iDeCoの仕組みや老後資金を投資によって作る具体的な方法は?

女性20代 mame58さん 20代/女性 解決済み

私は20代なのですが、今、特定の職についていません。今後のライフプランとして、結婚、子育てを視野に入れているのですが、そのためにいくら貯金しておけばいいのか、いくらぐらい収入を持つのが良いのかが曖昧でよくわかっていません。将来的には、祖父母、親の介護・医療費なども負担する可能性もあり、税金の支払い額についても何にどのくらいかかるのかということがよく分かっておらず、うまく人生計画が立てられず困っています。また、最近、老後資金は国をあてにするのではなく、IDECOなどを使って中長期的に自分で確保する必要があると耳にしました。しかし、IDECOの仕組みや、老後資金を投資によって作る具体的な方法が分かりません。分かりやすくご説明いただけると幸いです。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代後半    男性

全国

2021/06/17

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

独身でも、妻帯者でも、一定の収入を得れば納税の義務が生じます。また、生活費は独身の時に比べると、妻子の分の負担もありますから、全国平均でみると月額27万円程は必要になるようです。また、お子様の教育費も将来に渡り必要となりますが、文部科学省の平成30年度子供の学資調査によりますと、お子様お一人につき、幼稚園から大学までを全て国公立で卒業された場合で約1000万円、反して全て私立で卒業される場合には、約2400万円が必要となるとのデータが発表されています。

更に、御家族の介護と医療費を負担するなると、介護に関する自己負担額として、月額で5万円程は必要となってきます。日本人の健康寿命は男性で73歳と言われていますから、その後平均寿命までの介護費を負担するとなると、約8年間は負担するとお考え願います。

税金に関しましては、所得に関する所得税や住民税の負担がありますが、不動産を購入すれば、毎年の固定資産税が必要となり、自家用車を所有すれば、自動車税を毎年納税してゆかなければなりません。あたり前のように生活している生活費にも、消費税が加算されており、納税に関することは、日常茶飯事関わっているとお考え願います。

さて、生涯のライフプランをシュミレーションすることで、御自身のライフイベントを達成するための資金を含んで、一生涯のキャッシュフローを確認することが可能です。もちろん65歳以降の年金の受給額も把握できますから、もし不足するようであれば、老後資金を準備しておかなければなりません。

そのためには、資産形成という資金作りが必要となりますが、その手段として最近iDeCoが注目を集めています。iDeCoの特徴は、確定拠出年金の個人版ですが、毎月決められた拠出金を御自身で決め、60歳に至るまで積立る制度です。運用は投資信託などを使って運用益を増やしてゆきますが、税制上の特典として、毎月の拠出金は所得から控除可能ですから、その分所得税の減税効果を得ることが出来ます。また、60歳以降の解約時に、一括で支払いを受ける時には、雑所得として退職金控除が認められていますので、運用益に対する所得が大幅に減額されます。

他に、老後資金は民間の金融機関や保険会社などに預けることで、個人年金として受け取る方法も多々あります。

今後、就職された後に、給料から得られる可処分所得から、ライフプランシュミレーションによって判断された貯蓄可能額を使って、様々な投資を実践なされてみて下さい。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

妻の浪費を止める方法

妻、子供2人(中学生、小学生高学年)と暮らしています。結婚までに貯蓄がそれなりにあったことと、給与もそこそこ貰えていたことで、50歳で住宅ローンを完済しました。とはいえ、子供2人が大学へ進学する費用は相当なものになるでしょうから、それまでに500万くらいは貯めておきたいと考えています。一方、妻は楽しく生活したい、ちょっといい生活をしたいという思いが強く、最近、家計が赤字になってきました。(以前よりも貯蓄できる金額が減ってきている状況です。)何十万もするペットを購入したり、外食の頻度も増えたり、旅行のグレードが上がったりしています。このままでは、子供2人の大学費用を貯められないと懸念しています。子供の学費が必要と何度説明しても、その時は聞いてもらえるのですが、すぐに元の浪費に戻ります。妻の浪費は、どうやって止めたら、よいですか?

男性50代前半 tera0001さん 50代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

夫が心の病になり、家計を支えるのが妻になった際のお金のやりくり

専業主夫の夫と0歳の息子がいます。私自身は育休中で、現在の収入は私の育休手当のみです。私は年収が600万円弱で、来年の4月より、保育園に入れ次第、職場復帰予定です。夫は心の病で休職後、専業主夫となっており、正社員に戻るのはまだ厳しい状況なため、心身の様子を見て、パートなどでの収入のみとなりそうです。現在は、都内の2DK、85000円の賃貸に住んでおりますが、将来的にもう少し広い家への引っ越しも必要だと思っています。このような状況で、妻の私が家計の収入の主体となっております。今までは夫婦で収入があったため、どちらかが働けなくなった時の保険などはかけていませんでしたが、今後、収入主体の私が働けなくなるリスクを考えて、どのような対策を取れば良いでしょうか。

女性30代前半 りなさん 30代前半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

新規に住宅購入時の項目と諸費用は、

若者が田舎から都会に出てきて就職し、都会での生活を始めてから暫くすると必然的に生活も家族が出来て安定し、愈々、マイホームを持つようになります。 ただ、都会での土地を購入したり注文住宅を建てるのは普通のサラリーマンでは大変な事ですね。従って、結局は簡便な方法としてマンションの購入とか建売住宅の購入という手段になってしまいます。 それにしても都会での不動産価格というのはそう安いものではないことは承知していますし、できれば現在の低い金利を利用して住宅ローンをりようするという事も考えられるでしょう。ところで、ローンを利用しての住宅購入はさておいて、新規に住宅を購入するには其れ相当の諸費用、例えば税金やローンによる保証の関係費用が発生してしまいます。 其処で質問なんですけど、都会地における住宅(特に建売住宅)の購入時にはどのような項目でいくらぐらいの諸費用がかかるのでしょうか、大雑把で結構ですのでお教え願いたいと思います。

男性30代前半 orimasaさん 30代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

自転車保険

 そこそこ前に渋谷の混雑する交差点で、老婆が若者の乗る自転車にぶつかり、老婆が大変重篤な状態になり、裁判で2億円の賠償責任が言い渡されました。 今まで自転車保険は任意だったみたいですが、住んでいる神奈川件では最近義務化されました。 そこで自転車事故加害者になるのを防ぐために色々調べましたが、損保ジャパン系・楽天系・ヤフー系の自転車保険に絞りました。 賠償責任は1億円までで、渋谷の事件の2億円が払えないですが、最近の事故の判決が1億円未満になっているみたいなんですが、それで大丈夫なのでしょうか? 保険料は年間2,000円〜3,000円程と安いですが、40年間自転車に乗っていて、ぶつけられた事はありますが、他人に傷をつけた事は一度もありません。 最低金額の月額123円で相手への賠償のみがいいのか、300円の自分のケガの保険にしたら良いのか迷います。 他に横浜銀行から勧誘のDMが着て、1,000円で損害賠償と自分への補償付きの総合保険があるようで、総合保険に入っておいたほうが、値段は倍ですが自転者保険には入らなくても良いのか迷っています。 是非アドバイスをお願いいたします。

男性50代前半 888(888_Images_Limited)さん 50代前半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

家計簿の利用方法について

出産を機に退職し、現在は専業主婦として子育て中の身です。退職後は、家計管理が仕事だと、ずっと家計簿をつけていますが、つけているだけで見直すことがなく、見返しても改善すべき点などがわかりません。浪費家ではないので、毎月の給料でやりくりし、ボーナスはまるまる貯蓄にまわせる状態ではありますが、今の時代、いつ出なくなるかわからないので、無駄なものはできるだけ減らしたいと考えております。しかし、見直してみても、これ!という無駄なものが見つかりません。基本的に、普段は贅沢をせず、必要になれば買うという感じなのです。そういうやり方でいいのか、それとも必要なものには、年間の予算を設け、その名から使うなどした方がいいのか迷っています。アドバイスいただけると嬉しいです。

女性30代前半 ここあさん 30代前半/女性 解決済み
舘野 光広 松村 勝宜 2名が回答