1 名の専門家が回答しています

藤原 洋子 フジワラ ヨウコ
分野 自動車保険・火災保険・地震保険
60代前半    女性

全国

2021/06/15

ご質問いただきありがとうございます。

火災保険の家財の補償についてご説明いたします。

火災保険は、いろいろな名称で販売されていますが、「住宅総合保険」と「住宅火災保険」に大きく分けられます。「住宅総合保険」は、住宅に起こりうるさまざまなリスクを、幅広く補償するタイプの火災保険で、「住宅火災保険」は、ベーシックなリスクをな補償するタイプの火災保険です。

「住宅総合保険」と「住宅火災保険」の主な補償範囲は次の通りです。

「住宅総合保険」の補償範囲
・火災 ・落雷 ・ガス爆発などの破裂・爆発 ・風災・ひょう災・雪災 ・水災 ・自動車の飛び込みなどによる飛来・落下・衝突 ・給排水設備の事故などによる水漏れ ・騒などによる暴行、破裂 ・盗難(家財の補償を付けた場合のみ)

「住宅火災保険」の補償範囲
・火災 ・落雷 ・ガス爆発などの破裂・爆発 ・風災・ひょう災・雪災 ・水災 

保険会社により補償内容の詳細は異なり、その他にオプションの補償を付けることもできます。

住宅に損害が発生した場合には、それに伴って家財も壊れるなどの被害を受けることがありますね。家財に関する補償ですが、住宅と家財は別々に補償を設定しなければ対象とならないのです。火災保険で家財の補償を受けるには、「住宅総合保険」の場合は家財の補償で、「住宅火災保険」の場合は別途「家財保険」で、準備する必要があります。

ただし、住宅のみが補償の対象になっている場合でも、住宅の電気設備、ガス設備、冷暖房設備、その他住宅の付属設備、門や塀、物置などは補償の対象となっています。また、家財の補償を確保しても保険の対象になる家財と、対象にならない家財がありますので、加入するときには確認しておきましょう。

保険料についてですが、自動車保険は、加入している年数や運転する方の年齢や範囲などによって「等級」があり、それぞれ保険料の割引率が異なっています。自動車保険を利用して「等級」が下がる場合には、翌年の保険料が上がるケースがありますが、火災保険は、保険を利用したことで保険料が上がることはありません。

とはいっても、近年の台風や暴風雨などで大きな被害が発生し巨額な保険金を支払った影響で、火災保険の保険料の値上げが行われています。また、築年数が経過して、新築のときの割引きが受けられなくなるなど、火災保険の更新の際には保険料が上がることがあります。その際には、不要な補償がないか、あれば外すことができないか、比較・検討してみることをお勧めいたします。

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