お金の貯め方

男性20代 リョウさん 20代/男性 解決済み

お金は、使わないからといって、貯まると思いません。私は貯蓄には、確実に収入額が関係していると思いますが、たまに、お金を貯めるのに、収入額や給与額は関係ないという人がいます。 はっきり言って、理解できません。根拠などがあったら、教えていただきたいです。 私は大して高価な物を買っているわけでもないのに、全くお金が貯まらないからです。
でも、浪費しているとは自分で分かっています。結果、お金が貯まらない事も分かっています。長年、お金を貯める事ができないでいた末、得た答えです。 なので、今後は、最低限にしか、お金を使わないでいてみようと決めました。そして、お金を貯めるのに、収入額や給与額は関係ないというのが本当かどうか自分で調べてみることにしました。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 お金の貯め方全般
40代前半    男性

全国

2021/06/18

ご質問の件について、貯蓄(貯金)をするためには、収入額が多い方がお金を貯めやすいと考えられるのは確かと言える一方で、必ずしもそうではありません。

この理由として、貯蓄(貯金)をするために重要なのは、目に見える額面の金額ではなく、キャッシュフロー(お金の流れ)だからです。

たとえば、年収1000万円(手取金額50万円)の会社員Aさんと年収500万円(手取金額25万円)の会社員Bさんがいたとします。

仮に、Aさんには借金があり、毎月の生活費と借金の返済で45万円の支出があった場合、手取収入から支出を差し引いて手元にあまるお金は5万円(50万円-45万円)です。

一方、Bさんには借金がなく、毎月の生活費が15万円であった場合、手取収入から支出を差し引いて手元にあまるお金は10万円(25万円-15万円)です。

この結果、Bさんの方がAさんよりも余るお金が多く、貯蓄(貯金)しやすいことがわかります。

上記は、あくまでも一例ですが、収入が高かったとしても、お金の支出が多かった場合、貯蓄(貯金)はしにくくなるため、収入額が多い方がお金を貯めやすいと考えられるのは確かと言える一方で、必ずしもそうではないと言い切れるわけです。

ちなみに、毎月5万円を継続して投資することで、10年後に100万円の利益を得られる資産運用があったと仮定し、先のAさんとBさんの例で考えてみましょう。

Aさんは、手元にあまるお金が5万円であるため、上記の資産運用にお金を投じることは極めて大きなリスクを負うことになります。

一方、Bさんは、手元にあまるお金が10万円であるため、上記の資産運用に5万円のお金を投じたとしても、5万円は貯金(貯蓄)に回すことができます。

この結果、10年後にAさんは100万円の利益を得る機会を逃すことになり、Bさんは無理なく10年後に100万円の利益を得られる期待が高くなります。

何が言いたいのかと申しますと、あまったお金をただ貯蓄(貯金)に回すのではなく、時間をかけて利益を得られやすい期待値が高いものへバランスよくお金を回すことで、さらにお金が貯めやすくなることを言いたいわけです。

質問者様は、「大して高価な物を買っているわけでもないのに、全くお金が貯まらない」、「今後は、最低限にしか、お金を使わないでいてみようと決めました」とあり、お金の使い方、回し方を見直すことで、今回の質問に対する疑問が解決できるものと考えられます。

つまり、ご自身でわかっておられるように「浪費」を抑え、それによって手元にあまったお金の一部を投資(資産運用)に回すことで、長期的に見た時、お金が貯められることになる結果を得られやすくなることでしょう。

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