老後に難なく生活するためのお金について

男性50代 たなかっちさん 50代/男性 解決済み

現在は個人事業主をしている50歳ですが、そもそも47歳までは会社正社員としてずっと勤務をしてきました。しかし退職金が支給されない会社のため老後が心配になったことがキッカケで、現在の個人事業主を選ぶことにしました。
IT関係の個人事業主として独立をしたのまでは良かったのですがコロナ関係もあり仕事が減ってきて、このまま個人事業主を継続することがやや困難になってきました。
もしこのまま個人事業主を細々とでも継続し場合に、老後に必要なお金などはどのようになるのかお聞きしたく思います。
念ケインだけではたぶん暮らしていくには難しいと思われるので、何か良い老後のお金に関する知恵をお聞かせいただければ喜びます。あまり多くのお金を必要としないので、生活ができるレベルでやりくりをする方法が知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。まずは老後のことの前に、現在の事情を落ち着いて整理しましょう。どうやらお子様が4人(以上)おられるようですが、すでに全員が社会人ですか?まだ進学を予定されている場合、最近の大学は4年総額で一人平均700万円程度も必要です。仮に専門学校への進学でも、200~300万円は必要になります。残りの学費についての準備は大丈夫でしょうか?仮に足りない場合は教育ローンなどが必要な可能性もあり、その場合はさらに老後が大変になります。また個人事業主の継続がやや困難になったとして、どうやら再就職をご検討のようですが、ひとまず退職前の水準の年収は狙えそうですか?個人事業主としての今後の年収見込みは?また奥様の年収は?そして普段の生活費はいくらでしょうか?これらのポイント次第で、今後の展望も取るべき対策も大幅に変わってきます。ちょっと考えてみましょう。

次に、一般的な老後生活資金についてお伝えします。先般、老後資金2000万円問題が話題になりましたが、実際には割安であっても3000万円は必要なことが多いです。おっしゃる通り年金だけでは生活が厳しいうえ、人生100年時代なのに働いて稼げるのは基本的に60歳まで、個人事業主でも健康寿命的に80歳程度が限界ですからね。そして老後は現役中より医療費や交通費がかさむことも多く、何より介護費用が必要になります。お考えと違うでしょうが、定年までに十分な準備ができないほどに、老後でも稼がなければならないお金は増えますから、注意しましょう。仮に再就職に成功して年間200万円貯金できれば、定年までの10年で2000万円です。そして定年後に20年で1000万円、一年あたり50万円ほどを貯金できる程度に個人事業主として稼げれば、老後も安泰かもしれません。事情で大きく話は変わりますが、まずはこのような数字を目安に考えましょう!

そのうえで、ご質問について回答します。上記のような仮定の話がおおよそ当てはまれば、まさに老後こそ個人事業主として必要最低限を稼いでいくことがおすすめです。必要な稼ぎは、年金では足りない生活費+年間50万円ほどになります。ちなみに年金額は平均14万円ほどで、あなた様は途中退職なのでざっと3/4、10万円程度(年120万円ほど)でしょうか。仮に奥様が専業主婦なら満額でも80万円程度なので、二人合わせて年金額は年200万円程度です。一方で生活費が仮に月25万円、年300万円なら差し引き100万円+50万円で年150万円、月々12.5万円が稼ぐ目標になります。これを事業で稼げれば良し、稼げない分はアルバイトなどが基本です。これだけ老後に稼ぐのが困難と思われる場合は、現役中にさらに稼いだり、あるいは何らかの資産運用に挑戦したりするのも手といえます。いずれにしても、まずはあなた様自身が数字で状況を把握することが大切です。その数字に合わせて、足りるか否かを念頭において、取るべき行動や対策を考えていきましょう。

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