国税庁は、減価償却の方法と、そこで使う言葉を定めています。
それぞれ、どういう意味ですか。
答え 定額法 … 償却費の額が原則として毎年同額となる/定率法 … 償却費の額は初めの年ほど多く、年とともに減少する/償却保証額 … 取得価額に耐用年数に応じた保証率を乗じて計算した金額/改定取得価額 … 調整前償却額が初めて償却保証額に満たないこととなる年の期首未償却残高
サッと理解
二つは方法、二つは定率法で使う言葉です。
| 言葉 | 内容 |
|---|---|
| 定額法 | 償却費の額が原則として毎年同額。取得価額 × 定額法の償却率 |
| 定率法 | 初めの年ほど多く、年とともに減少。未償却残高 × 定率法の償却率 |
| 調整前償却額 | 未償却残高 × 定率法の償却率で計算した額 |
| 償却保証額 | 取得価額 × 耐用年数に応じた保証率 |
| 改定取得価額 | 調整前償却額が初めて償却保証額に満たないこととなる年の期首未償却残高 |
期首未償却残高とは、取得価額から前年末までの償却費の合計額を差し引いた金額。
じっくり理解
定額法と定率法は、価額の減らし方の形です。償却保証額と改定取得価額は、定率法で使う言葉。定率法は初めのうち大きく減りますが、そのまま続けると減り方がどんどん小さくなるので、償却保証額に満たなくなった年から毎年同額に切り替わります。そのときの基準になるのが改定取得価額です。
出典 国税庁「No.2106 定額法と定率法による減価償却」 / 2026年9月時点の情報