本ページはプロモーションが含まれています。
このページの内容の理解度をクイズでチェック!
目次
はじめに
固定資産税は、土地や家屋などの固定資産を持っている人が納める地方税です。高校生や新社会人の皆さんにとっては、まだ馴染みの薄い税金かもしれませんが、将来マイホームを持つことを考えると、ぜひ知っておきたい知識です。この記事では、固定資産税の対象となるもの、税額の計算方法、納付時期、納税通知書の読み方などを分かりやすく解説します。この記事を読めば、固定資産税の基本を理解し、自分の財産にかかる税金について自信を持って対応できるようになるでしょう。

固定資産税は、私たちの住む街の公共サービスを支える大切な税金です。その仕組みを知ることは、社会の一員としての責任を果たす第一歩と言えるでしょう。
固定資産税とは?課税対象となる土地、家屋、償却資産
固定資産税とは、毎年1月1日(賦課期日)時点で、土地、家屋、償却資産といった固定資産を所有している人にかかる地方税です。ここで重要なのは、固定資産税は市町村(東京23区は都)が課税する地方税であり、国に納める所得税などの国税とは異なるという点です。税収は、地域の公共サービス(道路、学校、消防など)の財源として活用されます。
固定資産税の対象となる固定資産は、大きく分けて以下の3種類です。
- 土地:田、畑、宅地、池沼、山林、鉱泉地、原野など
- 家屋:住宅、店舗、事務所、工場、倉庫など
- 償却資産:事業のために使用する機械、備品、工具、器具など(自動車税の対象となる自動車は除く)
例えば、あなたが家を建てた場合、土地と家屋の両方が固定資産税の対象となります。また、会社を経営していて、事業用の機械や備品を持っている場合、それらも償却資産として固定資産税の対象となる可能性があります。
クイズの1問目は「固定資産税の課税主体(納付先)は、原則として次のうちどれか?」でしたね。正解は「市町村」です。固定資産税は地方税であり、国税ではないことを覚えておきましょう。

固定資産税は、私たちが生活する地域を支える大切な税金。自分が住む街がより良くなるために役立っているんですね。
固定資産税の納税義務者は?1月1日時点の所有者がポイント
固定資産税の納税義務者は、毎年1月1日時点の固定資産の所有者です。つまり、年の途中で不動産を売買した場合、その年の固定資産税は、1月1日時点の所有者(売主)が1年分すべてを納める義務があります。
たとえば、2024年5月1日にあなたが家を売却したとします。この場合、2024年度の固定資産税は、2024年1月1日時点の所有者であるあなたが、1年分すべてを納めることになります。ただし、不動産の売買契約では、売主と買主の間で固定資産税を日割り計算し、買主が売主に相当額を支払うという取り決めをすることが一般的です。これはあくまで慣習であり、法律で定められているわけではありません。
納税通知書は、毎年5月頃に市町村から所有者に対して送付されます。納税通知書には、税額だけでなく、土地や家屋の評価額、課税標準額なども記載されています。
クイズの3問目は「1月1日時点に所有している家屋の固定資産税の納税義務が発生するのは誰か?」でしたね。正解は「1月1日時点の所有者」です。固定資産税の課税の基準日(賦課期日)は毎年1月1日と法律で定められています。

不動産を売買する際には、固定資産税の取り扱いについて、事前にしっかりと確認しておくことが大切ですね。契約書に明記されているかチェックしましょう。
固定資産税額はどう決まる?計算の仕組みを理解しよう
固定資産税の税額は、「課税標準額×税率」で計算されます。税率は、原則として1.4%ですが、自治体によって異なる場合があります。ここでは、税額を計算するための要素である「課税標準額」について詳しく見ていきましょう。
課税標準額とは?
課税標準額とは、固定資産の評価額(総務大臣が定めた固定資産評価基準に基づいて決定)をもとに、特例措置などを適用して算出される、税金を計算するための基準となる金額です。固定資産の評価額は、土地や家屋の所在地、形状、利用状況などを考慮して決定されます。
土地の評価額は、地価公示価格や固定資産税路線価などを参考に決定されます。家屋の評価額は、建築年数、構造、延べ床面積などを考慮して決定されます。償却資産の評価額は、取得価額、耐用年数、経過年数などを考慮して決定されます。
固定資産の評価額は、3年に一度見直されます(評価替え)。評価替えによって、固定資産の評価額が変動すると、固定資産税の税額も変動する可能性があります。ただし、税負担の急激な増加を避けるために、税負担調整措置が講じられています。
クイズの2問目は「固定資産税の税額計算で、税率をかける基となる金額は何と呼ばれるか?」でしたね。正解は「課税標準額」です。評価額をもとに特例などを適用して算出される、税額計算の基準となる金額です。これに税率をかけます。

固定資産税の計算は少し複雑ですが、評価額や課税標準額といった言葉の意味を理解しておくと、納税通知書の内容も理解しやすくなりますね。
固定資産税の納付時期と方法:年4回の分割納付が原則
固定資産税の納付は、一般的に年に4回(4月、7月、12月、翌年2月など)に分けた期別納付が原則です。納税通知書には、4回分の納付書が同封されています。各納付期限は自治体によって異なるため、納税通知書で必ず確認しましょう。
希望すれば、1年分をまとめて払う一括納付(第1期の納期限に全額納付)も可能です。一括納付を選択した場合でも、割引などの特典はありません。納付方法は、自治体によって異なりますが、一般的には以下の方法があります。
- 金融機関の窓口:銀行、信用金庫、郵便局などの窓口で納付
- コンビニエンスストア:納税通知書にバーコードが印刷されている場合、コンビニエンスストアで納付
- 口座振替:事前に口座振替の手続きを行うことで、指定口座から自動的に引き落とし
- クレジットカード:インターネットを通じてクレジットカードで納付(別途手数料がかかる場合があります)
- スマートフォン決済:PayPayやLINE Payなどのスマートフォン決済アプリで納付
納期限を過ぎると、延滞金がかかる場合があります。延滞金は、納期限の翌日から納付日までの日数に応じて計算されます。納期限は必ず守りましょう。もし、納期限までに納付できない場合は、早めに自治体の窓口に相談してください。
クイズの4問目は「固定資産税の納付が原則として年に複数回(年4回)に分かれている主な理由は?」でしたね。正解は「納税者の資金繰りに配慮するため」です。高額になりがちな税金を、一度に負担するのではなく、年間の数回に分けて納付できるように配慮されています。

納付方法も多様化しているので、自分にとって一番便利な方法を選びましょう。口座振替にしておくと、納め忘れを防げるのでおすすめです。
納税通知書(課税明細書)を読み解く:評価額、課税標準額を確認
毎年送られてくる納税通知書には、税額の他に、土地や家屋の評価額や課税標準額が記載された課税明細書が同封されています。この通知書を理解することで、自分の財産にかかる税金の仕組みと金額を把握することができます。
課税明細書には、以下の項目が記載されています。
- 所在:土地や家屋の所在地
- 地番・家屋番号:土地や家屋を特定するための番号
- 地目:土地の用途(宅地、田、畑など)
- 地積:土地の面積
- 家屋の種類:家屋の用途(住宅、店舗など)
- 構造:家屋の構造(木造、鉄骨造など)
- 床面積:家屋の床面積
- 評価額:固定資産の評価額
- 課税標準額:税額計算の基準となる金額
- 税率:固定資産税の税率
- 税額:固定資産税の税額
納税通知書を受け取ったら、まずは記載されている内容に間違いがないか確認しましょう。もし、評価額などに疑問がある場合は、自治体の窓口に問い合わせることができます。固定資産評価審査委員会に審査の申し出をすることも可能です。
クイズの5問目は「自宅の固定資産税の納税額や評価額を知りたい場合、どの書類を確認すべきか?」でしたね。正解は「納税通知書(課税明細書)」です。毎年4~6月頃に自治体から送付され、これに税額や課税標準額などの詳細が記載されています。

納税通知書は、税金の金額だけでなく、自分の財産の価値を知るための貴重な情報源でもあります。大切に保管しておきましょう。
固定資産税に関するよくある誤解
固定資産税について、よくある誤解をいくつかご紹介します。
- 誤解1:固定資産税は国に納める税金だ
固定資産税は地方税であり、市町村(東京23区は都)に納めます。国に納める税金ではありません。
- 誤解2:固定資産税は毎年評価額が変わる
固定資産の評価額は、原則として3年に一度見直されます(評価替え)。ただし、地価の変動などによって、評価額が毎年変動する可能性もあります。
- 誤解3:固定資産税は一括でしか払えない
固定資産税は、原則として年に4回の分割納付ですが、第1期の納期限までに一括納付することも可能です。
- 誤解4:納税通知書が届いたらすぐに払う必要がある
納税通知書が届いたら、すぐに払う必要はありません。各納期の納期限までに納付すれば問題ありません。
- 誤解5:固定資産税は家を売却すると返金される
固定資産税は、1月1日時点の所有者に課税されるため、年の途中で家を売却しても、固定資産税が返金されることはありません。ただし、売買契約で日割り計算することが一般的です。

税金に関する情報は、複雑で分かりにくいものも多いですが、正しい知識を持つことで、安心して生活を送ることができますね。
まとめとやるべきアクション
この記事では、固定資産税の対象となるもの、税額の計算方法、納付時期、納税通知書の読み方などを解説しました。固定資産税は、土地や家屋などの固定資産を持っている人が納める地方税であり、地域の公共サービスの財源として活用されます。税額は、「課税標準額×税率」で計算され、納税通知書で確認することができます。納付は、原則として年に4回の分割納付ですが、一括納付も可能です。納税通知書を理解し、納期限を守って納税しましょう。
最後に、親や家族に、自宅の固定資産税の納税通知書(毎年4~6月頃に送付)が届いたら、中身(税額や納期限)を見せてもらいましょう。実際に納税通知書を見ることで、固定資産税についてより深く理解することができます。

固定資産税は、私たち一人ひとりの生活を支える大切な税金です。これからも税金について学び、社会の一員として貢献していきましょう。


