家計を整える

月25万円で生活できる家計、収入が減っても耐えられる?

余裕を減少幅で割ると、回数が出ます。

このページの要点

手取り350,000円で生活費250,000円なら余裕は100,000円、余裕率は約28.6%。5万円の減収を1回受けると余裕50,000円で約16.7%、2回で0になり、3回めは50,000円の赤字です。100,000 ÷ 50,000 = 2回までしか耐えられません。生活費を1割減らして225,000円にすれば2.5回。余裕を3か月積めば、赤字の月が6か月もちます。

最終更新 2026年9月25日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

このレッスンを解く

会員登録なしで解けます。このページには答えと解説を載せています。

目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 予備資金
  2. 予備資金
  3. 予備資金

わかる 2 問

  1. 予備資金
  2. 予備資金

見抜く 3 問

  1. 予算耐久性
  2. 予算耐久性
  3. 生活費

ケースで考える 5 問

  1. 余裕率
  2. 余裕率
  3. 予備資金
  4. 収入減
  5. 予備資金

判断する 2 問

  1. 収入減
  2. 予算耐久性

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

首相官邸の資料は、飲料水の備蓄の目安を示しています。

1人1日あたり、どれだけが目安とされていますか。

  • A 1リットル

    1リットルではありません。

  • B 5リットル

    5リットルでもありません。

  • C 3リットル 正解

    正解です。1人1日3リットルが目安とされています。

  • D 1週間で3リットル

    3リットルは1日あたりの量です。

資料は1人1日3リットルとしています。

知る家計を整える★★★
資料が示す項目数字
飲料水(1人1日)3リットル
飲料水・非常食3日分
大規模災害発生時に望ましい備蓄1週間分
災害用伝言ダイヤル局番なしの171
防災週間8月30日〜9月5日

首相官邸「災害が起きる前にできること」から。

資料は「飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)」としています。1人3日分なら 3 × 3 = 9リットル。さらに「大規模災害発生時には『1週間分』の備蓄が望ましい」とされているので、1週間分なら 3 × 7 = 21リットルです。1日あたりの量と、何日分という日数が別に決められている点が大事です。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

「大規模災害のときも、備蓄は3日分で十分」と聞きました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 3日分で十分

    大規模災害発生時の記述が別にあります。

  • B 1日分でよい

    1日分とはされていません。

  • C 3日分から変えていない

    注記で1週間分が足されています。

  • D 1週間分が望ましい 正解

    正解です。資料は1週間分が望ましいとしています。

資料は1週間分が望ましいとしています。

知る家計を整える★★★★

余裕を減少幅で割って、何回まで耐えられるか数える

いま毎月10万円残っているから大丈夫だと考える

金額のままでは限りが見えない。割って回数にすると2回と出る。

資料は備蓄の例として3日分を挙げたうえで、「※ 大規模災害発生時には『1週間分』の備蓄が望ましいとされています」と足しています。想定する事態が大きくなると、必要な日数も変わります。1日あたりの3リットルは同じままで、掛ける日数だけが3から7になります。家計でも、想定を変えるなら持つ月数のほうを変えることになります。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 災害用伝言ダイヤルは局番なしの117である

    171です。番号の並びが違います。

  • B 防災週間は8月30日から9月5日までである 正解

    通ります。合わせて7日間になります。

  • C 飲料水の備蓄は1人1日1リットルが目安である

    3リットルとされています。

  • D 防災とボランティア週間は1月15日から31日までである

    1月15日〜21日とされています。

資料は8月30日〜9月5日としています。

知る家計を整える★★★★

資料が挙げる期間

  • 毎月1日・15日
  • 正月三が日(1月1日〜3日)=3日間
  • 防災とボランティア週間(1月15日〜21日)=7日間
  • 防災週間(8月30日〜9月5日)=7日間

災害用伝言板の体験利用期間。7日間のものが2つある。

資料は防災週間を「8月30日~9月5日」としています。8月が2日、9月が5日で合わせて7日間です。災害用伝言ダイヤルは局番なしの171で117ではありません。飲料水は1人1日3リットルで1リットルではありません。防災とボランティア週間は1月15日〜21日で、こちらも7日間です。日付と番号を一つずつ資料に戻して確かめます。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

資料の項目と、その数字を組み合わせてください。

答え 飲料水の備蓄(1人1日) … 3リットル/飲料水・非常食の備蓄 … 3日分/大規模災害発生時に望ましいとされる備蓄 … 1週間分/災害用伝言ダイヤルの番号 … 局番なしの171

1日あたりの量と、日数は別に決められています。

わかる家計を整える★★★

資料で確かめたこと

  • 飲料水は1人1日3リットルが目安
  • 備蓄は3日分。1人3日分なら9リットル
  • 大規模災害発生時には1週間分が望ましいとされている
  • 1週間分なら1人21リットル(3 × 7)
  • 災害用伝言ダイヤルは局番なしの171

首相官邸「災害が起きる前にできること」から。

資料は飲料水を1人1日3リットル、備蓄は3日分、大規模災害発生時には1週間分が望ましいとしています。災害用伝言ダイヤルは局番なしの171です。1日あたりの量と、何日分という日数が別に決められているので、想定を大きくするときは日数のほうを3日から7日に変えます。量を変えるのではありません。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 飲料水は1人1日3リットルが目安とされている/大規模災害発生時には1週間分の備蓄が望ましいとされている/災害用伝言ダイヤルは局番なしの171である

資料は災害への備えについてのものです。

わかる家計を整える★★★★

資料が示していること

  • 飲料水は1人1日3リットル
  • 備蓄は3日分。大規模災害発生時は1週間分
  • 災害用伝言ダイヤルは局番なしの171

資料が示していないこと

  • 家計の予備資金の額
  • 収入が減ったときの生活費
  • 何回の減収まで耐えられるか

この回の家計の金額はすべてこちらで置いた例。

資料が示しているのは、飲料水の目安が1人1日3リットルであること、大規模災害発生時には1週間分の備蓄が望ましいこと、災害用伝言ダイヤルが局番なしの171であることです。家計の予備資金や、収入が減ったときの生活費の目安は書かれていません。この回で借りたのは「何日分もつかを先に決める」という枠組みだけです。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

手取りが5万円ずつ減るとき、生活費250,000円を変えないなら_まで耐えられます。

  • A 1回

    1回では余裕が50,000円残ります。

  • B 3回

    3回めで赤字になります。

  • C 2回 正解

    正解です。100,000 ÷ 50,000 = 2回です。

  • D 4回をこえる

    4回まではもちません。

100,000 ÷ 50,000 の分です。

見抜く家計を整える★★★★
いま 手取り350,000円 余裕100,000円→1回め 手取り300,000円 余裕50,000円→2回め 手取り250,000円 余裕0円→3回め 手取り200,000円 赤字50,000円

生活費250,000円を変えない場合。

余裕100,000円を減少幅50,000円で割ると 100,000 ÷ 50,000 = 2回です。1回めで手取り300,000円・余裕50,000円、2回めで手取り250,000円・余裕0。3回めが来ると手取り200,000円で50,000円の赤字になります。金額のままでは「余裕100,000円」で止まりますが、割って回数にすると限りがはっきりします。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

いまは手取り350,000円で、生活費250,000円を払えています。

これだけでは分からないのは、どれですか。

  • A 今月の余裕

    今月の余裕は引き算で出ます。

  • B 減ったあとの余裕 正解

    正解です。減ったあとは、いまの数字には出てきません。

  • C 生活費の額

    生活費の額は分かっています。

  • D いちばん使った月の額

    過去の記録から分かります。

減ったあとのことは、いまの数字には出てきません。

見抜く家計を整える★★★★

手取り350,000円・生活費250,000円の世帯

いま
余裕100,000円(約28.6%)
1回減る
余裕50,000円(約16.7%)
2回減る
余裕0円
3回減る
赤字50,000円
耐えられる回数
2回

今月の余裕100,000円も、生活費250,000円も、いちばん使った月の額も、手元の記録から分かります。分からないのは、手取りが減ったあとに余裕がいくらになるかです。1回で50,000円、2回で0、3回で赤字50,000円。これは引き算をしてみないと出てきません。「いま払えている」は、耐えられる回数を教えてくれません。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

手取り350,000円のときの余裕を、大きい順に並べてください。

答え 生活費225,000円のとき 125,000円 → 生活費250,000円のとき 100,000円 → 生活費300,000円のとき 50,000円 → 生活費350,000円のとき 0円

生活費が小さいほど余裕は大きくなります。

見抜く家計を整える★★★★
  1. 生活費225,000円余裕125,000円(2.5回)
  2. 生活費250,000円余裕100,000円(2回)
  3. 生活費300,000円余裕50,000円(1回)
  4. 生活費350,000円余裕0円(0回)

手取りは350,000円のまま。減少幅は1回50,000円。

350,000 − 225,000 = 125,000円、− 250,000 = 100,000円、− 300,000 = 50,000円、− 350,000 = 0円です。生活費を250,000円から225,000円へ25,000円下げると、余裕は125,000円になり、耐えられる回数は 125,000 ÷ 50,000 = 2.5回。25,000円で回数が0.5回増えます。生活費350,000円なら余裕0で、1回めの減収で赤字になります。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんの世帯は手取り350,000円で、生活費は月250,000円です。

いまの余裕は、いくらですか。

答え 100000円

350,000 − 250,000 の分です。

ケース家計を整える★★★
  • 350,000円手取り
  • 250,000円生活費
  • 100,000円余裕
  • 約28.6%余裕率

金額はこちらで置いた例。35万円・25万円はミッションの指定額。

350,000 − 250,000 = 100,000円です。この100,000円は、いま毎月残っている額です。ただし「残っている」ことと「減収に耐えられる」ことは別のことです。耐えられるかどうかは、この100,000円を減少幅で割って回数にしないと出てきません。金額のままでは、何回まで大丈夫かが分かりません。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

手取り350,000円に対して、余裕は100,000円です。

余裕率は、どれですか。

  • A 約28.6% 正解

    正解です。100,000 ÷ 350,000 ≒ 0.286です。

  • B 約71.4%

    約71.4%は生活費の割合です。

  • C 約40%

    生活費を分母にした割合です。

  • D 約350%になる

    割る向きが逆になっています。

100,000 ÷ 350,000 の分です。

ケース家計を整える★★★
100,000÷350,000×100=約28.6%

100,000 ÷ 350,000 = 0.2857…なので約28.6%です。約71.4%は生活費250,000円のほうの割合で、足すと100%になります。約40%は生活費に対する余裕の割合(100,000 ÷ 250,000)で、分母が違います。約350%は割る向きを逆にした場合。分母を手取りにするか生活費にするかで、同じ100,000円が別の割合になります。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

資料は飲料水を1人1日3リットルとし、大規模災害発生時には1週間分の備蓄が望ましいとしています。

1人1週間分は、何リットルですか。

答え 21リットル

3 × 7 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  1. 1日あたりの量を確かめる(3リットル)
  2. 何日分かを決める(3日分)
  3. 3日分 3 × 3 = 9リットル
  4. 大規模災害発生時は1週間分
  5. 1週間分 3 × 7 = 21リットル

1日あたりの量は変えず、日数を変えている。

3 × 7 = 21リットルです。3日分なら 3 × 3 = 9リットルですから、7 ÷ 3 ≒ 2.33倍になります。1日あたりの3リットルは変わっていません。変えたのは日数のほうだけです。想定を大きくするときに何を動かすのかが、ここではっきりします。家計で言えば、毎月の額ではなく何か月分持つかを動かすことにあたります。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

手取りが5万円減って300,000円になりました。生活費は250,000円のままです。

このときの余裕率は、どれくらいですか。

  • A 約16.7% 正解

    正解です。50,000 ÷ 300,000 ≒ 0.167です。

  • B 約14.3%

    分母を減る前の額にしています。

  • C 約28.6%

    約28.6%は減る前の余裕率です。

  • D 約600%になる

    割る向きが逆になっています。

50,000 ÷ 300,000 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 余裕率(減る前・%)
  • 余裕率(1回減ったあと・%)

余裕は100,000円から50,000円へ。分母の手取りも350,000円から300,000円に動く。

余裕は 300,000 − 250,000 = 50,000円で、50,000 ÷ 300,000 = 0.1666…なので約16.7%です。減る前は約28.6%でしたから、半分近くに下がりました。約14.3%は減る前の手取り350,000円を分母にした場合で、分母も一緒に変わっていることを見落とした数字です。分子と分母の両方が動くことに注意します。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

余裕100,000円を3か月積んで300,000円にしました。減収が3回起きて、毎月50,000円の赤字が出るとします。

この300,000円は何か月もちますか。

答え 6か月

300,000 ÷ 50,000 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 3か月積んだ場合(もつ月数)
  • 7か月積んだ場合(もつ月数)

毎月50,000円の赤字が続く場合。金額はこちらで置いた例。

300,000 ÷ 50,000 = 6か月です。3か月ぶんを積んだのに、6か月もちます。赤字の額が余裕の半分だからです。資料の「3日分」にならって3か月積むか、「1週間分」にならって7か月積むかで結果が変わります。7か月なら 100,000 × 7 = 700,000円で、700,000 ÷ 50,000 = 14か月もちます。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

手取りが5万円減って300,000円になりました。

次に確かめるのは、どれでしょう。

  • A あと何回まで耐えられるか 正解

    正解です。残りの回数で決まります。

  • B 去年の手取りとの差

    去年との差では分かりません。

  • C 同年代の平均手取り

    平均でも分かりません。

  • D いちばん手取りが多かった月

    過去の最高額でも分かりません。

残りの回数が分かれば、間に合うかが決まります。

判断家計を整える★★★★
手取りが1回めの5万円減
  • 残り回数を数える → あと1回で余裕0
  • 生活費を225,000円に下げる → 2.5回まで耐えられる
  • 余裕を積む → 3か月ぶんで赤字が6か月もつ
  • いま払えているかだけ見る → 回数が分からない

金額はこちらで置いた例。

余裕は50,000円に減りました。減少幅50,000円で割ると、あと1回で余裕は0です。残りの回数が分かれば、生活費を下げるのか予備資金を積むのか、間に合うかどうかが決まります。去年との差や同年代の平均、いちばん多かった月の額からは、残りの回数は出てきません。過去の額は、これから何回耐えられるかを教えません。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

「いま毎月10万円残っているから、収入が減っても大丈夫でしょう」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 今月払えているか

    今月払えていても回数は出ません。

  • B 去年との差

    去年との差でも出ません。

  • C 生活費の合計

    生活費の合計でも出ません。

  • D 何回まで耐えられるか 正解

    正解です。割って回数にします。

金額のままでは、限りが見えません。

判断家計を整える★★★

メリット

  • 余裕を減少幅で割れば、限りが数で出る
  • 生活費を下げると、回数が増える

デメリット

  • 金額のままでは、何回まで大丈夫か分からない
  • いま払えていることは、減ったあとを保証しない

何回分・何か月分持つべきかは、この回では決めない。

余裕100,000円は、減少幅50,000円で割れば2回です。3回めで赤字になります。金額のままだと「10万円ある」で止まり、限りが見えません。今月払えているか、去年との差、生活費の合計を見ても、回数は出てきません。資料も、いま水があるかではなく3日分・1週間分という日数で決めています。何回分持つべきかは、ここでは決めません。

出典 首相官邸「災害が起きる前にできること」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

会員登録をすると、経験値と連続学習日数が記録され、間違えた問題だけをあとで解き直せます。

このレッスンを解く