2021/03/17

起業・独立を目指したいと思っています。

女性30代 佐藤樹理さん 30代/女性 解決済み

起業や、独立について興味があり、目指したいという志しを持っています。これからの自分自身の生活や、人生のことを考えて今のままでずっと良いのかな?と思うことがよくあり、少し焦りを感じることもあります。ただダラダラと毎日同じことばかり繰り返す人生はもったいないと思い、いつまでも進歩しないままで終わってしまうととても不満に思います。今から起業や、独立をすることを考えてこれからは行動に移して行きたいと思っています。ゆくゆくは家族みんなと一緒にお店を持ったりして、家族みんなと楽しみながらお店の仕事をしたいという夢があります。家族みんなで飲食店を開業したいと思っており、そのために今の内から資金を貯めたり、資格を得たり、勉強をして行きたいと思っています。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 起業・独立
40代前半    男性

全国

2021/03/21

質問内容を一通り確認させていただき、起業・独立という将来の夢を持って今から準備をすることはとてもすばらしいことだと思います。

質問内容から、質問者様が将来どのような店をオープンされるのかわかりませんが、起業・独立を将来していく上で、この部分は今から考えておいた方がよろしいのでは?といったことを回答させていただきます。

あくまでも個人事業を行っている回答者の主観が強い部分もあると思いますが、多少なりとも参考になる部分もあると思いますので、ぜひ、最後まで読み進めていただき、今後の参考にしていただければと思います。



1.オープンする店の強み(特徴)を明確にしておく


お店を開業して起業・独立するということは、事業を営むことになります。

そして、この事業を長い期間に渡って継続していくためには、多くのお客様に来てもらって売上を得なければならないほか、事業を営む上での必要経費を差し引いた利益を求めていかなければなりません。

仮に、質問者様がオープンする店と同じような店があるのであれば、他店と比較した時、自身の店の強み(特徴)はどのようなところにあるのか明確にしておく必要があると思います。

たとえば、回答者の場合、FP(ファイナンシャルプランナー)として起業・独立し事務所を開業しておりますが、自身が考える強み(特徴)は、生命保険や投資信託などの金融商品を販売しておらず、相談はすべて有料相談といった部分です。

このようにした理由は、私自身が相談してくれるお客様に対して不要な営業をしたくないということ、お客様がお金を支払ってでも第三者の視点で合理的で納得できる解決策を知りたいニーズを満たしやすいところにあります。

また、税理士や社会保険労務士といった専門家の事務所で勤務経験したことやこれらに付随する専門知識を相談者様の疑問や悩みに対して合わせてサービスを提供することで、より、ニーズが満たしやすくなり、お客様の満足度が増加しやすいメリットも得られます。

決して自分自身を自慢しているということではなく、事業を営む上で、自分の強み(特徴)を明確に知り、それをお客様に知ってもらうことは、事業を継続していく上で、極めて重要なことなのではないでしょうか?

加えて、事業を行いながらお客様のニーズをはじめ、時代の流れや流行りから独自のサービスを考えて展開するといった努力も必要になってくるものと考えます。



2.税金の知識と確定申告について知っておく


お店を開業して起業・独立するということは、事業を営むことになるため、事業所得が生じ、原則として毎年確定申告をする必要があります。

そのため、税金の知識を今から勉強して得ておくことをはじめ、確定申告のしかたやどのようにしたら節税になるのかも合わせて勉強しておくことを強くおすすめします。

事業に集中し、会計帳簿の作成や確定申告は、専門家である税理士へ依頼するといったこともできますが、毎月および年間の報酬はそれなりにかかってしまうことになります。

この辺をどのようにするのかについても、起業・独立前にあらかじめ考えておく必要があると思います。



3.経営がうまくいかなかった場合などのリスクヘッジ対策をどうするか


お店を開業して起業・独立するということは、会社員や公務員などの人と比較しますと「収入が安定しない」大きなリスクを常に抱えることになります。

一方で、自由なやり方で多くの収入を得られるメリットがあることも確かです。

つまり、仮に、お店をオープンしますと、上記で回答したメリットまたはデメリットのいずれかの影響を受けることが考えられます。

大切なことは、経営がうまくいかなかった場合などのリスクヘッジ対策をどうするのか?といった部分にあります。

場合によっては、不慮の事故・災害、病気・けがなどで事業を継続できなくなってしまうリスクもあるでしょう。

このような数多くのリスクに対してどのようなリスクヘッジ対策を取っておく必要があるのか考えておくことがとても大切です。



おわりに


質問者様がこれから起業・独立しようとしている業種と回答者の業種は異なると思われますが、事業を営む以上、あらかじめ考えておいた方が良いのでは?と思うことを個人的な主観で紹介させていただきました。

おそらく、もっと詳しい内容や今後の展望を知ることで、回答したことの他にもお伝えできることがあるかもしれません。

事業を実際に始めますと、思い描いたようにうまくいかない場合や窮地に立たされてしまうことがあるかもしれませんが、あきらめずに努めていただくことを強くおすすめ致します。

回答者自身も、本回答をしながら過去の自分を振り返ってみましたが、結果として、あきらめずに事業を継続してきて良かったと感じています。

「ピンチはチャンス」

上記の経験から一段階成長できたり考え方が良い意味で変わったりすることもあり、それが事業に活かせることもあると思います。

ぜひ、質問者様には将来の夢を実現していただき、成功を収めていただきたいと感じています。

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