大手携帯電話会社の株式は、購入しても問題ありませんか?

男性40代 rokumaru638さん 40代/男性 解決済み

私は30代の年齢の会社員で、妻と小学生の子供の3人暮らしです。年収は600万円で、賃貸マンションで生活しています。不景気の世の中ですので、自力で資産運用をおこない、金融資産を増やしたいと考えています。投資先としては、さまざまな金融商品が候補となっています。
ただし可能であれば、いったん投資をしたら、あとは放置しておき、自動的に安定的に配当収入を得られる形とするのが理想ではないかと、妻と話し合っています。
そこで有力な投資先として浮上している会社が、大手携帯電話の会社です。理由は、売上高と利益が安定的に推移しており、毎年の配当金も安定しているためです。そして、現在の配当利回りは6%を超えています。
ここで質問なのですが、最近になって政府が大手携帯電話会社に対して料金の値下げを要求しています。仮に、大手携帯電話の会社が値下げに応じた場合、大手携帯電話会社の業績は悪化し、配当金も大幅に減少してしまうのでしょうか。
配当金が大幅に減るのであれば、投資先を変更するしか方法はありません。アドバイスください。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
40代後半    男性

全国

2021/03/09

大手携帯電話会社が料金の値下げに応じた場合、確かにその分の収益は悪化しますが、それは以前からわかっていることです。それを補うために、例えばスマホ決済などの金融事業を収益の柱にしていこうとするなど、必死で対策を打っています。もちろんすべてがうまくいくとは限りませんが、決して携帯電話会社は通信費の課金だけで稼いでいるわけではないのです。
ですから、単純に料金の値下げだけが理由で必ずしも業績が悪化し、配当金が大幅に減少するとは限りません。
ただし、そもそもご相談者さまが理想とされている投資手法には、幾分問題があるように思います。
確かに、いったん投資したらあとは放置しておき、長期で保有しようとお考えになること自体は、投資の本来のあるべき姿であると思います。
ただ、現時点で配当利回りが高い企業を投資対象とされているところに、違和感を覚えます。
配当利回りが高いということは、将来の大きな成長は期待しにくいとも考えられるからです。たまたま今私が回答している時点で、10年以上増配を続けてきたある企業が減配に転じたことも報道されています。高配当は、長期的に持続するとは限りません。安定した企業が将来も安定するとは限りません。
企業がさらなる高い成長を目指すなら、利益は配当に回すのではなく、研究開発や人材確保などに果敢に投資を続けていくはずです。
ご相談者さまは長期で株式を保有なさろうとされていますので、だからこそ、小学生の子どもさんが大人になるころ世の中に欠かさないと考えられる企業を想像し、何らかの外部要因で暴落して安くなったと思われたときに買っておけばよいのではないでしょうか。
配当性向(利益から配当に回す割合)は低くても、その企業が成長して利益が大きくなれば、同じ配当性向でも配当額は大きくなります。株価が安い現時点で買っておけば、キャピタルゲイン(株価上昇による利益)を得られると同時に、高い配当利回りも結果として実現します。
目先の配当利回りは、あくまでもご参考程度になさるくらいがちょうどよいのではないでしょうか。

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