元手資金が少ない20代にオススメの、株式投資の方法が知りたい

まず、分散投資は株式の個別銘柄を分けるということではありません。資産カテゴリーを分散するとの意です。個別株を複数銘柄持っても分散投資にはなりません。個別株で運用をする場合、「先ず100万円を貯めましょう」はよく書かれていることです。10万円を100万円にするのが一番難しいと言われます。それは購入できる銘柄が極端に少ないからです。それなりに収益のある企業であれば、その企業の株価が1000円以下にはないはずです。これまでの経緯で発行株数が多く株価が低迷している株もありますが、かなり少なくなっています。加えて、2023年からの市場再編によって現在の東証１部に当たるプレミア市場では1株の株価が1000円以上でなければならないようです。
運用の目的が老後の資形成や結婚など将来に向けた資金を準備するためであれば株式投資信託の方がリスクが少なく、分散効果も発揮できると思います。しかも、それを積立投資で行うとすれば一括で10万円も必要ありません。月1万円でも可能ですし、余裕があれば増額すればいいだけです。確かに積立投資は結果がすぐに出る手法ではありません。しかし、新型コロナの影響で世界のデジタル化は加速しました。今後、どの企業が業績を大きく伸ばすかを判断するのは難しい時代となりました。前述したように優良企業の株価は高いのが普通です。そのような株を含め多くの企業に投資するには投資信託がベターとなります。短期投資で必要なものは知識ではありません、運です。中長期視点で運用を考えると将来につながると思います。