iDecoとつみたてNISAのメリット・デメリット

男性30代 きゅーちゃんさん 30代/男性 解決済み

老後のことを考えて、積立投資を真剣に考えています。現在はiDecoやつみたてNISAなど様々な制度があって、税金面で優遇されると聞いていますが、実際にどの制度を活用して良いのかよく分かりません。まずはiDecoやつみたてNISAのメリットやデメリットについて教えていただけないでしょうか。この両方の制度は同時に活用することはできるのでしょうか?
また、私の場合、3年前に子どもができたので、まずは教育資金を積み立てることから始めないといけないと考えています。そもそも教育資金の準備は投資で賄って良いものなのでしょうか?それから教育のための資金と老後のための資金は別々の運用商品で増やした方が良いのでしょうか。いくつもの質問をしてしまって申し訳ありませんが、御教授頂けたら幸いです。

1 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/05/13

 まず、iDeCo(確定拠出年金個人型)とつみたてNISAの違いから回答します。

 iDeCo(確定拠出年金個人型)は、公的年金制度を補完する制度で、拠出した掛金を投資信託等の金融商品に投資します。そのポイントとして以下のものがあります。

 ①掛金は、全額所得控除の対象。受け取る年金は公的年金等控除の対象。運用期間中の収益は非課税。
 ②受取開始年齢は60歳以降。原則として途中で解約は不可。ただし、加入者が死亡した場合は、遺族に死亡一時金が支払われる。
 ③投資信託等で運用するため、運用リスクは加入者が負う。

 一方、つみたてNISAは、年間40万円を上限として、投資信託等を積立て買付する制度で、最長20年、運用収益に非課税が適用されます。iDeCOと違って、途中で換金することが可能です。もちろん、こちらも運用リスクがありますが、積立に適した投資信託等に限定されているので、大きな損失は発生しにくいと思います。

 なので、確実に老後生活資金として掛金を拠出する場合には、iDeCoが良いと思います。一方、教育資金など老後生活資金以外の目的で運用したい場合には、途中で換金できるつみたてNISAをお勧めします。

 なお、iDeCoとつみたてNISAは、別々の制度なので、同時に行うことは可能です。

 あと、教育資金についてですが、ある程度、時期と金額が決まっているので、資産運用だけで準備するのは、あまり良い方法とは言えないと思います。なので、概ね目標としている教育資金の半分程度は、預貯金や学資保険などリスクが少ない商品で準備されることをお勧めします。

 参考にして頂ければと思います。

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