将来（老後）にかかる費用を工面するための効率的な方法について

Question

昨今、日本国としての一人一人の寿命が長くなる傾向にあり、国民年金の受給年齢が引き上げられたり、将来的に老後生活のために必要な資産が何千万と必要であるとのニュースが度々挙がるようになりました。そのため、できるだけ国に頼らないように個人個人が資産を増やしていく努力が必要であると感じています。そしてそれは日々の業務時間を伸ばすだけでなく、投資や投機も視野に入れていかなればならない場面もあると思います。しかし、どのように投資をしていくことが利益を最大化できるのか、もちろん時期によって最適な方法は変わっていく物だと思いますが、長期的に必要な金額から、中期的、短期的な目標をどのように建てていけば良いのかのアドバイスが欲しいと感じています。

吉野 裕一 · Answer

ted様、ご質問ありがとうございますご質問で指摘されているのは、まさにその通りで、政府も今は「貯蓄から投資」へと個人の資産形成を促している様に、個人個人が自分の人生を守っていく必要になってきています。お金の管理方法は、「すぐに使えるお金」と「中期的なお金」と「長期的なお金」を分けて考えられると良いと思います。すぐに使えるお金は、急に収入が無くなったり大きく減少したりした時に使えるお金で、預貯金で管理されると良いと思います。中期的なお金は、10年未満で概ね5年先くらいに使うお金で、元本を割り込まない運用方法が良いでしょう、特に定期預金や国債が良いのではないでしょうか。長期的なお金は、今後のインフレにも対応できるような運用が必要で、インフレ率以上の利回りで運用することで、額面だけではなく実質でも試算を増やしていくことが大切です。投資は短期間で大きく利益を出そうとせずに、時間をかけて育てていくというイメージで考えられると良いと思います。投資は短期的には、マイナスになることもありますが、長期的に見れば少しずつ成長していくもので、気付けば大きな資産になる可能性もあります。

お金の専門家

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