妻の給料で生活する医学部学生が家を買うのは無謀?

男性30代 777tomatom777さん 30代/男性 解決済み

私は31歳医学部生の3年生であり、主な収入源は妻の給与と奨学金(要返済と返済不要の併用)となっています。現在は賃貸に住んでいますが、いずれはマイホームの購入を検討しています。こども(2歳)が大きくなってからの引っ越しは避けたいと思っているため、私が卒業後すぐに土地購入地域に賃貸で住む予定です。土地購入地域の価格帯や土地勘を得るため、売りに出されている土地を少しずつ見ているのですが、良い土地があれば土地のみを先行して購入しておこうかと思っています。(卒業できれば、ある程度の収入が見込めるかつ、私の前職における貯蓄もある程度あるため、5年生の段階など卒業の目途がたった時点であれば可能ではないかと考えています。)

そこで、
・上記のプランにおいて考えられるリスク
・住宅用地のみをローンで購入する場合、住宅ローン控除のような控除はあるのか?
・そもそも状況や年齢的に新築を購入するより、中古住宅をリフォームするなどした方が費用は抑えられるか?

についてお聞かせいただければと思います。

2 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 住まい選び・マイホーム・住宅ローン
40代前半    男性

全国

2021/05/17

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず住宅用地のみの場合、原則として住宅ローン控除の適用は受けられません。ただし、たとえば土地取得後2年以内に住宅ローン付で住宅を取得したなど、一定の場合には例外的に先行取得した土地のローンも控除対象になります。また費用面でいえば一般的に、新築よりは中古のほうが割安になることが多いです。なお、住宅購入のリスク・デメリットの一つは「引っ越しにくくなる」という点になります。転職や転院、自然災害、いじめやご近所トラブル、離婚や相続など、何が起きても不思議はありません。まずはこれらについて、しっかり意識しておきましょう。

続けて、お伝えします。まず、一般的な教育費は22年総額平均で1400万円ほど、同じく医学部志望なら3000万円程度が必要です。ひとまず22年で平均的に準備するなら一年あたり約64~136万円、月5~11万円ほど貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度、年収が高い場合はそれだけ多くの資金が必要になりがちです。ひとまず4000万円を60歳までの約30年で準備するとすれば一年あたり約133万円、月11万円ほど貯金が必要になります。結局、就職してみないと年収は分かりません。就職したてでは住宅ローンも組めない可能性がありますから、その時の実際の家計を見ながら改めて、購入するのかどうか、いつ購入するのかなどを決めていきましょう。

少し補足させて頂きます。そもそもとして、あなた様は今後のライフプラン・キャリアプランをどのようにお考えなのでしょうか?最終的に老後は、どこでどのように暮らしたいですか?また仕事についてはどこで、いつまで働く予定でしょうか?住宅というのは極めて高額なお金が動くため、他のライフイベントへの影響も大きくなりがちです。そして医師など高額所得者に分類される方であっても、家計に苦しみ家計破綻している方もいるのが実情になります。なお、実際には医師という職業でも年収が低い方も少なくありません。特にお金のことについては、しっかりライフプランを意識して、計画的に動いていきましょう。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 住まい選び・マイホーム・住宅ローン
60代後半    男性

全国

2021/05/18

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

社会人となられてから、新たな目標を持たれて医学の道に進まれたことには頭が下がります。

さて、ご質問の件ですが、医師となった場合には、働き方によっては転勤はないのでしょうか。住まいを固めてしまいますと、仕事の都合で自由に移動することが出来なくなりますが、その点はデメリットにはなりませんか。但し、購入予定が更地であれば、土地の価格自体は大きく下落しませんから、売価することで解消は可能です。また、売却をしなくても、ローン返済の負担が少なければ、将来の現物資産として投資していると思えば大きなリスクとはなりません。

続いて、宅地だけを購入した場合には、マイホームの購入ではありませんから、住宅借入金控除(住宅ローン控除)の適用はございません。更に、更地の固定資産税は住宅用地の特例が認められませから、家屋が建っている場合と比べると税負担が高くなります、また、中古住宅を購入する場合には、土地自体の価格は大きく変化しませんから、家屋の築年数によって価格が変動します。現在の新規住宅であれば、耐震性能や気密性等の住宅そのものの性能が大きく変わっておりますし、省エネ化によって光熱費などの節約も可能であり、価格とは比較できない条件があります。

しかし、躯体の施工に伴う材料費や人件費が高騰しておりますから、その点を考慮しながら、リフォームによる費用の方が安価であれば、長年のおける躯体の安全性(傾き)が保障されていますから、将来は安心できると思われます。

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実際マイホームか賃貸住宅か

現在結婚3年目、子1人を持つ父です。現在は家賃60000円の賃貸アパートに住んでおり、今後マイホーム建てるか実家に入り、そこから家を建て替えるか悩んでいます。また、現在のアパートへ何年住み続けるか悩んでおり、妻とも話し合いの折り合いがつかない問題でもあります。実家には自分の父と祖父の2人暮らしとなっています。年収は450万程度となっており、子供小学校へ入学する6年後にアパートを引き払って、実家へ入ってから家を建て替えるのが得策なのではないかと思っています。そこで、ファイナンシャルプランナーの先生から、現在の年収や家庭状況を踏まえて、どういう住まいの選択をするべきかを詳しく教えて頂きたいと思い、相談させて頂きました。よろしくお願い致します。

男性30代後半 gakus.roadさん 30代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

住宅購入を検討しております。

本年4月に転職したばかりです。概算の年収は400万円程度を見込んでおります。妻はパート勤務で、扶養控除内の年収予定です。来年4月に小学校へ入学する子供がいることから、学区の関係もあり年度内の住宅購入を検討しております。金融機関からは、勤続年数が1年未満でありますが、約3,000万円程度の仮審査が通りました。物件購入時に自己資金を多く投下し借入金額を減らすか、住宅ローン取得控除(13年間)終了時にまとめて自己資金を投下し、一括繰上げ返済及び借入期間を短縮した方がよいのかを迷っております。また、勤務している会社から住宅手当てが支給されることから、現在の賃貸アパートの支払い家賃と住宅ローンの支払いの金額はそれほど変わりません。ボーナス払い併用にするれば毎月の支払額は減ります。ボーナス払いを併用するかも悩んでおります。

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