親族のみの挙式・会食とアフターパーティーを併用して結婚式の費用を節約する方法と手順

親族のみの挙式・会食とアフターパーティーを併用して結婚式の費用を節約する仕組み

近年、結婚にあたって挙式・披露宴などの特別なイベントを行わない「ナシ婚」を選択する人が増えています。結婚式場の口コミサイト「ウェディングパーク」を運営する株式会社ウェディングパークが行ったアンケートによれば「ナシ婚」を選択する人の理由として多かったのは

  • 結婚式よりも他にお金を掛けたいことがあったから
  • 結婚式を行う資金がなかったから
  • まわりから注目を浴びることが恥ずかしい(いや)だから

の3つが、上位を占めていました。

出典:【「ナシ婚」を選択した20代30代女性618人の実態調査】 ナシ婚の選択理由は「他にお金をかけたい」が48.9% “結婚式の代わり”で最も多かったのは「フォトウエディング」 – 結婚あした研究所 by Wedding Park

周囲の意見も聞いて決めるべき

しかし、同アンケートには「結婚の報告をした際、ご両親から結婚式を挙げることを勧められましたか(単一回答)」という設問があったのですが、これに対し

  • 勧められた(19.6%)
  • 勧められることはなかったが、結婚式の予定は聞かれた(29.3%)

と回答した人が、全体の半数近く(48.9%)を占めたのです。

つまり、本人たちは結婚式を挙げることに消極的だったとしても、家族や友人・知人は「結婚式を挙げてほしい」「結婚式を挙げるなら招待してほしい」と思っているかもしれません。

自分たちの力だけで成長し、生活しているわけではない以上、今までお世話になった人に対してどこかでお礼をいう席を設けるのは、社会人としての礼儀の1つであると筆者は思います。しかし、結婚式は決して安い買い物ではないし、「言いたいことはわかるが、きらびやかすぎることはしたくない」という気持ちも理解できます。

そのため、今、結婚式を挙げるかどうか迷っているなら、やり方を工夫しましょう。

「1.5次会プラン」「アフターパーティープラン」はねらい目

ホテルや専門式場、レストランもこのような価値観の変容に合わせて

  • 最初に、親族のみで挙式・会食を行う
  • その後、希望に応じて友人・知人を招いてパーティーを行う

というパッケージプランを設けることが多くなっています。「1.5次会プラン」「アフターパーティープラン」という名前が付されていることが多いので、チェックしてみましょう。

詳細は後述しますが、自己負担分をかなり安く抑えられるのも魅力の1つです。

親族のみの挙式・会食とアフターパーティーを併用して結婚式の費用を節約する方法のメリット

この方法のメリットとして

  • 親族のあいさつ回りの負担が少ない
  • 引き出物を用意しなくてよいので費用を浮かすことができる
  • 友人・知人の経済的負担も減らせる
  • 遠方、海外での挙式を考えている場合も利用できる

の4点について解説します。

親族のあいさつ回りの負担が少ない

結婚式は家族・親族に対して新しく家族の一員になる人をお披露目する場としての意味合いも有しています。仮に、結婚式を挙げなかった場合、別の機会に家族や親族に対して紹介する場を設けないといけないため、かえって面倒くさいかもしれません。小規模ながらも挙式・会食をしておけば、そのような面倒くささは省けるでしょう。

引き出物を用意しなくてよいので費用を浮かすことができる

一般的な挙式・披露宴の場合、ご祝儀をいただく代わりに、引き出物を用意しなくてはいけません。しかし、アフターパーティーの場合は、会費制が基本であるため、引き出物は用意しないのが一般的です。帰り際にプチギフト(お菓子や入浴剤・ハンドクリームなどの雑貨)を渡せば十分なので、費用も浮かすことができます。

友人・知人の経済的負担も減らせる

一般的に、友人・知人が結婚式に参列する場合、ご祝儀として3万円程度を包むのがマナーとされています。決して安い金額ではないので、結婚式が続くと金銭的に大変と思ってしまうかもしれません。しかし、アフターパーティーの場合は、会費制が基本であるため、ご祝儀よりも安い出費で済みます。

遠方、海外での挙式を考えている場合も利用できる

今、住んでいるのは東京であるものの、どちらか一方(もしくは両方)の実家が地方である場合、家族・親族から「できれば実家に近いところで挙げて欲しい」と言われるかもしれません。また、新型コロナウイルス感染症が落ち着くまでは厳しいかもしれませんが、いずれは家族旅行も兼ねて、ハワイ・グアムなどの海外リゾートで挙式を、という人も出てくるでしょう。

そのような場合、友達や知人、もしくは実家や遠方での挙式に出席できない親族に対して、どうお披露目するかが問題になります。そのような場として、アフターパーティーを使う人もいるのです。

親族のみの挙式・会食とアフターパーティーを併用して結婚式の費用を節約する方法のデメリット

一方、デメリットとしては

  • 長丁場になるので体力が必要
  • 目上の人(例:会社の上司、恩師)を呼ぶ場合、理解を求める必要がある

の2点が挙げられます。

長丁場になるので体力が必要

同じ日に、挙式・会食とアフターパーティーを行う場合、朝早くから準備に入り、終わるのは夜遅くというスケジュールになります。かなりの長丁場なので、体力がないと持ちません。

体力に自信がない場合は、別の日に設定したほうが無難でしょう。

目上の人(例:会社の上司、恩師)を呼ぶ場合、理解を求める必要がある

通常の披露宴に比べると、アフターパーティーはやや砕けた感があるのも事実です。そのため、目上の人(例:会社の上司、恩師)を招待する予定がある場合は、事前に「ささやかな祝宴ですので、気軽にご参加いただければと思います」と一言断っておくとよいでしょう。料理を着席コースにし、会場も格式の高いところを選ぶなど、工夫次第で、目上の人に対しても失礼のないやり方で進めることは十分にできます。

親族のみの挙式・会食とアフターパーティーを併用して結婚式の費用を節約する手順

1.専用のプランを設けている会場を探す

親族のみの挙式・会食とアフターパーティーを行う場合は、まずは専用のプランを設けている会場を探しましょう。ゼクシィなどの結婚式場情報サイトを利用したり、相談カウンターに行き希望を伝え、いくつか候補を出してもらったりするのも方法の1つです。

参照:【ゼクシィ】ウエディング、ブライダル、結婚準備ならゼクシィ

参照:結婚式の相談はマイナビウエディングサロン(無料) |マイナビウエディング

また、専用のプランを設けていなかったとしても、プランナーに「親族のみの挙式・会食とアフターパーティーという形式で挙げたい」という希望を伝えれば、別途見積もりをしてくれることが多いです。

2.招待客をリストアップするなど、準備を進めていく

会場が決まったら、プランナーとやり取りをし、準備を進めていきましょう。

親族のみの挙式・会食とアフターパーティーを併用して結婚式の費用を節約する際の注意点

この方法を利用する場合の注意点として「ご祝儀は辞退する旨をはっきり伝える」が挙げられます。

受け取った場合は後日のフォローを

アフターパーティーの趣旨の1つとして「ご祝儀制ではなく、会費制にして、参加者の経済的負担を減らす」ことが挙げられます。

そのため、招待状にはその旨をはっきりと書いておきましょう。また、当日、厚意でご祝儀やプレゼントを持ってきてくれた人がいた場合は、後日、内祝いを贈るなど、フォローを忘れないようにしてください。
FP 荒井 美亜

FP 荒井 美亜あらい みあ

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大学院まで行って公認会計士を目指していたものの、紆余曲折を経て今は「日本一、お金のことを楽しくわかりやすく説明できるライター兼ファイナンシャルプランナー」目指して活動中です。日本FP協会のイベントのお手伝いもしています。保有資格)日本FP協会認定AFP、FP技能検定2級、税理士会計科目合格、日商簿記検定1級、全経簿記能力検定上級、貸金業務取扱主任者試験合格

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