収入を管理する

手取り30万円が25万円に。最初に何を見直す?

一律の割合は、費目ごとの動かしやすさを見ていません。

このページの要点

手取りが300,000円から250,000円へ。支出300,000円のままだと毎月50,000円、半年で300,000円足りません。一律に削るなら6分の1で、家賃90,000円からは15,000円、電気代12,000円からは月2,000円・年24,000円。ところが資料の節電メニュー4つを合わせても年5,660円で、18,340円届きません。費目ごとに動かせる幅が違います。

最終更新 2026年9月14日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 変動費
  2. 変動費
  3. 変動費

わかる 2 問

  1. 変動費
  2. 支出優先順位

見抜く 3 問

  1. 家計赤字
  2. 固定費
  3. 支出優先順位

ケースで考える 5 問

  1. 収入減
  2. 支出優先順位
  3. 変動費
  4. 固定費
  5. 家計赤字

判断する 2 問

  1. 収入減
  2. 支出優先順位

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

政府広報オンラインの資料では、1kWhあたりの電気代をいくらと仮定して計算していますか。

  • A 3.1円

    3.1円は100Wを1時間つけたときの額です。

  • B 100円

    100Wは電球の消費電力のほうです。

  • C 85円

    85円は照明の年間の節約額の例です。

  • D 31円 正解

    正解です。新電力料金目安単価とされています。

新電力料金目安単価とされています。

知る収入を管理する★★★
資料の例省エネ量(年間)節約額(年間)
エアコンのフィルター清掃31.95kWh約990円
冷蔵庫の設定温度を強から中へ61.72kWh約1,910円
冷蔵庫の食材を半分に43.84kWh約1,360円
54W白熱電球を7.5W LEDに交換93.00kWh約2,883円

1kWhあたり31円で計算し直すと、資料の金額になる。

資料は「この記事中では、1kWhあたりの電気代は、31円/kWh(令和4年(2022年)7月に公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が発表した新電力料金目安単価)と仮定し計算しています」としています。100Wの電球を1時間つけると0.1kWhで、0.1 × 31 = 3.1円。資料の3.1円と合います。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

「エアコンはこまめに消したほうが節電になる」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A こまめに消すのがよい

    必ずしも節電にはならないとされています。

  • B 消しても変わらない

    変わらないとは書かれていません。

  • C 30分ならつけっぱなし 正解

    正解です。入れた直後に最も電力を消費します。

  • D 常に消さないほうがよいことになる

    常にという書き方はされていません。

入れた直後に最も電力を消費します。

知る収入を管理する★★★★

資料で確かめたこと

  • 1kWhあたりの電気代は31円と仮定して計算している
  • 夏の19時ごろは、エアコン・冷蔵庫・照明の3種類で6割以上を占める
  • 夏の冷房時に入り込む熱の73%が窓や扉などの開口部から
  • 日中30分くらいの外出なら、エアコンはつけっぱなしが節電につながる
  • 実際の1kWhあたりの電気料金は、電力会社やプランで異なる

節約額はいずれも年間の額として示されている。

資料は「エアコンはこまめにオフにした方が節電につながると思いがちですが、スイッチを入れた直後に最も電力を消費するため、頻繁にオンオフを繰り返すことは必ずしも節電にはなりません。目安として、日中30分くらいの外出であれば、つけっぱなしが節電につながります」としています。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 記事は1kWh31円で計算 正解

    通ります。新電力料金目安単価とされています。

  • B 照明の交換で年間10万円の節約になる

    年間約2,883円とされています。

  • C 夏はエアコンだけで電気の9割

    3種類で6割以上とされています。

  • D 窓から入る熱は冷房時の1割ほど

    73%とされています。

新電力料金目安単価とされています。

知る収入を管理する★★★★

支出 300,000円

  • 家賃 90,000円(3割)→ 6分の1は15,000円
  • 電気代 12,000円(4%)→ 6分の1は月2,000円・年24,000円
  • 資料の節電メニュー4つ → 年5,660円
  • 24,000 − 5,660 = 18,340円届かない

一律の割合は、費目ごとに手が届くかを見ていない。

資料は「1kWhあたりの電気代は、31円/kWh…と仮定し計算しています」としています。照明は54Wの白熱電球を7.5WのLEDに交換して年間約2,883円で、10万円ではありません。夏の19時ごろは「エアコン、冷蔵庫、照明の3種類で6割以上を占めています」とされていて、エアコンだけで9割ではありません。「夏の冷房時に入り込む熱の73%が窓や扉などの開口部から」とされていて、1割ほどではありません。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料に出てくる節電と、その節約額です。

正しく組み合わせてください。

答え エアコンのフィルター清掃 … 年間約990円/冷蔵庫の設定温度を強から中へ … 年間約1,910円/冷蔵庫の食材を半分に … 年間約1,360円/54W白熱電球を7.5W LEDに交換 … 年間約2,883円

どれも年間の額です。

わかる収入を管理する★★★★
エアコンのフィルター清掃 → 年間約990円冷蔵庫の設定温度を強から中へ → 年間約1,910円冷蔵庫の食材を半分に → 年間約1,360円54W白熱電球を7.5W LEDに交換 → 年間約2,883円

93.00kWh × 31円 = 2,883円。資料の金額と計算が合う。

資料は、エアコンのフィルター清掃で「年間で電気31.95kWhの省エネになり、年間で約990円の節約」、冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」で「年間で電気61.72kWhの省エネになり、約1,910円節約」、食材を半分にして「年間で電気43.84kWhの省エネとなり、約1,360円節約」、54Wの白熱電球を7.5WのLEDに交換して「年間で電気93.00kWhの省エネになり、約2,883円節約」としています。いずれも1か月ではなく1年の額です。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

支出を見直す前に、確かめることを選びます。

あてはまるものを、すべて選んでください。

答え 費目ごとの金額を大きい順に並べる/その費目がすぐ動かせるかを確かめる/収入減が何か月続くかを確かめる

金額と動かせる幅の両方を見ます。

わかる収入を管理する★★★★
  • 300,000円支出の合計
  • 90,000円(3割)家賃
  • 12,000円(4%)電気代
  • 15,000円家賃の6分の1
  • 2,000円電気代の6分の1

金額はこちらで置いた例。

確かめるのは、費目ごとの金額、それがすぐ動かせるか、そして収入減が何か月続くかです。この回では家賃90,000円が支出の3割で、電気代12,000円は4%でした。同じ6分の1でも15,000円と2,000円で差があります。同僚の家賃や、去年より増えたかどうかは、自分の費目の大きさと動かせる幅を教えてくれません。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

電気代が月12,000円のとき、一律に6分の1を削るなら、年間で_を減らすことになります。

  • A 5,660円

    5,660円は資料の節電メニュー4つの合計です。

  • B 24,000円 正解

    正解です。2,000 × 12 の分です。

  • C 2,000円

    2,000円は1か月分の額です。

  • D 144,000円ほど

    144,000円は電気代の年間の額です。

2,000 × 12 の分です。

見抜く収入を管理する★★★★

費目ごとの金額と、実際に動かせる幅を確かめる

すべての費目を同じ割合で削ると決める

電気代の一律6分の1は年24,000円。資料の節電4つは年5,660円で、18,340円届かない。

12,000 ÷ 6 = 2,000円が1か月分で、2,000 × 12 = 24,000円が年間です。ところが資料の節電メニューを4つ重ねても年間5,660円でした。24,000 − 5,660 = 18,340円届きません。一律に6分の1と決めても、費目によっては手が届かないことがあります。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

支出300,000円のうち、家賃90,000円がいちばん大きい費目です。

家賃は支出全体の何割ですか。

  • A 3割 正解

    正解です。90,000 ÷ 300,000 の分です。

  • B 1割になる

    1割だと30,000円になります。

  • C 5割にあたる

    5割だと150,000円になります。

  • D 半分をこえている

    半分はこえていません。

90,000 ÷ 300,000 の分です。

見抜く収入を管理する★★★★

一律で見ると

  • すべて6分の1ずつ
  • 電気代は年24,000円
  • 節電4つでは5,660円

大きい順で見ると

  • 家賃90,000円が3割
  • 6分の1で15,000円
  • 電気代の6分の1は2,000円

金額はこちらで置いた例。

90,000 ÷ 300,000 = 0.3で3割です。電気代12,000円は300,000円の4%。同じ「1割下げる」でも、家賃なら9,000円、電気代なら1,200円で、7,800円の差があります。どの費目から見るかで、出てくる額が変わります。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

支出を見直していく順序です。

正しい順に、並べてください。

答え 費目ごとの金額を書き出す → 大きい順に並べる → それぞれがすぐ動かせるかを確かめる → 動かせる幅の大きい費目から手をつける

並べないと大きい順が出ません。

見抜く収入を管理する★★★★
  1. 費目ごとの金額を書き出す
  2. 大きい順に並べる
  3. それぞれがすぐ動かせるかを確かめる
  4. 動かせる幅の大きい費目から手をつける

一律の割合を先に決めると、金額と動かせる幅の確認が飛ばされる。

まず費目ごとの金額を書き出し、大きい順に並べます。この回では家賃90,000円、電気代12,000円という差がありました。次にそれぞれがすぐ動かせるかを確かめます。家賃は契約で決まっていてその月には動きません。電気代は動かせますが、資料の節電メニュー4つでも年5,660円でした。最後に、動かせる幅の大きい費目から手をつけます。一律の割合を先に決めると、この二つの確認が飛ばされます。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんの手取りは300,000円でした。残業が減り、手当も終わって250,000円になりました。支出は300,000円のままです。

毎月いくら足りなくなりますか。

答え 50000円

300,000 − 250,000 の分です。

ケース収入を管理する★★★
50,000円(毎月の不足)÷300,000円(支出)6分の1

300,000 − 250,000 = 50,000円です。支出が300,000円のままなら、毎月50,000円の赤字になります。収入減が半年以上続くとわかっているので、50,000 × 6 = 300,000円。半年で積み上がる不足は、1か月分の支出と同じ額になります。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

支出300,000円を、すべての費目から同じ割合で削って50,000円減らすとします。

どれだけの割合を削ることになりますか。

  • A 6分の1 正解

    正解です。50,000 ÷ 300,000 の分です。

  • B 10分の1になる

    10分の1だと30,000円にしかなりません。

  • C 3分の1にあたる

    3分の1だと100,000円になります。

  • D 半分にすることになる

    半分だと150,000円になります。

50,000 ÷ 300,000 の分です。

ケース収入を管理する★★★

手取りが50,000円減ったAさん

手取り(前→後)
300,000円→250,000円
支出
300,000円のまま
毎月の不足
50,000円
固定費
180,000円(うち家賃90,000円)
変動費
120,000円

金額はこちらで置いた例。

50,000 ÷ 300,000 = 6分の1です。固定費180,000円からは180,000 ÷ 6 = 30,000円、変動費120,000円からは120,000 ÷ 6 = 20,000円。合わせて50,000円になります。ただし、どの費目も同じように6分の1を削れるとは限りません。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

資料にある、エアコンのフィルター清掃(約990円)、冷蔵庫の設定温度(約1,910円)、食材を半分に(約1,360円)、壁から離す(約1,400円)を、すべて行ったとします。

年間の節約額の合計は、いくらですか。

答え 5660円

990 + 1,910 + 1,360 + 1,400 の分です。

ケース収入を管理する★★★★
5,660円(4つの年間合計)÷50,000円(1か月の不足)×100約11%

990 + 1,910 + 1,360 + 1,400 = 5,660円です。1か月あたりにすると5,660 ÷ 12 で約472円。資料の節電メニューを4つ重ねても、1年でこの額になります。毎月の不足50,000円と比べると、1か月分にも届きません。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

固定費180,000円のうち、家賃は90,000円です。一律に6分の1を削るなら、家賃も6分の1になります。

家賃はいくら下げることになりますか。

  • A 2,000円

    2,000円は電気代の6分の1です。

  • B 30,000円になる

    30,000円は固定費全体の6分の1です。

  • C 90,000円のままだ

    一律に削るなら家賃も減ります。

  • D 15,000円 正解

    正解です。90,000 ÷ 6 の分です。

90,000 ÷ 6 の分です。

ケース収入を管理する★★★★
  • 家賃の6分の1(円)
  • 電気代の6分の1(円)

同じ6分の1でも、費目の大きさで出てくる額が違う。

90,000 ÷ 6 = 15,000円です。家賃は支出300,000円の3割を占めるいちばん大きい費目なので、6分の1でも15,000円と大きくなります。ただし家賃は契約で決まっていて、その月にすぐ15,000円下げられるものではありません。一律の割合は、費目ごとの動かしやすさを見ていません。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

毎月50,000円足りない状態が半年続きます。

半年分の不足は、いくらですか。

答え 300000円

50,000 × 6 の分です。

ケース収入を管理する★★★★
  • 半年の不足(円)
  • 節電メニュー4つの年間合計(円)

300,000 ÷ 5,660 で53倍ほど。

50,000 × 6 = 300,000円です。これは1か月分の支出300,000円と同じ額になります。資料の節電メニュー4つの年間合計5,660円と比べると、53倍ほど。小さい費目を積み上げるだけでは追いつかない大きさです。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

手取りが50,000円減り、それが半年以上続くとわかりました。

確かめておくのは、どれでしょう。

  • A 同僚の支出の額

    他人の支出は、自分の費目とは別です。

  • B 費目ごとの金額と順 正解

    正解です。大きい費目から額が出ます。

  • C 去年より増えたか

    増減では費目の大きさが出ません。

  • D いちばん安かった月の額

    安かった月の額でも出ません。

大きい費目から額が出ます。

判断収入を管理する★★★★
  1. いま手取り250,000円・支出300,000円
  2. 毎月50,000円の不足
  3. 半年後不足は合計300,000円

金額はこちらで置いた例。

この回では、家賃90,000円が支出の3割、電気代12,000円が4%でした。同じ6分の1でも15,000円と2,000円で差があります。半年の不足は300,000円で、資料の節電メニュー4つの年間合計5,660円の53倍ほどです。同僚の支出、去年との比較、いちばん安かった月の額は、どれも自分の費目の大きさと動かせる幅を教えてくれません。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

「収入が減ったから、全部を1割ずつ削ろう」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 同僚の割合

    他人の割合は自分の費目と別です。

  • B 去年の支出

    去年の支出では今の内訳が出ません。

  • C 費目ごとの額 正解

    正解です。同じ1割でも出てくる額が違います。

  • D 節約の記事の数

    記事の数では額が出ません。

同じ1割でも出てくる額が違います。

判断収入を管理する★★★
  • 9,000円家賃の1割
  • 1,200円電気代の1割
  • 7,800円
  • 24,000円電気代の一律6分の1(年)
  • 5,660円資料の節電4つ(年)

金額はこちらで置いた例。節約額は資料の記述。

この回では、同じ1割でも家賃なら9,000円、電気代なら1,200円で7,800円の差がありました。一律に6分の1と決めると電気代は年24,000円になりますが、資料の節電メニュー4つを合わせても年5,660円で18,340円届きません。同僚の割合も、去年の支出も、記事の数も、自分の費目ごとの額を教えてくれません。

出典 政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

会員登録をすると、経験値と連続学習日数が記録され、間違えた問題だけをあとで解き直せます。

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