どのようにしていけば老後のお金の悩みがなくなるか

女性40代 karz28さん 40代/女性 解決済み

今は子どもの預貯金等や生活のやりくりに考えが及んでいますが、自分の老後について考えるとまだ準備ができていないのが現状です。
どのようにしていけば老後のお金の悩みがなくなるか質問したいです。
夫婦2人でゆとりある老後生活を送る上では、平均34.9万円位は必要と考えられると郵便局員の方に教えてもらいましたが、自分達が年金をもらえる年齢になったとき年金がどうなっているか、実際に本当にもらえるのか、もらえたとしてもどんどんもらえる年齢が上がっている現状では、その年齢に達するまでの繋ぎの預貯金等がなければ生活ができない。
その頃仕事はできているのか本当に考えるとどうしていったらよいのかと悩みますね。

1 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 老後のお金全般
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/07/28

 生命保険文化センターが公表している、ゆとりある生活に必要な費用は約35万円ですが、最低限必要とされる生活費が約22万円としています。
 実際には、総務省が公表している家計調査では、これよりも少ない金額のようで、加齢するとともにその額は逓減しています。

 一方、老後生活に必要な資金が2,000万円と言われた時期がありましたが、実際には、老後の生活スタイル、持ち家の有無、居住地などによって、大きくバラツキがあるので、あくまでひとつの目安としておくのが良いと思います。

 公的年金の受給開始時期が現在65歳で、これに合わせて企業の定年退職年齢を65歳、さらに70歳に引き下げることが進められています。そのことから受給開始年齢も引き下げられるという懸念はたしかにあります。

 そう考えると、たしかに老後生活資金に不安になるのは、仕方ないと思います。

 しかし、老後まではまた時間があります。また、iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISAなど、老後生活資金を確保するための制度がいくつかあります。
 お子様が独立されると、養育費に回してた分、これらの資金に回すことが可能になってきます。

 そこで、いまからセカンドライフをどのように過ごすか、そのための資金をどのように準備するか、を検討してみてはいかがでしょうか。必要であれば、ファイナンシャルプランナーのサポートも得ていただければと思います。

 不安を解消するヒントがきっと見つかると思います。

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