収入を管理する

残業代で毎月5万円貯金。これは安定した貯蓄計画?

積める月と、積めない月があります。

このページの要点

基本給250,000円と支出250,000円なら基本収支は0円で、貯蓄率も0%。積立の原資は残業代50,000円だけです。1年のうち3か月が残業ゼロだと、積立は600,000円の予定に対して450,000円、75%にとどまります。支出を240,000円に見直せば毎月10,000円が基本給から出て、この分は残業がない月でも止まりません。

最終更新 2026年9月11日 / 全 15 問 ・知る 3 ・わかる 2 ・見抜く 3 ・ケースで考える 5 ・判断する 2

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会員登録なしで解けます。このページには答えと解説を載せています。

目次 全 15 問

知る 3 問

  1. 貯蓄率
  2. 貯蓄率
  3. 貯蓄率

わかる 2 問

  1. 継続性
  2. 貯蓄計画

見抜く 3 問

  1. 継続性
  2. 基本収支
  3. 貯蓄計画

ケースで考える 5 問

  1. 貯蓄計画
  2. 継続性
  3. 貯蓄計画
  4. 基本収支
  5. 基本収支

判断する 2 問

  1. 継続性
  2. 基本収支

知る

このテーマを理解するために必要な基本を押さえます。

全銀協の資料は、預金についての疑問に答えています。

それぞれ、どう書かれていますか。

答え どの預金がお得か … 一概にどの預金がお得とはいえない/預金金利が変更される時期 … 毎週月曜日に変更されるのが一般的/普通預金の利息の計算 … 半年に1回、半年間の毎日の残高に対して計算される場合が多い/利息にかかる税金 … 所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%

自分では決められない部分があります。

知る収入を管理する★★★★
どの預金がお得か → 一概にはいえない預金金利の変更 → 毎週月曜日が一般的普通預金の利息 → 半年に1回、半年間の毎日の残高に対して計算される場合が多い利息にかかる税金 → 15.315%と5%

金利は世界情勢や各国の経済政策を反映して常に変化していると書かれている。

資料は「一概にどの預金がお得とはいえません」としています。金利は毎週月曜日に変更されるのが一般的で、金融情勢の変化によっては週の途中で見直されることもあるとされています。利息は残高に対して計算され、税金は15.315%と5%。積立の額は自分で決められますが、金利のほうは決められません。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

四つの言い分を、一つずつ確かめてください。

  • A どの預金がお得かは一概にいえない 正解

    通ります。資料にその言い方があります。

  • B 預金金利は毎月月末に変更されるのが一般的である

    毎週月曜日と書かれています。

  • C 普通預金の利息は毎日支払われる

    半年に1回、残高に対して計算されます。

  • D 利息には税金がかからない

    15.315%と5%がかかると書かれています。

資料にその言い方があります。

知る収入を管理する★★★★

全銀協の資料で確かめたこと

  • 一概にどの預金がお得とはいえない
  • 預金金利は毎週月曜日に変更されるのが一般的
  • 金融情勢の変化によっては、週の途中で見直されることもある
  • 普通預金の利息は、半年に1回、半年間の毎日の残高に対して計算される場合が多い
  • 利息には所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%の税金がかかる

15.315 + 5 = 20.315%。マル優(特別マル優)を利用すると非課税扱いとされている。

資料は「一概にどの預金がお得とはいえません」としています。金利は「毎週月曜日に変更されるのが一般的です」。普通預金の利息は「半年に1回、半年間の毎日の残高に対して計算される場合が多いようです」。利息には所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%の税金がかかるとされています。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

全銀協の資料では、預金金利は_に変更されるのが一般的です、とされています。

  • A 毎週月曜日 正解

    正解です。週の途中で見直されることもあります。

  • B 毎月十五日

    毎月十五日とは書かれていません。

  • C 毎年四月一日

    毎年四月一日とも書かれていません。

  • D 毎日午前九時

    毎日午前九時とも書かれていません。

週の途中で見直されることもあります。

知る収入を管理する★★★
項目資料の書き方
預金金利の変更毎週月曜日に変更されるのが一般的
週の途中金融情勢の変化によっては見直されることもある
金利の情報銀行の店頭の金利表示ボードやホームページで知ることができる
普通預金の利息半年に1回、半年間の毎日の残高に対して計算される場合が多い

金利は世界情勢や各国の経済政策を反映して常に変化しているとされている。

資料は「毎週月曜日に変更されるのが一般的です。金融情勢の変化によっては、週の途中で見直されることもあります」としています。金利は「世界情勢や各国の経済政策を反映して常に変化しています」とも書かれています。積立の額は自分で決められますが、金利のほうは決められません。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

わかる

仕組みや計算のしかたを確かめます。

Aさんは「毎月5万円貯めているから、計画としては十分だ」と考えています。

どう考えますか。

  • A 毎月5万円貯めているのでよい

    額はそのとおりですが、出どころが一つです。

  • B 原資が変動収入だけである 正解

    正解です。基本収支は0円のままです。

  • C 貯金はできない

    積立はできています。

  • D 基本収支は関係しない

    基本収支が0円なので、原資が残業代だけになります。

基本収支は0円のままです。

わかる収入を管理する★★★

積立の出どころを、基本収支の側にも作っておく

積立の額が同じであることだけを見て、計画とみなす

基本収支は250,000 − 250,000 で0円。貯蓄率も0%。

積立の額は毎月50,000円で同じでも、その出どころは残業代だけです。残業がない月は原資がなくなるので、積立もその月は止まります。基本給の分から出せる額があるかどうかは、額の大小とは別の問題になります。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

予定していた年間の積立と、実際に積み立てられた額の差は150,000円でした。

この150,000円は、何を表していますか。

  • A 予定の年間積立である

    予定の年間積立は600,000円です。

  • B 積み立てられた額

    積み立てられたのは450,000円です。

  • C 予定に届かなかった分 正解

    正解です。3か月ぶんの50,000円と同じです。

  • D 毎月の積立額である

    毎月の積立額は50,000円です。

3か月ぶんの50,000円と同じです。

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予定していた年間積立 600,000円

  • 積めた月 9か月 → 450,000円(75%)
  • 積めなかった月 3か月 → 150,000円
  • 基本収支から出せば → 毎月10,000円は12か月とも積める

額は同じでも、続いた回数で合計が変わる。

予定の年間積立は600,000円、実際に積み立てられたのは450,000円、毎月の積立額は50,000円で、どれも別の数字です。150,000円は積めなかった3か月ぶんにあたり、50,000 × 3 でも同じ額になります。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

見抜く

誤解しやすい点や、見落としがちなリスクを見抜きます。

「毎月5万円貯めているのだから、計画的だ」と考えました。

どうですか。

  • A そのとおり計画的である

    額は決まっていても、続くとはかぎりません。

  • B 積めない月が出てくる 正解

    正解です。1年で3か月は0円でした。

  • C 貯蓄額は関係しない

    貯蓄額は見るべき数字の一つです。

  • D 基本給から出ている

    基本収支は0円なので、出ていません。

1年で3か月は0円でした。

見抜く収入を管理する★★★★
毎月50,000円の積立
  • 残業代が50,000円の月 → 積める
  • 残業代が0円の月 → 積めない
  • 1年で9か月 → 450,000円
  • 予定との差 → 150,000円

額ではなく、続いた回数が結果を決めている。

毎月の額は同じでも、積める月と積めない月に分かれます。この回では12か月のうち9か月しか積めず、合計は予定の75%にとどまりました。額を決めることと、続けられるようにすることは別の話になります。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

この資料とこの回の計算から言えるのは、どれでしょう。

答え 一概にどの預金がお得とはいえないとされている/預金金利は毎週月曜日に変更されるのが一般的とされている/積立の額が同じでも、積める月と積めない月に分かれることがある

12か月のうち9か月しか積めませんでした。

見抜く収入を管理する★★★★

基本収支から出せる額を作って、止まらない分を確保する

積立の額だけを決めて、原資が続くかを確かめない

予定600,000円に対して、実際は450,000円(75%)。

「一概にどの預金がお得とはいえません」も、毎週月曜日の変更も資料のとおりです。この回では原資が残業代だけだったので、3か月は積立が0円になりました。普通預金の利息は半年に1回、残高に対して計算される場合が多いとされています。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

この回では、積立の出どころを基本収支の側にも作りました。

それは、なぜですか。

  • A 残業がない月でも止まらないから 正解

    正解です。予定の75%にとどまっていました。

  • B 基本給の桁が大きいから

    桁の大きさの話ではありません。

  • C 明細の行が多いから

    行の数は、計算に入ってきません。

  • D 金利が高くなるから

    金利は毎週月曜日に変更されるとされています。

予定の75%にとどまっていました。

見抜く収入を管理する★★★★
450,000円(実際に積み立てた額)÷600,000円(予定していた年間積立)×10075%

原資が残業代だけだと、残業がない月は積立も0円です。この回では12か月のうち9か月しか積めず、合計は450,000円で予定の75%。基本収支から毎月10,000円出せれば、その分は12か月とも積めます。金利は自分で決められませんが、出どころは決められます。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

ケースで考える

具体的な条件のもとで考えます。

Aさんの基本給の分の手取りは250,000円、毎月の支出も250,000円です。基本給の分だけでは残りが0円なので、残業代50,000円を全額積立に回しています(これらの額はこちらで置いた例です)。

この積立を12か月続けると、いくらになりますか。(単位:円)

答え 600000円

50,000 × 12 で、600,000円です。

ケース収入を管理する★★★
  1. 基本給の分の手取り 250,000円
  2. 毎月の支出 250,000円
  3. 基本収支 0円(貯蓄率0%)
  4. 残業代50,000円 × 12か月 = 600,000円

金額はこちらで置いた例。

基本収支は250,000 − 250,000 で0円。貯蓄率も0%です。積立の原資は残業代だけになっていて、この600,000円は残業代が12か月とも50,000円だった場合の額です。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

1年のうち3か月は残業がなく、残業代が0円でした。その月は積立ができません。残りの9か月は50,000円ずつ積み立てました。

1年で積み立てられたのは、いくらですか。(単位:円)

答え 450000円

50,000 × 9 で、450,000円です。

ケース収入を管理する★★★
  • 予定していた年間積立(円)
  • 実際に積み立てた額(円)

積めたのは12か月のうち9か月。

予定していた600,000円に対して450,000円、75%にとどまりました。1か月あたりの額は変えていないのに、積める月が減ったぶんだけ合計が減ります。額ではなく、続いた回数が結果を決めています。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

予定していた年間の積立は600,000円、実際に積み立てられたのは450,000円でした。

その差は、いくらですか。(単位:円)

答え 150000円

600,000 − 450,000 で、150,000円です。

ケース収入を管理する★★★
  • 実際に積み立てた額(円)
  • 予定していた年間積立(円)

差の150,000円は、3か月ぶんの50,000円と同じ。

3か月ぶんの50,000円が積めなかった分で、50,000 × 3 でも同じ150,000円になります。積立の額を減らしたのではなく、原資がなくなった月があっただけです。予定に対しては75%でした。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

残業がまったくなく、残業代が0円だった月があります。基本収支は0円のままです。

その月の積立は、どうなりますか。

  • A 半分の額を積み立てる

    半分の原資も出てきません。

  • B その月の積立は0円 正解

    正解です。原資が残業代だけだからです。

  • C 基本給から自動で出る

    基本収支が0円なので、出てきません。

  • D 翌月にまとめて積む

    まとめて積むには、残っているお金が要ります。

原資が残業代だけだからです。

ケース収入を管理する★★★★

残業代が0円だった月

基本給の分の手取り
250,000円
毎月の支出
250,000円
基本収支
0円
残業代
0円
その月の積立
0円

金額はこちらで置いた例。

基本給の分の手取り250,000円は支出250,000円でちょうど使い切っているので、そこから積立に回す分はありません。残業代が0円になると、その月の原資がなくなります。翌月にまとめて積むには、その分のお金がどこかに残っている必要があります。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

Aさんが支出を見直して、毎月の支出を250,000円から240,000円にできたとします(この額はこちらで置いた例です)。基本給の分の手取りは250,000円のままです。

基本給の分から毎月いくら積立に回せますか。(単位:円)

答え 10000円

250,000 − 240,000 で、10,000円です。

ケース収入を管理する★★★
  • 250,000円基本給の分の手取り
  • 240,000円見直した後の支出
  • 毎月10,000円基本給から出せる積立
  • 120,000円1年では

この分は、残業がない月でも止まらない。

1年では10,000 × 12 で120,000円。この分は残業がない月でも止まりません。残業代の積立と合わせれば、残業がある月は60,000円、ない月でも10,000円。積める回数が12回になります。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

判断する

実際の場面で、何を確認すべきかを判断します。

この回では、基本給だけの収支・残業代の月ごとの額・積み立てたい年額を並べました。

積立が続くかを出すとき、役に立たないのはどれですか。

  • A 基本給だけの収支

    原資が出るかどうかを決めます。

  • B 残業代の月ごとの額

    積める月と積めない月が分かります。

  • C 銀行の支店の場所 正解

    正解です。支店の場所は、計算に入ってきません。

  • D 積み立てたい年額

    積めた分と比べる相手になります。

支店の場所は、計算に入ってきません。

判断収入を管理する★★★
基本収支 → 0円(貯蓄率0%)残業代 → 50,000円の月と0円の月予定の年間積立 → 600,000円積めた額 → 450,000円(9か月ぶん、75%)支出を240,000円にすれば → 毎月10,000円は止まらない

資料では、金利は毎週月曜日に変更されるのが一般的とされている。

この回の計算に入ってきたのは、基本収支0円、残業代50,000円と0円の月、そして予定の年額600,000円でした。どれか一つが変われば、積める回数も合計も変わります。銀行の支店がどこにあるかは、そのどこにも入ってきません。積立の額が同じかどうかより先に、出どころを見る形になります。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

積立の計画を組み直そうとしています。

確かめるのは、どれでしょう。

  • A 基本収支から出せる額 正解

    正解です。残業がない月でも止まらない分です。

  • B 同僚の貯蓄額を聞く

    他人の額は、自分の原資を教えてくれません。

  • C 積立の合計だけ見る

    合計には、積めなかった月が見えません。

  • D 金利の高い銀行を探す

    金利は自分では決められません。

残業がない月でも止まらない分です。

判断収入を管理する★★★

残業代だけを原資にすると

  • 積めた月 9か月
  • 合計 450,000円
  • 予定の75%

基本収支からも出すと

  • 毎月10,000円は12か月とも積める
  • 1年で120,000円
  • 残業がある月は60,000円

金額はこちらで置いた例。

この回では原資が残業代だけだったので、3か月は積立が0円になり、合計は予定の75%でした。基本収支から毎月10,000円出せれば、その分は12か月とも積めます。資料でも「一概にどの預金がお得とはいえません」とされていて、金利は毎週月曜日に変更されるのが一般的です。

出典 全国銀行協会「預金のなんでもQ&A」 / 2026年9月時点の情報

読んだら、解いて確かめる

会員登録をすると、経験値と連続学習日数が記録され、間違えた問題だけをあとで解き直せます。

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