Aさんは同じ業種の2社を比べています。X社は株価1,500円・EPS100円、Y社は株価3,000円・EPS100円です。ほかの条件は同じとします。
PERの数値だけで見た場合、どちらがより割安と読めますか。
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A
X社(PER15倍)
正解
1,500 ÷ 100 = 15倍。同じ利益に対する株価が低いほうです。
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B
Y社(PER30倍)
3,000 ÷ 100 = 30倍。同じ利益に対して株価が高い状態です。
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C
同じ
EPSが同じで株価が違うため、PERは同じになりません。
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D
判断できない
この条件ならPERは計算でき、比較もできます。
サッと理解
X社は15倍、Y社は30倍。数値の上ではX社が割安です。
じっくり理解
X社 = 1,500 ÷ 100 = 15倍、Y社 = 3,000 ÷ 100 = 30倍。同じ利益に対して、Y社のほうが2倍の株価が付いています。ただしこれは「数値の上では」という話で、実際にはY社の成長期待が高いのかもしれません。数値の比較は出発点であって、結論ではありません。
Bさんが持つ会社の株価は変わっていませんが、来期の純利益が半分になる見通しが公表されました。
この見通しどおりになった場合、来期のPERはどうなると考えられますか。
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A
約2倍になる
正解
分母が半分になるので、PERはおよそ2倍になります。
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B
約半分になる
PERが下がるのは、利益が増えるか株価が下がる場合です。
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C
変わらない
EPSが変われば、株価が同じでもPERは変わります。
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D
0倍になる
利益が半分になっただけで、0にはなりません。
サッと理解
EPSが半分になれば、株価が同じでもPERは約2倍になります。
じっくり理解
PER = 株価 ÷ EPS。分母の EPS が半分になれば、PER はおよそ2倍です。株価が動いていなくても、利益が落ちれば割安感は失われます。「今のPERが低い」ことよりも「来期の利益がどうなるか」が重要になる場面です。