貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立

男性50代 Crowdoceanさん 50代/男性 解決済み

40歳の会社員です。一時期、老後には2,000万円以上必要というニュースが話題になりましたが、40代も半ばを過ぎ、そろそろ老後に備えた貯蓄をしっかりしなければならないという思いを抱くようになりました。
貯蓄で思い浮かべるのは銀行への定期預金ですが、現在の超低金利政策下では定期預金の金利はほとんど期待できません。日本の預金は期待できないので、外貨預金を行うと考えているのですが、米ドルの金利は以前2%くらいはあったと思うのですが、コロナ禍の影響により、米国も金利を下げいまでは0.1%を切っています。
現在定期預金で預金が付く外貨としては南アランドくらいなのですが、リスクがどの程度あるかが分かりません。長期的な資産運用として南アランドは適しているのかどうか、リスクはどのようなことが考えられるのか教えてほしいと思います。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
50代前半    男性

全国

2021/03/09

もし本当にランドが魅力的であるのなら、みんなが一斉にランドに群がっているはずです。でも、周囲をみてもそこまでランドを買っている人がいるようには思えませんよね。
一般的に、預金するとそのお金は預金金利よりも高い利息で誰かに貸し出されることになりますが、そのときの貸す側、借りる側それぞれの思惑を考えてみましょう。
まず借りる立場からすれば、金利が高くてもお金を必要としているから借りるのです。日本も、モノ不足で経済が大きく成長する局面などでは高金利でした。工場を建てるために高い金利で借りても、それ以上に儲かるからですね。このようにして経済が成長すると、インフレが起こりやすくなります。モノやサービスの値段が上がれば、お金の価値は下がります。南アフリカでも、経済成長によりインフレが発生してランドの価値が下がると、円高になります。そうなると、結局はランド建てで増えても日本円に戻すとうまみがなくなってしまいます。
一方で、お金を貸す立場ではどうでしょうか。金利を高くするのは、お金を貸しても返ってくるかどうかが怪しいので、貸し倒れが増えることに備えているのです。そのような国では、政治的な不安定性や市場の不完全性が常態化している場合があります。仮に南アフリカで政情不安が起こりランドの価値が下がってしまうと、円高になって結局はうまみがなくなってしまいます。
実際はもっと複雑で多様な要因が考えられますが、いずれにせよ長期的には為替で調整されていくはずです。しかも、高い手数料の分だけ損失を被る可能性がありますので、あえてランドを購入されれる意味は乏しいのではないでしょうか。見た目の高金利に惑わされてはいけません。
私は南アフリカ共和国のことをおそらくご相談者さまよりも詳しくは知りませんが、うまい話がないことは知っています。
もちろん、経済の勉強という意味では、実際に身銭を切って外貨に投資されることで、学びという貴重なリターンを得ることができるでしょう。
また、ご相談者さまが将来南アフリカ共和国に住まれるご予定があるのであれば、ランドをコツコツと積み立てていかれてもよいかもしれません。
しかし、日本に住む前提で老後に備えた貯蓄という目的であれば、あえて外貨預金、しかも高金利通貨を選択される合理性はないと言ってよいでしょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

資産運用の仕方

体調不良のため会社を退職し、現在50代の専業主婦です。夫は退職し、年金支給に至ってない年齢です。家のローンがまだ残っており、再就職も考えましたが、パートに出られる体調ではありません。今は貯金を崩して生活していますが、貯金の利息は微々たるもので減る一方です。運用して利息を稼ぎたいのですが、株など変動する運用ではリスクが多く、手がでません。また、コロナ禍で景気が悪くなり、元金が減る可能性のある変動制のものはこれから初めるのも不安です。銀行に相談すると、ほぼ保険商品を勧められますが、健康保険と年金保険は民間会社の商品に加入済みです。原資を減らさず運用したいとすると、一番いい運用方法や商品はどんなものがお勧めはでしょうか?元金は300万以上で考えています。

女性50代後半 potakko12さん 50代後半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

60歳定年の後の5年間をどう稼いでいくか

私が現在勤務している会社は交代勤務のある工場で、仕事内容も体力的に辛い、いわゆる3k職場です。本当はいすぐにでも転職し、60歳を超えても継続して続けられる仕事がしたいと思っているのですが、これといったスキルもなく、アイデアもないため、何とか定年退職まで今の会社で頑張り、定年退職後から年金を受給できる年齢までどうやって生活していこうか、考えています。現在も、貯蓄や投資について勉強し、60歳までに貯蓄額をできるだけ増やすこと、65歳までの5年間、生活をしていくのに必要な収入がいくら必要か把握したいと思っています。保険についても、必要最低限の補償はどれ位なのか、今の内容で過不足がないのかをプロのアドバイスを参考に整理し、今後の目標設定としたいと思っています。もし目標額に余裕があるのであれば、近いうちの転職も視野に入れ、老後もある程度継続できる仕事も探したいと思っています。そろそろ子供も自立し、収入と支出のバランスも見直せる時期であると考えており、生活のプラン全体について考えたいと思っています。

男性50代前半 たーじさん 50代前半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答

idecoや積立nisa等を考えています。

我が家には子供が二人いるのですが、二人とも私立の中高一貫校に通う予定です(一人は入学済み、一人は来年度中学受験です)。年収がいくらまでなら高校の補助金等を給付できるのでしょうか?主人の年収が一昨年あたりに一千万円を超えたときに、児童手当がガクッと減りました。その時は市区町村からのお知らせ等は一切なかったように思います。私は扶養内のパート勤務で年収は100万円程度で、現在の世帯年収は1100万円~1200万円だと思います。前にどこかで、積立NISAやイデコ等で非課税にするといいよと聞いた覚えがあるのですが本当でしょうか。資料を読んでもわかりにくく、将来の資産を増やすという点でもやった方がいいのか、普通の積立金とそんなに変わらないのか。悩んでいます。

女性40代後半 miumiu95mさん 40代後半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

外貨預金を始めてみたけれど、全然増えていかない

信託銀行で勧められ、金利がとても魅力的だったので、思い切って、外貨預金を始めてみました。日本円の定期預金と違い、手数料がかかるけれど、長期間預けていれば、自然と増えるとの話だったので、当面、使わない少額を預けてみることにしました。まだ、1~2年なので、全然増えず、むしろ、マイナスです。少額過ぎるから、魅力の金利も美味しさを全く感じません。このまま、もっともっと長く預けていれば、自然と物価が上昇していくように、資産が増えていくのでしょうか。オーストラリアドルなどの方が高金利でしたが、初心者なので、手堅いアメリカドルの外貨預金です。このままでは、なんだか、信託銀行に騙された気分です。コロナ渦という非常事態になってしまったことも影響しているのかもしれません。説明はきちんと受けたのですが、やはり、知識不足で始めてしまったことも後悔してます。

女性50代前半 yo728さん 50代前半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

老後資金の増やし方

現在、資産と呼べるような大袈裟なものはなく手持ち100万円ほどで、事情があっていきなり無職となりこの先の生活の目処も立たない状態です、このような状態でさほど遠くない未来に老後を迎えようとしているわけですが、コロナ禍もあり仕事もなかなか見つからない状態で、これからの生活、資産形成など一体何から始めればいいのか途方にくれている状態だが、今後の目標として公的な補助を受けることなく(さまざまな要因で、生活保護などは受けられないと思われます)一体どのくらい老後資金は蓄えておかなければならないものなのか?怪我や病気になった時のことを考えると、生活が苦しい状態でも生命保険など加入しておいた方がいいのか、加入するとするとどのような商品がいいのかなどが知りたいです

女性50代前半 nico_0403さん 50代前半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答