マイホームの定期的なリフォームは必須。慌てないためにも「うちもウォレット」でコツコツ費用を貯めておこう

結婚した、子どもが生まれた、実家の近くに引っ越したいなど、様々な理由でマイホームを買い求める人はたくさんいるでしょう。自分たちが選んだ家で、快適に暮らせるなら、それに越したことはありません。

しかし、快適に暮らし続けるには定期的なリフォームが不可欠です。

詳しくは後述しますが、どんなに綺麗に保とうとしても、やっぱり傷みます。そのため、マイホームを手に入れたら、次はリフォームのタイミングと費用についても考えておきましょう。

そのための便利ツールとして「うちもウォレット」を紹介します。

マイホームの定期的なリフォームが必須な3つの理由

本題に入る前に、なぜ、マイホームの定期的なリフォームが必要なのか、理由を知っておきましょう。

理由1.設備や機械は古くなるから

これは家の設備や機械に限ったことではありませんが、物は時間の経過とともに古くなります。古くなったら故障したり、買ったときと同じような性能を保てなくなったりするので、定期的なメンテナンスや交換は必要不可欠です。

例えば、ガス給湯器の場合、設計上の耐用年数(設計標準使用期間)は10年程度と言われています。

参照:設計標準使用期間について | 長期ご使用製品の保守点検制度のご案内 | 長期間ご使用製品の保守点検制度について | 商品に関する大切なお知らせ | リンナイ株式会社

つまり「部品の交換や点検など、適切なメンテナンスを行わずに10年以上使い続けると、いつ事故が起きてもおかしくない状態になる」と考えればわかりやすいでしょう。

理由2.時間が経つと天井、床、屋根、壁は傷むから

設備や機械が古くなるのはもちろん、マイホームに使われている天井・床・屋根・壁だって時間の経過とともにやはり傷みます。

  • タバコを吸う家族がいるなら天井・壁はすすで汚れる
  • 子どもが走り回ったり、物をよく落とすならフローリングの床に傷がつく
  • 犬、猫を部屋で飼っているなら壁をひっかかれる
  • 屋根や外壁は雨や風にさらされる

など、日常生活のあらゆるところに傷む原因は転がっているのがわかるはずです。

なお、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、壁紙について

6年で残存価値1円となるような負担割合を算定する。

という規定がなされています。

出典:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」

よりかみ砕いて言うと「6年も使っていたら価値がほぼなくなるレベルで傷む」ということです。

理由3.高齢の家族と住むならバリアフリー対応が必要になるから

また「自分の父親が亡くなったから、母親を引き取って一緒に暮らすことになった」など、高齢の家族との同居を選んだ場合も、やはり家のリフォームが必要になります。

  • 転倒防止のための手すりを付ける
  • 階段の上り下りが大変ならリフトをつける
  • バスルームの浴槽に手すりをつけたり、床を滑りにくい素材に変えたりする

など、家族の年齢・体調に合わせた工事が必要です。なお、所定の条件を満たす工事であれば、介護保険を利用して費用を賄う(最大18万円まで)ことができます。

参照:厚生労働省「介護保険における住宅改修」

リフォーム検討中の人が不安に思うことは?

マイホームを買ったり、建てたりした場合、住み続ける以上は定期的なリフォームが必要です。しかし、実際にリフォームをしようとすると、不安なことやわからないことがたくさん出てきます。

ちなみに、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会が行った「住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する調査」によれば、9割以上の人がリフォームに対して何らかの不安を有していることがわかりました。

項目 比率
見積もりの相場や適正価格がわからない 39.9%
施工が適正に行われるか 33.1%
業者選び、手続きが面倒そう 26.7%
いろんな業者特徴を比較しにくい 23.8%
その他 20.0%
業者が誠意をもって行ってくれるか 19.7%
費用がかかる 18.9%
業者選び、手続きがよくわからない 18.5%
業者選び、手続きについて相談できる人がいない 15.8%
デザインが気に入ったものになるか 13.7%
予想していた箇所以上に業者に勧められると断れない 12.9%
減税措置や補助制度などどのような支援制度があるのか 12.8%
専門知識がなくても業者とうまくコミュニケーションが図れるか 10.3%
施工中の変更や追加を対応してもらえるか 10.3%
不安や心配に思うことはない 8.0%

出典:一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する調査 第11回 調査報告書」より筆者作成

そこで、リフォームに対する不安の代表例として

  • 相場、適正価格がわからない
  • 手抜き工事をする業者に当たったら悲惨
  • それなりにまとまったお金を用意しないといけない

の3つを紹介しましょう。

不安1.相場、適正価格がわからない

リフォームを行う場合、通常は

  1. リフォーム業者を探す
  2. カタログを見たり、実際にショールームに行ったりして情報収集をする
  3. 希望する製品を選んでリフォーム業者に見積もりをとり、発注する
  4. 製品が揃ったらリフォーム業者に着工してもらう
  5. 工事が完成したら使い始める

という流れで進みます。しかし

  • どんな製品を選ぶか
  • どのくらいの広さの部屋の工事を行うか
  • その工事を行うために、どれだけの人員・時間が必要か

によって、請求される費用が全く異なってくるのが実情です。

このような実情があるため、はっきりとした相場・適正価格がわかりにくいことから「一体、いくら払えば良いのか」不安になる人も多いでしょう。

「知り合いの工務店に頼む」など、どうしてもそのリフォーム業者でないといけない特殊な事情がない限りは、2~3社から同じ条件で見積もりを取り、料金に関する説明を聞いた上で「ここなら大丈夫」と納得のいくリフォーム業者に依頼するのをおすすめします。

不安2.手抜き工事をする業者に当たったら悲惨

リフォームに限らず、建物を新築する、改修する際は、それを利用する人の安全を最優先に考えて取り組むのが工事関係者としてのあるべき姿です。ほとんどのリフォーム業者はその点を熟知した上で丁寧な対応を行っていますが、中にはかなりいい加減な手抜き工事をするリフォーム業者も残念ながらいます。

さらに厄介なのは「自分で情報収集をしたとしても、見抜くのが難しい」という点です。

  • 口コミをチェックする
  • 周囲でリフォームをした人に質問し、良かった業者がいないか教えてもらう
  • リフォーム会社の比較サイトを見る

など、情報収集をする手段はそれなりにあります。

しかし、その情報がどこまで本当かは未知数である以上、自分が「はずれ」のリフォーム業者を引いてしまうことだって十分に考えられます。

不安3.それなりにまとまったお金を用意しないといけない

一口にリフォームといっても「何を、どの程度変更するのか」によってかかる費用は千差万別です。そこで、今回は一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「住宅リフォームの消費者・事業者に関する実態調査」の結果をもとに、リフォームをする場合にはどの程度のお金が必要かを考えてみましょう。

同調査によれば

  •  リフォーム検討段階での予算:平均279万円
  •  リフォームに実際にかけた費用:平均356万円

とのことでした。なお、検討段階の予算より実際にかかる費用が大きくなる要因としては

  • 予定よりリフォーム箇所が増えたから
  • 設備を当初よりグレードアップしたから

を挙げる人が多かったようです。

出典:一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「住宅リフォームの消費者・事業者に関する実態調査」について

実際にかかるお金が約350万円と考えると、決して安い金額ではないことがわかるでしょう。

このように、決して安いとは言えない金額をどのように工面していくかも、リフォームを検討する際には大きな課題となります。

リフォームのことで慌てたくない人に使ってほしい「うちもウォレット」とは?

ここまでの話をまとめると

  • 「何をどこまで」によっても異なるが、リフォームはかなり高い買い物である
  • それにも関わらず、相場・適正価格がわかりにくい
  • ほとんどの業者はモラルやコンプライアンス意識を高くもち、施工に当たっているが、中にはそうでない業者もいる

という事情があるため、リフォームは安直に進めないほうが良いでしょう。できるだけ「マイホームに住む限りは定期的にやらなくてはいけないもの」という意識を持ち、コツコツと資金を準備したり、情報を収集したりするのをおすすめします。

そこで使ってほしいのが「うちもウォレット」というサービスです。

リフォーム費用を電子マネーとして積み立てるサービス

出典:うちもウォレット|住まい専用お財布サービス

「うちもウォレット」とは、簡単に言うと

リフォーム費用を電子マネーとして積み立てることができるサービス

です。

マザーズ上場企業が運営しています

詳しい使い方はこの後説明しますが「お金を預けて積み立てる」以上、運営元は確かな会社であってほしい、と思う人が多いでしょう。その点「うちもウォレット」なら安心です。

「うちもウォレット」は東証マザーズ上場企業である日本リビング保証株式会社が運営しています。

東証マザーズを含め、株式を上場するには、資本金や社内の運営体制など、所定の基準をクリアしないといけません。そのため、上場しているということは、信頼の証でもあるのです。

参照:日本リビング保証株式会社 住宅の保守・保証トータルソリューションを提供します。

基本的な使い方を解説します

「うちもウォレット」の基本的な使い方は、以下の通りです。

  1. アカウント登録(無料)を行う
  2. 電子マネーをチャージする
  3. 電子マネー・ポイント・電子ゴールドを利用する

より詳しいことは、以下の画像も参考にしてください。

出典:ご利用の流れ|うちもウォレット|会員登録からチャージ・利用までの流れ

また、ポイント・電子ゴールドについては後述します。

積み立ては毎月3,000円からでOK

なお「うちもウォレット」に電子マネーをチャージする場合は

  • 積立チャージ(毎月一定額を積み立てる)
  • スポットチャージ(銀行振込もしくはクレジットカードで一時的に入金する)

のいずれかの方法が選べます。積立チャージの場合、毎月15,000円(3,000円×5口)まで積み立てが可能です。また、スポットチャージの場合は

  • クレジットカード決済であれば1回1,000円以上かつ1日10万円まで
  • 銀行振込であれば上限・下限ともになし

という条件で、積み立てができます。

「うちもウォレット」のここがスゴイ!

うちもウォレットの基本について解説したところで、メリットとして

  • 半年ごとにチャージ(支払い)額の約3%のポイントが受け取れる
  • ちゃんと仕事をしてくれる業者さんの手配もできる
  • 使わなかったポイントは金現物にも交換できる

の3つを解説しましょう。

半年ごとに約3%のポイントが受け取れる

「うちもウォレット」には「うちもポイント」というポイントプログラムがあります。所定の条件を満たした場合に付与され、毎年1月および7月に、前月までの権利確定分に相当するポイント(うちもポイント)が受け取れるという仕組みです。

なお、どんな条件を満たすと付与されるのか、表にまとめました。

積立チャージ 1口3,000円/月ごとに、チャージ(支払い)額の額の約3%(100ポイント)が進呈される。
修理・リフォーム 日本リビング保証が提携しているリフォーム業者に依頼し、有料修理を行った場合、工事費用の最大10%がポイント還元される。
キャンペーン・アンケート キャンペーンへの参加、アンケートへの回答により特典ポイントが進呈される。
スポットチャージ スポットチャージとして専用口座に一度に50万円以上入金した場合、入金金額に応じたポイントが進呈される。
なお、ポイントは1ポイント=1円換算で、電子マネーと合算し、修理やリフォーム費用などに利用できます。

ちゃんと仕事をしてくれる業者さんの手配もできる

「うちもウォレット」で積み立てた電子マネーやポイントは、日本リビング保証が提携しているリフォーム業者に依頼する際、料金の支払いに使うことが可能です。そして、提携する業者に対しては、日本リビング保証が厳正な進捗・品質管理を行っています。

このため、いわゆる「手抜き工事」をされる確率は限りなく低いことから、満足のいくリフォームができるでしょう。

使わなかった電子マネー・ポイントは金現物にも交換できる

「うちもウォレット」の電子マネー・ポイントにはそれぞれ

  • 電子マネー:発行日から15年間
  • ポイント:発行日から3年間

の有効期限があります。 仮に、使い切れなかった場合は「スイッチゴールド」に交換することが可能です。

「スイッチゴールド」とは、金現物への交換や「うちもウォレット」を通じて利用できるサービスへの支払いに利用できる電子ゴールドです。有効期限はありません。

参照:貯まったポイントが、金(ゴールド)に交換できる 新サービス 「スイッチゴールド」 登場!|日本リビング保証株式会社のプレスリリース

そのため、期限が近付いているにも関わらず、使い道がなかったときは、スイッチゴールドに交換しておき、実際に使うときに電子マネーに戻す(売却する)こともできます。なお、この場合の手数料は無料です。

ただし、スイッチゴールドへの交換は、実質的には金の購入に当たります。そのため

  • 取引時間が定められている
  • スイッチゴールドへの交換をする際は、金の購入として扱われるため所定の手数料がかかる(逆に、売却して電子マネーで受け取る場合、手数料は無料)
  • 売却価格が購入価格を下回ることがある

など、注意すべき点があることも覚えておきましょう。

参照:スイッチゴールド|うちもウォレット|金交換や支払に使える電子ゴールド

【まとめ】マイホームは「買った後のケア」も大事

そろそろまとめに入りましょう。「自分や家族が快適に過ごすためにマイホームを買いたい」と思う人は一定数いるでしょう。あくまで筆者の主観ですが「買うまでのこと」はかなり詳しく調べる人は多い気がしています。

決して安くないのでコツコツ費用を貯めておこう

しかし「買った後のこと」まで調べる人はそう多くないかもしれません。実際のところ、文中でも触れてきた通り、マイホームには定期的なリフォームが必須です。

そして、「何をどれだけやるか」次第ではあるものの、決して費用は安くないので、コツコツ貯めておかないと長い間快適に住み続けるのは難しいでしょう。

コツコツ貯めるにはやはり「一度設定してしまえばあとは自動的に貯まっていく」方法をとるのが一番負担になりません。そのための1つの方法として「うちもウォレット」を上手に活用してほしいと思います。

「うちもウォレット」公式Webページはこちらから

FP 荒井 美亜

FP 荒井 美亜あらい みあ

記事一覧

大学院まで行って公認会計士を目指していたものの、紆余曲折を経て今は「日本一、お金のことを楽しくわかりやすく説明できるライター兼ファイナンシャルプランナー」目指して活動中です。日本FP協会のイベントのお手伝いもしています。保有資格)日本FP協会認定AFP、FP技能検定2級、税理士会計科目合格、日商簿記検定1級、全経簿記能力検定上級、貸金業務取扱主任者試験合格

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事

  1. 不動産投資にはリスクがある。頼りになる客観的なプロの意見が欲しいなら「セカオピ」で入手!

  2. おうち時間の過ごし方は読書!という人に使ってもらいたい。本の買取・購入がオトクになる「ブックチケット」って?

  3. フリーランスの最大の悩みは「相談相手がいない」こと。「.ippo(ドットいっぽ)」で相談相手を見つけて快適に仕事しよう