本ページはプロモーションが含まれています。
このページの内容の理解度をクイズでチェック!
目次
はじめに
近年、ますます便利になっているネット銀行。スマホ一つで手軽に振込や残高確認ができるため、多くの人が利用しています。しかし、その手軽さの裏には、セキュリティのリスクも潜んでいます。実店舗を持たないネット銀行では、対面でのやり取りができない分、IDやパスワードが盗まれてしまうと、第三者に不正に操作されてしまう危険性があるのです。
そこで今回は、ネット銀行を安全に利用するために、私たちができるセキュリティ対策について解説します。銀行側の対策はもちろん、利用者自身が「自己防衛」のためにできることをしっかりと理解し、安全にネット銀行を利用しましょう。

ネット銀行は便利ですが、セキュリティ対策は必須です。この記事を読んで、安全なネットバンキングの知識を身につけましょう!
なぜ自己防衛が必要なのか?ネット銀行利用のリスクと対策
ネット銀行は、実店舗を持たないため、人件費や店舗運営費を削減でき、その分、預金金利が高かったり、振込手数料が安かったりといったメリットがあります。しかし、その一方で、非対面での取引が中心となるため、セキュリティ面でのリスクも存在します。
例えば、IDやパスワードが何らかの形で第三者に漏洩してしまった場合、その第三者があなたになりすまして、不正にログインし、預金を勝手に送金してしまう可能性があります。このような不正アクセスによる被害を防ぐためには、銀行側のセキュリティ対策だけでなく、利用者自身もセキュリティ意識を高め、自己防衛のための対策を講じることが非常に重要です。
ネット銀行利用における主なリスク
- フィッシング詐欺:銀行を装った偽のメールやSMS(ショートメッセージ)を送りつけ、偽のウェブサイトに誘導して、IDやパスワード、クレジットカード情報などを盗み取る手口です。
- スパイウェア:パソコンやスマートフォンに侵入し、キーボードの入力内容や画面表示を記録して、IDやパスワード、クレジットカード情報などを盗み取る悪質なソフトウェアです。
- 不正なアプリ:銀行の正規アプリに似せた偽のアプリをインストールさせ、個人情報を盗み取る手口です。
- パスワードリスト攻撃:他のウェブサイトやサービスから流出したIDとパスワードのリストを使って、不正にログインを試みる攻撃です。
これらのリスクから身を守るためには、以下のような対策を講じることが重要です。

ネット銀行のリスクを知ることは、安全対策の第一歩です。どんな危険があるのか、しっかり把握しておきましょう。
ログインの強化:2要素認証(2FA)とワンタイムパスワード(OTP)の活用
ログイン時のセキュリティを強化することは、不正アクセスを防ぐ上で最も重要な対策の一つです。そのために有効なのが、2要素認証(2FA)とワンタイムパスワード(OTP)です。
2要素認証とは、ID・パスワードといった「知識情報」に加え、スマートフォンアプリやSMSで送信される「ワンタイムパスワード」といった「所有情報」、あるいは指紋認証や顔認証といった「生体情報」など、異なる2つ以上の要素を組み合わせて認証を行う方式です。これにより、万が一IDとパスワードが漏洩してしまっても、他の要素がなければログインできないため、不正アクセスのリスクを大幅に低減できます。
ワンタイムパスワードは、一定時間(通常は数十秒から数分)ごとに自動的に生成される、一度しか使用できないパスワードです。ログインや振込といった重要な取引を行う際に、通常のパスワードに加えて、このワンタイムパスワードを入力することで、セキュリティをさらに強化できます。多くのネット銀行では、スマートフォンアプリでワンタイムパスワードを生成する方式を採用しています。また、専用のトークン(小型の機器)でワンタイムパスワードを生成する方式もあります。
2要素認証を設定することで、たとえ誰かがあなたのIDとパスワードを知っていても、あなたのスマートフォンや認証アプリにアクセスできない限り、不正にログインすることはできません。ネット銀行を利用する際には、必ず2要素認証を設定するようにしましょう。
2要素認証を設定する際の注意点
- 認証アプリのバックアップ:スマートフォンを紛失したり、機種変更したりした場合に備えて、認証アプリのバックアップを取っておきましょう。
- SMS認証の代替手段:SMS認証は、SIMスワップ詐欺などによるリスクがあるため、可能な限り認証アプリを利用するようにしましょう。

2要素認証は、不正ログインを防ぐための強力な盾です。必ず設定して、自分の口座を守りましょう。
不正送金防止:振込限度額の設定と取引通知メールの活用
万が一、不正ログインされてしまった場合に備えて、振込限度額を設定しておくことは非常に重要です。振込限度額とは、1日に振り込める金額の上限のことです。この金額を必要最低限に設定しておくことで、不正送金による被害を最小限に抑えることができます。
例えば、普段の生活で1日に10万円以上振り込むことがない場合は、振込限度額を10万円に設定しておくと良いでしょう。もし、10万円以上の振込が必要になった場合は、一時的に限度額を引き上げて、振込後に再度引き下げるという方法もあります。
また、取引通知メールを設定しておくことも有効です。取引通知メールとは、ログインや振込などの取引が行われた際に、登録したメールアドレスに通知が届くサービスです。身に覚えのない取引があった場合に、すぐに気づくことができるため、不正送金の早期発見につながります。
取引通知メールの内容は、銀行によって異なりますが、一般的に以下のような情報が含まれています。
- 取引日時
- 取引内容(ログイン、振込など)
- 取引金額
- 振込先口座情報
取引通知メールが届いたら、内容をよく確認し、身に覚えのない取引があった場合は、すぐに銀行に連絡するようにしましょう。

振込限度額は低めに設定、取引通知メールは必ず設定。これらは不正送金の被害を最小限に抑えるための必須対策です。
利用者の心構え:パスワード管理、フリーWiFiの利用、フィッシング詐欺対策
ネット銀行を安全に利用するためには、利用者自身のセキュリティ意識を高めることが不可欠です。特に、パスワード管理、フリーWiFiの利用、フィッシング詐欺対策は、非常に重要なポイントとなります。
パスワード管理
- パスワードの使い回しは絶対にしない:同じパスワードを複数のウェブサイトやサービスで使い回すと、一つのウェブサイトからパスワードが漏洩した場合、他のウェブサイトでも不正ログインされるリスクが高まります。
- 推測されやすいパスワードは避ける:誕生日、電話番号、名前など、推測されやすいパスワードは避けましょう。
- 複雑なパスワードを設定する:英数字、記号を組み合わせた、できるだけ長いパスワードを設定しましょう。
- 定期的にパスワードを変更する:定期的にパスワードを変更することで、万が一パスワードが漏洩した場合でも、被害を最小限に抑えることができます。
- パスワード管理ツールを活用する:安全なパスワードを生成・管理してくれるパスワード管理ツールを活用しましょう。
フリーWiFiの利用
カフェや駅などで提供されているフリーWiFiは、暗号化されていない場合があり、通信内容が盗み見(盗聴)される危険性があります。特に、銀行取引などの重要な情報をやり取りする際には、フリーWiFiの利用は避けましょう。どうしても必要な場合は、VPN(Virtual Private Network)を利用するなど、通信を暗号化する対策を講じましょう。
フィッシング詐欺対策
フィッシング詐欺とは、銀行やクレジットカード会社などの正規の企業を装ったメールやSMS(ショートメッセージ)を送りつけ、偽のウェブサイトに誘導して、IDやパスワード、クレジットカード情報などを盗み取る手口です。
フィッシング詐欺のメールやSMSには、以下のような特徴があります。
- 緊急性を煽る文言(「至急」「緊急」など)が含まれている
- 不審な日本語表現が使われている
- リンク先のURLが正規のウェブサイトと異なる
- 個人情報を尋ねる内容が含まれている
不審なメールやSMSを受け取った場合は、リンクをクリックせずに、正規のウェブサイトからアクセスするようにしましょう。また、個人情報の入力を求められた場合は、慎重に対応し、少しでも怪しいと感じたら、銀行やクレジットカード会社に連絡して確認するようにしましょう。
その他
- 不審なメールやSMSに注意する:銀行を装ったフィッシング詐欺メールやSMSに注意しましょう。
- OSやソフトウェアを常に最新の状態に保つ:OSやソフトウェアの脆弱性を悪用した攻撃を防ぐために、常に最新の状態に保ちましょう。
- セキュリティソフトを導入する:セキュリティソフトを導入し、常に最新の状態に保つことで、ウイルスやスパイウェアなどのマルウェアから身を守ることができます。
- 身に覚えのない請求に注意する:クレジットカードの明細や銀行口座の取引履歴を定期的に確認し、身に覚えのない請求がないか確認しましょう。

パスワードは厳重に管理、フリーWiFiは極力使わない、怪しいメールは開かない。これらはネット利用の鉄則です!
銀行任せにしない:セキュリティ設定の見直しと定期的な確認
ネット銀行のセキュリティは、銀行が提供するセキュリティ機能と、利用者自身のセキュリティ意識の両輪で成り立っています。銀行側の対策(2要素認証や取引通知メールなど)を有効にするだけでなく、利用者自身もパスワード管理や利用環境に気を配る必要があります。
口座開設時には、必ずセキュリティ設定を見直し、2要素認証の設定、振込限度額の設定、取引通知メールの設定などを行いましょう。また、定期的にセキュリティ設定を見直すことも重要です。例えば、パスワードを定期的に変更したり、振込限度額を見直したりすることで、セキュリティレベルを維持することができます。
さらに、定期的に残高や取引履歴を確認し、身に覚えのない取引がないか確認することも重要です。もし、身に覚えのない取引があった場合は、すぐに銀行に連絡するようにしましょう。
ネット銀行は非常に便利なサービスですが、セキュリティ対策を怠ると、不正アクセスによる被害に遭う可能性があります。銀行任せにせず、自分自身でセキュリティ対策を徹底することで、安全にネット銀行を利用しましょう。

セキュリティ設定は一度したら終わりではありません。定期的に見直して、常に最新の状態を保ちましょう。
まとめとやるべきアクション
今回は、ネット銀行を安全に利用するために、私たちができるセキュリティ対策について解説しました。ネット銀行は非常に便利なサービスですが、セキュリティ対策を怠ると、不正アクセスによる被害に遭う可能性があります。銀行側の対策(2要素認証や取引通知メールなど)を有効にするだけでなく、利用者自身もパスワード管理や利用環境に気を配る必要があります。
今回の記事で解説したセキュリティ対策を実践することで、ネット銀行をより安全に利用することができます。ぜひ、今日から実践してみてください。
今日からできるアクション
- 現在利用中のネット銀行(または予定の銀行)のアプリを開き、「セキュリティ設定」から「振込限度額」がいくらか確認し、必要なら引き下げましょう。
- パスワードを見直し、より複雑で安全なパスワードに変更しましょう。
- フリーWiFiの利用を控え、どうしても必要な場合はVPNを利用しましょう。
- 不審なメールやSMSに注意し、リンクをクリックせずに、正規のウェブサイトからアクセスするようにしましょう。
これらの対策を講じることで、あなたのネット銀行口座はより安全になります。安全なネットバンキングライフを送りましょう!

ネット銀行のセキュリティ対策は、難しくありません。今日からできることを一つずつ実践して、安全なネットバンキングを実現しましょう!


