老後の備え方

女性40代 なっつさん 40代/女性 解決済み

45歳、フルタイム勤務、正社員雇用ですが中途採用にて30代半ばから現在の会社に勤務している女性です。
70代の母と二人暮らし、私名義のマンションで生活しています。
住宅ローン支払い期間は70代前半まであり、残債としては500万円程度です。
定年退職とされる年齢まで残り20年もありませんが、貯蓄も二桁程度しかなく、年収も低いため、余力もなく、老後の備えとしての手段が見いだせずにいます。
個人年金やiDeCoなど色々ありますが、できそうな気がしますが、それをやる事によって生活がキツくなる可能性はあります。
副業も考えたのですが、確定申告や会社の事、体力など考えると難しい点があります。
今の会社には30代半ばに中途採用にて入社し、勤務年数としては定年退職まででも、通常のサラリーマンよりは劣りますし、今の会社自体が退職金が通常の企業とは異なり曖昧な部分もあり、あてにできません。
年金も今後、期待していてはいけない時代な中、老後をどう備えでいくべきか、悩みますし不安があります。
毎月の中からできるとしても、5千円〜1万円か限界ですが、普通に貯蓄していくだけで大丈夫でしょうか?利息など考えると貯金では良くないなどネットでは見かけますが、こんな少額でも、安定安心な老後に備える方法はありますか?

3 名の専門家が回答しています

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/07/14

なっつ様、ご質問ありがとうございます

現在、貯蓄が少ないのがやはり気になりますね。

住宅ローンの残債も500万円程度という事で、毎月の支払いも無理のない額になっているでしょうか。

住宅ローンは金利が無駄と思われる方も多いのですが、今後の固定費として考えられて、これからは少しずつでも将来に向けた貯蓄を行われると良いと思います。

その中で、毎月の積立が出来る額が5千円~1万円とされていますが、少額でも預貯金などで貯蓄をされるよりも、NISAなどで運用をされていくことをお勧めします。

iDeCoは老後資金の準備に向いているのですが、途中で解約などが原則では出来ませんので、自由度の高いNISAを活用されると良いと思います。

投資を始める時には、投資の基本である「分散」「長期」「継続」という事を守りながら、始められなくてはなりません。

投資を始めて間もない内には、投資元本を下回ることもありますが、長い目で見れば、少しずつ運用実績が上がってくると思います。

また投資を始める事によって、投資のリスクに対して理解が深まりますので、安心できる目標額に達成しない場合でも、資産寿命を延ばしながら使うという方法も出来てくる可能性があります。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

全国

2021/07/14

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

老後資金を気にされているようですが、ベースとなるのは年金受給額です。従いまして、現行の65歳からの受給額をまず把握しなけければなりません。現在までの払込済みの老齢厚生年金と、今後60歳迄支払う予定額+60歳以降も継続して加入する予定から合算掛金を算出し、受給予定額を把握することが可能です。今後どの程度まで就労出来るかは未知数ですが、貯蓄することに余裕がないのであれば、目標として就労期間70歳であればその時までのライフプランをシミュレーションしなければなりません。

もしも独身であれば、70歳以降は住宅費が不要となりますから、生活費は月額で概ね15万円程度で対応可能でしょう。つまり、年間で230万円程度の収入があれば、さほど不安になる必要はありません。そのためにも、是非年金の受給予測をしておかなければならないのです。確かに、社会保障費は国家予算の内53%を占めており、今後も続く高齢化予測では更に増加すると考えれます。しかし、年金支給額の大幅な増加は見込めないものの、支給される年齢が繰り上げされることはあっても、なくなることはありません。

そのために、企業にも就労期間の延長を法律として改正していることから判断出来ます。従いまして、副業等に関心を向けられることも理解できますが、大切なことは本業で貢献できるようにデジタル化に沿ったスキルアップが不可欠です。

最後に、貯蓄や投資に関してですが、資産運用の原則は「長期、積立、分散」と言われています。例え毎月5000円でも、積立NISAなどを活用すれば、20年間にわたって運用益が無税になります。本来20%かかる所得税が無税ですから、その効果は見逃すわけにはいきません。

要するに、少額から始めてゆけば、家計の見直すを進めることで投資額を増やすことはいくらでも可能です、まずは、モヤモヤされている理由を払拭するためにも行動を優先させましょう。

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/07/15

なっつ様
 
ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。
 
フルタイム・正社員・10年程度勤務、されているけれど預貯金が二桁しかないというのは、年収が低い以外に何か思い当たる理由がありますか?それがもし『浪費』であるなら家計の見直しをおすすめします。
 
おっしゃる通り、NISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)をやることによって生活がキツくなっては意味がありません。これらはただの制度ですし、そもそも投資をしたからといって必ず資産が増えるわけではありません。
 
長期で続けるからリスクが減っていく(結果として資産が増える)と考えるべきです。
 
もし、浪費が見当たらない、給料の増加が見込めない、退職金の詳細がわからない、というのであれば、体への負担が少ない副業をはじめることをおすすめします。
 
もちろん5千円でもやらないよりやったほうがいいのですが、続けられなくなっては意味がありません。収入を増やすことも考えてみてください。
  
ご参考になれば幸いです。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後のお金の悩みについて

今の内からこれから先の老後のことについて考えていく必要があると思いました。老後に必要なお金はどれくらいなのか?知りたいと思っている所です。老後万が一、介護が必要になった時や、病気になった時、介護施設やデイサービス等が必要になった場合、どのくらいお金がかかるのか?その点もとても気になります。老後もらうことができる年金収入だけでの生活でお金が足りるのか、足りない状態なのか?その点もすごく不安になります。これから先の老後の時代になった時に、年金収入が確実に手に入るのか?年金収入はどのくらいなのか?とても不安であり、悩んでしまう所です。今の内から老後に向けて貯蓄をして行きたいと思いました。貯蓄もどれくらいあれば大丈夫なのか?悩んだりします。

女性30代前半 佐藤樹理さん 30代前半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

老後資金

タイトルにもある通り、老後資金でいくら必要なのか非常に気になります。現在、20代で毎月5万円程度貯金してるのですが、老後資金でこのままで足りるのかどうかも不安です。これから結婚であったり、子供ができたりとライフスタイルが変化するとお金が必要になります。そうなると老後資金がたまっていくのかどうかも不安です。今では、老後資金として2000万円不足しているという話もよく聞きますし、このまま貯金だけだとやはり不安です。これからますます老後資金も増えてきそうです。まだ、20代ですが老後のために、投資等もやっていった方がいいのでしょうか。今からできる老後資金の効率的なため方についても教えていただきたいです。

男性30代前半 sig0さん 30代前半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

今の収入で老後の生活ができるか心配です。

現在、夫40代前半正社員、私30代後半のパート、長女小学校5年生、次女幼稚園年中の4人家族です。持ち家のローンと車のローンがあり、コロナ禍で夫の収入も激減し、今はとにかく火の車の状態です。私に持病があるためフルタイムで働くにはドクターストップがかかっており、今の9時から13時までのパートで精一杯な状況です。今後子供達も教育費がたくさん必要になってきますし、学資保険だけではやりきれない気がしています。今の収入では貯金も思うようにできないため、老後がこれでやっていけるのかとても心配です。夫の将来の年金もどうなるか分からないので、生命保険会社の個人年金だとか掛けておいたほうがいいのかな。とかそういったことをファイナンシャルプランナーの方にご相談したいです。

女性40代前半 スパイシーチーズさん 40代前半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

離婚してひとり暮らしになり老後の生活が不安

2年前に離婚して一人暮らしをしています。このままずっと一人だと老後の費用が心配です。年金がもらえるとは思うのですが、どれくらいもらえるのか不安です。年金分割はしましたが、分割してもらった分の年金は、元主人のお給料に準じてるのでしょうか?高収入だったため、年金はたくさんもらえると安心していたのですが、別れてしまった場合のわたしの受け取る年金がどれくらいになるのかわからなくて。結婚していた期間は約10年ほどです。今は、国民年金を支払っています。ほかに、老後に備えてやっておいた方がいいことがありましたら教えていただきたいです。また、年金以外に、貯金としていくらくらいあれば最低限の生活を安心して送ることができるでしょうか?貯金はわりとしっかりしていたので、貯金の安全な運用方法もありましたら知りたいです。

女性50代前半 piwabiさん 50代前半/女性 解決済み
古戸 賢一 1名が回答

現在無職です。なんとか生活をやりくりできる貯蓄や収入の目安は?

私がファイナンシャルプランナーさんにお聞きしたいお金の悩みは、今現在仕事をしていない状態で、貯蓄もそこまでありません。そんな中でこれから、仮にまた仕事を再開することになった場合、果たしてこの年齢からどのくらいの貯蓄などがあった場合になんとかやりくりをして生活していけるのかがとても知りたいです。

女性40代前半 mom m1さん 40代前半/女性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答