老後のために今から始められる資産運用は?

男性30代 doujimayoshiteruさん 30代/男性 解決済み

老後の貯蓄問題について不安に思うことが多々あります。現在日本は高齢化社会を迎え、その中で高齢者に対しての支援を多く考えついてはいます。しかし、下の世代の人間がどんどん減っている今の状態では、自分たちが高齢になった時、支えとなる力が国に残っているのかどうか心配になります。具体的にいうと、年金はしっかりもらえるのかという点をいまいち信用できません。老後の保険として積み立てたお金が、しっかりリターンされるのかどうかはいつも不安に思います。そこで、今からでも始められる賢い貯蓄の方法や、リスクの少ない投資などがあれば、具体的な指南をうけたいと考えています。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
50代前半    男性

全国

2021/05/11

不安を感じておられるのは、年金などの社会保障制度の仕組みについて誤解されているからだと思います。

そもそも、「国」というのは一人ひとりの集合体を表しているに過ぎず、決して「国」が一人ひとりを支えてくれるわけではありません。

国は、単に集めたお金をどのように配分するかを決めているだけです。

あくまでも、私たちはみんなで支え合っているのです。

例えば公的年金は、基本的には、決して自分で積み立てたお金を将来自分で受け取るのではありません。

その年の働き手が支払った年金保険料が、その年の高齢者が受け取る年金に回っているのです。

これから少なくとも数十年間、保険料を支払う働き手が減り続け、年金を受け取る高齢者が増え続けます。

しかも、将来の働き手である子どもの数も減り続けていますので、働き手の減少と高齢者の増加は止まる気配がありません。

ですから、今後一人当たりの年金受け取り額が減り続けていくのは、火を見るよりも明らかなのです。

この単純な事実さえ知っておけば、不安になる必要はないですよね。

わかっていることには、今から対策できるからです。

公的年金は上述の通り「仕送り方式」であるため、それとは別に「じぶん年金」を「積み立て方式」でつくればよいのです。

具体的には、株式を主な投資対象とする「投資信託」という金融商品を活用し、収入の1割ほどの金額を毎月コツコツと積み立てていけばよいだけです。

投資対象に株式を選ぶ理由は、企業価値の高まりとともに株価の上昇が期待できるからです。

身の回りにあるさまざまなモノやサービスは、企業によって生み出されています。

歴史をさかのぼれば、人々の少しでもより良い生活をしたいという欲望が原動力となって今まで経済が成長してきましたし、おそらくこれからもそうなっていくでしょう。

であれば、株価は短期的には大きく上下動しますが、長期的にはその企業の価値に収れんし、価格は上昇していくはずです。

お金を一度に投資しないで「毎月」のように時間を分散して投資するのは、株式は価格の変動幅が大きいからです。

今の株価が高いか安いかは、誰にもわかりません。

コツコツと積み立てて一定額ずつ購入していくと、価格が高いときは少なく、価格が下がればたくさん購入できますので、平均購入単価を下げる効果が期待できます。

無理をしないでゆったりとしたリズムで投資を継続することが、リスクを小さくすることにつながります。

本業を通じて社会課題を解決し、より良い世の中づくりに欠かせない企業を丹念にリサーチして選定している、長期での投資に資する本格的な投資信託の商品を選ぶ手間さえ惜しまなければ、何も心配することはありません。

時間を味方につけて、複利の威力で資産が加速的に増えていくでしょう。

ぜひ、少額からでもよいので、早めにスタートされることをお勧めいたします。

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