地方暮らしの現実は厳しい。貯金の方法や今後の生き方のアドバイスが欲しい

男性20代 チャカアキさん 20代/男性 解決済み

私は大卒で世間一般的に見るとそこそこに収入があるように思えますが、地方在住のため現実はそうでもないのです。地方は物価が安いとは言っても携帯代などは全国どこでも変わらない料金ですし、田舎では車が必須のため、維持費などもかかってしまいます。それに加えてアパートの家賃を始めとする生活費などで切り詰めてギリギリの生活を送っています。年二回のボーナスで貯金は確保できていますが、このままで将来大丈夫かなと思うことがよくあります。地方在住であれば何歳までにどれくらい貯金があればいいのか、結婚する、家を建てるなどでの費用はどれくらいのものなのか、そのためにもっと効率的にお金を貯めるにはどうしたらいいかなどといったことを知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
40代前半    男性

全国

2021/05/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、まずは今後のお金の基本についてお伝えします。まず今後の必要な貯金額は、「あなた様のライフプラン次第」です。同時に、地方は地方の事情があるものですが、都会は都会でまた事情もあるため、この点には特に優劣や有利不利などありません。また結婚費用や住居費用は個々人次第ですが、どうしても教育費は変わらず、22年総額で1400万円ほど必要です。さらに先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、一般的に倍の4000万円程度が必要になります。仮に2人分の教育費と老後資金を考えれば総額で6800万円、これを60歳までの約30年で準備するなら一年あたり約227万円、月19万円ほど貯金が必要です。まずはしっかり知っておきましょう。

続けて、お伝えします。そもそもとして、上記の月19万円という数字は単身では不可能に近く、正社員の共働き夫婦が相応の努力をしてどうにか達成できるような金額です。結婚資金や住居費用なども考えるなら尚更といえます。このため結婚はともかく、単身中にもっと効率的にお金を貯めるには、節約とともに「純粋な年収アップ」が大切です。そして年収アップの基本は「出世か転職」になります。過去を振り返って十分な出世や昇給が望めそうにないのなら、転職を考えることが重要です。ちなみに転職は「若いほどに有利」であり、最近ではテレワークを前提に場所を問わず働けます。もはや今は、ただ働くだけでは足りない時代ですから、それ以上を目指しましょう。

少し補足させて頂きます。即座の転職が厳しい場合は、手始めに「副業」をするのも一つの手です。副業は、せいぜい月5万円も稼げれば良いほうですが、ひとまず自宅にいながら場所を問わず始められます。また「資産運用」に取り組むのもおすすめです。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用を狙えば一年あたり約60万円、月5万円ほどで30年後に4000万円を準備できる計算になります。貯金なら一年あたり約133万円、月11万円ほど必要ですから、かなり効率的です。いずれにしても未来を考えれば貯金は必須であり、それが乏しいままで大丈夫のはずがありません。最近では未来の旦那様に頼るのも難しいですから、少しずつでも努力を重ねていきましょう。

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