専業主婦とパートの実態

女性30代 ハニーさん 30代/女性 解決済み

結婚を機に仕事を辞めました。この先ずっと専業主婦でいたいと思っているわけではないですが、持病があり、今後仕事についても月に5,6万程度のパートをやるのがやっとだと思います。今は子どもがいませんが、将来的には子どもを望んでいます。こういった家計状況でやっていけるのかどうかが不安です。また、月5万程度のパートなら、専業主婦とあまり変わらないのではないかとも思ってしまいます。やはり外に働きに行くと、それなりに衣服や交際にもお金がかかると思うからです。専業主婦とパートの収入の違いが、どこまで家計に影響するものなのかをご教示いただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 お金の貯め方全般
40代前半    男性

全国

2021/06/16

ご質問の件について、パートをしていない専業主婦とパートをしている専業主婦を比較した時、世帯収入や期待できる将来の資産形成金額に雲泥の差があると言い切ります。

どの程度、雲泥の差があるのかイメージがわきづらいと思いますので、仮に、質問者様が将来的に子供を授かり、子供の教育資金を準備するイメージで考えてみます。

はじめに、子供が誕生しますと、多くの親御さんは将来の子供の教育資金準備について、不安や懸念を抱える傾向にあります。

この時、パートをしていない専業主婦の場合、入ってくる収入は基本的にご主人の収入のみであることが多く、思ったように貯金できないといった世帯も珍しくありません。

一方で、パートをしている専業主婦で月に5万円から6万円の収入があったとし、その内の3万円を教育資金準備のために毎月積立したとします。

この時、積立預金ではなく、つみたてNISAを活用した積立投資で行った場合、実際に積立する投資信託の銘柄にもよりますが、20年後に約984万円から1233万円程度のまとまったお金を準備できる期待ができます。

これにより、子供の教育資金準備が無理なく行え、教育ローンの借入を行わず、子供に奨学金を活用させる必要性が低くなります。

このように、目先の5万円・6万円と考えるのではなく、先々のことを考慮してお金のことを考えた時、その差は圧倒的に違うことをご理解いただけるものと思います。

加えて、今回の事例では、パートをしていない専業主婦とパートをしている専業主婦のいずれも、税法上および社会保険の扶養にあてはまることになり、その効果が全く変わることはありません。

つまり、パートをしながら専業主婦を行えるのであれば、そちらを選択した方が質問者様世帯の将来を考慮すると望ましい結果につながりやすくなると考えることができます。

また、持病があってパート勤務が困難になった時のリスクヘッジとして、たとえば、クラウドソーシングサイトを活用した副収入を得ることも合わせて行ってみてはいかがでしょうか?

金額が少額であったとしても、収入を得て、将来のための貯蓄(資産形成)を行える原資として活用できるのであれば、多少なりとも安心感は得られるものと思いますし、うまくいけば、パートに出かけるよりも多くの収入を得られる可能性もあります。

目に見える部分や固執した考え方でお金のことを考えても非効率でありますから、広い視野で物事を考えていただき、時には専門家であるFPの具体的なアドバイスを基に世帯の将来について考えてみることも検討しておきたいものです。

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