初心者でも理解しやすく始めやすい資産運用の方法は何ですか?

女性30代 ami.nkさん 30代/女性 解決済み

現在は無職ですが、近いうちに就職する予定です。無職生活で貯金がだいぶ減ってしまったので、収入が入りだしたら効率よくお金を貯めていきたいと考えています。今まではただ貯金するだけでしたが、投資信託や株、FXなどにも興味があります。しかし、なんの知識もないため、インターネットで調べたり友人に聞いたりしていますが、いまいち理解しきれず手を出せずにいます。初心者でも理解しやすく始めやすい資産運用の方法は何でしょうか。また、コロナウイルスの蔓延で世界の経済情勢が不安定な今、投資信託や株に手を出すのは危険なのでしょうか。大雑把であまりまめな性格ではないため、こまめに確認しなくても低リスクで安定して資産を増やせる資産運用の方法を教えてほしいです。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 その他資産運用
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/06/17

「大雑把であまりまめな性格ではないため、こまめに確認しなくても低リスクで安定して資産を増やせる資産運用」は「長期・積立・分散」投資になります。
資産は簡単に貯まる者ではありませんし、簡単に増えるものでもありません。時間をかけてじっくりと作るものです。短期間に増やそうと個別株やFX、仮想通貨を検討する人が多く見られますが、FXと仮想通貨は投資の対象ではなく投機(ギャンブルの近い投資手法)の対象になるので、調子のいい時もありますが、結局、資金を失うことが多くなります。そのため、最初から除外することをお勧めします。個別株は投機にはなりませんが、短期間(極端にいえばデイトレード)での売買は投機と同じと考えても構いません。

「長期・積立・分散」投資は、10年・20年といった長期間にわたって、積立投資を行うことです。積立投資のベースとなるドルコスト平均法は、値動きやタイミング等に関係なく、一定日に特定の銘柄を買い付ける方法です。これにより、価格が下がった時はより多くの量を買うことができます。

「長期・積立・分散投資の成績=価格×量」になるので、価格だけではありません。
例えば、毎月1万円でレモンを買うとします。レモン1個が100円の時に1万円分で100個のレモンを買うことができます。1か月後、レモン1個の値段が50円に値下がりました。1万円で200個買うことができます。レモンの量は合計300個です。その1か月後、レモンの値段はさらに安くなり1個20円になりました。この時には500個のレモンを買うことができます。レモンは全部で800個です。4か月後、レモンの価格が50円まで戻りました。この時は200個買うことができます。4か月でレモンをトータルで1,000個仕入れ、使ったお金は4万円です。この時点で持っているレモンすべてを売ったとすると5万円(50円×1,000個)になります。レモンの値段は最初の100円に戻っていませんが、1万円の利益となります。これがドルコスト平均法の力です。
上の例でレモンを株や投資信託に置き換えると、運用になります。

カンが良ければ気づくと思いますが、短期的には値下がりも含めて値動きが大きく、長期的にじわじわと値段が上がるものが長期・積立・分散投資には適しています。このような値動きをする金融資産は株式もしくは株式を対象とした投資信託(株式投資信託)になります。そして、途中で止めないことが重要です。上記例で3か月目(レモン1個20円まで下がった時)に「まだ下がる・怖い・損が大きくなるのが嫌」として売却してしまうと、16000円(20円×800個)しか手元に戻らず、使ったお金3万円を大きく減らす結果となっています。

株や投資信託に手を出すことが危険ではなく、途中で止めてしまうことが危険なのです。
「ジェットコースターでけがをする人は途中で飛び降りる人です」。

このようなデータもあります、米某証券会社のレポートの一文ですが、「並外れた投資成績を残している口座を調べたら、それらの多くは死んだ人の口座だった」。

どの位理解していただけたかわかりませんが、始めやすく収益が上がる簡単な運用は長期・積立・分散投資です。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

お金をどのように貯めていけばいいのか

40代主婦 子供が2人 小学生がおります。世帯収入は500万円位です。将来に向けて貯金をしていますが、現在はお金は2か所の銀行に預けており、中でも定期預金の利息がいいN銀行には毎年1000万円定期にして利息を頂いています。近所ではここの銀行が一番評判いいのですが、上限が決められています。このほかに何か利息のいいお金の貯め方がないものかと考えております。銀行からいろいろ勧められるのですが、説明が難しくて理解できません。色々な商品があるようなのですが、いまいち手が出せません。株などのように、損をするかもしれないものにも手が出せません。大きく得をしなくてもいいのですが、確実に少しずつ増える、定期預金のようななにか貯金はないものでしょうか。子供が20歳になるまで(あと10年くらいです)、お金を寝かせて置けるお得なものがあったら教えていただきたいです。

女性50代前半 Piano55さん 50代前半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

持病がある父親のお得な教育費の積立て法とは?

5歳半と2歳すぎの子供を持つ親です。上の子が生まれた際、学資保険に入ろうと保険の方に相談をしたのですが、普通の医療保険に入れない持病があると、学資保険には入れないと言われ、今まで他に対策をとるわけでもなく、月1万ずつの積立てを自分でしている者です。今の時代、学資保険自体、返戻率などあまりよくないので、教育費の運用のベストとは思えませんが、払い込みが途中で免除される死亡保障が付くことも多いので、もしものときの保険としては、魅力を感じています。教育費に特化した学資保険に勝る、保障付きの積立てなんてあるわけがないのは承知なのですが、持病があっても確実に積立てられて、返戻率もよく、もしもの時の対応がある商品は何が考えられますか?やはり、保障と積立ては、別のものとして考えないと難しいでしょうか?

女性40代前半 8guchi-haruさん 40代前半/女性 解決済み
園田 武史 1名が回答

リスクを抱えても資産運用をすべきか

私が47歳の会社員で年収は950万円程度。家内はパート。長女と次女はあと数年で独立を長女と次女はあと数年で独立をします。中学から一環の私立に通っていたこともありなかなか資産運用に手を出すことなどできませんでした。しかしながら、これからは遅ればせながら、資産運用も考えなくてはいけないと思っています。その中でローリスクローリターンが良いのか、ハイリスクハイリターンを選んでいくのかが非常に難しいと思っています。正直なところこれまでの投資といっても自社株投資以外はしていませんでした。それ以外は貯蓄型の保険や定期預金程度です。老後の資金など考えたときには、多少リスクを取ってでも投資をした方が良いのか、無難な投資をしたい方が良いのか。我が家のようにそれほど収入が多くなければどういった方向性が正しいのかを見極めてほしいと思います。もちろん最終的には私たちの判断になりますが、どれほどリスクを犯すべきなのかが全くわからないのが1番のポイントになっています。

男性50代前半 tammnoさん 50代前半/男性 解決済み
國弘 泰治 1名が回答

今流行りのポイント投資について

最近、1株から株式を買えるなど少額でも資産運用ができるようになってきていますが、ポイント投資について教えてください。現在私はネオモバイル証券でTポイントで株を買ったり、楽天証券で投資信託を買うのに楽天ポイントを使ったりしていますがその他のポイント投資・運用についてはまだよくわかっていません。つい先日paypayボーナス運用を始め、プラスになっているのでこれからも続けていこうと思い自動追加設定をしました。それ以外のポイントでの投資や運用について、一覧のようにしてわかりやすく教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

女性40代前半 糸さん 40代前半/女性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

リスクの少ない資産運用の方法について

40代で、現在求職中の者です。現在は仕事をしていませんが、これまでお金は無駄遣いをせず、会社員など様々な仕事に就いてきたことから、2000万円ほどの貯金があります。このお金は、すべて郵便局や銀行の口座に普通預金、あるいは定期預金で預けています。正直、資産運用のことは今まで考えたことはなく、お金は貯められるだけ貯めて、使うべきときに使うだけのものと思っていました。しかし近年、株式投資や投資信託など、積極的に資産を運用して老後に備えた方が良いと言われるようになり、自分も何か運用した方がいいのではと考えるようになりました。ただ、運用すると損失が出るのではないかと疑ってしまい、なかなか最初の一歩を踏み出すことができません。資産運用でリスクが少なく、初心者でも手を出しやすいものには、どういったものがあるのでしょうか。教えてください。

男性40代後半 y-ichiiさん 40代後半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答