老後はどこに暮らせばいいのか

女性30代 芹野さん 30代/女性 解決済み

アラサーなのですが、老後にむけて田舎と都会どこに住んだらいいのか悩んでいます。賃貸なら何処に住んでもいいと思うんですけど、持ち家にした方が災害でもない限り自分の財産になるのかな?と思ったり、、。マンションは管理費が常に必要だけど、一戸建てなら税金だし、賃貸なら月々死ぬまでお金が必要だけど災害や家の改修工事は大家さんがいるし結局買うのか、建てるのか、賃貸で居続けるのか何がいいのかわかりません。それに、これからさらなる温暖化で色んなところで未曾有の災害が起こると言われてるから、川や燃えやすい木々の近くには住みたくない。だとするとどの地域に引っ越したらいいのか。温暖化も考えて農地を借りて野菜作りも始めたい。持ち家は引っ越せないから、まず賃貸で初めて、その土地に馴染めそうなら近くで持ち家を探すべきか。老後のことを考えるとその際何を考慮して決めたらいいのか。免許がないので、スーパーや薬局へは徒歩圏内。でも将来のお金を残しておいて、老後は都会のマンションへ引っ越すつもりで、売り手がつきそうなリセールバリューを一番に考えてマンションを買うべきなのか。畑が近くにあるような立地で売りやすいマンションの特徴など、さまざまなことを知りたい。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/17

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まず先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的にどこに住んでいようと倍の4000万円程度が必要です。これを60歳までの約30年で準備するとすれば一年あたり約133万円、月々11万円ほど貯金が必要になります。また今後、仮にお子様をお望みであれば、教育費が22年総額平均で1400万円ほど必要です。平均すると一年あたり約64万円、月々5万円ほど貯金が必要になります。逆にお子様を望まない場合は、老後資金とは別で介護費用の準備が必要です。介護費用の一般的な目安は1人500万円、夫婦で1000万円、できれば余裕を持って2000万円ほどの準備になります。この2000万円を老後資金に上乗せで準備するなら一年あたり200万円、月々17万円ほど貯金が必要です。つまりあなた様の場合、総じて今後を見据えると月20万円ほど貯金が必要になります。これは旦那様の稼ぎだけで準備するのは厳しいことが多いので、まずはお金を貯める方法を考えましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。結論からいえば大切なのは、どこに住んだらいいかではなく「どこに住みたいか」です。付け加えると、どこにどんな形で住んでも一定のメリット・デメリットがありますから、あなた様が「何を優先したいか」が大切になります。細かな損得勘定や可能性は考えだすとキリがありませんからね。ご質問を見る限り、あなた様の優先したい希望は「野菜作りを始めたい」でしょうか。それなら、やはり都会より田舎が適しています。免許がなくて買い物が不便と思われるなら免許を取っておけばいいですし、最近では田舎でも普通に通販が可能です。住まいは手始めに賃貸にすれば、その後はお金さえあればどうとでも変えられます。災害を警戒するならずっと賃貸でもいいですし、購入するなら火災保険・地震保険で備えることも可能です。肝心のどこの田舎にするかは、老後までに旅行でもしながら決めるのも良いかと思います。まずは資金準備をしながら、じっくり夫婦で老後のライフプランを話し合いましょう。

少し補足させて頂きます。そもそもとして、上記の老後資金を貯めるのは簡単なことではありません。もし準備が不十分なら、老後も相応に働くことを視野に入れる必要があります。この角度でも、老後のことを考えておくことがおすすめです。また老後資金は実際に必要になるまで時間がありますから、「資産運用」に取り組むのもおすすめです。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用できれば一年あたり約90万円、月々8万円ほどで60歳時に6000万円を準備できる計算になります。お金さえあればどうとでもできますから、まずは優先的にお金の準備に励みましょう。簡単にまとめるとあなた様の場合は、どう未来を見据えても月20万円ほど貯金が必要です。一方で老後の住まいは、あなた様がどこに住みたいか、何を優先したいかが大切になります。お金があるほどに選択肢を広げられますから、必要に応じて老後の仕事や資産運用も視野に入れて、夫婦で未来のためにがんばっていきましょう。

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