収入を管理する

収入ゼロの月があっても困らない家計にするには?

何か月分いるかが決まると、額が出ます。

このページの要点

仕事があるのは年8か月、収入がない月は4か月。毎月の生活費300,000円なら年間3,600,000円で、仕事がある月には1か月あたり450,000円が必要です。収入がない4か月分は1,200,000円。低収入の期間が2か月長引くと6か月分の1,800,000円になり、600,000円足りません。資料では払う時期を月払い・半年払い・年払いから選べる一方、引落しできなかった分は後の偶数月に合算されるとされています。

最終更新 2026年9月11日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 資金プール
  2. 固定費
  3. 年間収支

わかる 2 問

  1. 資金プール
  2. 資金プール

見抜く 3 問

  1. 年間収支
  2. 生活予備資金
  3. 資金プール

ケースで考える 5 問

  1. 収入空白期間
  2. 生活予備資金
  3. 固定費
  4. 生活予備資金
  5. 固定費

判断する 2 問

  1. 収入空白期間
  2. 収入空白期間

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

中小機構の資料では、小規模企業共済の掛金の納付方法はどう書かれていますか。

  • A 月払い、半年払い、年払い 正解

    正解です。3つから選べるとされています。

  • B 月払いだけと決まっている

    月払いだけではありません。

  • C 毎月の売上から自動で引く

    納付方法は口座振替とされています。

  • D 納める時期は自由に決められる

    あらかじめ届け出た月に納めます。

3つから選べるとされています。

知る収入を管理する★★★
納付方法1回に納める分回数
月払い1か月分毎月
半年払い6か月分年2回
年払い12か月分年1回

口座振替日は毎月18日(土・日・祝日の場合は翌営業日)。

資料は「毎月納付する『月払い』、あらかじめ届け出た月(年1回)に12か月分の掛金を納付する『年払い』、またはあらかじめ届け出た月(年2回)に6か月分の掛金を納付する『半年払い』から選択できます」としています。納付方法は口座振替で、口座振替日は「毎月18日(土・日・祝日の場合は翌営業日)」とされています。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

中小機構の資料では、小規模企業共済の掛金月額は_の範囲内で500円単位とされています。

  • A 5,000円〜50,000円

    下は1,000円からとされています。

  • B 1,000円〜10,000円

    上は70,000円までとされています。

  • C 500円〜100,000円

    下は500円ではありません。

  • D 1,000円〜70,000円 正解

    正解です。500円単位で設定できます。

500円単位で設定できます。

知る収入を管理する★★★★

収入がない月に何が出ていくかを、先に書き出しておく

収入がある月の残りを見て、そのつど決める

掛金月額は1,000円〜70,000円の範囲内で500円単位(資料)。

資料は「小規模企業共済の掛金は、月額1,000円~最高70,000円の範囲内(500円単位)で自由に設定できます」としています。「同月中に再変更はできませんのでご注意ください」とも書かれています。1,000円から70,000円まで500円単位なので、(70,000 − 1,000)÷ 500 = 138、+1で139通りの額から選ぶことになります。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 年払いは12か月分をまとめて納める 正解

    通ります。年1回に12か月分です。

  • B 半年払いは年3回に分けて納める

    半年払いは年2回です。

  • C 引落しできない月の分はなくなる

    後の偶数月に合算されます。

  • D 掛金は必要経費に算入できるとされる

    必要経費には算入できません。

半年払いは年2回です。

知る収入を管理する★★★★

年間の生活費 3,600,000円

  • 仕事があるのは8か月 → 1か月あたり450,000円
  • 収入がない4か月分 → 1,200,000円
  • 2か月長引くと6か月分 → 1,800,000円
  • 差の600,000円がそのまま足りなくなる

生活費は期間が延びても下がらない。

資料では年払いは「あらかじめ届け出た月(年1回)に12か月分の掛金を納付する」、半年払いは「あらかじめ届け出た月(年2回)に6か月分の掛金を納付する」とされています。年3回ではありません。引落しできなかった掛金は「翌々月以降の最初に到来する偶数月に請求月分と合算して口座振替(引落し)されます」とされ、なくなりません。掛金は「事業上の損金または必要経費には算入できません」とされています。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料に出てくる納付方法と、その内容です。

正しく組み合わせてください。

答え 月払い … 毎月納付する/半年払い … 年2回、6か月分ずつ/年払い … 年1回、12か月分/口座振替日 … 毎月18日(土・日・祝日の場合は翌営業日)

6か月分と12か月分は別です。

わかる収入を管理する★★★★
月払い → 毎月納付する半年払い → 年2回、6か月分ずつ年払い → 年1回、12か月分口座振替日 → 毎月18日(土・日・祝日の場合は翌営業日)

6 × 2 = 12。1年の合計は同じでも、1回の額が違う。

資料では、月払いは毎月納付、半年払いは「あらかじめ届け出た月(年2回)に6か月分」、年払いは「あらかじめ届け出た月(年1回)に12か月分」とされています。6 × 2 = 12で、1年に納める合計は同じですが、1回に出ていく額が違います。口座振替日は毎月18日(土・日・祝日の場合は翌営業日)です。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

資料に書かれていることを選びます。

あてはまるものを、すべて選んでください。

答え 掛金月額は1,000円〜70,000円の範囲内で500円単位/月払い・半年払い・年払いから選択できる/引落しできなかった掛金は後の偶数月に合算される

必要経費には算入できません。

わかる収入を管理する★★★★

中小機構の資料で確かめたこと

  • 掛金月額は1,000円〜70,000円の範囲内で500円単位
  • 同月中に再変更はできない
  • 納付方法は口座振替。月払い・半年払い(6か月分)・年払い(12か月分)
  • 口座振替日は毎月18日(土・日・祝日の場合は翌営業日)
  • 引落しできなかった掛金は翌々月以降の最初の偶数月に合算して引落し

掛金は事業上の損金または必要経費には算入できないとされている。

資料には、掛金月額が1,000円〜70,000円の範囲内で500円単位であること、月払い・半年払い・年払いから選択できること、引落しできなかった掛金は翌々月以降の最初に到来する偶数月に請求月分と合算して引落しされることが書かれています。一方で「掛金は、共済契約者ご自身の収入の中から納付していただきますので、事業上の損金または必要経費には算入できません」「同月中に再変更はできません」とされています。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

年間の生活費3,600,000円を、仕事がある8か月で稼ぐとします。

1か月あたり、いくら必要ですか。

答え 450000円

3,600,000 ÷ 8 の分です。

見抜く収入を管理する★★★★
3,600,000円(年間の生活費)÷8か月(仕事がある月)450,000円

3,600,000 ÷ 8 = 450,000円です。毎月の生活費300,000円の1.5倍にあたります。450,000 ÷ 300,000 = 1.5。仕事がある月に生活費と同じ300,000円だけ得ていると、年間では2,400,000円で、3,600,000円に1,200,000円足りません。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

事前に確保する額を決めていく順序です。

正しい順に、並べてください。

答え 収入がない月が何か月あるかを数える → その月数に毎月の生活費をかける → 期間が長引く分を何か月とみるか決める → その分を足して、事前に確保する額にする

月数が先に決まらないと額が出ません。

見抜く収入を管理する★★★★
  1. 収入がない月が何か月あるかを数える
  2. その月数に毎月の生活費をかける
  3. 期間が長引く分を何か月とみるか決める
  4. その分を足して、事前に確保する額にする

手元の額から数え始めると、長引く分が入らない。

まず収入がない月が何か月あるかを数えます。次にその月数に毎月の生活費をかけると、4か月なら1,200,000円が出ます。それから長引く分を何か月とみるかを決め、2か月なら600,000円を足して1,800,000円にします。順序を逆にして、手元にある額から何か月もつかを数えると、長引いたときの分が最初から入りません。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

年払いでも半年払いでも、1年に納める合計は840,000円です。

違うのは、どこですか。

  • A 1年の合計の額

    合計はどちらも840,000円です。

  • B 掛金月額の上限

    上限は70,000円で変わりません。

  • C 1回に出ていく額 正解

    正解です。840,000円と420,000円です。

  • D 所得から控除できる額

    全額を控除できるとされています。

840,000円と420,000円です。

見抜く収入を管理する★★★★
  • 年払い 1回の額(円)
  • 半年払い 1回の額(円)

1年の合計はどちらも840,000円。違うのは1回の額。

年払いは1回で840,000円、半年払いは1回420,000円が年2回。420,000 × 2 = 840,000で、1年の合計は同じです。掛金月額の上限も、資料では70,000円で変わりません。控除についても資料は「掛金は税法上、全額を小規模企業共済等掛金控除として、課税対象となる所得から控除できます」としていて、払い方で変わるとは書かれていません。違うのは1回に出ていく額です。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんはフリーランスで、季節によって仕事量が変わります。仕事があるのは年8か月で、残る4か月は収入がありません。毎月の生活費は300,000円です。

年間の生活費は、いくらですか。

  • A 2,400,000円になる

    8か月分だけの額です。

  • B 1,200,000円になる

    4か月分だけの額です。

  • C 3,600,000円 正解

    正解です。300,000 × 12 の分です。

  • D 仕事がある月だけ数える

    収入がない月も生活費は出ます。

300,000 × 12 の分です。

ケース収入を管理する★★★

仕事があるのが年8か月のAさん

仕事がある月
8か月
収入がない月
4か月
毎月の生活費
300,000円
年間の生活費
3,600,000円
収入がない4か月分
1,200,000円

金額と月数はこちらで置いた例。

生活費は収入がない月にも出ていきます。300,000 × 12 = 3,600,000円。仕事がある8か月分だけなら300,000 × 8 = 2,400,000円ですが、残る4か月も生活はあります。3,600,000 − 2,400,000 = 1,200,000円。この4か月分をどこから出すかが、この回の問題です。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

収入がない月は4か月です。毎月の生活費は300,000円です。

その4か月分の生活費は、いくらですか。

答え 1200000円

300,000 × 4 の分です。

ケース収入を管理する★★★
1,200,000円(収入がない4か月分)÷3,600,000円(年間の生活費)×100約33%

300,000 × 4 = 1,200,000円です。年間の生活費3,600,000円のうち、およそ3分の1にあたります。1,200,000 ÷ 3,600,000 = 0.3333…。この額は、収入がある8か月のうちに用意しておくことになります。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

口座から掛金が引き落とせませんでした。「その月の分は消える」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A その月の分は消える

    消えるとは書かれていません。

  • B 後の偶数月に合算される 正解

    正解です。請求月分と合算されます。

  • C 翌月にそのまま繰り越す

    翌月ではなく偶数月とされています。

  • D 納める必要がなくなってしまう

    納める必要は残っています。

請求月分と合算されます。

ケース収入を管理する★★★★
  1. 引落しできなかった月未納となる
  2. 翌々月以降最初に到来する偶数月
  3. その偶数月請求月分と合算して引落し

いずれも資料の記述。

資料は「なんらかの事情により口座振替できなかった掛金については、未納となった月の翌々月以降の最初に到来する偶数月に請求月分と合算して口座振替(引落し)されます」としています。払えなかった分は消えず、後の月に2つ分としてまとまって出ていきます。収入がない月をまたぐと、後の月の負担が重くなります。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

低収入の期間が予定より2か月長引き、収入がない月が6か月になりました。

必要な額は、どうなりますか。

  • A 1,800,000円 正解

    正解です。300,000 × 6 の分です。

  • B 1,200,000円のまま変わらない

    2か月分だけ増えます。

  • C 2か月分だけ減ることになる

    減るのではなく増えます。

  • D 生活費が自動で下がる

    生活費は自動では下がりません。

300,000 × 6 の分です。

ケース収入を管理する★★★★
  • 300,000円毎月の生活費
  • 4か月=1,200,000円収入がない月(予定)
  • 6か月=1,800,000円2か月長引くと
  • 600,000円足りなくなる額
  • 450,000円仕事がある月に必要な額

金額と月数はこちらで置いた例。

300,000 × 6 = 1,800,000円です。4か月のつもりで用意していた1,200,000円との差は600,000円。1,800,000 − 1,200,000 = 600,000。2か月長引くと、その2か月分がそのまま足りなくなります。生活費は期間が延びても下がりません。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

掛金月額を最高の70,000円にしたとします。年払いは12か月分をまとめて納めます。

1回に納めるのは、いくらですか。

答え 840000円

70,000 × 12 の分です。

ケース収入を管理する★★★★
  • 年払い 1回の額(円)
  • 半年払い 1回の額(円)
  • 月払い 1回の額(円)

掛金月額を最高の70,000円とした場合。1年の合計はどれも840,000円。

70,000 × 12 = 840,000円です。半年払いなら70,000 × 6 = 420,000円が年2回で、420,000 × 2 = 840,000円。1年で納める合計は同じですが、1回に出ていく額は倍になります。収入がない月をまたぐかどうかで、どの払い方なら回るかが変わります。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

収入がない月に備えて、確保する額を決めようとしています。

確かめておくのは、どれでしょう。

  • A 同業者がいくら貯めているか

    他人の額は、自分の月数とは別です。

  • B 収入がない月が何か月あるか 正解

    正解です。月数が決まると額が出ます。

  • C 去年の年間収入がいくらか

    年間収入では月数が出ません。

  • D 仕事が多い月の売上がいくらか

    売上の大きさとは別の話です。

月数が決まると額が出ます。

判断収入を管理する★★★★

4か月とみると

  • 1,200,000円を用意する
  • 仕事がある8か月で貯める
  • 2か月長引くと600,000円不足

6か月とみると

  • 1,800,000円を用意する
  • 2か月長引いても回る
  • そのぶん毎月の貯め方が重くなる

金額と月数はこちらで置いた例。

この回では、収入がない月が4か月なら1,200,000円、2か月長引いて6か月なら1,800,000円でした。月数が決まれば、毎月の生活費をかけるだけで額が出ます。同業者の貯め方、去年の年間収入、仕事が多い月の売上は、どれも自分に何か月分いるかを教えてくれません。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

「収入がない月もあるが、年間では足りている」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 年間収入の順位

    順位では月数が出ません。

  • B 同業者の月数

    他人の月数は自分とは別です。

  • C 去年の売上の伸び

    伸びでは必要な額が出ません。

  • D 何か月分いるか 正解

    正解です。月数が決まると額が出ます。

月数が決まると額が出ます。

判断収入を管理する★★★
  • 3,600,000円年間の生活費
  • 1,200,000円収入がない4か月分
  • 1,800,000円2か月長引くと
  • 600,000円足りなくなる額
  • 450,000円仕事がある月に必要な額

金額と月数はこちらで置いた例。

この回では、年間の生活費3,600,000円のうち、収入がない4か月分の1,200,000円を仕事がある8か月で用意する形でした。2か月長引くと1,800,000円で、600,000円足りません。年間収入の順位も、同業者の月数も、去年の売上の伸びも、自分に何か月分いるかを教えてくれません。資料には、掛金のように払う時期を選べるものがある一方、引落しできなかった分は後の偶数月に合算されることも書かれていました。

出典 中小企業基盤整備機構「小規模企業共済の掛金」 / 2026年9月時点の情報

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