったあとの積立額(円)

500,000円増える。率では約23.1%で、予算の約16.7%より大きい。

3,500,000 − 840,000 = 2,660,000円です。2,160,000円から500,000円増えました。予算の上昇額と同じですが、割合で見ると 500,000 ÷ 2,160,000 = 約23.1%で、予算の上昇率約16.7%より大きくなります。預金の額は変わらないので、増えた分はすべて積立が受けることになります。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

車の予算が3,000,000円から3,500,000円に上がりました。

次に確かめるのは、どれでしょう。

  • A 積立に回す額の増え方 正解

    正解です。月額か期間かの二択が決まります。

  • B 去年の車両価格との差

    去年との差では分かりません。

  • C 同年代の平均購入額

    平均購入額でも分かりません。

  • D いちばん安かった時期の価格

    過去の価格でも分かりません。

月額か期間かの二択が、そこで決まります。

判断家計を整える★★★★
予算が500,000円上がる
  • 月額を上げる → 約73,889円(約23.1%増)
  • 期間を延ばす → 45か月(9か月・25%増)
  • どちらも変えない → 500,000円足りない
  • 預金を増やす → 積立の増え方が小さくなる

金額はこちらで置いた例。

積立で用意する額は 3,500,000 − 840,000 = 2,660,000円で、500,000円増えます。36か月で割れば約73,889円(約23.1%増)、月60,000円のままなら45か月(9か月延びる)。どちらで受けるかを決めることになります。去年の車両価格との差や平均購入額、いちばん安かった時期の価格からは、この二択は出てきません。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

「3年後に300万円だから、300万円を36で割ればいいでしょう」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 目標の金額

    目標額だけでは分かりません。

  • B 去年との差

    去年との差でも分かりません。

  • C 預金の残高

    残高だけでも分かりません。

  • D 預金を引いた積立額 正解

    正解です。引いてから割ります。

引いてから割ると、月額が変わります。

判断家計を整える★★★

メリット

  • 手元の預金を引けば、毎月の負担が小さく出る
  • 月額と期間の二つの受け方を並べられる

デメリット

  • 目標額をそのまま割ると、23,333円多く見える
  • 積立が総額の72%なので、予算の上昇が約1.39倍に増幅される

いくら積むべきかは、この回では決めない。

3,000,000 ÷ 36 なら83,333円ですが、車に充てられる預金840,000円を引けば 2,160,000 ÷ 36 = 60,000円。23,333円違います。目標額や預金の残高だけを見ても、この差は出てきません。しかも積立が総額の72%になるので、予算が上がったときの効き方も変わります。いくら積むべきかは、ここでは決めません。

出典 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

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