生命保険の終身保険の貯蓄性について

男性50代 mnagafujiさん 50代/男性 解決済み

終身保険を某大手の生命保険会社にて積立で加入しています。私自身、保険のことは仕組みがよくわからず、「将来の不安解消」のために加入している状態です。加入後して5年くらいで担当営業から連絡がはいり、「更新しませんか」との依頼でした。話の内容をきいてみると、「今更新すると、これだけの死亡保険金がうけとれます。そのために今配当としている金額を下取します」といった説明をうけ、良くりかいしないまま更新してしまった私も悪いのですが、死亡保険金額が上がれば、家族に残せるといったかんがえで更新しました。そして、さらに5年経過の時に、再び「更新しませんか」との連絡。自身は「また例のやつね」と軽く受け流していましたが、このさい、周囲より「保険料は掛け捨て」が絶対いいよとの話をきき、担当営業には話をしました。解約して「他社の掛け捨て」加入する旨をはなしたところ、今解約すると「返戻金が2マン程度」とのこと。正直驚きました。10年近く加入して、返戻金を期待しましたが、さすがにこの金額では「なぜ?」とかんがえました。理由は、更新の際に返戻金を「下取にいれたので、そこで死亡保障額はあがっても、返戻金は繰り入れされた」とのこと。正直詐欺にでもあった感じです。これから、今後加入するさいについて、掛け捨て保険、大手の終身保険の違い、メリット、デメリットが詳しく知りたいと思っています。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 生命保険・終身保険
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/04/01

この内容だけで断定的なことは言えませんが、残念な結果になってしまったようです。
終身保険だけであれば、更新はありません。なぜなら、終身保険は書いて時にごとく、「身が終わるまで」の保険になるので、解約しない限り保証が続きます。更新は掛け捨ての保険(定期保険)に多く見られる形です。某大手の生命保険とありますが、大手生保のメイン商品は現在でも定期保険付き終身保険と見られます。小さい終身保険の上に5年・10年といった定期保険が乗っている商品になります。これであれば、定期保険部分には更新があります。本来、更新時の定期保険部分保険料は年齢で再計算されるため、保険料が高くなります。保険料が上がったとの記述がないので保険料は変わらなかったとすると、終身保険部分の解約返戻金が定期保険部分の保険料に充当されていた可能性があります。このような行為を説明なしに行っていた場合、法令違反・業務規程違反となる可能性があります(ただし、言った言わないになる可能性もありますし、署名した契約書等の但し書きに記載されていることを説明した証拠とする可能性もあります)。解約返戻金は終身保険部分だけなので、定期保険の保険料に充当されていたと考えると、現在の解約返戻金が2万円程度も納得がいきます。
掛け捨て保険は基本的に解約返戻金がない分、保険料は低く抑えられています。定期保険が多く、当初の期間を延長したい時は更新することになり、保険料は上がります。そのため、子供が小さく、大きな保証額が時限的に(子供が20歳になるまでなど)必要な時に活用できる保険です。最近、加入者が増えている収入保障保険もこれに当たります。
終身保険は大手に限らず、解約しない限り保証が一生涯続きます。貯蓄性も兼ねそなえているため、貯蓄の一環として考えられています。当然、保険料も掛け捨て保険より高く、一定の年齢(払込期間)まで払い続けなければなりません。また、以前より利回りが低下しているため優位性は薄れています。保険に加入する際、わからないことは聞きにくくて質問して、納得してから加入すべきです。なぜなら、保険は住宅の次に高い買い物になるからです。

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