子なし夫婦の老後資金

女性40代 tomo_93さん 40代/女性 解決済み

夫30代後半、妻40代前半の夫婦です。年齢的なものもあって、子どもを作らない選択をすることに決めました。そこで心配になってくるのが老後の資金です。どんどん寿命も伸びているようですし、いつまでも健康でいられるとも限りません。よく雑誌などに載っているシミュレーションを見ると、すべて子どもありきで書かれていてまったく参考になりません。頼る子どもがいないので老後は老人ホームに入ることになると思いますが、具体的に定年までにどれくらいの貯金をしたらよいのか、公的年金だけでは足りないのか知りたいです。また、最後にお世話になるのは甥や姪たちになると思います。彼らにどれくらいのお金を残せば、お葬式や納骨などをしてもらえるでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ご質問についてお伝えします。まず現在の一般的な公的年金の額は、会社員の夫+専業主婦世帯の場合、ざっくり月20万円ほどです。そして、これだけでは足りない毎月の生活費の不足分を、人生100年時代なので40年分考えると、おおよそ4000万円ほど必要になることが多いといえます。また子供を作らない場合、些細な生活支援さえ受けられないことになりますから、4000万円に相応に上乗せで介護費用を準備しておきたいところです。老人ホームに入ることを想定されるなら、さらに必要になります。つまりあなた様の場合、ざっくり老後資金は5000~6000万円ほど見ておきたいところです。多いほうの6000万円を60歳までの約20年で準備するなら、一年あたり300万円、月々25万円ほど貯金が必要になります。なお、親戚の子に最後の面倒を見てもらうのに必要なお金は…さすがに当人にしか分かりません。上記にさらに上乗せの形で少しでも多く残せるよう、今から準備に励んでいきましょう。

さらに、老後資金の準備方法についてもお伝えします。上記の通り、あなた様の場合は60歳までにひとまず6000万円、月々25万円ほど貯金が必要な可能性が高いです。これは一般的に、正社員の共働き夫婦でも簡単には貯金できない金額といえます。実際、現在の月の貯金額はいかほどですか?もし大幅に足りない場合は、月の貯金額を増やすために、あなた様も就職することが大切です。それでもなお足りない場合は、上乗せで「副業をする」という方法もあります。ただ一方で、あなた様の年齢を考えると、就職が難しい可能性が高いです。その場合は「フリーランス(自営業)」になり、月25万円貯金ができるほど稼いでいくのも一つの手といえます。しかし…フリーランスで月25万円を貯金できるほど稼ぐのも、これはこれで簡単ではありません。どうしても月25万円貯金が達成できない場合は、達成できない具合に合わせて、老後への願望を落とす必要もあるかもしれません。しかしまずは限界まで収入アップ、ひいては貯金アップに励み、少しでも多くのお金を蓄えていきましょう。

上記について、少し補足させて頂きます。月25万円を貯金で準備するのは、けして簡単ではありませんから、ここは「資産運用」に挑戦するのもおすすめです。リスクはありますが、仮に5%運用できれば一年あたり約181万円、月々15万円ほどで6000万円を準備できる計算になります。その一方で、準備具合によっては「老後も働く」という準備を進めておくこともおすすめです。ちなみに老後も働く場合、働く意欲だけでは足りず、独立するほどの前提で準備をしておく必要があります。いずれにしても、あなた様の場合は旦那様の定年までに6000万円ほどを準備しておくのが一つの目安です。そしてこの老後資金を準備するには、あなた様も限界まで働くことが極めて大切といえます。どうしても準備できそうにない分は老後への願望を下げる形で、バランスを取っていきましょう。

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