掛け捨てタイプか貯蓄タイプかで迷っています

男性40代 メンさん 40代/男性 解決済み

生命保険は、貯蓄タイプの終身型に入っています。ですが、毎月の保険料が高く家計負担が重く圧し掛っています。そこで掛け捨てタイプの定期型の生命保険に切り替えるかどうかで悩んでいます。貯蓄タイプの終身型の方が安心できると思っていますが、経済的な理由から掛け捨てタイプの方も良いと思いました。そこで保険のプロであるファイナンシャルプランナーの方にお聞きしたいのですが、生命保険は終身か定期、どちらの方がメリットが大きいのでしょうか?一般的な意見としてお聞きしたいです。それと自分の今後のライフプランを考慮すると終身か定期か、どちらがオススメなのかもお聞きしたいです。生命保険は素人には難しいので、是非ともよろしくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 生命保険・終身保険
50代前半    男性

全国

2021/09/28

結論から申し上げれば、選択肢は掛け捨ての定期保険一択しかありません。

一般的な意見としても、ご相談者さまの今後のライフプランを考慮したとしても、貯蓄タイプの終身型保険には入るべきでありません。

「生命保険は素人には難しい」と思い込まれていらっしゃるようですが、それは保険会社が先頭に立ってややこしくしているからなのです。

大手保険会社のラインナップを見てみると、数えきれないほどの商品が販売されていますが、その中で入ってもよいと思えるのは、せいぜい1つか2つしかありません。

シンプルに考えましょう。

保険は、単に助け合いの仕組みに過ぎないのであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

加入者みんなで少しずつお金を出し合い、そこから保険会社の運営費用を差し引いた上で(ここがポイントですよ)、その保険の対象となる事態が不運にも起こってしまった加入者に、約束していたお金を届けるだけの仕組みです。

にもかかわらず、保険と貯蓄を一緒くたにしてしまうので、ややこしくなるのです。

加入者には何のメリットもない一方で、保険会社にとっては、商品が複雑になればなるほど、運営費用をぼったくりやすくなるという大きなメリットがあります。

その運営費用(保険会社の儲け)は、ほかでもない、加入者が負担させられているコストなのです。

怒りがこみ上げてきませんか?

また、保険はいつまでも入り続けるものではありません。

期間限定で入るべきものです。

極論ですが、100歳の人が入る、1,000万円の死亡保障の保険料はいくらになるでしょうか。

おそらく、1,000万円を超えます。

なぜなら、統計的にはほとんどの人が100歳までに亡くなるからです。

加入者みんなに1,000万円を支払わなければならないなら、加入者みんなに1,000万円ずつ出し合ってもらわなければなりません。

そんな保険、あり得ないですよね。

生命保険には、子どもさんが独立されるまでの期間を目安として、残された遺族に想定される生活費から、遺族年金等の収入を差し引いて不足する分だけ、必要最低限で入るように心掛けましょう。

貯蓄タイプの保険に多額のコストをかけて加入し、ラクして貯めようとしてはいけません。

掛け捨てのシンプルな保険に加入された上で、ご自身の口座にコツコツと積み立てて貯めていく努力を惜しまないようになさってください。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

生命保険の審査で見られる部分は?

生命保険は誰でも加入できるわけではなく、きちんと審査が行われたうえで加入が認められるようになっています。ただ、その審査の中身に関してはよく分からず、審査で見られているポイントが気になります。確実に見られているのは健康状態であり、ここは絶対に審査に関係してくるはずです。でも、健康状態だけが見られているわけではなく、それ以外にも重視しているポイントがあると思うので、それについて教えてほしいです。健康状態以外の面で審査における重要なポイントがあるのであれば、そこを気にしながら今後生活をしていきたいと考えていますから。将来的に生命保険に入りたいと思う可能性があるだけに、自分自身で審査に関する情報は前もって知っておいた方が良いのではないか?と思うのです。

男性30代後半 denkiirukaさん 30代後半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

生命保険の終身保険の貯蓄性について

終身保険を某大手の生命保険会社にて積立で加入しています。私自身、保険のことは仕組みがよくわからず、「将来の不安解消」のために加入している状態です。加入後して5年くらいで担当営業から連絡がはいり、「更新しませんか」との依頼でした。話の内容をきいてみると、「今更新すると、これだけの死亡保険金がうけとれます。そのために今配当としている金額を下取します」といった説明をうけ、良くりかいしないまま更新してしまった私も悪いのですが、死亡保険金額が上がれば、家族に残せるといったかんがえで更新しました。そして、さらに5年経過の時に、再び「更新しませんか」との連絡。自身は「また例のやつね」と軽く受け流していましたが、このさい、周囲より「保険料は掛け捨て」が絶対いいよとの話をきき、担当営業には話をしました。解約して「他社の掛け捨て」加入する旨をはなしたところ、今解約すると「返戻金が2マン程度」とのこと。正直驚きました。10年近く加入して、返戻金を期待しましたが、さすがにこの金額では「なぜ?」とかんがえました。理由は、更新の際に返戻金を「下取にいれたので、そこで死亡保障額はあがっても、返戻金は繰り入れされた」とのこと。正直詐欺にでもあった感じです。これから、今後加入するさいについて、掛け捨て保険、大手の終身保険の違い、メリット、デメリットが詳しく知りたいと思っています。

男性50代後半 mnagafujiさん 50代後半/男性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

コロナの影響で保険会社が破綻することは考えられないですか。

コロナで亡くなられる方が非常に多くなっているのが現状だと思います。近年は災害が多くなっており、保険金を支払うケースが増えてきており、保険会社としても予測を超えた金額になっているのではないでしょうか。これがあと1年も続いた場合に保険会社自体が破綻することはないのでしょうか。そうした場合、他のファンドが支援してくれればよいのですが、それがもし見つからなかったら今までの掛け金やら保険内容などはただの紙切れとなるのでしょうか。というのも20年ほど前に加入していた保険会社が破綻し、外資に売られたようなことがあったので、なんとか保険自体は継続できたのですが、補償内容はすこぶる良くないものとなってしまいました。このようなことがまた起きるのではないかと危惧しています。

男性60代後半 naga88さん 60代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

現金貯蓄にするか、生命保険の掛け捨てにするか、生命保険貯蓄型にするか

子供がうまれまして、私が万が一死んでしまうことを考えると、死んでから数年間くらい子供が、普通の暮らしができるよう願います。いろいろ生命保険の本を読みましたが、現金貯蓄が一番いいという本や、掛け捨てがいいという本、いやいや貯蓄型がいいという本、があります。選択肢としては、この3つでいいのでしょうか?ほかにいい方法はあるのでしょうか?各選択の、メリット、デメリットを教えていただきたいです。この私があげた3つ以外の選択肢の方法も詳細に教えていただきたいです。私は、すでに50歳ですので、働ける期間も、短くなっています、また、私は、自営業を営んでおり、不安定な経済事情でもあります。妻は、アルバイトを週5で行っています。このことも考慮に入れてお願いいたします。

男性50代前半 akioさん 50代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

親が契約した私名義の保険を変更したいができるか分からない

保険に関する知識がほとんどありません。学生の頃、母が契約してくれた私名義の終身保険を、就職と同時に支払いを引き継ぎました。私は20代後半ですが、周りの友人たちは終身保険ではなく医療保険に入っている人がほとんどだと知りました。正直、今支払っている終身保険の月額が12,000円ほどかかっており現実的ではないと感じています。独身未婚でこのような手厚い保険に入る必要性を感じていません。医療保険だけのものに変えてみたいのですが、契約時は私ではなく母が契約したものなので変更できるのか分かりません。もし変更できた場合でも返戻金や解約金、違約金が発生する可能性があるのでしょうか?今の終身保険は20歳の時に母が契約してくれたものです。

女性30代前半 akixxx116さん 30代前半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答