資産運用の資産の作り方

男性50代 NANASさん 50代/男性 解決済み

46歳子供一人18歳 建設業工務店が立ち上げた不動産部門に所属する年収400万の会社員です。
自己資産を作り自身と家族の今後のことを考えたいと思っています。
老後2000万円問題などもってのほかで現在は生活自体が危うい状態です。
生活費を貯蓄から賄っている状況で将来を考えるよりも今を変える必要性があると考えています。
業種、業界として融資を受けて商品(不動産、建物)を生産して販売することが王道と言われ実行するにしても自身が経営者では
ないため融資について調査、銀行への相談も限界があります。
専門家の立場からご意見を頂きたく以下質問いたします。
資産運用をしたいと考える一方でその資産がないと運用もできない方は数多くいると思います。
その中の一人と考えていますが、資産を作る方法や、今後、自分自身の行動として現職で経営者に進言するにしても
独立・企業するにしても融資を受けるにあたっての心構えや必要な準備、方法、種類があれば教えて頂けますでしょうか

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 その他資産運用
50代前半    男性

全国

2021/03/09

資産運用を行っていない人を対象とした調査によると、その理由として最も多い回答は「まとまった資金がないから」。
完全に誤解です。資産をつくるのは超簡単です。少しずつ資産を買っていけばよいだけで、20年、30年と継続していけば、誰しもいずれは大きな資産をつくれるはずです。
ご相談者さまは、人生100年時代とするならまだ前半戦。今すぐ始めれば何の問題もありません。

具体的には、「投資信託(ファンド)」という普通の生活者の資産形成に最適な金融商品を活用することをおススメします。「株式」を主な投資対象としたファンドを一つ選び、例えば毎月数万円、というようにコツコツと積み立てていくだけです。
私たちの身の回りにある様々なモノやサービスは、企業によって生み出されたものです。歴史をさかのぼれば、人々の少しでもより良い生活をしたいという欲望が原動力となって今まで経済が成長してきましたし、おそらくこれからもそうなっていくでしょう。であれば、株価は短期的には大きく上下動しますが、長期的にはその企業の価値に収れんし、平均的には徐々に上昇していくはずです。
ですから、少額ずつ時間を分散させながら株式にコツコツ投資していくという手法こそ、高い再現可能性をもって着実な資産形成を行うための近道です。
本業を通じて社会課題を解決し、より良い世の中づくりに欠かせない企業を丹念にリサーチして投資先企業を選定している、長期での投資に資する本格的なファンドを選ぶ手間さえ惜しまなければ、何も心配することなく、時間を味方につけていずれ大きな資産となっているでしょう。

ただし、ご相談者さまは現在生活費を貯蓄から取り崩してまかなっておられるとのこと。まずは支出を見直して、家計の収支を均衡させることから始めてください。
次に、融資を受けるにあたって「経営者に進言」と「独立・起業」では立場が異なりますし、独立・起業などにより経営を経験してみないと経営者への進言にも説得力が出にくいと思いますので、ここではひとまず独立・起業時の融資について考えてみたいと思います。
最初に検討したいのは、日本政策金融公庫という政府系金融機関の「新創業融資制度」です。ほかには、信用保証協会という公的機関の保証がついた、民間金融機関による融資を各自治体が制度化しています。
いずれも、創業時に何の実績がなくても融資を受けることが可能です。逆に言えば、何の担保もないのにお金を貸してもいいと思ってもらえるだけの、綿密な事業計画と強い覚悟が求められるということでもあります。決して簡単なことではありません。

10年前に私が起業したときは、借入額と同額の自己資金の提示を求められました。例えば、1千万円借りたい場合は、1千万円分の残高があることを証明できる預金通帳などが必要でした。しかも、過去1年間コツコツ貯めていることが必須で、「親から数百万円の一時的な振込」などは認めてもらえません。ちなみに私は、上述した投資信託の積み立て分も提示し、時価で評価してもらえました。

つまり、独立・起業には(失敗も想定して)一定の資金が必要ですが、そのためにコツコツとお金を準備してきたか、という計画性が問われます。今は借入額と同額までは求めれないかもしれませんが、心構えとしてはそれくらいを準備しておいて決して少ないということはないはずです。
また、担当者との面談時には一定の書類が必要で、その内容はそれぞれにご確認いただきたいのですが、ただ申込書の空欄を埋めればよいというものではありません。
私は、単に一般的な事業計画だけではなく、なぜそれをやりたいのか、他社との違い、想定通りいかなければどうするのか、将来の夢など、熱い想いを大風呂敷も広げながら、パワーポイントのスライド30枚程度にまとめて提出しました。
もしかすると単に融資を受けるだけならそこまでしなくてもよかったのかもしれませんが、その時点のできる範囲であらゆる事態を想定し、考え抜いたからこそ、とりあえずは現時点で10年近く事業を継続できているのだと確信しています(それでも今まで想定外のうまくいかないことばかりでしたが)。
健闘を祈ります。

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