子供が生まれる前後にかかるお金・制度が知りたい

男性30代 akaimosrite13さん 30代/男性 解決済み

当方、29歳既婚のサラリーマンです。
現在、妻が出産を控えており、家計の収入源が私自身の給与しかないため、出産についてや子育てにかかるお金について漠然と気になっています。出産後、赤ちゃんにかかる諸経費(オムツ代、衣服代など)はなんとなく想定ができるのですが、それとは別にかかる「病院代」「検診代」「手続き代(?)」など必要不可欠な経費があれば教えていただきたいです。
また、出産時にかかる産婦人科への支払い代金は一定の金額までであれば補助してもらえるという制度を今回初めて知り、それとは別に出産に関して必要な費用を負担していただける、もしくは補助金・祝い金などの形で申請を行えばお金をもらうことができる、などのような制度がないのか気になっています。
出産に関して知っておくべき必要経費・それとは別に知っておくと得する制度
や仕組みなどがあれば教えてください。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず出産前後にかかる費用としては、名目は様々ですが50万円程度が一つの目安です。その一方で、おっしゃる制度(出産育児一時金)によって42万円が支給されるので、基本的には大半の出産費用をまかなうことができます。さらに、奥様が会社員なら出産前後の休業中も「出産手当金」として給料の2/3が、その後の育児休業中は「育児休業給付金」として基本的に子が1歳になるまで当初は給料の67%が、半年後以降も50%がもらえる仕組みです。さらに産休・育休中は健康保険や厚生年金の保険料も免除されます。なお、仮に奥様が専業主婦など無職なら出産手当金や育児休業給付金はありません。そして出産後は「児童手当」が、子供が3歳になるまでは月1.5万円、以後は中学を卒業するまで月1万円がもらえます。それぞれ、細かく条件や例外もありますが、これが大まかな出産に関係する制度です。まずは基本として、しっかり知っておきましょう。

少し別角度で、ご質問についてお伝えします。まずお子様の教育費ですが、22年総額平均で1400万円ほど必要です。平均すると一年あたり約64万円、月々5万円ほど貯金が必要になります。またできれば、出産したうえで万一のことがあっては大変ですから、夫婦2人とも相応の「死亡保険(と未加入なら医療保険も)」に加入することがおすすめです。さらに、お子様が小学校に入学する頃には住居購入を検討する夫婦も少なくありません。そのような見通しがある場合は、住宅ローンの頭金も準備しておく必要があります。付け加えれば、人生の最後には「老後資金」が必要です。そして先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要になります。これを60歳までの約31年で準備するなら一年あたり約129万円、月々11万円ほど貯金が必要です。つまりあなた様は今後、教育費と老後資金で月16万円、さらに上乗せで生命保険料と住宅購入費をまかなっていく必要があります。大変ですが、ぜひ妻子のためにがんばっていきましょう。

少し補足させて頂きます。ハッキリいって、上記のお金を男性の稼ぎだけで準備するのは極めて厳しいのが実情です。このため、できれば正社員として奥様にも共働きしてもらう必要があります。たんに休業中なら良いのですが、もし退職などされている場合は、なるべく再就職をお願いしましょう。その一方、それでもなお将来を見据えた貯金が足りそうにない場合は、あなた様も「転職や副業」を検討する必要があります。今後は限界まで、年収を上げる努力に励んでいきましょう。簡単にまとめると、出産前後には50万円程度が必要なものの大半が戻ってきます。他にも奥様が会社員なら手厚い支援が得られますし、児童手当も大きな支援制度です。他方、その後は教育費を筆頭に、様々なことに少なくないお金が必要になります。あなた様だけで準備できそうにない場合は奥様にも働いて頂き、夫婦で協力しあいながら仕事に家事育児に励んでいきましょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

旦那の妹さんが無職な件について

旦那の妹さんは現在30歳なのですが、高校卒業後から一度も働いたことがなく今も無職です。中学高校時代の部活の友人関係が上手くいかず、不登校気味になってしまったことが原因のようです。私と旦那が結婚するときはそんな話しは聞いたことがなく、息子が3歳になる頃に初めて旦那から聞きました。私自身、大学時代にうつとパニック障害だったので精神疾患の方の気持ちも分かります。でも薬を飲みながら通勤していましたし、何より妹さんは病院に通院しているわけでも薬を飲んでいるわけでもありません。会えば普通に話せるし、お出掛けも普通にしています。何も働くのに問題がないように思えますが、旦那曰く本人も働きたいと思っているみたいだけど中々難しいとのことです。今は義両親共に働いていますが、将来的にやはり私たち夫婦が面倒を見なくていけないのでしょうか。さらに言えば、息子にその負担がかかってしまうのが心配でなりません。

女性30代前半 やいばーさん 30代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

教育費をどのように貯めればいいのか?

今現在4歳の娘がおり、また、第二子を妊娠中です。4歳の娘には3年ほど前に学資保険の代わりに私名義で終身保険を契約しましたが、第二子の学資保険(教育費)をどのように貯めればいいのか迷っています。また保険屋さんにて相談し、新しい保険を契約した方がいいのか、または今は投資の方がいいという情報もネットでちらほら見かけるので、投資にした方がいいのか、決めかねています。投資にしたとしても、何の知識もありません。ちなみに、現在貯金は夫婦合わせて100万円程です。毎月のお給料や、ボーナスはほとんどローンの返済や、家電の買い替え、或いは旅行など、好きなことに使用しています。主人は個人で積み立てニーサをしているようです。お金がいずれ足りなくなるのではないか等の心配自体はあまりしていないのですが、やはり教育費は別でしっかりと貯金しておいた方がいいよね、と夫婦で話をしています。助言いただければ幸いです。

女性30代前半 かなままさん 30代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

子どもを私立中学に行かせたい場合、私も働くべき?

妊娠を機に退職しました。子供を公立に行かせた場合と、私立に行かせた場合と、教育費にいくらくらい必要かお伺いしたいです。中学から私立に通わせた場合、(子供がある程度大きくなった時に)自分は扶養の範囲内で働き出した方がよいですか。それとも、学資保険などに入って準備しておけば働く必要はないでしょうか。教育資金に関わる保険や運用方法などがあれば教えていただきたいです。

女性40代前半 North50さん 40代前半/女性 解決済み
荒井 美亜 1名が回答

主人が脳出血で収入大幅ダウン。子どもに進学・卒業をあきらめさせない方法は?

主人が脳出血になりました。幸い、命は助かったのですが、収入が激減したことと、再発の怖さがあります。次、脳出血になった場合は、命は保証できないと言われています。子供たちは、高校生の長女を先頭に、これから教育資金が必要になる年齢になります。大学進学を希望しているのですが、あきらめずに進学、卒業まで学費を払える方法はあるのでしょうか。奨学金についても知りたいです。

女性40代前半 おはぎ萩さん 40代前半/女性 解決済み
荒井 美亜 1名が回答

教育費は学資保険と児童手当のみで十分なのか不安

私は都内在住の専業主婦です。子育ても落ち着いてきたため、働く場所を探しています。理由は子供の教育費が今後どの程度必要になるか分からないからです。月に2万円程度の学資保険を契約していて、且つ児童手当も子供が誕生してから1円も手を付けていません。しかし、子供の通う小学校は中学校との一貫校で制服代が他の小学校よりもウエイトを占めています。また、子供が通う予定の小学校は都立高校への合格率が低く、また学校自体も私立高校への進学を進めるという特徴があり、これまで通りの貯蓄方法では学費が足りなくなるのではないかと不安になっています。私も働きに出ようと思っていますが、すぐに採用される可能性は低いです。そのため、今後の教育費の貯め方は学資保険と児童手当のみで十分でない場合は月にいくらぐらいの貯金が理想的なのかを教えて頂きたいです。

女性30代前半 いつきさん 30代前半/女性 解決済み
小林 恵 1名が回答