家計を整える

月500円のサブスクを8個。使っていなくても安いから残す?

何か月ぶんを見て判定したのかで、数が変わります。

このページの要点

8個で月4,000円、年48,000円。直近3か月で0回だったのは3個で年18,000円です。ただし直近1か月だけなら5個(年30,000円)、12か月を見れば1個(年6,000円)と判定が変わります。差は24,000円。3か月は1年の4分の1しか見ていないことになります。

最終更新 2026年9月25日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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会員登録なしで解けます。このページには答えと解説を載せています。

目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 少額固定支出
  2. 少額固定支出
  3. 少額固定支出

わかる 2 問

  1. 少額固定支出
  2. 少額固定支出

見抜く 3 問

  1. 利用頻度
  2. 利用頻度
  3. 解約判断

ケースで考える 5 問

  1. 契約数
  2. 利用頻度
  3. 解約判断
  4. 解約判断
  5. 年間総額

判断する 2 問

  1. 解約判断
  2. 利用頻度

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

資料は2024年の日本の市場規模を示しています。

動画配信市場の額は、どれですか。

  • A 1,233億円

    1,233億円は音楽配信市場です。

  • B 5,660億円

    5,660億円は電子書籍市場です。

  • C 5,930億円 正解

    正解です。動画配信市場は5,930億円です。

  • D 1,803億ドル

    1,803億ドルは世界の合計で単位が違います。

資料は5,930億円としています。

知る家計を整える★★★

資料で確かめたこと

  • 2024年の世界の3市場の合計は1,803億ドル(前年比12.1%増)
  • 日本の動画配信市場は5,930億円(前年比3.3%増)
  • 音楽配信市場は1,233億円(前年比5.8%増)
  • 電子書籍市場は5,660億円(前年比5.8%増)
  • 背景に定額制サービスの普及が挙げられている

総務省「令和7年版 情報通信白書」から。

資料は「2024年の日本の動画配信市場は5,930億円(前年比3.3%増)、音楽配信市場は1,233億円(前年比5.8%増)、電子書籍市場は5,660億円(前年比5.8%増)」としています。1,233億円は音楽配信、5,660億円は電子書籍。1,803億ドルは世界の3市場の合計で、単位がドルです。円とドルを並べて足すことはできません。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

「音楽配信市場と電子書籍市場では、前年比の伸びが違う」と考えました。

資料で見ると、どうですか。

  • A 音楽配信のほうが大きい

    前年比はどちらも同じです。

  • B 電子書籍のほうが大きい

    前年比はどちらも同じです。

  • C 電子書籍は減っている

    電子書籍も5.8%増えています。

  • D どちらも5.8%増 正解

    正解です。どちらも前年比5.8%増です。

資料はどちらも前年比5.8%増としています。

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割合と額を別に見る

前年比が同じなら額の動きも同じだと考える

5,660 ÷ 1,233 ≒ 4.59。額は約4.6倍ちがう。

資料は「音楽配信市場は1,233億円(前年比5.8%増)、電子書籍市場は5,660億円(前年比5.8%増)」としています。前年比は同じです。ただし額は5,660 ÷ 1,233 ≒ 4.59で約4.6倍ちがいます。同じ割合で増えても、もとの額が違えば増えた額も違う。割合と額は別に見る必要があります。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A 日本の動画配信市場は1,233億円

    1,233億円は音楽配信市場です。

  • B 日本の動画配信市場は5,930億円 正解

    通ります。5,930億円です。

  • C 音楽配信市場は5,660億円

    5,660億円は電子書籍市場です。

  • D 世界の合計は1,803億円である

    世界の合計は単位がドルです。

資料は5,930億円としています。

知る家計を整える★★★★

2024年の市場規模

  • 世界の3市場の合計 1,803億ドル
  • 日本の動画配信 5,930億円
  • 日本の電子書籍 5,660億円
  • 日本の音楽配信 1,233億円

日本の3市場を足すと12,823億円。世界の額は単位がドル。

資料では日本の動画配信市場が5,930億円、音楽配信市場が1,233億円、電子書籍市場が5,660億円です。1,233億円は音楽配信、5,660億円は電子書籍のほう。また世界の3市場の合計は1,803億ドルで、円ではありません。三つの額と、円かドルかを取り違えないようにします。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

四つを、資料の額と組み合わせてください。

答え 日本の動画配信市場 … 5,930億円/日本の音楽配信市場 … 1,233億円/日本の電子書籍市場 … 5,660億円/世界の3市場の合計 … 1,803億ドル

一つだけ単位が違います。

わかる家計を整える★★★
市場2024年の額前年比
日本の動画配信5,930億円3.3%増
日本の音楽配信1,233億円5.8%増
日本の電子書籍5,660億円5.8%増
世界の3市場の合計1,803億ドル12.1%増

日本の3市場を足すと12,823億円。世界の額は単位がドル。

資料は2024年の日本について、動画配信市場5,930億円、音楽配信市場1,233億円、電子書籍市場5,660億円を挙げています。世界の3市場の合計は1,803億ドルで、こちらは単位がドルです。日本の三つを足すと5,930 + 1,233 + 5,660 = 12,823億円になりますが、世界の額とは単位が違うので並べて足すことはできません。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

資料から読み取れるものを、すべて選んでください。

答え 2024年の日本の動画配信市場は5,930億円/音楽配信と電子書籍はどちらも前年比5.8%増/世界の3市場の合計は1,803億ドル

1契約あたりの料金は書かれていません。

わかる家計を整える★★★★

資料に書かれている

  • 日本の3市場の額と前年比
  • 世界の3市場の合計(ドル)
  • 定額制サービスの普及が背景にあること

資料に書かれていない

  • 1契約あたりの月額料金
  • 1人あたりの契約数
  • 使っていない契約の割合

この回の金額と個数はこちらで置いた例。

資料が示しているのは、2024年の日本の動画配信市場が5,930億円であること、音楽配信と電子書籍がどちらも前年比5.8%増であること、世界の3市場の合計が1,803億ドルであることです。1契約あたりの月額料金は書かれておらず、この回の月500円はこちらで置いた例です。また動画配信市場は前年比3.3%増なので、減少もしていません。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

観察する期間を延ばすと、使っていないと判定される数は_なります。

  • A 多く

    期間を延ばすと減ります。

  • B 変わらなく

    5個・3個・1個と変わります。

  • C 少なく 正解

    正解です。5個から1個まで減ります。

  • D 数えられなく

    数えることはできます。

1か月で5個、3か月で3個、12か月で1個です。

見抜く家計を整える★★★★
直近1か月 → 0回は5個(年30,000円)→直近3か月 → 0回は3個(年18,000円)→直近12か月 → 0回は1個(年6,000円)→差は 30,000 − 6,000 = 24,000円

個数はこちらで置いた例。

期間が短いほど、たまたま使わなかったものまで0回に入ります。1か月なら5個、3か月なら3個、12か月なら1個。期間を延ばすほど、本当に使っていないものだけが残ります。額でいえば30,000円、18,000円、6,000円。同じ8個の契約について、30,000 − 6,000 = 24,000円の開きが出ます。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

直近3か月を見て、3個が使われていないと判定しました。

3か月は1年のどれだけですか。

  • A 2分の1

    2分の1は6か月です。

  • B 4分の1 正解

    正解です。3 ÷ 12 = 0.25です。

  • C 3分の1

    3分の1は4か月です。

  • D 12分の3より多い

    12分の3は4分の1と同じです。

3 ÷ 12 = 0.25 です。

見抜く家計を整える★★★★

同じ8個を、三つの期間で

直近1か月
0回は5個(年30,000円)
直近3か月
0回は3個(年18,000円)
直近12か月
0回は1個(年6,000円)
3か月は
1年の4分の1

3 ÷ 12 = 0.25なので4分の1です。12分の3は約分すると4分の1で、それより多いわけではありません。1年のうち4分の1しか見ていないところで、残りの4分の3についても同じだと決めていることになります。期間を延ばすほど判定は変わり、12か月まで見れば1個になりました。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

四つを、年額の大きい順に並べてください。

答え 解約しない 8個 48,000円 → 直近1か月で判定 5個 30,000円 → 直近3か月で判定 3個 18,000円 → 直近12か月で判定 1個 6,000円

判定する期間が長いほど、額は小さくなります。

見抜く家計を整える★★★★
  1. 解約しない8個 48,000円
  2. 1か月で判定5個 30,000円
  3. 3か月で判定3個 18,000円
  4. 12か月で判定1個 6,000円

個数はこちらで置いた例。

解約しない場合の48,000円、1か月で判定した5個の30,000円、3か月で判定した3個の18,000円、12か月で判定した1個の6,000円の順です。並べると、期間を延ばすほど「やめる対象」の額が小さくなっていくことが見えます。どこで線を引くかを決めているのは金額ではなく、何か月ぶんを見るかという決めごとのほうです。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんは1個あたり月500円のサブスクを8個契約しています。

1年でいくらになりますか。

答え 48000円

500 × 8 × 12 の分です。

ケース家計を整える★★★
  • 月500円1個あたり
  • 8個契約数
  • 4,000円月の合計
  • 48,000円年の合計

金額と個数はこちらで置いた例。

500 × 8 = 4,000円が月の合計で、4,000 × 12 = 48,000円が1年です。ここまでは個数と月数をかけるだけ。難しくなるのは、このうちどれを「使っていない」と数えるかというところからです。数え方には、何か月ぶんを見るかという決めごとが要ります。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

8個のうち3個は、直近3か月まったく使っていませんでした。1個あたり月500円です。

その3個は1年でいくらですか。

  • A 18,000円 正解

    正解です。500 × 3 × 12 = 18,000円です。

  • B 48,000円

    48,000円は8個全部の年額です。

  • C 1,500円

    1,500円は月の額です。

  • D 30,000円になる

    30,000円は5個と数えた場合です。

500 × 3 × 12 の分です。

ケース家計を整える★★★
  • 8個の年額(円)
  • 3個の年額(円)

18,000 ÷ 48,000 = 0.375。合計の37.5%。

500 × 3 = 1,500円が月で、1,500 × 12 = 18,000円が1年です。8個の合計48,000円に対して18,000 ÷ 48,000 = 0.375で37.5%。1,500円は月の額、48,000円は8個全部の年額です。30,000円は、あとで出てくる別の数え方の答えになります。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

もし直近12か月を見ていたら、まったく使っていないのは1個だけだったとします。

その1個は1年でいくらですか。

答え 6000円

500 × 1 × 12 の分です。

ケース家計を整える★★★★
6,000÷12=500円

500 × 12 = 6,000円です。3か月で見たときの3個・18,000円と比べると3分の1。年に数回だけ使うサービスは、3か月では0回に見えても、12か月では使っていることになります。6,000 ÷ 12 = 500で、割り戻せば1個の月額に戻ります。見る期間を変えただけで、判定される数が3個から1個に減りました。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

もし直近1か月だけを見ていたら、使っていないのは5個と判定されたとします。

その5個は1年でいくらですか。

  • A 30,000円 正解

    正解です。500 × 5 × 12 = 30,000円です。

  • B 18,000円

    18,000円は3か月で見た場合です。

  • C 48,000円

    48,000円は8個全部の年額です。

  • D 2,500円だけ

    2,500円は月の額です。

500 × 5 × 12 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  • 直近1か月で判定(円)
  • 直近12か月で判定(円)

差は24,000円。同じ8個の契約についての判定。

500 × 5 = 2,500円が月で、2,500 × 12 = 30,000円が1年です。3か月で見たときの18,000円より12,000円多い。1か月だけでは、その月に使わなかっただけのものも入ってしまいます。2,500円は月の額、48,000円は8個全部の年額です。短い期間で判定すると、解約の対象を多く見積もることになります。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

日本の動画配信市場は5,930億円、音楽配信市場は1,233億円、電子書籍市場は5,660億円です。

三つを足すと何億円ですか。

答え 12823億円

5,930 + 1,233 + 5,660 の分です。

ケース家計を整える★★★★
  1. 三つの額を確かめる(5,930/1,233/5,660)
  2. 足す(5,930 + 1,233 + 5,660 = 12,823億円)
  3. 割合を出す(5,930 ÷ 12,823 ≒ 0.462)

合計と割合は資料にない。資料の三つの額から出したもの。

5,930 + 1,233 + 5,660 = 12,823億円です。動画配信は5,930 ÷ 12,823 ≒ 0.462で約46%、電子書籍は約44%、音楽配信は約10%。動画配信と電子書籍でほぼ9割を占めます。なおこの合計と割合は資料に書かれていません。資料の三つの額から出したものです。世界の1,803億ドルは単位が違うので、ここには足せません。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

8個のうち3個が、直近3か月まったく使われていないと分かりました。

次に確かめるのは、どれでしょう。

  • A もっと前の利用はどうか 正解

    正解です。期間を延ばして数え直します。

  • B 去年の合計額との差

    去年との差では判定が変わりません。

  • C 友人が契約している数

    他人の契約数でも変わりません。

  • D いちばん高かった月の請求額

    1か月の請求額でも変わりません。

3か月は1年の4分の1でした。

判断家計を整える★★★★
直近3か月で0回が3個
  • その前の9か月も見る → 12か月で1個
  • 1か月だけなら → 5個に増える
  • どの期間で決めるかを先に置く
  • 期間が決まれば、額も決まる

個数はこちらで置いた例。

直近3か月は1年の4分の1です。その前の9か月に使っていたなら、年に数回使うサービスということになります。12か月まで見れば1個に減りました。去年の合計額との差や友人の契約数、いちばん高かった月の請求額からは、この判定は変わりません。期間を延ばして数え直す、ということです。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

「1個500円なんだから、使っていなくても残しておけばいいでしょう」と聞きました。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 契約の順位

    順位では判定が変わりません。

  • B 去年との差

    去年との差でも変わりません。

  • C いちばん安い1個

    いちばん安い1個でも変わりません。

  • D どれだけの期間を見たか 正解

    正解です。ここで判定の数が決まります。

期間によって3個か1個かが変わります。

判断家計を整える★★★

メリット

  • 期間を決めて数えると、判定の根拠がはっきりする
  • 期間を延ばせば、年に数回使うものを見分けられる

デメリット

  • 期間が短いと、やめる対象を多く見積もる
  • 3か月は1年の4分の1しか見ていない

残すかどうかは、この回では決めない。

8個で年48,000円。使っていないものが3個なら18,000円ですが、その判定は直近3か月を見た結果です。1か月なら5個で30,000円、12か月なら1個で6,000円。順位や去年との差、いちばん安い1個を見ても、この違いは出てきません。残すかどうかは人によって違うので、ここでは決めません。見た期間を確かめるところまでが、この回の範囲です。

出典 総務省「令和7年版 情報通信白書」 / 2026年9月時点の情報

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