これからの5年間で、老後資金の不安を少しでも解消したい。

男性60代 hirohiroさん 60代/男性 解決済み

 ことし遂に夫婦揃って還暦を迎え、老後について考える機会が増えました。私はフリーライター、妻はパートで、贅沢さえしなければ生活に困らない程度の収入は確保できていますが、預貯金に回す余裕はありません。最近になってお互い病気がちなこともあって、仕事を続けるのは65歳迄と決めています。ただ、大きな問題は老後資金が心もとないことです。預貯金は1,000万円程、65歳から受給できる年金は二人合わせて14万円くらいで、これでは安心した老後を送れるとは思えません。
 これから5年間で、何か手を打たなければと焦っています。投資も考えていますが、まったくの初心者で、なかなか最初の一歩が踏み出せません。また、最近よく耳にする家を売却しても住み続けられるリースバックに興味を持っていますが、リスクの有無など仕組みが分かりません。プロのアドバイスをお願いします。

1 名の専門家が回答しています

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/06/22

hirohiro様

ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。
 
まずは家計の見直しによって資産の枯渇を遅らせることを考えましよう。
 
その上で投資を考えてみます。
 
投資のセオリーである長期分散ドルコストの『長期』は一般に10年以上を指します。つまり5年で資産を増やすということはリスクが高いということです。
 
せっかくフリーでお仕事ができているのであれば、できれば長く働くことをおすすめしたいです。働く期間を5年のばすことができれば、10年運用できる可能性もでてきます。
 
年齢があがるにつれリスクを低く抑えるのがセオリーです。決してあせって無理なさらないようにしてください。
 
不動産を利用した老後資金対策として、リースバックやリバースモーゲージなどの仕組みがあるのですが、個人的にはどちらもおすすめしません。ご自宅の評価が安く見積もられてしまう可能性があるからです。とはいえ、利用できるようであれば選択肢として残しておきましょう。
 
ご参考になれば幸いです。

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