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目次
はじめに
銀行振込は、現金を直接持ち運ぶ必要がなく、手軽に送金できる便利な手段です。しかし、口座番号や名義を間違えて入力してしまうと、意図しない相手に振り込んでしまう可能性があります。このような振込ミスが発生した場合に、資金を取り戻すための手続きが「組戻し(くみもどし)」です。
この記事では、組戻しの手続き方法、手数料、返金されないケース、そして振込ミスを未然に防ぐための対策について、わかりやすく解説します。万が一、振込ミスをしてしまった場合に、どのように対処すればよいのか、この記事を読んで理解を深めてください。

振込は便利な反面、ミスが起こりやすい手続きでもあります。万が一の事態に備えて、組戻しの知識を身につけておきましょう。
振込エラー発生!組戻し(くみもどし)とは?
「組戻し(くみもどし)」とは、振込手続きが完了し、すでにお金が相手の口座に着金してしまった(振込が成立した)後に、振込を依頼した銀行を通じて、資金の返還を「依頼」する手続きのことです。
組戻しは、単なる「取消」ではありません。銀行は、振込先の口座にすでに着金しているお金を、あなたの依頼だけで勝手に引き出すことはできません。そのため、組戻しは、振込先の口座名義人(受取人)に返金を「依頼」する形で行われます。
振込ミスには、大きく分けて2つのパターンがあります。1つは、存在しない口座番号を入力してしまい、振込自体がエラーとなるケース。この場合は、通常、数日以内に振込金額が自動的に返金されます。もう1つは、口座番号は存在するものの、名義人が異なっていたり、意図しない相手の口座に振り込んでしまったりするケースです。後者の場合に必要となるのが、組戻しの手続きです。
組戻しは、時間や手間がかかるだけでなく、必ず返金されるとは限りません。しかし、何もしなければお金は戻ってこない可能性が高いため、まずは組戻しの手続きを行うことが重要です。

組戻しは、あくまで「依頼」です。相手の協力が必要であることを理解しておきましょう。
組戻しにかかる手数料とコスト
組戻しを依頼する場合、振込手数料とは別に、所定の「組戻し手数料」が発生するのが一般的です。この手数料は、組戻しが成功(返金)したかどうかにかかわらず、手続きを依頼した時点で請求されることが多いので注意が必要です。
組戻し手数料は、金融機関によって異なります。数百円程度で済む場合もあれば、数千円かかる場合もあります。手数料の金額は、各金融機関のウェブサイトで確認できます。また、組戻しを依頼する際に、窓口やコールセンターで確認することも可能です。
組戻し手数料以外にも、間接的なコストが発生する可能性があります。例えば、銀行の窓口で手続きを行う場合は、交通費や待ち時間が発生します。また、組戻しの手続きには、本人確認書類や振込明細書などの書類が必要となる場合があります。これらの書類を準備する手間も、コストとして考慮する必要があります。
組戻しは、返金されるかどうか不確実な上に、手数料もかかるため、できる限り避けたい手続きです。振込を行う際には、事前にしっかりと確認を行い、ミスを防ぐように心がけましょう。

組戻し手数料は、返金の成否に関わらず発生します。依頼する前に、手数料を確認しておきましょう。
組戻しの具体的な手続き方法と流れ
振込ミスに気づいたら、まずは「振込手続きをした銀行(自分の銀行)」の窓口やコールセンターに、できるだけ早く連絡します。振込先の銀行に直接連絡しても、手続きはできません。本人確認や振込内容の確認が行われます。
組戻しの手続きは、金融機関によって多少異なりますが、一般的には以下の流れで行われます。
- 銀行への連絡: まず、振込手続きを行った銀行に連絡し、振込ミスがあったことを伝えます。窓口、電話、インターネットバンキングなど、銀行が指定する方法で連絡します。
- 状況説明: 銀行員に、振込日時、金額、振込先口座番号、名義人など、振込内容の詳細を伝えます。また、なぜ振込ミスが発生したのか、状況を詳しく説明します。
- 必要書類の提出: 銀行から指示された必要書類を提出します。一般的には、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)、振込明細書、組戻し依頼書などが必要となります。組戻し依頼書は、銀行の窓口で入手するか、ウェブサイトからダウンロードできる場合があります。
- 組戻し依頼: 銀行に組戻しを正式に依頼します。組戻し手数料を支払う必要がある場合は、この時点で支払います。
- 銀行による調査: 銀行は、振込先の銀行に連絡を取り、組戻しが可能かどうか確認します。振込先の口座名義人に連絡を取り、返金の同意を得る必要があります。
- 返金: 振込先の口座名義人が返金に同意した場合、あなたの口座に振込金額が返金されます。返金までには、数日から数週間かかる場合があります。
組戻しの手続きは、時間がかかる場合があります。また、振込先の口座名義人が返金に同意しない場合は、返金されない可能性もあります。しかし、何もしなければお金は戻ってこないため、まずは組戻しの手続きを行うことが重要です。

組戻しは、振込元の銀行を通じて行います。振込先の銀行に連絡しても、手続きはできません。
組戻しがうまくいかないケースとは?返金されないリスク
組戻しは、あくまで振込先(受取人)の「同意」を得て返金してもらう手続きです。もし受取人が返金を拒否した場合や、連絡が取れない場合、口座が凍結されている場合などは、銀行を通じた組戻しによる返金は困難になります。
組戻しがうまくいかない主なケースは以下の通りです。
- 受取人が返金を拒否した場合: 振込先の口座名義人が、返金を拒否した場合、銀行は強制的に返金させることはできません。この場合、残念ながら、銀行を通じた組戻しによる返金は困難となります。
- 受取人と連絡が取れない場合: 振込先の口座名義人と連絡が取れない場合も、組戻しは困難となります。銀行は、口座名義人に連絡を取り、返金の同意を得る必要がありますが、連絡が取れない場合は、手続きを進めることができません。
- 受取人の口座が凍結されている場合: 振込先の口座が、何らかの理由で凍結されている場合も、組戻しは困難となります。口座が凍結されている場合、銀行は口座からの引き出しを行うことができません。
- 受取人が倒産・破産した場合: 振込先の口座名義人が、倒産や破産した場合も、組戻しは困難となる可能性があります。倒産や破産の手続きが進められている場合、債権者(お金を貸している人)への返済が優先されるため、組戻しによる返金が難しくなる場合があります。
組戻しがうまくいかない場合、最終的には、裁判所に訴訟を起こすという手段もあります。しかし、訴訟には、時間や費用がかかります。また、必ず勝訴できるとは限りません。そのため、できる限り、振込ミスをしないように注意することが重要です。

組戻しは、相手の協力が不可欠です。返金を拒否された場合は、返金は難しくなります。
振込ミスを未然に防ぐための対策
組戻しは、時間・手数料・ストレスがかかる上、返金の保証もありません。振込を実行する前に「金融機関名」「支店名」「口座種別」「口座番号」「受取人名義」「金額」を、指差し確認するなど二重・三重にチェックする習慣が最も重要です。
振込ミスを未然に防ぐためには、以下の対策を徹底することが重要です。
- 振込前の最終確認を徹底する: 振込を実行する前に、金融機関名、支店名、口座種別、口座番号、受取人名義、金額を、必ず二重、三重に確認しましょう。特に、初めて振込を行う相手や、高額な振込を行う場合は、慎重に確認することが重要です。
- 振込先は登録機能(履歴)を活用する: 頻繁に振込を行う相手は、振込先口座を登録しておくと便利です。登録された口座情報は、自動的に入力されるため、入力ミスを防ぐことができます。また、過去の振込履歴を確認することで、誤った口座に振込を行うリスクを減らすことができます。
- 慌てず、冷静に操作する: 振込操作を行う際は、時間に余裕を持って、慌てず、冷静に操作しましょう。急いで操作すると、入力ミスが発生しやすくなります。特に、スマートフォンで振込操作を行う場合は、画面が小さいため、入力ミスに注意が必要です。
- 振込金額を間違えないように注意する: 振込金額を入力する際は、桁数を間違えないように注意しましょう。特に、高額な振込を行う場合は、金額を声に出して読み上げるなど、確認を徹底することが重要です。
- 金融機関の提供する確認サービスを利用する: 一部の金融機関では、振込前に受取人名義を確認できるサービスを提供しています。このようなサービスを利用することで、振込ミスを未然に防ぐことができます。
振込ミスは、誰にでも起こりうるものです。しかし、上記の対策を徹底することで、振込ミスを未然に防ぐことができます。振込を行う際は、常に注意を払い、慎重に操作するように心がけましょう。

振込ミスを防ぐためには、事前の確認が何よりも重要です。指差し確認など、確実な方法で確認を行いましょう。
まとめとやるべきアクション
この記事では、振込ミスが発生した場合の組戻し手続きについて解説しました。組戻しは、振込が完了した後でも、資金を取り戻すための手段ですが、必ず返金されるとは限りません。また、組戻しには手数料がかかります。
振込ミスを防ぐためには、振込前の最終確認を徹底することが重要です。金融機関名、支店名、口座種別、口座番号、受取人名義、金額を、必ず二重、三重に確認しましょう。また、振込先は登録機能(履歴)を活用し、慌てず、冷静に操作するように心がけましょう。
振込操作(特にネットバンキング)を行う際は、必ず「実行」ボタンを押す前に、振込先名義・口座番号・金額が正しいか、もう一度指差し確認する習慣をつけましょう。

振込は、正確に行うことが最も重要です。この記事を参考に、振込ミスを防ぐための対策を徹底し、安全な金融取引を行いましょう。


