高額療養費制度と医療保険

男性30代 toniyaeboさん 30代/男性 解決済み

母が60代半ばなのですが、今の所、これと言った病気もしておらず、仕事もしているのですが、母の兄弟が何人か70歳前にガンで亡くなっているので正直心配です。現在は医療保険にも入っておらず本人もあまり気にかけていないようですが、元気だからと年金を繰り下げても厚生年金に入っていた時期が少ないので引退したら基本的に基礎年金の収入しかない予定です。ですのでガンなどで手術をする事になった時の為に医療保険に入った方が良いと勧めますが、高額医療費制度もあるのでそれを考慮したら民間の医療保険は要らないのではと思うようになりました。そこで高額医療費制度は具体的に所得がどれだけの人がいくら負担すれば良いのか、また食事代やベッド代など負担されないサービスの一覧をご教示いただけますと幸いです。

1 名の専門家が回答しています

中村 真里子 ナカムラ マリコ
分野 医療保険・がん保険
60代前半    女性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

2021/04/21

こんにちは。
ご質問ありがとうございます。

「高額療養費」のご質問ですが、
70歳未満の方であれば5段階に分かれています。

① 年収1,160万円以上  252,600円 +(医療費ー842,000円)× 1%
② 年収約770万円以上約1,160万円未満  167,400円 + (医療費ー558,000円)× 1%
③ 年収約370万円以上約770万円未満 80,100円 + (医療費ー267,000円)× 1%
④ 年収約370万円未満  57,600円
⑤ 住民税非課税世帯   35,400円

わかりにくいと思いますので
例えば③の例を見てみます。
1ヶ月の医療費が100万円かかったとしますと
80,100円 + (1,000,000円ー267,000円)×1% = 87,430円 となります。
100万円の治療費がかかったとしましても
1ヶ月のご負担は87,430円で済みます。

もし、治療が長引くようなことがあれば
4ヶ月目からは1ヶ月の上限額が下がります。
①は140,100円
②は93,000円
③④は44,400円
⑤は24,600円
となります。

「差額ベッド代」「入院時の食事代」「保険のきかない治療費」は
「高額療養費」の対象外となります。

原則「高額療養費」の上限額を超えましても
医療機関の窓口で3割負担の料金を支払わないといけませんが、
突発的な入院や手術ではなく、
あらかじめ予定されている入院や手術であれば、
「限度額適用認定証」を申請しておけば
上限額まで支払えばよいことになりますので、
ご参考にしていただければと思います。

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