老後の社会的な生活保証の中身は、

男性30代 orimasaさん 30代/男性 解決済み



よく日本は少子高齢化の社会とも言われる時代ですが、確か、日本人の平均寿命は世界一で男性にしても80歳を変えていると承知しています。 そんなことで、所謂、よく言われる実際に高齢者にとっては有り難いような、そうでもないような複雑な気持ちになります。 

特に男性の場合は定年退職後も20年近い永い年月を生活しなければなりませんし、そのための生活のあり方というのは、できれば余裕のある生活をしたいものです。 そのためにはまずは健康で、ある程度の資金に恵まれているとこが大切になるでしょう。

ところで、国の厚労省の公表されたものに老後の生活は2000万円ほど必要だとされているようです。 筆者などは何故そんなに多額の金銭が必要なのか疑問のあるところですが、其の2000万円の根拠となるのはどのような理由からなんでしょうか・・。 又、生活資金が不足している場合は社会的な生活保証の体制はどのような方法や手段になっているのかお聞きしたいところです。


1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代前半    男性

全国

2021/03/21

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず先般、確かに老後資金2000万円問題が騒がれましたが、あれはどちらかといえば「まずは手始めにこのくらい貯めておきましょう」といった意味合いに近く、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。これは簡単にいえば年金だけでは生活に足りず、それでいて今は80歳どころか100歳まで生きても不思議はないのが理由になります。ちなみに、一般的な会社員の平均的な年金額は月14万円ほどです。仮に月10万円不足し、それを40年分と考えれば4800万円になります。今後、年金が減る可能性もありますから、少しでも早くから準備に努めていきましょう。

続けて、お伝えします。老後になって生活資金が不足したとしても、社会的な保障制度などありません。老後生活の途中で貯金が尽きたら、亡くなるまで年金の範囲での生活を強いられます。諸事情で年金が少ない・もらえないなどの場合は生活保護制度がありますが、これでもらえるお金は一般的な年金額以下ですし、基本的に年金がもらえるなら生活保護も受けられません。一方、貯金が少ないなら老後も働く必要があるものの、そもそも老後は働き口を見つけることさえ困難であり、働けても収入は低く、70歳程度までしか働けないことも多いです。このため、老後を迎えるまでに十分な貯金をしておくことが大切になります。十分に注意しましょう。

少し補足させて頂きます。十分な老後資金を準備するための基本的な方法は、「結婚して共働き」「資産運用」です。特に結婚して共働きすると、現役中の貯金も貯まりやすく、老後の年金も2人分になりますから、かなり有利になります。また資産運用はリスクがあるものの、仮に5%運用を30年する前提なら、一年あたり約60万円、月5万円ほどで4000万円になる計算です。この両方の対策を取ることが、昨今の老後を余裕を持って生き抜く基本になります。そしてどちらの対策も、若いほどに有利です。今から準備を始めれば、老後も恐れることはありません。まずはライフプランを立て、計画的に準備を進めていきましょう。

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